【身近で便利な競馬場に】リニューアルされた川崎競馬場を紹介します

関東

神奈川の川崎に競馬場があるんだけど、なんか怖くて近寄りがたい。

川崎競馬場に行ってみたいけど、中の雰囲気ってどうなっているの?

この記事では、こんな思いを抱えている人に対し答えていきます。

神奈川県の川崎市の工業地帯に位置する、地方競馬場に所属する川崎競馬場

一見すると近寄り難い空気のある競馬場ですが、近年大幅な改修工事が行われて施設が綺麗になり、女性1人でも安心して行ける競馬場へと様変わりしました。

今回の記事では、そんな川崎競馬場が改修によっていかに変化したのかを、競馬ファン歴20年で過去何度も川崎競馬場に足を運んだ私、松井ひろたかが解説していきます。

今回久しぶりの訪問でしたが、あまりの変わりぶりに仰天しました。

この記事を読めば、競馬場に対するイメージがガラッと変化しますので、ぜひ読んでみてください。

 

 

川崎競馬場 簡単な歴史の紹介

 

 

川崎競馬場は、

  • 東京の大井競馬場
  • 千葉県の船橋競馬場
  • 埼玉県の浦和競馬場

と共に南関東公営競馬に属する競馬場の1つで、主催は神奈川県川崎競馬組合、土地は株式会社よみうりランドが所有しています。

株式会社よみうりランドの前身は、株式会社川崎競馬倶楽部でした。

川崎駅の2キロ東側にあるこの場所に、競馬場が完成したのは1906年のこと。

しかしその2年後、政府から競馬禁止法(旧競馬法)が発令され馬券発売が禁止になり、あっさりと閉場してしまいました。

その後、大正昭和の時代は競馬場に変わって工場が建設されましたが、戦争によって消失。
戦後の1949年に神奈川県によって土地が買収され、翌50年に関東競馬倶楽部(現株式会社よみうりランド)の管理運営による川崎競馬場がオープンしました。

近くには川崎大師や京浜工業地帯に位置する工場群や、歓楽街として有名な堀之内があるなど、独特な空気に囲まれた競馬場です。

1995年には、ナイター設備を既に完成していた大井競馬場に続く日本で2ヶ所目のナイター開催可能な競馬場となり、「スパーキングナイター」の愛称で親しまれ続けています。

2011年には、「ウィンズ川崎」としてJRAの全レースの馬券発売が開始。

そして2016年には大幅なリニューアル工事が行われ、スタンドが大幅に綺麗になりました。
また以前4コーナー付近にあったスタンドを取り壊し、新たにショッピングモール「マーケットスクウェア川崎イースト」が完成し、さらなる進化を遂げています。

川崎競馬場 小向トレセン

 

 

余談ですが、川崎競馬場は大井競馬場や船橋競馬場のように、競馬場の横に厩舎があるというスタイルではありません。

じゃあ、馬はどこで鍛えて暮らしているの?

実は川崎競馬場に所属する馬達は、川崎駅から約3キロ行ったところの多摩川河川敷でトレーニングをしています。

施設がある場所に因んで、小向トレーニングセンターと呼ばれるこの場所。
上の写真にあるように立派なトラックが整備され、毎朝馬の調教が行われています。

土手を挟んだ所には、厩舎地区があり川崎に所属する馬達は普段ここで暮らしています。

ちなみに朝の調教に向かう際は、河川敷に行くために公道を渡ることが日課です。
これは以前紹介した岐阜県の笠松競馬場と同様のパターンですね。

【グルメも必見】笠松競馬場に行ったら予想以上に快適な競馬場でした

 

川崎競馬 アクセス情報

 

川崎競馬場への交通の便はとても良いです。

京浜急行京急川崎駅で大師線に乗り換えて、1つ目の駅である港町駅で下車して徒歩5分のところにあります。

徒歩でも行くことが可能で、川崎駅から132号線を歩き、国道15号線を左に曲がって右側にセブンイレブンのある交差点に差し掛かって右に行けば競馬場の入口に着きます。

 

徒歩で約13分ほどなので、そこまで遠くはありません。

アクセス情報  港町駅にある記念碑

 

またまた余談ですが、港町駅の近くにはかつて日本コロムビア川崎工場があって、「レコード発祥の地」とも言われています。

 

 

駅構内には、川崎工場で生産された名曲、名盤が紹介されていました。
どれも名曲ばかりですね。

 

 

さらにあの歌手の美空ひばりさんは、この界隈をイメージして作った港町十三番地という歌を歌っており、駅の中にはこのように歌詞碑が置かれていました。

バックにある写真は、かつて存在した日本コロムビア川崎工場の写真です。

リニューアルされた川崎競馬場の施設紹介

 

 

それではここからは、川崎競馬の場内施設について解説していきましょう。

スタンドはほぼリニューアルを果たし、昔の古いスタンドの面影はほぼ無くなりました。
コースとスタンドの距離も近い競馬場なので、競馬を観戦するには最高の環境です。

それでは順に解説していきましょう。

 

川崎競馬場施設紹介 パドック

 

 

こちらが川崎競馬場のパドック(馬を見るところ)です。

改修以前と比べ大きな変化はありませんが、巨大ビジョンがリニューアルされて、オッズや払い戻し金額が以前より見やすくなりました。

 

 

ビジョンの反対側から見た馬です。
一言で、とても馬を見やすいパドックでした。

難点としては

  • 昼間開催時に馬に日差しが当たらず
  • なので馬の毛づやが見づらい
  • 日陰に位置するので冬は寒い

という点です。

 

 

サイドから見た写真がこちら。
パドックは横に長いので、馬がすぐにその場を通過してしまいます。

 

 

パドックビジョンのある方から見たパドックです。
こちらの方が日差しが当たって、毛づやが見やすくなります。

ナイター開催でも、比較的照明が当たる場所なので、じっくり馬の体調を観察したいならこちらがおすすめです。

以上のような川崎競馬場のパドックですが、最大の難点があります。
それは、大通りに面しているので車の音がとにかくうるさいことです。

時々、バイクの大きいエンジン音やクラックションが鳴り響き、馬が驚かないか心配になります。

 

川崎競馬場 1号スタンド

 

 

続いてスタンドの紹介を紹介しましょう。

こちらはゴールの正面に建つ、1983年に完成した川崎競馬場で1番古いスタンドです。

 

 

1Fには馬券売り場があり、ヒーターもあって冬の寒い時期でも過ごしやすくなっています。
また改修前と比較して、雰囲気が少し明るくなりました。

ひろたか
ひろたか

以前はもっと薄暗かったです。

 

 

2Fのスタンドはこの様な感じです。

以前はここに手頃な定食が味わえるフードコートがありましたが、残念ながら閉店。
壁には川崎競馬場の過去のポスターが飾ってありました。

 

 

2Fにあるスタンド席はこの様になっています。
通路は広くて落ち着いた造りになっていました。

 

 

スタンドの椅子は以前は汚いベンチシートでしたが、現在はこの様に独立した綺麗な椅子席になりました。

 

川崎競馬場 2号スタンド

 

 

こちらが2号スタンドです。

外の観客席は、以前は段差が少しきつい感じでしたが、2016年のリニューアルによって段差が低くなって高齢者の方でも歩きやすくなりました。

 

スタンドから見た本馬場です。
1号スタンドと同様に、こちらの椅子も改修工事によって綺麗になりました。

 

 

さらに4人がけのボックスシート完備され、グループでの競馬観戦にもおすすめです。

 

 

続いて、2号スタンドの室内席を紹介しましょう。

全面ガラス張りで馬券売り場からも近く、椅子に座らなくても通路からレースを見ることができます。

雨の日や、暑さ寒さなどを気にすることなく競馬観戦できる快適スポットです。

 

 

こちらが椅子です。

ここは改修工事前と変わりありません。

ここの席は快適ですが、ガラス張りなので馬の蹄音は全く聞こえないので迫力には欠けます。

日差しが強い日は、ガラスに反射して暑さを感じるかもしれません。

 

 

そしてこちらが、2号スタンドの1F部分。

改修工事によって、1番変化したのがこちらのフロアです。

 

以前は、地面がコンクリートで馬券を販売する自動販売機が立ち並ぶだけの場所でしたが、座るためのベンチや床が写真のように綺麗になりました。

 

 

また、1号スタンドと2号スタンドを繋ぐ通路付近も、コンクリートの床から明るい木目調に変わっています。

ここも以前は少し薄暗い場所でしたが、明るくなったおかげで歩きやすくなりました。

 

 

2号スタンドの1Fには、かつて川崎競馬に所属し地方通算7153勝という大記録を成し遂げた、佐々木竹見騎手にまつわる品が展示されている「佐々木竹見ギャラリー」があります。

佐々木竹見騎手にまつわる品が展示されたこちらのギャラリー。

引退から20年近く経過しても、その偉大な功績は現在でも語り継がれています。

川崎競馬場 内馬場(ウチババーン)

 

 

続いて、内馬場を紹介します。
川崎競馬場の内馬場は、日本の競馬場でも1、2を争う快適な内馬場です。

 

 

内馬場へは、スタンド前にあるこちらの地下道入口からアクセスします。

 

 

この地下道を歩いていけば、内馬場にたどり着きます。

 

 

内馬場から見たスタンドです。

スタンドから見て左半分は芝生広場になっていて、子連れの観客が楽しめる様に遊具施設も充実していました。

 

近年は改修されて、バーベキューもできる広場もできて、多彩な過ごし方ができる様になっています。

 

 

芝生広場は少し山の様になっていて、かつビジョンとコースが近いので、レースを見るのにも快適。

なのでビジョンでレースを見ながら、ずっと内馬場で過ごすことも可能です。
当然馬券売り場や売店もあって、1、2コーナー側にはイベントを開催するステージもありました。

ギャンブル場とは思えないのんびりとした空気が漂っています。

川崎競馬場 本馬場

 

 

続いて、川崎競馬場の本馬場について紹介しましょう。

コースは左周りで、1週1200m、直線は300mというコースです。
土地の問題もあるのでしょうか、見た目がかなり狭く見えます。

 

 

川崎競馬場の魅力は、なんと言ってもスタンドと本馬場の近さです。
1番前の方に行くと、かなりの至近距離でレースを見ることができます。

 

 

スタンド側で準備運動をする馬です。

本馬場の近くに立っていると、馬の息遣いなどがはっきりと聞こえ、大迫力でした。
馬の姿を撮影するカメラマンが、たくさんこの場所に立って撮影をしています。

川崎競馬場 本馬場 ドリームビジョン

 

 

こちらの巨大なビジョンが、レース映像やオッズなどの情報提供を行うドリームビジョンです。

2003年にキングスビジョンとして誕生し、その巨大さで当時から世界でも有数の巨大ビジョンと囁かれました。

2006年にJRAの東京競馬場のビジョンにその座を奪われますが、川崎競馬場は2010年に昔から使用していたビジョンとキングスビジョンを合体させて、巨大なドリームビジョンを完成。

大きさは1152㎡で、当時世界最大級のスクリーンとしてギネスブックに登録されていました。

ひろたか
ひろたか

その後、あっさりとドバイのメイダン競馬場にその座を奪われました(悲)

写真を見てもわかりますが、とにかく巨大でレース映像もオッズの文字も凄くわかりやすく見えました。

内馬場の芝生で座って映像を見ていると、まるで野外シネマに来たような気分になれます。
オッズやパドック映像など、レースに必要な情報をほぼ全て網羅してくれるので、とてもありがたい存在です。

 

川崎競馬場 おすすめグルメ

 

 

地方競馬の楽しみといったら、なんと言ってもグルメですね。

川崎競馬場のグルメは昔から充実度が高く、ファンから高い評価を受けてきた店も多いです。
その中でも、特におすすめの食べ物を2つ紹介します。

 

 

まずはなんといっても、こちらの焼きそば(500円)です。

スパイスがたっぷり効いていて、しかもサービス満点というくらいのボリューム感があります。
この焼きそばを食べに川崎競馬場に来る人も多いとのこと。

とにかく辛く、食べてると舌が熱くなり汗がしたたり出るので、辛いのが苦手な人は気をつけましょう。

 

 

続いてのおすすめは手作りコロッケ(250円)です。

じゃがいも、ひき肉、玉ねぎを塩こしょうで味付けしただけのシンプルなコロッケで、味がしっかりとついているので、ソースをつけなくても美味しく食べることができます。

 

 

中身はこの様になってます。

とにかく大きいコロッケで、しかも先程の焼きそばと同様に味はスパイシーです。

焼きそばもコロッケも、この独特のスパイシーさに多くの人が惹かれているんでしょうか。
さすが川崎、一筋縄ではいかない食べ物ですね。

 

皆さんも川崎競馬場に来たらぜひ食べてみましょう!

 

川崎競馬場 マーケットスクエア川崎イースト

 

 

競馬場の2号スタンドの横には、場違いの様なショッピングモールが建っていました。

このマーケットスクエア川崎イーストのある場所には、かつて川崎競馬場の3号スタンドが建っていましたが老朽化により解体され、再開発によって2016年にオープンしたショッピングモールです。

 

競馬場のコースと向き合う様に建っているので、上階の駐車場からこの様に無料でレースやスタートの瞬間を見ることができます。

 

 

レースはこの様に見えます。
レース実況もはっきり聞こえるので、レースを見るだけならここで見るだけでも十分です。

 

この場所でのんびり競馬を楽しみたいなら、4Fにあるこちらのテラススペースに行きましょう。
簡単なものですが、子供が楽しむための遊具もあるので、子連れで訪れるのもおすすめです。

 

 

テラススペースから見た競馬場がこちらです。

買い物の合間に訪れる人も多く、ドリームビジョンが大きいのでパドック映像も全て確認できてしまいます。

なので、結構快適でいいんじゃないかと思いました。

ちなみにモール内には、

  • マツモトキヨシ
  • ニトリ
  • しまむら
  • ダイソー
  • ゲームコーナー
  • スーパーマーケット

という定番のお店や、病院など公共施設もテナントで入っています。

正直、特別な見所はないですが、競馬場のイメージを変えるという意味ではある意味成功している施設ではないでしょうか。

 

まとめ

今回は、施設がリニューアルされた南関東の競馬場の川崎競馬場を取り上げていきました。

  • 馬を近くで観察できる
  • 巨大なビジョンでレース映像を見れる
  • 焼きそばとコロッケが名物
  • 隣のショッピングモールから競馬が見れる

というように、競馬を楽しむには快適の環境が備わっています。

交通の便も良いので、川崎に訪れたら川崎競馬場に行ってみましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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