
最近なんだか疲れている。

体調不良が目立ってきたな。
疲れやすい現代社会の今、このような症状を抱える人は多いのではないでしょうか?
苦しい時は、神の力を借りてパワーをもらうことも効果ありです。
そんな力が溢れるパワースポットが、静岡県の熱海市にあります。
それが、今回紹介する来宮神社です。
1,300年以上にわたって熱海の街を見守り続けている来宮神社。
日本を代表するパワースポットとしても有名で、全国から多くの観光客が詰めかけます。
来宮神社の象徴と言えるのが、樹齢2000年とも言われる巨大なクスノキです。
2000年という長きにわたってたくましく伸びるクスノキは、訪れた人の心を奮い立たせ、活力をあ与える不思議な木です。
この記事では、そんなクスノキのあるパワースポット、来宮神社の見所をまとめてみました。
クスノキからパワーを貰いたい方、または神社の御利益にあやかりたいので神社を訪れて見たいと思った方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
目次
来宮神社 基本情報
平安時代の征夷大将軍を務めていた坂上田村麻呂は、戦に行く前に必ず来宮神社で必勝祈願をしていた程の崇拝ぶりで、神社の分霊を東北を中心に全国に広げたという逸話もあるとのこと。
- 日本武尊(ヤマトタケルノミコト)
- 五十猛命(イタケルノミコト)
- 大乙貴命(おおなもちのみこと)
現在では、大クスノキの知名度のおかげで、熱海随一のパワースポットとしてすっかり有名な観光地になりました。
来宮神社 交通アクセスの紹介
熱海駅から、伊東線に乗り換えて熱海の次の駅の来宮駅で下車して徒歩5分の所にあります。
また熱海梅園にも直結しているので、観光用に利用価値大の路線です。
ここからは、来宮神社の境内を見ていきましょう。
来宮神社 本殿

しばらく歩くと、来宮神社の本殿が見えてきます。
- 商売繁盛
- 縁結び

新幹線は、熱海に近づくと減速するので、さほどうるさい音にはなりません。
来宮神社 来宮弁財天

来宮神社本殿の右側にある石段を登った所にある神社です。
1グループしか神社の前に行く事ができないので、御利益を求めて参拝する人の行列が絶えず出来ています。
赤い橋を渡って、石段を登った所にあるこの神社。
ここは芸能や財運、出世や健康に御利益があります。
小さな神社の後ろには、古来の神が宿っているとされる弁天岩があり、触ることで御利益がもたらされるといわれているとか。
岩の上には白蛇のオブジェが置いてあり、池には立派な錦鯉が泳いでいました。
こちらは見るだけでも御利益がありそうですね。
目の前で見た来宮弁財天です。
小さなお賽銭箱に、小さな日本酒の瓶と重箱が置かれてました。
流石に、重箱の正体は確認できませんでしたが。
小さい境内ですが、なんだか不思議なパワーを感じる場所なので、来宮神社に行ったら並んでもお参りする価値は十分にあります。
来宮神社 例大祭
本殿の左側には、参集殿と呼ばれる建物がありますが、そこには写真のような美しい神輿が飾られてました。
この光輝く神輿は、毎年7月14〜16日に行われる来宮神社の例大祭で使用される宮神輿です。
例大祭は、来宮神社の最大の祭で、1300年前に漁夫が御木像を海で拾い、それを新暦の7月15日に来宮神社に祀ったのがきっかけで、以降毎年この日に祭が開かれるようになりました。
当日は、きらびやかな山車が熱海の街をパレードし、熱海の街は活気に満ち溢れます。
喧嘩神輿として開催されるので、盛り上がりは相当の模様です。
この他にも、無形文化財に指定されている鹿島踊りや、少女が舞を踊る浦安の舞等、伝統に基づいた様々な儀式が来宮神社境内で行われます。
そしてこちらは、例大祭の目玉の一つでもある御鳳輦(ごほうれん)の神輿です。
この神輿の出番は、例大祭の翌日である毎年7月16日。
厄年を迎えた42歳になる男子が、厄除のために神輿を担ぎます。
御鳳輦の神輿は、街中を練り歩いた後、浜に降りて海中を練り歩き、熱海の街の繁栄などを祈るのが恒例です。
来宮神社 御神水取り
本殿入口の前にある、健康開運を呼ぶ水です。
初穂料1,000円を受付で支払った後、自由に水を取って飲むことができます。
健康が促進され、運勢が上昇する効果がありますよ。
来宮神社 来宮稲荷神社
写真のように、社殿の前に複数の赤い鳥居が並んでいる光景といえば、そう稲荷神社ですね。
来宮神社の入口の鳥居近くにあります。
全国に3万社ほどある稲荷神社の1つで、食物の神、農業の神といわれた宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)が祀られています。
農家や商家などから多大な信仰を受け、その影響力は工業にも広がっていき、現在では
- 「商売繁盛」
- 「五穀豊穣」
- 「家内安全」
- 「諸願成就」
のお寺として親しまれている神社です。
来宮神社 参集殿のお洒落なカフェ 茶寮「報鼓」
歩き疲れたら、この茶寮「報鼓」で一休みしましょう。
来宮神社には、こうしたお洒落なカフェが4件ほどありますが、こちらはお手軽な値段で、コーヒーや紅茶、甘酒やタピオカといったバラエティーに富んだドリンクを味わえます。
この報鼓のある建物は参集殿と呼ばれ、お守りの授与所や御朱印の受付があります。
御祈祷する方の為の待合室もこの建物の中です。
それにしてもお洒落な建物ですね。歴史ある神社とは思えません。
来宮神社 御神木大楠
全国的に有名なパワースポットとして近年注目を集めている、来宮神社名物の大クスノキです。
国の天然記念物にも指定されているこのクスノキ、樹齢はなんと2000年!!幹の周囲は23.9m、高さは26mもあります。

このクスノキ、実は本州で1番大きい樹木となっているんです!
このクスノキには「健康成就」、「心願成就」の御利益があり、病み上がり等で体が弱っている方も多く訪れるみたいです。
連日多くの観光客が訪れ、雄大な姿に感動して活力を得て帰っていきます。

実際クスノキを見つめて、涙する人もいるみたいです。
クスノキの裏側はこのような感じです。
幹の力強さに、2000年の重みを感じることができますね。
クスノキの周囲は遊歩道になっていて、裏の方まで見ることが可能です。
ちなみにこの木の周りを1周すれば、寿命が1年伸び、木の周りを願い事を思いながら1周すれば、その願いが叶うとも言われています。
クスノキの裏側です。2000年も歴史があれば、所々の箇所が痛むのは仕方のない事。
木の折れた部分は、このようにカバーが掛けられていて、大切に保護されています。
クスノキの横には、背もたれが長いベンチがあります。
ここに座って、ゆったりとクスノキを眺めてみましょう。
そのベンチから見たクスノキは、こんな感じです。
時の流れが緩やかに感じ、とてもリラックスすることができました。
クスノキの横には、抹茶や甘酒を味わえる大楠 五色の杜というオープンカフェがあります。
写真のスペースは結婚式、貸し切りのイベントにも利用可能。
飲み物を飲みながらクスノキを眺めるのも、また良いものです。
そして最近、クスノキの真横に新たな展望台が完成しました。
こちらは、「紡來の縁」という名前の展望台で、クスノキの上の方を間近に眺めることができるようになっています。
展望台の定員は2名。
なので、展望台の入口にはクスノキを撮影したい人の行列ができています。
こちらが展望台の入口になります。
セルフタイマーなどで撮影するために、スマホを置いておく台が設置されていますので、ペアでクスノキと撮影したい時や、インスタグラムにクスノキを投稿したい時におすすめです。
そしてこちらが、展望台から見たクスノキの様子です。
木の上の部分を正面から見ることによって、クスノキの大きさを下から見るよりも感じることができます。
後、先端は木でできているのでかなりの揺れを感じるので注意しましょう。
丈夫にできているので、そこまで恐れる必要はないですが。
来宮神社 第2大クスノキ

来宮神社には、大クスノキ以外にもクスノキがあります。
神社の入口近くにあるこのクスノキは、樹齢1300年。
今からおよそ300年ほど前に、落雷が直撃した事もあったみたいですが、それにも屈せずこの場所に生え続け、大クスノキと並ぶ来宮神社の象徴として君臨しています。
大クスよりも間近で木を見て、かつ木の中を覗く事も可能。
木の横には、三峯社という神社があります。
埼玉の三峰神社により昭和初期に祀られ、日本武尊が創建した由緒ある神社で、守護神は狼です。
その昔、農作物を襲う猪から、農作物を守ってくれたという狼を信仰するようになり、以降その狼は神使となり、現在では「お犬さま」として慕われているとの事。
小さな境内ですが、深い歴史があるんです。
まとめ
今回は温泉街熱海のパワースポット、来宮神社の見所を紹介してきました。
美しい神社と巨大な大クスノキ。
この2つが発するエネルギーのおかげで、僕自身活力がみなぎるのと同時に、心がリラックスした気分になりました。
日頃ストレスで心がボロボロになった人でも、ここに来ればそうした辛さを忘れてしまうくらいのパワーを持つ神社です。
来宮神社は、交通の便はとても良いので簡単に訪れることができます。
熱海に訪れたら、温泉と一緒に必ず訪れてみましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。