ドンムアン国際空港とは?市内までのアクセスやターミナル施設を解説

タイ

バンコクの北部に位置するドンムアン国際空港は、スワンナプーム空港と並ぶバンコク第二の玄関口です。

LCC(格安航空会社)の主要拠点として有名で、タイの地方都市やアジア各地への便が充実しています。

今回の記事では、ドンムアン空港から市内へのアクセスや、充実したターミナル施設など、利用前に知っておきたい情報を詳しく解説します。

これからバンコクでドンムアン空港の利用を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ドンムアン国際空港の基本情報

ドンムアン空港は、1914年にタイ空軍専用の飛行場として現在の場所に開港しました。

国際空港としてオープンしたのは1924年で、以降バンコク空の玄関口として親しまれます。

しかし2006年、スワンナプーム国際空港が開業したことで定期便の受け入れを停止し、ドンムアン空港はチャーター便や軍用、国内線のみの運用となりました。

その後2012年、スワンナプーム国際空港のキャパオーバーに伴い、エアアジアなどLCCの航空会社がドンムアン空港に拠点を移動することになったのです。

以降ドンムアン空港は、LCC専用空港としての地位を築き、エアアジアやノックエア・タイ・ライオンエアの主要拠点として多くの利用者を集める空港として知られています。

ドンムアン空港 交通アクセス

ドンムアン空港までの交通アクセスは、以下のとおりです。

  • 鉄道(レッドライン)
  • バス
  • タクシー
  • スワンナプーム空港シャトルバス

ドンムアン空港では、バンコク市内へアクセスできるだけでなく、スワンナプーム空港へ直行できるバスも運行されています。

ここからは、これらのアクセス方法の詳細を順番に解説していきましょう。

鉄道(SRTレッドライン)

SRTレッドラインは、2021年に開業したクルンテープ・アピワット中央駅とランシット駅を結ぶ路線です。

以前の鉄道アクセスは本数の少ないタイ国鉄のみでしたが、レッドラインの開業でバンコク市内までのアクセスが便利になりました。

レッドラインの乗り場は、国内線ターミナルにあるフードコート「MAGIC FOOD PARK」のある連絡通路を辿っていきます。

そのまま通路を進むと、空港と駅の連絡通路に出ます。

そこをしばらく歩くと、ドンムアン駅に到着です。

SRTレッドラインのチケットは、こちらの券売機から購入します。

料金は2026年5月現在、どこまで行っても20バーツ(約100円)の均一料金です。

レッドラインは、日中1時間4本程度の運行です。

運行間隔は、10分〜15分間隔でした。

レッドラインの改札は、こちらです。

こちらの改札では、クレジットカードタッチで通過できます。

ただし、利用できるカードはVISAとMasterCardのみです。

ドンムアン駅はタイ国鉄の駅でもあり、アユタヤなど地方都市へ直接アクセスできます。

切符は、こちらの窓口で購入可能です。

ただし、タイ国鉄は本数は少なくて遅れることもよくあります。

またバンコク市内へ行く場合、終点がクルンテープ・アピワット中央駅なので、その場合はレッドラインを利用した方が速くて便利です。

バス

あらかじめ行きたい場所が決まっている場合は、バスでのアクセスが便利です。

乗り場は国際線ターミナルの8番出口近くで、到着口のゲートを出て右に進んで行けば辿り着きます。

ドンムアン空港から市内を結ぶバスは、以下の4路線があります。

  • A1(BTSモーチット駅方面)
  • A2(戦勝記念塔)
  • A3(シーロム・ルンビニ公園方面)
  • A4(カオサン通り方面)

料金はA1・A2が30バーツ(約150円)、A3・A4は50バーツ(約250円)です。

バスがどこに停車するのか知りたい場合は、こちらの路線図で確認しましょう。

運行間隔は15分〜30分と、少し間があります。

場合によっては長い時間待たされることもあるので、利用の際は注意が必要です。

タクシー

人数が多い場合や、できる限り急いで市内へ向かいたい場合はタクシーを利用しましょう。

バンコクでタクシーを呼ぶ際には、東南アジアNO1の配車アプリとして知られる、Grabを利用するのがおすすめです。

アプリをインストールして、クレジットカードを登録すれば、誰でも簡単にタクシーを呼べます。

ドンムアン空港国内線到着ロビーには、このようなGrabブースがあって、スタッフが代わりに車の手配をサポートします。

初めてGrabを利用する方は、この場所からタクシーを配車すれば簡単に車をピックアップ可能です。

スワンナプーム空港シャトルバス

ドンムアン空港とスワンナプーム空港は、無料のシャトルバスで結ばれています。

互いの空港同士で飛行機を乗り継ぐ利用者が利用できるバスで、乗車には翌日までに出発する航空券とパスポートが必要です。

ドンムアン空港の乗り場は、前述したバスターミナルになります。

バスターミナル前にいる係員に声を掛け、翌日まで有効の航空券を見せればチケットを渡されます。

その後バスが来るのを待って、到着したらバスに乗りましょう。

スワンナプーム空港の乗り場は、ターミナル2階の3番出口近くです。

場所がわからない場合は、こちらの看板を目印にしましょう。

ドンムアン空港と同様にバス停にはスタッフがいるので、翌日の航空チケットとパスポートを見せて乗車証明を発行してもらいます。

ドンムアン空港〜スワンナプーム空港の所要時間は、約1時間です。

運行時間は5:00〜24:00頃で、30分に1本程度の運行となっています。

当日乗り継ぎたい場合は、なるべく時間に余裕を持って利用しましょう。

ドンムアン空港 国内線ターミナル

バンコク空の玄関口として知られるドンムアン空港は、チェンマイやプーケットなど、タイ各地へ飛ぶ旅客便が多く運行していて、季節を問わず多くの旅行客で賑わっているターミナルです。

ここからは、ドンムアン空港国内線ターミナルの施設を解説していきます。

出発ロビー

ドンムアン空港の出発ロビーは、ターミナルの3階にあります。

 

国内線から出発する航空会社は、主に以下の3社です。

  • エアアジア
  • タイライオンエア
  • ノックエア

出発案内板やカウンター上にあるモニターを確認すれば、自分の搭乗する航空会社がすぐにわかります。

チェックインカウンターには自動チェックイン機もあって、パスポートと予約番号を用意すればチェックインが可能です。

預け荷物がある場合は、カウンターで手続きをしましょう。

保安検査場・出発ロビー

チェックインが完了したら、こちらのゲートから保安検査場へ向かいます。

タイでは国内線でも、パスポートチェックが義務付けられていますので、必ず手元にパスポートを用意しておきましょう。

ドンムアン空港の制限エリアは広く、搭乗ゲートは場所によっては検査場から徒歩5分以上かかる場合もあります。

飛行機に乗る際には、余裕を持って検査場を通過するようにしてください。

こちらMiracle Loungeは、プライオリティパスがあれば利用できます。

プライオリティパスが無くても利用可能で、1回700バーツ(約3,500円)で入場可能です。

ラウンジは他にも、ノックエアの上位運賃利用者が利用できる「Nok Air Lounge」もあります。

制限エリア内にはプロペラ機の模型など、展示物もいくつかありました。

観葉植物も多く、出発までの待ち時間をのんびりと過ごせます。

到着ロビー

ドンムアン空港の到着ロビーは、ターミナルの1階にあります。

到着ロビーにはGrabステーションもあるので、Grabを使用して市内へ向かう人には便利です。

到着ゲートを出て左がレッドラインの駅、右に行けば市内に向かう路線バスやスワンナプーム空港への連絡バスの乗り場へ行けます。

余談ですが、ドンムアン空港の手荷物受取所(バゲージクレーム)はかなり広めでした。

飲食フロア

ドンムアン空港は利用者が多く、飲食フロアも充実しています。

こちらのMagic Gardenは、24時間利用可能なフードコートです。

タイ料理が充実していますが、空港内にあるため市内にあるフードコートより若干料金は高めでした。

他にもバーガーキングやマクドナルド、ローソンなどがあり、飛行機の待ち時間を有効に利用できる飲食店が揃っています。

また、乗り継ぎなど長時間待つ場合は、こちらの「Sleep Box」の利用もおすすめです。

こちらは宿泊ができるだけでなく、時間単位でも利用できます。

個室にはシャワーも完備されているので、飛行機の待ち時間を快適な環境で過ごしたい方におすすめです。

Magic Food Park

市内にあるフードコートと同じ価格でタイ料理を味わうなら、国内線ターミナルに隣接するMAGIC Food Parkがおすすめです。

場所はレッドラインのドンムアン駅に通ずる通路の間にあり、ターミナルの2階からアクセスできます。

通路に到着したら、こちらの看板を元に真っ直ぐ進みましょう。

セブンイレブンが右側に見えたら、さらにこの通路を真っ直ぐ進んで右手にあるのが、MAGIC Food Parkです。

支払いは、街のフードコートと同様にクーポン券を発行する仕組みですので、受付で必要な分だけお金をチャージしてカードをもらいましょう。

余ったお金は、受付に行けば払い戻し可能です。

受付ではお金を出すかカードを出せはOKで、言葉を話す必要はありません。

フードコート内にはさまざまなタイ料理が販売されていて、安くて50バーツ(約250円)、高くて100バーツ(約500円)と、ターミナルで食事するよりも安く食べられます。

営業時間は朝5時から22時で、21時30分頃には閉店準備をする店が大半です。

展望フロア

ドンムアン空港の国内線と国際線エリアの間に位置する場所には、飛行機を見られる展望フロアがあります。

4階にあるこの場所からは、ガラス越しに飛行機を見られました。

ただしフロアにはお店は無く、ベンチがあるだけのシンプルな場所です。

空港利用者はほとんど来ることはなく、地元の学生が地べたに腰掛けて宿題をするなど、のんびりと時が流れる場所でした。

ドンムアン空港 連絡通路

ドンムアン空港の国際線と国内線のターミナルは、こちらの連絡通路でつながっています。

ここには売店や、コンビニのローソン、simカードを販売するお店がありました。

座るところもいくつかあるので、飛行機の待ち時間にのんびりくつろぐのにおすすめです。

ドンムアン空港 国際線ターミナル

ドンムアン空港の第1ターミナルは、国際線ターミナルです。

スワンナプーム空港が2006年に完成する前までは、バンコクの玄関口として世界各国の観光客がこのターミナルを利用してきました。

現在ではエアアジアなどのLCCを中心に、東南アジアや東アジア、日本から多くの飛行機が発着しています。

出発ロビー

ドンムアン空港の出発ロビーは、ターミナルの3階にあります。

国際線ターミナルから発着する主な航空会社は、以下のとおりです。

  • タイ・エアアジア航空
  • タイ・ライオンエア
  • ノックエア
  • バティックエア
  • エアアジア(インドネシア・マレーシア)
  • 春秋航空
  • タイガーエア台湾
  • ティーウェイ航空

ドンムアン空港では、アジア各国のLCCが多く乗り入れています。

カウンターの屋根には航空会社のマークが記されているので、それを目印にして自分の乗る航空会社を探しましょう。

こちらが、国際線ターミナルの保安検査入口です。

外国人は「Foreign Passport」と書かれた入口で、パスポートと航空券を見せれば入口を通過できます。

時間帯によってはかなりの混雑が予想されるので、余裕を持って検査場は通過するようにしてください。

到着ロビー

こちらが、ドンムアン空港国際線ターミナルの到着ロビーです。

到着ゲートを出て右側に進めば、バンコク市内行きのバスやスワンナプーム空港連絡バスが発着するバスターミナルへすぐにアクセスできます。

ただし、Grabステーションやレッドラインのドンムアン駅までは距離があるので、注意が必要です。

ドンムアン国際空港はアクセスも抜群で施設が充実している!

今回の記事では、バンコクにあるドンムアン国際空港のアクセスと空港施設を紹介しました。

LCC専用の空港であるドンムアン国際空港は、飲食店などの施設が充実していて、スワンナプーム空港に負けず劣らずの素晴らしい空港です。

ドンムアン国際空港からはチェンマイやプーケットなどタイ各地にアクセスできる他、日本からの路線も就航しています。

ドンムアン空港を利用したいと思ったら、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。

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