タイのサッカー観戦に興味はあるものの、スタジアムへの行き方や現地のマナーが分からず、不安を感じていませんか?
タイのプロサッカーリーグであるタイプレミアリーグは、独特の熱気とスタジアムグルメが楽しめる、非常に魅力的なサッカーリーグです。
本記事では、初心者の方でも安心して観戦できるよう、チケットの購入方法からスタジアムへのアクセス、座席から見える景色を丁寧に解説します。
ぜひこの記事を参考に、タイでサッカー観戦を満喫してください!
※1バーツ=5円で計算
目次
バンコクでサッカーを観戦するならPATスタジアムがおすすめ!

もしバンコクでサッカー観戦を楽しみたいと思ったら、PAT(Port Authority of Thailand )スタジアムがおすすめです。
PATスタジアムはタイ港湾局が所有するスタジアムで、1967年に完成した歴史の古いスタジアムです。
市内中心部のクロントゥーイ区にあり、アクセスも良いことから、試合には欧米やアジア各国からサッカー好きの旅行客が訪れます。
コンパクトなスタジアムで、かつスタンドとピッチの距離も近いので、バンコクで気軽にプロサッカー観戦をするならおすすめです。
バンコクPATスタジアムの交通アクセス

バンコクのPATスタジアムは、交通アクセスが抜群に良いスタジアムです。
主な交通アクセスは、以下の2つです。
- 地下鉄ブルーライン
- タクシー
ここからは、これらのアクセス方法を順に解説します。
1.地下鉄ブルーライン

PATスタジアムまで1番簡単なアクセスは、地下鉄ブルーラインです。
最寄り駅は「シリキット女王国際会議場駅」で、1番出口から南へ徒歩10分です。
1番出口を出たらクロントゥーイ市場の方へ歩いて、「Sunthon Kosa rd」に差し掛かったら歩道橋を渡りましょう。

歩道橋を降りたら左折して、真っ直ぐ進むとこちらのゲートが右手に見えてくるので、ゲートを通って真っ直ぐ進んでいけばスタジアムの入口に到着します。

スタジアムまでの道中は、クロントゥーイ市場の横を通ります。
歩道を歩くと生臭い臭いに加え、足元が濡れていて滑りやすい場合もあるので、十分注意しましょう。
2.タクシー

なるべく歩かずスタジアムへ行きたいと思ったら、タクシーの利用がおすすめです。
流しのタクシーなら初乗り35バーツ(約175円)ですが、ドライバーに英語が通じなかったり、メーター使用を拒否されたりします。
そのため、タクシーを利用するなら、Grabタクシーを利用するのが料金も明確で安心です。
Grabタクシーであればアプリから車またはバイクを呼べて、料金もあらかじめ表示されるので安心して利用できます。

市街地からスタジアムまでは、Grabであれば130バーツ〜(約650円)、Grabバイクであれば43バーツ〜(約215円)で到着可能です。
帰りもスタジアム入口に乗車場所を設定すれば、Grabタクシーがすぐに迎えに来てくれます。
バンコクPATスタジアムのスタジアムグルメ

バンコクPATスタジアムは、スタジアムグルメが充実しているスタジアムとして知られています。
飲食スペースは無料で入れるので、試合を見に行かない方でも入場可能です。
一体どんなお店があるのか、早速紹介していきましょう。
食べ物屋台

スタンド後方の広場には、さまざまな食べ物を販売する屋台が揃っていました。
広場の真ん中にはテーブルと椅子があって、フードコートのようにゆっくり食事を楽しめます。

街にあるフードコートと同様に、おかずを選んでご飯にかける料理を提供するお店もありました。

路上や市場でよく見かける、魚を練り物にした串物も販売しています。

こちらはお酒との相性が良さげな、揚げ物を販売するお店です。

飲食以外にも、ユニフォームなどグッズを販売するお店がありました。(公式グッズかどうかは不明)

屋台は試合終了後も営業していて、賑やかでした。
タイにある全てのスタジアムがこのような感じではありませんが、PATスタジアムに行けば試合を見なくても飲んだり食べたりして楽しめます。
ドリンク

試合時間は夜ですが暑いので、ドリンクを購入できるお店も充実しています。
ビールはメーカーによって価格が異なりますが、50バーツ(約250円)〜70バーツ(約350円)とかなり安い価格で購入できました。

Jリーグのスタジアムでビールを購入すると、大抵800円近くかかります。

ビールはプラスチックのカップに注がれると、ビニール袋に入れて持ち運びしやすくしてくれます。
そしてこれはタイ独特の文化ですが、ビールには氷が入っていてストローで飲むという方式でした。
氷はお腹を壊さないかと心配になりますが、全くそのようなことはありません。
むしろよく冷えて、飲みやすくなっています。
スタジアムを訪れる機会があるなら、ぜひトライしてみてくださいね。
バンコクPATスタジアム チケット

続いては、バンコクPATスタジアムで試合を見る際のチケットを解説します。
タイプレミアリーグはJリーグと比べてもチケット価格は安く、試合当日気軽にチケットを購入可能です。
タイプレミアリーグの試合を見たいと思ったら、こちらを参考にしてください。
チケット価格

PATスタジアムのチケット価格は、一部リーグとは思えないくらいの安さです。
チケット価格は、以下のとおりとなります。
| A Zone | 180バーツ(約940円) |
| B/C/D Zone | 120バーツ(約600円) |
| アウェイシート | 200バーツ(約1,000円) |
バックスタンドとサイドスタンドは、驚きの低価格です。
Jリーグの最安チケットが2,000円台であることを考えると、破格の安さといえます。
チケット購入方法

チケットは、バックスタンドとサイドスタンド入口にあるこちらの窓口で購入できます。
前売り券も購入できますが、アプリの使用やタイでの携帯番号が必要など、外国人にとってはかなりハードルが高いです。
よほどの大事な試合でない限り、売り切れることはありません。(ただしこの日、メインスタンドは完売していました。)
なお支払いは現金のみで、クレジットカードの使用は不可です。
お目当ての席を購入したいと思ったら、できる限り早めに窓口を訪れましょう。

入場ゲートは、紙チケット(Paper Ticket)と電子チケット(E-Ticket)で入口が分かれています。
窓口で購入した場合は紙チケットなので、「Paper Ticket」のところから入場しましょう。
バンコクPATスタジアム 座席

ここからは、バンコクPATスタジアムの座席を解説します。
PATスタジアムは、以下5つのZoneに分けられていました。
- A Zone
- B Zone
- C Zone
- D Zone
- Away Zone
ここからは、これらがどんな座席かを詳しく解説します。
A Zone

A Zoneは、メインスタンドにあたる座席です。
スタンドはかなり年季を感じる造りですが、屋根に覆われています。

こちらの席へは、A Zoneのチケットが無いと入場できません。
傾斜は急でかつ背もたれ付きの座席であるため、比較的快適に試合を観戦できます。

バックスタンドから見て左側の端にある席は、アウェイサポーターの専用席です。
ピッチまでの距離も近くベンチも目の前にあるので、選手や監督の声がよく聞こえます。

快適に観戦できることから、チケットも早い段階で売り切れてしまいます。
A Zoneで試合を見たいと思ったら、早めにスタジアムを訪れて窓口でチケットを購入しましょう。
B Zone

サイドスタンドにあたるB Zoneは、ホームチームであるポートFCの応援席にあたります。

地元の人だけでなく、観光で訪れた欧米人の方も多くいました。

ホーム側サイドスタンドには、椅子がありません。
スタンドは仮設で、そのまま地べたに着席して観戦するスタイルとなっています。

ゴール前にはサポーターも陣取っていて、熱狂的な応援を繰り広げます。

ゴールラインまでの距離はかなり近く、迫力あるセットプレーを見られるのが強みです。

気軽にサッカー観戦をしたいなら、B Zoneはおすすめのエリアです。
C Zone

バックスタンドは、C Zoneと呼ばれている座席です。
全席自由席で、下段席と上段席の2つに分かれていました。

上段席の方が空いており、ゆっくりと観戦できます。
スタンドの通路は前方のみで、かつスタンドの入口が左右2ヶ所しかありません。

座席には、とりあえず背もたれがついていました。
足元は写真のような感じで、いかにも仮設で造られたスタンドであることがはっきりわかります。

下段席はピッチとの距離も近く、間近で選手の息遣いを感じられます。

傾斜もそこそこあって、サッカーを観戦するには最高の環境です。

比較的空いているのは、こちらの座席です。

上段席からの眺めもよく、快適に試合を見られます。

上段席の真ん中に座れば、選手の動きやベンチの様子がはっきり見られます。

ピッチからスタンドまでの距離は近く、価格も安いので(120バーツ)、のんびり観戦するならおすすめの場所です。
D Zone

B Zoneの反対側のサイドスタンドは、D Zoneと呼ばれています。

D ZoneはB Zoneとは異なり、なぜか独立した椅子が設置されていました。
なぜこのような違いが生まれたのかなど、詳しいことは不明です。

こちらのスタンドにもサポーターがいて、Jリーグと同様に黒いシャツを着た男性が応援の指揮をとっていました。

こちらのスタンドでも、迫力あるセットプレーを間近で楽しめます。
応援で盛り上がりながら迫力あるプレイを楽しむなら、D Zoneはおすすめです
アウェイ席

アウェイサポーターの座る席は、D Zoneの一角になります。

A Zoneのアウェイチームベンチ近くの座席は、アウェイサポーターの専用席です。
アウェイチームを応援したい場合は、こちらの席に移動しましょう。
バンコクPATスタジアム その他の施設

ここからは、バンコクPATスタジアムのその他施設を解説します。
これからPATスタジアムでサッカー観戦を考えている方は、ぜひこちらを参考にしてください。
トイレ

トイレは、バックスタンドの角と、D Zoneスタンドの裏にあります。
男性便器は4つ、個室は2つしかないので、ハーフタイムには混雑します。

外観のコンクリートは剥がれていて一見汚そうなトイレでしたが、中はそこまで汚くありません。
行きたいと思ったら、できる限り早めに行っておきましょう。
コンコース

こちらは、スタンド下のコンコースです。
C Zoneの通路は前列に1つしかないので、スタンドの端から端まで移動するならここを通るのがおすすめです。
スタンドが仮設で作られているので、無骨でがらんとした雰囲気でした。

仮設スタンドの殺風景な雰囲気を隠すために、ポートFCに関する看板がたくさん掲示されています。
看板の下をよく見てみると、突貫工事でスタンドが建てられていることがよくわかりました。

サイドスタンドの下も通路になっていて、スタンドを通らずに歩くことができました。
ピッチ用の看板がそのまま放置されていて、かつ足元は土と日本では考えられない光景が広がっています。
巨大モニター

巨大モニターは、C ZoneとD Zoneの間にあります。
試合中はスコアや残り時間が記されていて、選手の名前は表示されません。

C Zoneのこの位置に座ってしまうと、モニターが全く見えなくなるので注意しましょう。
PATスタジアム 観戦時の注意点

ここからは、PATスタジアムでサッカー観戦する時の注意点を解説します。
いずれも観戦する上で大事なことですので、必ず抑えておきましょう。
国歌演奏時には起立する

タイのプロサッカーでは、選手入場後にタイ国歌が演奏されます。
その際は必ず起立して、直立不動で聞くのがマナーです。
事前のアナウンスはタイ語ですが、観客は必ず皆立ち上がるので、それに合わせて必ず立ち上がりましょう。
国歌演奏後は、国王を讃える歌として知られる「国王賛歌(サンスーン・プラ・バーラミー)」が演奏されます。
これは映画館で映画の上演前に必ず流れる歌なので、そのまま起立していましょう。
サポーターが3ヶ所に陣取っている

なぜかは不明ですが、ポートFCのサポーターは3ヶ所に分かれて応援しています。
サッカーの応援といえばサイドスタンドで行われますが、PATスタジアムではなぜか両サイドスタンドにコールリーダーがいました。

各グループは、互いに合わせることなくバラバラにチャント(サッカーの応援歌)を歌っています。

さらに驚くことに、C Zoneの真ん中にもコールリーダーがいました。
サポーター間での対立など、詳しい詳細はわかりませんでしたが、観客はそんなことを気にせず声援を送っています。
椅子が一部壊れている

PATスタジアムのC Zoneの椅子は、壊れているところもあります。
どうしてこのようになったのかは、はっきりとわかりません。
私が確認しただけでも、2ヶ所このような部分が見つかりました。
当たり前ですが、このような椅子には絶対座らないようにしましょう。
B Zoneでの観戦は敷物の準備がおすすめ

B Zoneで試合を観戦したいなら、事前に敷物の準備をしておくのがおすすめです。
なぜなら、B Zoneには椅子がないため、金属製の段床に直接座って観戦しなければならないからです。
立って応援するなら話は別ですが、座る場合はズボンなどが汚くなります。
抵抗のある方は、下に敷くものを必ず用意しましょう。
入場時には腕にスタンプを押してもらう

PATスタジアムは、ハーフタイムなどに屋台やトイレに行く際、一度スタンドの外に出なければなりません。
入場時には、スタッフがチケットを購入している人を見極めるために、腕に青いスタンプを押してもらう必要があります。
スタンドに再入場する際は、スタンプが押された腕をスタッフに見せれば問題ありません。
バンコクで気軽にサッカーを見るならPATスタジアム!

今回の記事では、バンコク市街でプロサッカー観戦が楽しめる「PATスタジアム」の行き方や楽しみ方を解説しました。
クロントゥーイにあるこのスタジアムは、地下鉄で気軽にアクセスできるのが大きな魅力。入場料も120バーツ(約600円)とリーズナブルで、場外の屋台グルメも充実しています。
「タイのプロリーグをライブで楽しみたい」というサッカーファンの方は、ぜひチェックしてみてください。
