熊本県では、
- 路線バス
- 熊本電鉄
- 熊本市電
を1日乗り放題で満喫できる
わくわく1dayパス
という切符があります。
熊本市では、
- 九州産交バス
- 熊本電鉄バス
- 熊本都市バス
- 熊本バス
の計4社がバスを運行していて、同じ路線を違う会社のバスが一緒に走るという、なんとも複雑な仕組みのダイヤになっています。
初めて熊本に来る観光客にとっては、
わかりにくい!
と思うことは確実です。
しかし、わくわく1dayパスを使用すればほとんどのバスに乗車可能ですので、難しいことを考えずバスを利用できるので安心です。
という訳で、今回の記事ではわくわく1dayパスが利用できる熊本の交通機関を紹介します。
熊本観光に行く時に大変役立つので、是非参考にしてみてください!
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目次
熊本市の観光に便利!わくわく1dayパスとは何か?
わくわく1dayパスは熊本市だけでなく、熊本県全体を観光するにも便利な切符です。
主要観光施設でパスを見せれば、入場料が割引になります。
数日熊本に滞在するなら必須の切符です。
切符の購入は、
- 熊本桜町バスターミナルバス案内所
- 熊本駅総合観光案内所
- 桜の馬場城彩園にある観光案内所
で購入が可能です。
パスは全部で3種類あります。
区間指定1 | 熊本市内の中心部バス 市電全線、熊本電鉄 藤崎宮前、上熊本〜堀川 |
料金 700円 |
区間指定2 | 熊本市内全域のバス 市電全線、熊本電鉄藤崎宮前、上熊本〜須屋 |
料金
900円 |
区間指定3 | 熊本県全体のバスに乗り放題 (荒尾、八代、阿蘇、人吉、天草等) 市電、熊本電鉄全線 |
料金
2000円 |
熊本市だけでなく、熊本県を観光するにもとても便利です。
デメリットは、熊本バスに乗車できないことですね。
市内を走るバスで唯一、熊本バスは使用出来ないので注意しましょう!
例外として、国道56号線を通る東バイパスライナー(熊本バス、都市バス、産交バス共同運行)は利用可能ですが、正直あまり観光客が利用するバスでは無いです。
その他のバス会社では、利用可能ですので、路線図をよく確認して乗車しましょう。
それではこれから、熊本市の交通機関を
- 電車
- バス
の順に解説していきます。
どうぞお付き合いください!
わくわく1dayパスが使える熊本の電車① 熊本市電
写真の車両は、熊本市出身の尾田栄一郎さんの漫画「ワンピース」のラッピング車両です。
熊本市電は、熊本を代表する交通機関として、長い間市民に愛されてきました。
運転系統は、
の2つがあります。
運賃は、どこへ行っても170円均一。ICカードでの支払いも可能です。
主要観光地を結んでいるので、観光客が最も多く利用する機械のある乗り物です。
少し古いタイプの電車も走っているので、ノスタルジックな感覚にもなれますよ。
わくわく1dayパスが使える熊本の電車② 熊本電鉄
藤崎宮前、上熊本を起点に御代志(みよし)までを結ぶローカル線で、熊本市、菊池市、合志市でバス事業も運営しています。
電車には、このようにくまモンのラッピングが施されています(笑)
車内もこのようにくまモンが埋め尽くしています。
そして皆さん、この写真の電車に見覚えありませんか?
実はこれ、以前は東京メトロの銀座線を走っていた電車なのです。
熊本電鉄では、大手鉄道で使われていた電車を譲り受けて使用しています。
他にはこちら
かって東京の東急で使用されていた通称「青ガエル」と、都営三田線で長年使われていた車両も保存されています。
そしてこちらは有名ですね。東京メトロ日比谷線で使用されていた電車です。
こうした電車に思わぬ形で出会えてしまうのが、熊本電鉄の素晴らしさと言ってもいいでしょう。
主要な観光地にはアクセスしていないですが、話の種に乗ってみるのはいかがでしょうか?
乗客が少ないので、のんびり出来ますよ。
熊本市の路線バスの主要拠点 桜町バスターミナル
熊本市のバスは、全てここを拠点にしています。他県からの高速バス、空港バスも発着していて、熊本の玄関口といってもいいでしょう。
桜町バスターミナルは、全部で29ものバス停がひしめく日本屈指の規模のバスターミナルです。
かっては、熊本交通センターという名前で市民から愛されてきましたが、再開発に伴い惜しまれつつ閉鎖。
4年の歳月を欠けて、桜町バスターミナルに生まれ変わりました。
各階に屋外テラスがあり、熊本の街や熊本城を見ることができます。
ほんの1部ですが、ターミナルは広く、ここからたくさんのバスが一日中出発し続けています。
SAKURA MACHI kumamotoという名の商業施設でもあり、たくさんのショップが立ち並んでいて、買い物客も多いです。
お土産店も充実してますので、バスに乗る前でも買うことが出来ます。
ここからは、このバスターミナルから発着するバスを全て紹介していきましょう。
わくわく1dayパスが使える熊本市路線バス① 九州産交バス
2006年に、
- 天草産交
- 熊北産交
- 熊南参考
- 産交観光バス
の4つの小会社が合併したのが、現在の産交バスです。
熊本県全域に路線網を持っていて、高速バスや空港バスも運営しています。
このため、観光客の方が一番多く使う機会があるバスは、おそらく産交バスなのではないでしょうか。
産交バスは、長崎の島原半島までを結ぶフェリー、オーシャンアロー号の乗り場である熊本港にアクセスしています。
桜町バスターミナルから約35分ほどでアクセスが可能です。
また、熊本を代表する温泉郷である山鹿温泉にアクセスしています。
山鹿温泉までは、桜町バスターミナルから約70分ほどで到着します。
青色のバスが目印です。
わくわく1dayパスが使える熊本路線バス② 熊本都市バス
元々は熊本市電と同じ公営の熊本市営バスとして運営されてましたが、経営の改善のために2007年に民間に移行され設立された新しいバス会社です。
路線に関しては、それまでの熊本市営バスと何ら変わりはありません。
会社設立に当たって、他の3つのバス会社も共同出資を行って経営を支えています。
バスの車体の塗装は、他の3社と比べてもおしゃれなデザインですね。
わくわく1dayパスが使える熊本市のバス③ 熊本電鉄バス
熊本電鉄は、電車だけでなくバス事業も運営しています。
熊本電鉄の電車の沿線を主に走っていて、熊本市だけで無く近隣の菊池市、合志市、菊陽町も結んでいます。
熊本市の北側には、日本の名湯100選に選ばれた菊池温泉や「美人の湯」として名高い菊南温泉と2つの温泉があって、熊本電鉄バスによってアクセスが可能です。
菊地温泉は桜町バスターミナルから約70分、菊南温泉は約30分ほどで行くことが出来、本数も1時間に3本ほどの運行で便利なので、スケジュールを立てるのにも余裕ができます。
熊本に行ったら、是非訪れてみてはいかがでしょうか?
まとめ
今回は、熊本市で使える「わくわく1dayパス」が使用可能な公共交通機関を一挙に紹介いたしました。
わくわく1dayパスが使えるのは、
バス: 九州産交バス、熊本都市バス、熊本電鉄バス
効率よく使えば、熊本での滞在は有意義なものになります。
是非熊本に行ってみて、あなた好みの旅を楽しんでみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。