【美しい湧き水】富士山の湧き水が綺麗な柿田川公園を散策しました

東海

静岡県の東部地区、三島市と沼津市の間に位置する駿東郡清水町には、日本を代表する美しい清流として有名な「柿田川」という川が流れています。

柿田川の水は川の底まで透き通っていて、初めて見る人は誰もが驚愕するほどの美しさです。

この柿田川の水源に位置するのが、今回紹介する「柿田川公園」です。
柿田川公園では、美しい柿田川の湧き水の他に川の周辺に生息する貴重な動植物も美しく、ストレスを抱えた人はたちまち癒されてしまいます。

また、公園の前には巨大ショッピングモールがあるので、1日楽しく過ごすこともできる場所です。

今回は、そんな柿田川公園とショッピングモールの見所を紹介します。

 

 

柿田川とはどんな川なのか?

 

先程も紹介したように、柿田川は駿東郡清水町という、沼津市と三島市に挟まれた小さな町にあります。

こちらの赤線で囲まれているのが駿東郡清水町です。
柿田川は、柿田川公園を拠点にして清水町内を流れてゆき、狩野川に合流する、全長わずか1.2kmという日本で1番短い一級河川として知られています。

柿田川の水は、富士山に降った雪解け水が地下水として流れ、三島溶岩流の中を10数年に渡って流れて湧き出るという、いわゆる富士山の恵の水です。

地下で流れている間は、無菌状態でたくさんのミネラルを含んだ状態なので、川に流れる時にはとても美しい水になります。

柿田川は、

  • 高知四万十川
  • 岐阜長良川

と共に、日本三大清流に選ばれた他に、日本の水百選や天然記念物にも指定されていて、国内でも最高ランクの湧き水として有名です。

湧き水は1年通して温かく、真冬に水に手をつけてもそこまで冷たいというわけではありません。
水温は1年中、平均15°に保たれています。

ひろたか
ひろたか

清水町、三島、沼津では上下水道や飲料水としても利用されているそうです。

他にも工業用水や農業用水としても使用されるなど、柿田川は地域住民にとって無くてはならない存在なのです。

柿田川公園の見所を紹介

 

 

今回紹介する柿田川公園は、駿東郡清水町の国道1号線沿いにある自然公園です。

公園内には自然の中に作られた遊歩道と、水が湧き出てくる「わき間」を鑑賞できる展望台が2ヶ所あり、そこから柿田川の美しい自然を眺めて過ごすことができます。
また園内からは富士山から流れてきた湧き水が地面から流れていて、柿田川の起点部分としての役割も果たしている公園です。

この公園は1986年に、

  • 自然保護
  • コミュニティー広場の確保

を目的として整備されました。

公園の前には、「サントムーン柿田川」という巨大ショッピングモール群があるので、自然散歩に買い物と1日過ごせる場所となってます。

それでは早速、柿田川公園の中を散策してみましょう。

柿田川公園 八つ橋遊水広場

 

 

こちらが、柿田川公園の奥にある八つ橋遊水広場です。

公園の奥にある下り階段を降りていくと、こちらに辿り着きます。

 

階段がある場所は、こちらの京都貴船神社の分社の隣ですので、この鳥居を目印にしてください。

 

 

実際に柿田川に足をつけて入るのは自然保護の観点からできませんが、ここでは湧き水で水遊びができるので、柿田川の水の素晴らしさを気軽に満喫できます。

ひろたか
ひろたか

夏場には、水遊びを楽しむ子供達でいっぱいになります。

 

 

池の横には、柿田川の水が地面から湧き出る様子を体験できる「湧き間」が再現されてました。

池の底の1ヶ所の部分から水が湧き出ているので、そこを手で触ると柿田川の底でどのように水が湧き出ているのかを体感できます。

実際に手を入れてどんなものか確かめてみましたが、思った以上に力強く湧き出していたので、かなり驚きました。

柿田川公園 第1展望台

 

 

1日に110万トンもの水が湧き出る柿田川。

公園内にある2つの展望台からは、地面から湧き出てきた水や川の周りの美しい大自然を眺めることができます。

最初に紹介するのは、公園の正面口から入って右側に行ったところにある第1展望台です。

 

 

整備された階段を下って行ってたどり着くのが、こちらの展望台です。
ここは柿田川の起点となっていて、周辺から水が湧き出てくる様子を見学できます。

 

 

真下を見ると、底がはっきりと見える柿田川の水面を見ることができます。
川底のあちらこちらから、水が湧き出てくるのは、柿田川お馴染みの光景です。

 

 

第1展望台から見える景色がこちらです。

鬱蒼と生茂る木々と美しい川は、まるで芸術品を見ているかのようでした。
驚くのは、この大自然の後ろに国道1号線が通っているということですね。

この美しい大自然を見ていると、嫌なことも全て忘れることができます。
展望台への階段は少し滑りやすいので、雨の日に行く時には気をつけましょう。

 

柿田川公園 第2展望台

 

 

続いて紹介するのは、第2展望台です。

第2展望台へ行くには、この階段を下ってアクセスします。

 

 

そしてこちらが、第2展望台です。
レンガでできた展望台で、少しお洒落なデザインになっています。

第2展望台の注目スポットは、写真真ん中の羽出し部分のところです。
そこに立って下を眺めると、驚きの光景を見ることができます。

 

 

そこには、深い部分が円形状になっていて、底の部分まで美しく見渡せるようになっていました。
芸術的なその光景は、柿田川を象徴する光景です。

1番底からは先ほど紹介した「湧き間」があって、時々勢いよく水が吹き出てきます。

まるで絵画のようですね。

 

 

第2展望台から見た柿田川です。

ここはカワセミという鳥のすみかにもなっていて、運がよければその姿を見ることができます。
柿田川のせせらぎと鳥の鳴き声は、日頃のストレスを確実に癒してくれるでしょう。

柿田川公園 遊歩道

 

 

柿田川の清流を、第1、第2展望台で見ただけで満足している方、実はそれだけでは柿田川の素晴らしさを知ったとはいえません。

前に紹介した八つ橋遊水歩道の奥には、木材で造られた遊歩道があります。

 

 

天然記念物に指定されている柿田川は、川の近くを歩いたり水辺に入って遊んだりすることができません。

そこで自然を守りつつ柿田川の自然を満喫してもらうために、このような遊歩道が建設されました。
自然を守るために生えてる木をそのままに遊歩道の作ったので、写真のように遊歩道の真ん中に木が生えているところがあります。

 

 

柿田川の周りの地面からは、あらゆるところから水が湧き出ていました。

その水が川に向かって流れて合流していくうちに、写真のような美しい小川が形成されていって、そのまま柿田川に流れていきます。

周辺の植物といい、まるで絵画のような光景ですね。

 

 

遊歩道から見た柿田川です。

川のスタート地点はすぐそこにあるのに、かなり激しいスピードで水は流れていました。
これだけ広い流域なのに、川の水は一点の汚れも無く美しいままで、これは奇跡と言う以外他にないでしょう。

清水町や、地域住民の人達によって大切にされている川なのがよくわかります。

 

 

柿田川は、貴重な動植物の宝庫。

遊歩道からは、美しい木々や花を鑑賞できます。

 

 

しばらく遊歩道を歩いていくと、このような青い案内板があって道が2つに分かれています。

左側に行くと駐車場、右側に行くと清水町立図書館に通ずる道です。
一応遊歩道はここまでなので、正面口に戻る際は来た道を引き返していきましょう。

 

 

遊歩道は、川のせせらぎと鳥のさえずりが響く最高の環境なので、癒されること間違い無しです。

 

柿田川公園 泉頭城跡

 

 

戦国時代、現在の柿田川公園の広場には泉頭城(いずみがしらじょう)という城郭がありました。

泉頭城は1554年に北条五代の3代目北条氏康が、沼津の三枚橋城や清水町の戸倉城と共に、武田氏の攻撃から守るために築城された城です。

しかし、1590年に豊臣秀吉による小田原征伐によって、勝算無しと判断した北条氏によって、泉頭城は焼き払われてしまいました。

その後、あの徳川家康が泉頭城の跡地を自分の隠居場所にしようと計画を立てましたが、計画は実現せず、家康は久能山東照宮に移り住むことになるのです。

ですから、もし家康がここを隠居場所としていたら、歴史はかなり変わっていたかもしれません。

現在の泉頭城跡は、普通の芝生広場で子供達の元気な声が響いています。
この場所にそんな歴史があったなんて、ほとんどの人は気づいていないのではないでしょうか?

柿田川公園 わくら柿田川

 

 

柿田川公園の隣にある、清水町の観光案内の役割を果たす施設が、今から紹介するわくら柿田川です。

清水町の観光情報はもちろん、数々の飲食店がオープンしています。

ここで販売しているお土産には、

  • 塩麹
  • 純米酒
  • コーヒー

といったような、柿田川の綺麗な水を使用した飲食物が販売されています。

 

 

こちらでは、柿田川の湧き水を無料で持ち帰ることができます。

 

 

ここから休むこと無く水が湧き出ているので、たくさん飲みましょう。
売店では、水を汲むためのペットボトルも売店で販売しています。

暑い季節には、とてもありがたいお水です。

ここでは、わくら柿田川にある見所を紹介します。

わくら柿田川 旧高野二三邸と回遊式庭園

 

 

柿田川公園から、木でできた遊歩道を歩いていくと、写真のような池のある庭園がありました。
ここは回遊式庭園といって、大きな池を中心にしてその周囲に縁路を作り周りながら楽しむスタイルの庭園です。

 

 

庭園の前には、旧高野二三(ふみ)邸があります。

家主だった高野二三は、柿田川の水を使用た製紙会社「高野製紙」を設立した人物でした。
その高野氏が、1937年に会社をこの地に設立したことで建てたのが、この邸宅です。

ちなみに、家の木材は全て高野氏の出身地である福井県産の木材を使用しています。

わくら柿田川 清水町観光案内所

 

 

そしてこちらが、清水町観光案内所です。

この建物はかつては美術館でしたが、閉鎖されて現在では清水町の観光情報を発信する場所として機能しています。

観光情報の他に、柿田川の歴史について紹介したビデオも上映してますので、清水町に関して知ってみたいと思ったらぜひ立ち寄ってみましょう。

こちらの営業時間は、9時から16時までです。

わくら柿田川 おすすめのお土産

 

 

わくら柿田川には案内所だけでなく、写真のようなお土産売り場も充実しています。

柿田川の水を使用した食材や、軽食を味わえるカフェが充実していて、公園散策後の一休みにもってこいの場所です。

 

 

お土産品の1番のおすすめは、柿田川の水を使って作られた柿田川百年水豆腐です。

こちら青いパッケージが木綿、オレンジが絹ごし(共に270円)となっています。

でもこういう豆腐ってすぐに食べられないんだよね。

そう思っているあなたにおすすめなのが、こちらの豆腐アイス(300円)です。

 

 

豆腐の風味を気軽に味わえ、しかも甘さ控えめでヘルシーなのでおすすめのアイスです。

実際に食べてみましたが、ほぼ大豆の味でした。
気になった方は、ぜひ試してみてください。

柿田川公園 サントムーン柿田川

 

 

柿田川公園を一通り散策し終わったら、公園の向かいにあるサントムーン柿田川へ出かけましょう。
ここは1997年にオープンした、静岡県東部地区最大級のショッピングモールです。

サントムーン柿田川は全部で3棟の建物からなっていて、

  • 映画館
  • 書店
  • 飲食店
  • 家電量販店
  • ホームセンター

など、なんでも揃うショッピングモールとなっています。
写真の建物は本館で、ボーリング場や映画館、トレーニングジムが入っていました。

 

 

併設して県下最大級のホームセンター「Home Assist」があります。

 

 

こちらは、アネックスという名の建物です。

テナントはエディオンやユニクロ、ダイソーが出店しています。

 

 

そしてこちらが、1番新しい建物のオアシスです。

 

 

館内はレストラン街と、TSUTAYA BOOKSTOREがあります。

このようにとにかく何でもあるサントムーン柿田川。
柿田川公園と合わせて満喫しましょう。

柿田川公園 アクセス情報

柿田川公園に公共交通機関でアクセスするなら、JR三島駅から行きましょう。

三島駅南口バスターミナル4番のりばから、東海バスに乗って「サントムーン柿田川」、あるいは「柿田川遊水公園」バス停で下車してすぐです。(バスの本数は1時間に1本)

土日祝に訪れる場合は、無料のシャトルバスが三島駅から運行しています。

こちらは、10時から17時までの13時を除く10分台に発車するので便利です。

 

まとめ

今回は、美しい湧き水に自然が豊富な柿田川公園を紹介してきました。

富士山の雪解け水が湧き出て、天然記念物に指定されたくらいに透き通って美しい水が流れる柿田川。

 

三島駅からバスで簡単にアクセスできて、交通の便も良い自然公園です。
美しい緑に綺麗な水と、普段の嫌なストレスを解消するにはおすすめの公園なので、自然で癒されたい方はぜひ訪れてみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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