【静岡市の観光に便利】お得な静鉄1日フリー乗車券を紹介します

静岡ガイド

静岡市の公共交通機関といえば、静岡鉄道(以下静鉄)です。
新静岡から新清水までの静鉄電車と、市内を巡る路線バスのしずてつジャストラインが住民の足として利用されています。

静鉄は観光客にも利用されていますが、静岡市の観光名所は郊外に構えている所が多いので、普通に運賃を払っていくだけではすぐにお金が無くなってしまいますよね?

そこで頼りになるのが1日乗車券です。

でも、

1日乗車券ってどんなのがあるの?

大体いくらくらいするのかな?

そんな疑問を持っている方は多いのではないでしょうか?

この記事では、静岡に生まれ静岡で育った僕が、静鉄のお得な乗車券に関して解説をしていきます。

あまり地元の人たちにも知られていない事実ですが、静岡鉄道はいくつかのお得な乗車券を発売しています。

その中から、おすすめな3種類の切符を紹介していきますので、是非参考にしてください!

 

 

1、電車・バス1日フリー乗車券

静鉄電車と、静岡市内を走るバスが1日乗り放題可能な切符です。

静岡市の主たる観光地を周遊するのであれば、必ず買うべき切符です。

料金は、

大人 1,400円   子供 700円

となっています。
ちなみに、2023年の4月に料金は値上げしました。

やっぱり、利用者が少ないからでしょうか?

発売場所は、

静鉄電車新静岡、新清水駅の窓口

静鉄バス案内所新静岡、静岡駅、清水駅

前売り券は購入後3ヶ月間有効となっていますのでその間に必ず使用してください。

 

静鉄電車は新静岡〜新清水間全線乗り放題です。

静岡市内中心部にある観光地は、大体この切符でカバーできてしまいます。

 

静鉄バスは静岡市内全線乗り放題というわけでは無く、運賃が片道600円台で収まる区間に限って乗り放題というルールがあるので注意しましょう。

もし、それ以上遠くに行きたければ、バスを降りる際に1日乗車券の適用区間のバス停からの差額料金を支払えばOKです。

追加料金がかかるのは以下の路線です。

  • 安倍線 油山から横沢、上落合、梅ヶ島温泉、有東木。
  • 藁科線 奈良間から久能尾(きゅうのお)、日向。大原森から水見色。
  • 美和大谷線 敷地から奥長島
  • 中部国道線 岡部宿柏屋から藤枝駅前

その他に、1日乗車券でアクセスできる観光名所はたくさんありますので、ぜひこちらの記事を読んで参考にしてください。

また中部国道線の新静岡〜岡部宿柏屋間は1日乗車券の対象区域になっていますので、旧岡部町観光の際には1日乗車券を使ってアクセスした方がお得です。

かっては岡部町(現藤枝市)といわれたこの地域、ここには東海道の歴史を語る上で欠かせない歴史的建造物があります。

それが、岡部宿柏屋です。

岡部宿柏屋は、江戸時代に建てられた旧東海道岡部宿の大旅籠(おおはたご)であり、今は国の登録有形文化財で博物館になっています。

大旅籠というのは、現代でいうホテルの事です。

大変貴重な建物なので見る価値はあります。入場料も大人300円とお得なので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

尚、この1日フリー乗車券は

静岡相良線、富士山静岡空港行き、Jリーグ開催に伴うアイスタ日本平行きのバス、高速バス、自主運行バス
では使用ができませんのであしからず。
個人的には、清水区にある世界遺産の構成資産にも選ばれた三保の松原を観光したい時は、とても便利な切符です。
新静岡から電車で新清水に行き、そこからバスに乗って行けば往復だけで元が取れます。
静岡市観光を満喫したい方には是非おすすめの切符なので、必ず購入してから観光に出かけましょう。

2、静鉄バス+日本平ロープウェイ+久能山東照宮セット券

静岡を代表する観光名所である日本平久能山ロープウェイで繋がっています。

しかし、先程紹介した1日フリー乗車券では日本平までバスで行くことは可能ですが、ロープウェイには乗る事ができません。

日本平と久能山、両方楽しみたかったらこの切符が便利です。
切符は2種類ありますので、それぞれ紹介していきましょう。

1、静鉄バス日本平線+ロープウェイ往復+東照宮本殿と博物館セット券

料金は

大人 2,520円

子供 1,160円

です。

正直言ってマジでお得な金額です。

コスパがいいので全力でおすすめしちゃいます。

この行程はセット券を買わずに行くと3,000円ほどかかりますが、この切符を買うことでなんと1,500円近く元が取れてしまうからです。

バスで日本平についたら、日本平ホテルの庭園や一昨年オープンした日本平夢テラスから清水の街を見てみて下さい。

天気の良い日に見える富士山は、芸術品と言っても過言ではありません。

特に冬場は空気が澄んで、晴れの日には雪をかぶったきれいな富士山をみる事ができます。

日本平ホテルや日本平夢テラス、日本平山頂から見れる富士山撮影スポットを紹介

 

久能山東照宮へは、ロープウェイを使ってアクセスします。

景色を満喫しながら約6分ほどで、久能山の頂上に到着します。

この切符は往復分のロープウェイ運賃が含まれているので、久能山の石段を登り降りする必要がありません。

階段で余計な体力を使う事がないので、楽をしたい方には素晴らしい切符です。

久能山の下から東照宮まで行くには、1159段の石段を登っていかなければなりません。この石段は、場所によって段差が激しいところもあって、本当きついです。しかし、そこから眺める駿河湾は本当に絶景で、初日の出スポットとしてもお馴染みです。
この石段を登って東照宮まで行ってみたい体力に自信のある方は、この切符がおすすめです。

2、静鉄バス石田街道線+東照宮博物館セット券

料金は
大人 1,510円
子供 660円
です。
石田街道線の乗り場はJR静岡駅南口です。
そこから久能山下行きのバスに乗っていくのですが、気をつけて欲しいのは久能山下までの直通運転は土日祝だけです。
平日は全て途中の東大谷止まりです。
終点の久能山下まではその東大谷で乗り換えて行く事ができます。
が、この切符は途中下車無効となっているので東大谷での乗り換えはできません。
こちらは土日祝に限って使用することをすすめます。
石段を登ってみたい体力に自信のある方、東照宮だけを見学したい方にはこの切符がおすすめです。
とおすすめしていましたが、2021年3月28日をもって、石田街道線+久能山東照宮セット券は販売を終了してしまいました!!
まあそりゃそうですよね。そんな不便な切符売れるわけないと思います。
というわけで、久能山東照宮に行くのであれば日本平からロープウェイで行くのがおすすめです。
あの石段を登って行くのは正直大変だし、バスの本数も年々少なくなっているので、楽をしたければ理屈抜きにロープウェイで行くようにしましょう!

まとめ

今回この記事では、
  • 電車バス1日フリー乗車券
  • 静鉄バス日本平線+ロープウェイ+久能山東照宮セット券
  • 静鉄バス(石田街道線)+久能山東照宮セット券

を取り上げました。

ドライブしながら旅するのも良いですが、たまにはバスに乗っていつもと違う感じで静岡を楽しんでみるのもなかなか良いですよ。
静岡を訪れたなら、是非この切符を活用して、静岡観光を楽しんでください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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