タイを拠点とするタイ・エアアジアは、近隣の国やタイ国内を結ぶ多くの路線を運行しているLCC航空会社です。
安い価格で予約できるのが強みですが、LCCは初めてで、手続きや機内の様子がわからず不安という方も多いのではないでしょうか。
本記事では実際にタイ・エアアジアに搭乗し、チェックインの流れや座席、機内サービスの実態をリアルにレポート。
タイ旅行でタイ・エアアジアの利用を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
タイ・エアアジアとは?基本情報をおさらい

タイ・エアアジアは、世界最大級のLCC(格安航空会社)として知られるエアアジアが運営する、タイを拠点にした航空会社です。
2004年にバンコクドンムアン空港を拠点に運行が開始され、タイの国内各都市やベトナムやラオス、カンボジアなど近郊の国を結びます。
一時はバンコクスワンナブーム空港に拠点を移した時期もありましたが、2012年に再びドンムアン空港を拠点としました。
現在では国内線だけでなく、国際線も含め全ての便がドンムアン空港を発着しています。
長距離線も運行していて、日本へも以下の路線が運行中です。
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- 東京
- 関西
- 名古屋(2026年現在休止中)
- 新千歳
- 仙台
- 福岡
- 那覇
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タイ・エアアジアは運賃が安く設定されており、コストを抑えて飛行機を利用したい方におすすめです。
予約から搭乗までの完全ステップ

ここからは、タイ・エアアジアの予約から搭乗までのステップを紹介します。
手荷物と預け荷物など、荷物に関するルールもまとめましたので、予約の際の参考にしてください。
公式サイト・アプリにアクセスして予約する
タイ・エアアジアの航空券は、公式サイトやアプリ「AirAsia MOVE」から予約が可能です。
アクセスができたら、以下の流れで予約しましょう。
- 出発地・目的地・搭乗日を選択
- 搭乗したい便を選択
- 料金プランを選ぶ
- 搭乗者情報を入力(氏名や生年月日、メールアドレスや国籍、電話番号など)
- 支払い情報を入力
- 予約内容を確認して、決済する
予約完了後、予約番号が表示されます。
この番号は航空券の発券時に必要なので、忘れずにメモしておくことが必要です。
氏名を入力する際は、パスポートに記載されたものと一致したものでなければ、当日チケットの発券ができません。
料金プラン一覧
タイ・エアアジアの料金プランは、2026年6月現在以下の4つです。
- Basic
- Value Pack Lite
- Value Pack
- Premium flex
これらの料金プランは、以下のように異なります。
| 料金プラン | 手荷物 | 預け荷物 | 座席指定 | 航空券変更手数料無料 | 補償の有無 | 食事 |
| Basic | 最大7kg | 有料 | 有料 | 1回 | なし | 有料 |
| Value Pack Lite | 最大7kg | 15kgまで無料 | 無料(前方・非常口席以外) | 1回 | なし | 有料 |
| Value Pack | 最大7kg | 20kgまで無料 | 無料(前方・非常口席以外) | 1回 | あり | 1食無料 |
| Premium flex | 最大7kg | 20kgまで無料 | 無料 | 2回 | あり | 1食無料 |
最もおすすめなのはValue Packで、預け荷物が20kgまで無料であるだけでなく、食事も1食分が無料です。
座席指定は、前方の席と非常口席を除いて全て無料で指定できます。

座席指定は、出発の4時間前まで利用可能です。
全ての席を無料で自由に指定したいと思ったら、Premium flexを選べば無料で座席指定が可能です。
また、仮に搭乗便が欠航になった場合でも、振替などが無料でできます。
安さにこだわるならBasicがおすすめですが、預け荷物で追加料金が必要になったり補償が無かったりと、色々制限があるので注意が必要です。
タイ・エアアジアの空港でのチェックインの流れ

ここからは、空港でのチェックイン・手続きの流れを解説します。
LCCだからといって、特別手続きに難しいことをすることはありません。
初めての人でも簡単にできるので、ぜひこちらを参考にしてください。
チェックインカウンターの場所

今回は、バンコクのドンムアン空港を例に紹介します。
カウンター上のモニターにエアアジアのマークがあるので、そこに行けばチェックイン手続きが可能です。
チェックインカウンター前には、自動チェックイン機もあります。
パスポートと予約番号を用意すれば、簡単にチェックインが可能です。
手荷物の預け方

手荷物を預ける場合は、カウンターに並んで依頼しましょう。
荷物の重さを測って重量がオーバー(15kgまたは20kg以上)していた場合は、ここで追加料金を支払う必要があります。

預ける手荷物が無い場合は、カウンターに行かず自動チェックイン機でチケットを発行して保安検査場に向かいましょう。
保安検査場通過〜搭乗ゲートまでの動き方

チェックインが終了したら、保安検査場を通過しましょう。
タイは国内線でも、パスポートなど身分証明書のチェックが必要になります。
保安検査を通過したら、案内板をチェックして自分の飛行機が駐機している搭乗ゲートに向かってください。

地方空港であればコンパクトですぐに到着しますが、ドンムアン空港は制限エリアが広いので、場合によっては徒歩で5分以上かかります。
搭乗時刻に遅れないように、早めに行動するようにしてください。
【搭乗記】タイ・エアアジアの機内を徹底レポート

ここからは、タイ・エアアジアの機内を徹底レポートします。
タイ・エアアジアを利用したことがない人にとって、大手エアラインと何が違うんだろう?と思っている方は多いのではないでしょうか。
ぜひこちらを読んで、機内の様子を詳しく理解してください。
タイ・エアアジアの機材

タイ・エアアジアの機材は、A320とA330の2種類を使用しています。
2026年7月現在、タイ国内線や近隣国方面の路線ではA320、長距離の国際線ではA330を使用するのが一般的です。
今回はチェンマイ行きの飛行機に搭乗するので、A320の詳細を解説します。

A320は通路を挟んだ3×3の座席で、座席数は全部で186席です。
シートのサイズと座り心地

こちらが、タイ・エアアジアのシートです。
前方の前から5列目までのホットシートと、非常口のシートはヘッドレスト部分が赤くなっています。
それ以外のスタンダードシートは、赤い部分はついていません。

こちらが、エアアジアのスタンダードシートです。
座席幅は42cm程と小さくて座りにくそうに見えますが、身体にピッタリと密着して座りやすい座席でした。

前との座席間隔は、このようになっています。
前方との間隔は拳1つ分で、それほど広い訳ではありません。
足はかろうじて伸ばせる程度ですが、2時間程度のフライトであれば十分に耐えられます。

タイ・エアアジアの機材には、個人モニターは設置されておらず、テーブルと冊子が入った網棚がありました。

テーブルにはスマホを立てる簡易スタンドがあるので、スマホで動画を見る時におすすめです。

肘掛けには、USBケーブル専用のコンセントがあります。
非常口席

前から12列目と14列目の席は、非常口席となっています。
他の席より足元が広く、少しでも快適に空の旅を楽しみたい方におすすめです。

スタンダードシートの座席間隔が28cmなのに対し、こちらの席は31cmとやや余裕がありました。
ただし、座席指定には1,200円ほどかかります。
また非常口の真横にあるので、緊急時にCAの手助けをしなければなりません。
さらに窓が無いため、景色が楽しめないのもデメリットです。
CAと同様に、乗客の安全を守りたいという強い意志のある方は、ぜひこの席を予約してみてください。
タイ・エアアジア機内サービス完全ガイド

ここからは、タイ・エアアジアの機内サービスを紹介します。
機内サービスは有料ですが、大手航空会社に負けないくらい機内食などのサービスは充実しています。
どんなサービスがあるか気になる方は、ぜひこちらを参考にしてください。
機内食・ドリンクのメニューと価格

タイ・エアアジアの機内食・ドリンクメニューは、こちらの「Santan」と呼ばれる雑誌に全て記載されています。
機内で機内食などを味わいたい場合は、事前予約または機内でCAから購入する必要があります。
機内注文での支払いは、クレジットカードのみですので、利用したい場合は事前にカードを用意しておきましょう。

機内食は、ドリンクとのコンボミールで販売されています。
価格は160バーツ(800円)、または200バーツ(1,000円)です。
ドリンクはコーヒーとジャスミン茶、コーラの3つから選べます。
+30バーツ(150円)支払えば、カフェラテやココナッツミルクラテに変更可能です。

コーヒーやミルクティーなどのドリンクは、80バーツ(400円)〜120バーツ(600円)で楽しめます。

他にも、ヌードルやスナックなどの軽食、ソフトドリンクやアルコール飲料も販売していました。

飲食物の他に、タイ・エアアジアオリジナルグッズも販売されていました。
これらの品を注文したいと思ったら、CAにお願いするだけでいつでも注文可能です。
機内販売の買い方

機内注文での支払いはクレジットカードのみなので、事前にカードを用意しておきましょう。
事前に注文してある場合は、CAがワゴンを動かして座席まで料理などを持ってきてくれます。
機内情報誌(REDCAP)

座席には、REDCAPと呼ばれる機内情報誌があります。
エアアジアの最新情報やルートマップ、就航先の旅行情報や有名人のインタビューが掲載されていて、読み応えのある雑誌です。
この雑誌は、無料で持ち帰りができます。
また、MAGZTERというデジタル配信プラットフォームにログインすれば、無料でスマホやパソコンから読むことが可能です。
トイレ

A320のトイレは前方に1ヶ所、後方に2ヶ所あります。
それほど広い造りではないですが、新しい機材であればかなりきれいです。
洗面所もきれいで、快適に使用できます。
ただし、古い機材の場合は写真とは違う光景が広がっているかもしれません。
タイ・エアアジアに関するよくあるトラブルと対処法

ここからは、タイ・エアアジアでよくあるトラブルと対処法について解説します。
タイ・エアアジアを利用する上で不安を感じている方は、ぜひ参考にしてください。
遅延・欠航時の対応
飛行機の遅延(3時間以上)や欠航が発生した場合、Value PackまたはPremium flexで予約すれば補償が可能です。
公式HPから予約した場合は、公式HPのサポートチャットの項目をクリックして、「今すぐ、Boに聞く」をクリックすることでチャットのやり取りを通じて手続きできます。
ただし、チャットのやり取りは英語で書かなければならないため、ある程度の英語力は必要です。
他にも、空港のカウンターでも代替便や払い戻しの手続きができます。
振替便の予約や払い戻しを、スタッフとやり取りしながらできるので、Boを利用するより楽です。
ただしこちらも、ある程度の英語力は必要になります。
乗り継ぎ時の注意点
タイ・エアアジアでの乗り継ぎには、スムーズな移動を可能にする「Fly Thru(フライスルー)サービス」の利用がおすすめです。
このサービスを利用して予約すると、手荷物は最終目的地まで自動で運ばれるため、乗り継ぎ空港での再チェックインや荷物のピックアップ不要で追加料金もかかりません。
一方、サービスを利用しない(または対象外の)場合は、乗り継ぎ先で一度荷物を受け取ってから再度チェックインをする必要があり、時間と手間がかかってしまいます。
タイでの乗り継ぎを快適にするために、ぜひ活用したいサービスです。
言語対応について
タイ・エアアジアでは、HPを日本語で表示ができます。
公式HP右上にある地球マークをクリックして、いくつかの言語から「ja-jp 日本語」をクリックすれば、HPの文字を全て日本語に変換可能です。
日本語に変換しても、予約は問題なくできます。
そのため、初めて予約する方でも、日本の航空会社と同じように予約操作が可能です。
なお、日本語で予約をすれば、予約完了時に送られてくるメールも全て日本語で表示されます。
タイ・エアアジアに乗ってタイ旅行を楽しもう!

今回の記事では、タイ・エアアジアの乗り方や、機内の様子を搭乗記としてレポートしました。
タイ・エアアジアは価格も安く、かつタイ国内をきめ細かく結んでいるので、タイ旅行には欠かせないフライト会社です。
乗り心地もよく、追加料金を払えばそれだけよいサービスが提供されます。
タイ旅行を本気で楽しみたいと思ったら、ぜひタイ・エアアジアを利用してみましょう。
