横浜のニッパツ三ツ沢グラウンド、どれだけの臨場感か座席から検証

サッカー

神奈川県横浜市にあるサッカー専門グラウンド、ニッパツ三ツ沢球技場。

横浜市のサッカーの聖地とも言われ、現在はJリーグの横浜FC、横浜Fマリノス、Y.S.C.C横浜の本拠地としても知られています。

 

サッカーの試合だけでなく、ラグビーの試合の会場としても使い勝手の良いグラウンドであることから、プロから学生、アマチュアまで幅広いカテゴリーで使用されているスタジアムです。

 

球技場ということで、スタンドとピッチの距離はとても近く、臨場感あふれるこのスタジアム。

これから三ツ沢で試合を見てみたいと思っているのであれば、

スタンドからどんな感じで試合が見えるんだろう?

と気になりますよね?

そんな疑問を、この記事で解消してみてください。

この記事では、ニッパツ三ツ沢球技場のピッチの眺めを、バックスタンド中心にどれだけ見やすいのかを、僕なりに検証していきます。

これから三ツ沢球技場でサッカーやラグビーを観戦しようと思っている方は、必見です。

特に、まだ三ツ沢球技場に行かれたことがないなら、是非この記事で参考にしてみてください!

 

 

ニッパツ三ツ沢球技場の歴史とスタンドからの眺め

横浜市神奈川区にある、三ツ沢公園の中にあるニッパツ三ツ沢球技場は、神奈川国体のサッカー会場として1955年に完成した、関東を代表する球技場です。
1964年に開かれた東京オリンピックでは、サッカーの試合会場としても使用され、それ以降はサッカーの日本リーグや高校大学サッカー、ラグビーでも高校や大学、社会人と昔から色々なカテゴリーで利用されてきました。
1993年のJリーグ開幕の際は、横浜マリノスと横浜フリューゲルスの本拠地となり、その存在は全国に知れ渡りました。
2008年には、ばねメーカーの日本発条がネーミングライツを取得、名称がニッパツ三ツ沢球技場となりました。
収容人数は約15,000人で、手頃な収容人数ということから現在でも使用頻度は高く、3つのチームが本拠地としているスタジアムは、ニッパツ三ツ沢球技場だけです。
ここからは、三ツ沢球技場の内部を見ていきましょう。

ニッパツ三ツ沢球技場の入り口とスタンド裏

この日は横浜FCの試合でした。
バックスタンドに入場する際は、全て東サイドスタンドからの入場となります。
またメインスタンドから入場する際は、メインスタンドの所から入場してください。
バックスタンドの裏側はこんな感じ。
スタンド下に、飲食の売店やグッズ売り場が並んでいます。
訪れた日は雨。
そういう日は雨を避ける場所が少ないのが難点ですね。
スタンドは昔とあまり変わってないので、1部は老朽化も進んでいます。

ニッパツ三ツ沢球技場 東サイドスタンド

三ツ沢球技場の東サイドスタンドからの眺めです。
ゴールラインとの距離を少し感じますね。
映像装置が正面から見えるのは良いのですが。
サイドスタンドは臨場感はイマイチですが、応援で盛り上がるなら、こちらのスタンドがベストです。
熱狂的なサポーターが集まる場所として、その雰囲気を感じてみるのも良いかもですよ。
ちなみに、今回は入れませんでしたが、西サイドスタンドも東側とそんなに変わらない見え方です。
こちらはアウェーサポーターの応援席。
映像装置を見るために、いちいち首を後ろに振り向かなければならないのが難点で、実際座ると結構大変でした。
いわゆるアウェーの洗礼ですね。

ニッパツ三ツ沢球技場 東サイドスタンド角側

東サイドスタンドとバックスタンドとの境目から見た景色です。
この角度からの景色は、中々テレビでは見られないですね。
コーナーポストは距離的には遠いですが、見やすさは変わらず。
サイドスタンドから見るよりも、向こう側のゴールが見やすくなった気がしますね。
映像装置が視界に入ってくるのも良い感じです。

ニッパツ三ツ沢球技場 バックスタンド前列

 

バックスタンドの前列からピッチを見た光景がこちら。

とにかくピッチとの距離が近い!

選手の腰の位置の目線で試合を見ることができ、緊迫した試合の雰囲気を感じたい方はおすすめです。

三ツ沢球技場全てのシートがそうですが、背もたれが無いベンチ型の席なので、腰の痛い方は少しキツイかもしれません。

座布団なんかを持って行くとベストです。

あっ、もうお気づきかもしれませんが、この三ツ沢球技場はスタジアム全体で屋根がありません。

雨の日はポンチョの準備を忘れすにしてください。

ニッパツ三ツ沢球技場 バックスタンド後列

 

初めて行くのであれば、ここから見ることをおすすめします。

ピッチ全体を見ることが出来て、テレビやDAZNで見る角度とそんなに変わりありません。

スタンドの大きさがちょうど良いので、この位置からでも一体感を感じることは可能です。

それにしても、ピッチが照明灯に照らされて綺麗ですね。

 

ニッパツ三ツ沢球技場 メインスタンド

 

三ツ沢球技場のメインスタンド。

バックスタンド同様、Jリーグが始まった時から何にも変わっていません。

見事なまでの吹きさらしのスタンド。

サイドスタンドからの写真ですが、バックスタンドをメインスタンド寄りから見た景色です。

以前は、バックスタンドの後ろには、古河電工の社宅があって、三ツ沢球技場の馴染みの景色でしたが、2017年から状況は一転、3年に渡って球技場の裏で工事が行われ、2020年に上記のような巨大な建物が完成しました。

詳細は次の項目で解説します。

 

ニッパツ三ツ沢球技場と横浜市立市民病院

バックスタンド裏にある大きな建物は、横浜市立市民病院です。

元々は三ツ沢球技場の裏側の、保土ヶ谷区にあった病院でしたが、老朽化により移転することになりました。

議論の結果、横浜駅から近いこの土地が選ばれ、2020年5月に完成しました。

スタジアムの隣が総合病院という光景は、世界的に見ても中々珍しいものではないでしょうか。

時々、救急車の音も聞こえてきます。

そんな違和感のある光景ですが、病院が完成して良いこともありました。

病院の入口に、カフェ・デュ・クリエがオープンしたのです。

ここは、病院関係者以外でも利用できるので、三ツ沢公園に遊びに来た人や、サッカー観戦に来た人でも賑わっています。

 

ここで試合時間まで食事をしたり、ドリンクを飲んでリラックスしながら待つのも中々良いものです。

 

ちなみに、この奥には、コンビニエンスストアのローソンがあり、同じく一般の人も利用が可能となっています。

試合前や後のひとときに訪れて見てはいかがでしょうか?

あくまでもここは病院なので、病院関係者の迷惑にならないように!

 

ニッパツ三ツ沢球技場へのアクセス

横浜駅西口のバス乗り場3、6〜10番乗り場から

  • 横浜市営バス
  • 相鉄バス

に乗って、4つ目の「三ツ沢総合グラウンド入口」で下車してください。

3番乗り場からのバスは、1時間に1本。なので6〜10番乗り場から乗ることをおすすめします。

市営バスと相鉄バスが一緒のルートを走っていますので、本数は1時間に10数本あるので大変便利です。

これとは別に、横浜駅西口の6番乗り場から発車する87系統のバスが、市立病院前に停車するので、そちらに乗ってもOK。

 

横浜市営地下鉄でもアクセスができ、「三ツ沢上町」で下車して徒歩15分です。

少し駅までの道中が、高速の入口になってわかりづらいですが、他のサポーターの人達について行けば問題なく駅に到着しますよ。

 

まとめ

今回は、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場はどれだけ臨場感があるのか?ということを僕なりに解説していきました。
新しいサッカー場が日本各地に出来てきて、三ツ沢球技場は古い部類に入るグラウンドになってしまいました。
しかし三ツ沢球技場はアクセスも良く、大変行きやすい球技場で、初めてサッカーやラグビーを見るにはうってつけのスタジアムです。
これを機会に、三ツ沢球技場で試合を見てみてはいかがでしょうか?
迫力があって、一度見ると病みつきになりますよ!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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