【羽衣伝説でお馴染み】三保の松原は美しい景色に溢れる最高の場所です

静岡ガイド

 

静岡にある三保の松原って、行ってみたいけどどんな所なんだろう?

世界遺産の構成資産になったみたいだけど、どんな感じ?

この記事では、こういった思いを持っている方に答えていきます。

静岡市清水区を代表する観光地として全国的に有名な三保の松原は、2013年に富士山が世界遺産に認定されたのと同時に、海岸から見える富士山の美しさが評価され、晴れて世界遺産の構成資産に選ばれました。

数ある静岡市の観光地の中でも、1番脚光を浴びている所と言えるでしょう。

最近になって静岡市は、観光客の誘致に力を入れるようになりましたが、その中でも三保の松原の再開発は特に気合が入っていて、以前とは見間違えるくらい魅力的な観光地になりました。

そんな三保の松原とその周辺の見所を今回は紹介していきます。
とにかく美しい景色なので、魅了されること間違いなしです!

 

 

三保の松原までのアクセス紹介

 

バスを利用する場合は、JR清水駅または静鉄新清水駅から三保山の手線のバスに乗って約30分、「三保松原入口」バス停下車です。

バス停を降りたら、「御穂神社入口」と書かれた交差点を海沿いの方向に曲がって歩いていけば、到着します。

構成資産になってから、土日祝限定で「世界遺産三保の松原」バス停が新たに設置され、羽衣の松の近くまでバスが停まるようになりました。

清水駅発で8時から15時台までの間、毎時55分に世界遺産三保の松原行きのバスが出発するので便利です。

 

車でアクセスする場合は、東名清水ICから約25分、東名日本平久能山スマートインターから同じく約25分で到着します。
駐車場は、後ほど紹介するみほしるべの裏にあって、170台ほど駐車できてそこそこ大きい駐車場でした。

羽衣の松ってどんな松?

 

こちらが、羽衣伝説で有名な「羽衣の松」という松の木です。
高さは約15m、枝張りは最大25m、枝周りは約3.5mという大きな松。

その樹齢は、推定ですが300年以上と言われています。
柵に囲まれ、厳重に守られていました。

羽衣伝説とは、松に掛かった羽衣を拾った漁師が天女と遭遇し、その羽衣が無いと天に帰れない天女は天上の舞を見せることで羽衣を漁師から返してもらい、再び天に帰ることができたというお話です。

羽衣の松は、写真に写っている松で3代目になります。
長く親しまれた先代の松の枯れ具合が激しくなってきて、2010年に別に存在していた松を移植したものです。

海の潮や虫に食われた影響があって、三保の松原は現在静岡市によって保全活動が行われています。
そうした保全活動を継続したおかげで、このような立派な松が保たれているんですね。

そして三保の松原には、羽衣の松以外にも様々な見所があります。
ここからはその見所を紹介していきましょう!

三保松原文化創造センター みほしるべ

 

 

2019年に新たにオープンした施設で、三保の松原の歴史的価値や松原の保全活動などを、多くの人に発信するために建てられた博物館です。
「みほしるべ」という名前は、「三保を知る」と「道しるべ」を掛けて命名されました。

この博物館には、三保の松原に関しての様々な展示物があります。

  • 三保の松原がどのようにして誕生したのか?
  • 羽衣伝説について
  • 浮世絵や陶器等に描かれた三保の松原を紹介
  • 三保の松原の松枯れを防ぐための保全活動

といった、三保の松原全般に関することを数多くの資料や映像から学べる施設で、しかも入場料無料で楽しむことができます。

館内は2階建になっていて、1階の展示スペースだけは撮影が禁止になっています。

 

入口には、冬場の土日祝に限り足湯に浸かることができます。
訪れた日は真夏だったので、お湯ではなく冷たい水になっていました。

暑い日にはちょうど良いくらいの温度でしたね。

展示室の2Fには、松の保全活動の歴史や松の木に関する基礎知識を知ることができます。

三保地区の歴史に関する貴重な展示物もありました。

 

三保の松原は全国的に有名な観光地ではありましたが、

なんで有名なの?どんな価値があるんだ?

という部分が明確に発信されてなかったことがずっと問題になっていました。

これだけ貴重な松の群生林、あまり発信がされてなかったというのは実にもったいない話です。

みほしるべがオープンしたことをきっかけにして、三保の松原の魅力が多くの人に知られることを願いたいですね。

 

三保の松原 お土産売り場と食堂

 

 

かっての三保の松原周辺は、

  • 魅力がわからない
  • 周辺の建物が汚い

という評判が立っていました。

今でこそみほしるべが完成して綺麗になりましたが、昔の三保の松原は、景色は良くても観光客を誘致するための再開発というのは全くされず、放置された状態にあったのです。

ひろたか
ひろたか

正直僕も35年以上静岡に住んでいるけど、35歳になるまで一度も三保の松原行ったことがありませんでした!

三保の松原には、構成資産になって再開発される前から開いている老舗売店がいくつかあります。
静岡名産のお土産を買えるのはもちろん、静岡おでんやかき氷も売っていました。

 

みほしるべの近くにあるお土産売り場です。

いやーなんか歴史を感じますね〜(笑)

日本平の方は、2021年3月になってお土産店がリニューアルされたのに、未だにここは昭和の雰囲気のままです。

看板の「一ふじ」という文字や、入口の引き戸がなんともいえぬレトロ感を演出していますね。

まあ、これはこれで味があっていいですが。

 

羽衣の松の目の前にある売店です。
ここでは、ラーメンやうどん、焼きそばといった軽食を味わうこともできます。
競輪場やボートレース場の中にある売店を思い出してしまいました(笑)。

もしくは海岸の近くにあるので、海の家のようにも見えますね。

古き良き時代の空気を味わってみたい方は、おすすめです。

三保の松原 エレーヌの碑

 

 

羽衣の松から見て右側にあるこの碑は、フランスの女性ダンサーエレーヌ・ジュグラリスを偲んで建てられた碑です。

碑のレリーフは彫刻家の朝倉響子によって造られ、「羽衣の碑」の文字は書道家の高塚竹堂によって書かれました。

エレーヌは日本の能をこよなく愛し、色々勉強していく中で羽衣伝説を知ることになります。
羽衣伝説の素晴らしさに惹かれたエレーヌは、それを題材にした能「羽衣」を発表したのです。

いつか日本に行って三保の松原を見てみたいと願っていた彼女でしたが、不幸にも病気のため35歳という若さで急死。

三保の松原に憧れを抱いていた彼女の遺志に応えるべく、夫のマルセルがエレーヌの遺髪と衣装を持って三保の松原を訪れました。
このエピソードに感銘を受けた市民の後押しによって、1952年にこの地に碑が建てられたのです。

夫のマルセルが来日時に持ってきたエレーヌの遺髪は、この碑の中に収められています。

三保の松原 松原海岸

 

三保の松原を象徴する景色といったら、間違いなくこれでしょう。
松原の中から海側に出ると、そこには大きな砂浜と雄大な駿河湾が広がっています。

残念ながらこの日は見ることができませんでしたが、三保の松原が富士山の構成資産になったきっかけになった松原と海岸を合わせた美しい景色を拝むことができます。

ひろたか
ひろたか

富士山を確実に見たいなら、冬場の晴天の日に行けばほぼ確実に富士山が見えるよ!

この景色は、古くから多くの芸術作品に描かれ親しまれてきました。

この日は雲一つ無い晴天。
その為伊豆半島がはっきりと見えます。

写真の左側に小さく写っていますが、西伊豆の土肥までを結ぶ駿河湾フェリーも姿を見せました。

海岸の波打ち際にやって来ました。
元々遊泳禁止になってますが、波は少し高くて水質も良いとはいえない海岸でしたね。

ただ、夏場にここに立つと海からの風が凄く気持ちよかったです。
足を海水につける程度だったら楽しめる感じでした。

砂浜の砂は、粒子が細かくて上質でした。

かなり深い砂地だったので、ランニングすればかなり足腰が鍛えられそうです。

 

日陰の少ない場所なので、夏の暑い日などは熱中症対策を忘れずに!

三保の松原 遊歩道

 

約7kmに及ぶ広大な海岸に、約3万本の松が植えられている三保の松原。

この場所は、

  • 北海道の大沼公園
  • 大分県の耶馬渓

と共に、日本新三景として知られています。

広大な松林の中には遊歩道が整備されていて、富士山が見える展望台や三保半島の終点の方まで繋がっている長い遊歩道です。

歩いてみて、その大きさを実感してみましょう。
松の美しさと雄大さに驚くこと間違い無しです。

松原の遊歩道を歩く際は、必ず看板に従って歩きましょう。うっかり松の根を踏んだりしてしまうと、保全に影響が出る恐れがあります。

 

三保松原の構成資産の一つ 御穂神社

 

三保の松原から少し離れたところにある神社で、世界遺産の構成資産の一つになっています。
創建された年は不明。
小さい神社ですが、落ち着いた雰囲気のある場所でした。

 

こちらが境内。
羽衣伝説のゆかりの神社でもあり、今でもその時の羽衣の切れ端が所蔵されているとのこと。

神社内にはいくつかの境内があり、縁結びのパワースポットとしても知られています。

慶長年間(1596年〜1615年)に徳川幕府によって壮大な社殿が建設されたり、それ以前にも今川氏や武田氏など、多くの武将に親しまれた神社です。

 

御穂神社から三保の松原までは、左右に松が植えられた遊歩道を通って行きます。
道路の真ん中に堂々とそびえ立つこの松の並木道は、神の道と呼ばれる御穂神社の参道です。

羽衣の松に降臨した神が御穂神社に向かうための道ということで、こう呼ばれるようになりました。

自分の足で確認してみましたが、羽衣の松と神の道は綺麗に直線で繋がっていましたね。

 

ちなみに、羽衣の松の裏には羽車神社という小さな神社があります。

御穂神社の離宮の役割を果たしていて、羽のついた空飛ぶ羽車に乗って降り立ったことから、こう呼ばれるようになりました。

神の道は現在、真ん中に木造の遊歩道が整備されて歩きやすくなり、ウォーキングスポットとして近隣住民からも親しまれています。

 

構成資産になったことがきっかけなのでしょうか、御穂神社から神の道の周りには、最近になっておしゃれなカフェもオープンしました。

ランチや休憩がてら訪れるのにも良いところなので、時間があったら訪れてみることをおすすめします。

 

旧清水港線 三保駅跡地

 

 

三保の松原からは少し離れてしまいますが、三保地区を語る上で重要な場所なので、ここに取り上げさせていただきます。

 

神の道から徒歩で約12分ほど行ったところにある、三保ふれあい広場。

現在は公園として近隣住民の憩いの場となっていますが、かってはこの場所から国鉄の清水港線という電車が運行していました。

清水駅から三保駅まで約8.3kmを結んでいた清水港線。

このふれあい広場は、当時終点だった三保駅の跡地なのです。

1984年に清水港線は廃止になってしまいましたが、跡地は公園として整備され、プラットホームは現在でも残されています。

こちらが旧三保駅のプラットホームです。

草木に覆われていますが、しっかりと鉄道駅の跡としての痕跡を保っていました。

 

かって清水港線のレールが敷かれてあった所は、このように遊歩道になっています。

すっかり風景に馴染んでいますが、よく見るといかにも廃線跡のような雰囲気も醸し出していました。

 

みほしるべの2階展示室にあった、清水港線関係の貴重な展示物です。

主に清水港周辺の工場へ荷物を輸送する貨物中心の路線だった清水港線。

乗客を乗せる列車は朝夕の1日1往復だけという、近隣の学校に通う学生の通学列車の役割を果たしていたようです。

三保ふれあい広場には、当時清水港線で使用されてたであろうディーゼル機関車とタンクローリー車が保存されています。

廃止から35年以上経ち、人々の記憶から消えつつある清水港線ですが、こうした形で痕跡が残っているのはなんだか嬉しいものです。

 

三保の松原を訪れた後に時間があったら、是非訪れて見てはいかがでしょうか?

 

まとめ

今回は、静岡市清水区にある世界遺産である富士山の構成資産の1つ、三保の松原の見所を紹介していきました。

三保の松原の名所は、

  • 羽衣の松
  • 三保松原文化創造センター みほしるべ
  • 富士山を見れる海岸
  • 御穂神社と羽衣の松をつなぐ神の道

といったスポットがあり、1日楽しむことができます。

美しい富士山をこの目で見たいのであれば、必ずここに来るべきです。

大昔から変わらないこの神秘的で美しい風景、一度じっくり行ってみてください!!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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