【イオンモールがオープン】名古屋ノリタケの森で必ず見るべき見所を紹介

東海

2021年10月27日、名古屋駅の近くにある「ノリタケの森」の中に、新たな新名所「イオンモールNagoya Noritake Garden」がオープンしました。

20年近くに渡って、都会のオアシスとして親しまれてきたノリタケの森。

イオンモールのオープンにより、今まで以上に多くの人が詰めかけるようになり、再び注目を集めています。

イオンモールには、

  • 東海地方初出店のお店
  • スタバのある大型のTSUTAYA書店
  • プラネタリウムシアター

など、1日中過ごしても飽きることはありません。

この記事では、そんなノリタケの森とイオンモールNagoya Noritake Gardenの見所をたっぷり紹介していきます。

この機会にぜひ知ってみてください!

 

 

ノリタケの森 基本情報

 

 

ノリタケの森は日本、いや世界を代表する陶器メーカーとして有名な「ノリタケ」の本社の裏側にある自然豊かな公園です。

ノリタケの陶器を製造する本社工場の跡地に造られた公園で、2021年で開場から20周年を迎えました。

園内には美しい木々や芝生の他に、工場の歴史を今に伝える歴史的建造物や、ノリタケの歴史を学べるミュージアムや陶器を販売するお店もあって、とても名古屋駅の近くにあるとは思えないくらい静かな雰囲気です。

長らくイオンモールを建設するための工事をやっていましたが、完成したことで建物と公園がうまく調和して、今まで以上に魅力的な公園へと生まれ変わりました。

ここからは、ノリタケの森の見所を1つ1つ紹介しましょう。

ノリタケの森  ウェルカムセンター

 

 

ノリタケの森に到着したら、まず最初にこちらの建物に入場しましょう。

ここは、ノリタケの森ウェルカムセンターです。
ノリタケの創業から現在に至るまでの歴史やノリタケの技術力を紹介する博物館で、無料で入場可能です。

 

 

入口を入ると、時系列で昔の名古屋の街の風景を写した貴重な写真が紹介されています。

戦時中の写真や、まだ路面電車が走っていた頃の名古屋市の写真が展示されてました。

 

 

ここでは、ノリタケの歴史を年表ごとに当時の写真を交えて展示。

ノリタケは1904年に森村市左衛門、大倉孫兵衛、飛鳥井孝太郎によって創業され、日本で初めて高級洋食器を生産した会社です。

やがて、細かいハンドメイドの美しさや絵付けの美しさが世界で評価され、ノリタケの陶器は海外で絶大な人気を得て、一流ブランドになりました。

 

ノリタケの創業のきっかけや、ノリタケの陶器がどうやって世界に認められたのかという道筋をここで知ることができます。

机の上にあるお皿を触ると、お皿から映像が流れてますので、試してみましょう。

 

 

こちらでは、ノリタケが今力を注いでいる半導体やセラミックマテリアルなどの製品を展示しています。

ノリタケでは、現在では陶器よりも工業機材やセラミックマテリアルのシェアが7割〜8割を締めるようになっていて、

  • LED電子表示
  • 歯医者で使用する歯形
  • 回路基盤
  • 工業用の砥石
  • 石工
  • ガスタービンの部品

など、様々な分野に進出し、高い評価を得ています。
陶器だけでは無い、ノリタケの魅力を学べるので必見です。

ひろたか
ひろたか

ちなみに、便器でおなじみのTOTOは、ノリタケと同じ森村グループの会社です。

 

ノリタケの森 クラフトセンター・ノリタケミュージアム

 

 

こちらの建物は1、2Fがクラフトセンター、3、4Fがノリタケミュージアムです。

クラフトセンターでは、陶器の製作や絵付け作業を間近で見学することができます。
有料で絵付け体験もでき、本格的なオリジナル作品を描くことができるので興味のある方はチャレンジしてみましょう(体験料は2,000円から)。

3Fと4Fは、創業からのノリタケの陶器とその歴史を紹介しているミュージアムです。

陶器のデザインの歴史や、オールドノリタケという煌びやかな美しい陶器が展示されていています。

ミュージアムは月曜日休館。(10時から17時まで)
入場料は
大人 500円
65才以上 300円
高校生以下 無料

 

ノリタケの森 ノリタケの森ギャラリー

 

 

ノリタケの森の入口のところにあるノリタケの森ギャラリー。

絵画や彫刻などのプロやアマチュアの画家達に、作品発表の場所を提供するために完成したギャラリーです。

無料で入場できるので、気軽にアートに触れ合うことができます。

 

ノリタケの森 ライフスタイルショップ

 

 

ノリタケの高級食器を販売するショップです。
店内には高級感あふれるカフェもあり、食事を楽しむこともできます。

 

店内はこのような感じです。

食事に使うお皿やカップ、フォークやスプーンが豊富に揃っています。

 

手土産にぴったりな小物類も多く販売しています。
食器を購入しなくても、美術館感覚でウインドーショッピングするだけでも楽しいですよ。

 

ノリタケの森 煙突広場

 

 

蔦が絡まった計6本の煙突の前にある芝生広場を、煙突広場といいます。
晴れた日にはのんびりするのにぴったりの場所。

経済産業省の近代化産業遺産にも指定されているこちらの煙突は、1933年に完成し1979年までノリタケの工場で陶磁器を焼く時に使用するトンネル窯の煙を排出する為に使用された煙突で、現在の高さは約8m。

操業されてた時は、高さ45mに及ぶ巨大な煙突で栄にあるテレビ塔ができる前には名古屋一高い建造物でした。

ひろたか
ひろたか

6本の巨大煙突は新幹線の車窓からもはっきりと見え、富士山と並ぶ撮影スポットでもありました。

工場は1979年に移転し、その役目を終えた後は上の部分が切り取られ、モニュメントとして歴史にその名を刻んでいます。

 

 

こちらは、窯壁です。

工場建設の際に、頑丈な基礎として使用され、擁壁材として使用されました。

窯壁には、たくさんの皿が飾ってあって、そこには「ノリタケの森基金」に賛同してくれた人の名前が記されています。

 

 

 

広場の奥には、ピオドープがありました。

ピオドープとは、都会に造られた植物や動物が共生できる為の自然の森です。

運が良ければ、小鳥を見ることができます。

 

ノリタケの森 噴水広場

 

 

最後に紹介するのは、噴水広場。

どことなく欧米の公園のような雰囲気ですね。
バックにあるイチョウの木と綺麗にマッチングしていて、絶好の記念撮影スポットです。

 

 

噴水の前には赤レンガの立派な建物があります。
この建物は、ノリタケが明治の終わりに建設した日本で最初の陶磁器工場の建物で、完成した当時から変わらずその姿を留めていることから、近代化産業遺産にも選ばれている由緒ある建物です。

 

他にも、「せせらぎ」と呼ばれる人工の川とメタセコイヤの並木が赤レンガ前にありました。

静かな水のせせらぎと、美しい並木に心が洗われます。

 

以上がノリタケの森でした。
ここからは、イオンモールNagoya Noritake Gardenの見所を紹介しましょう。

イオンモール Nagoya Noritake Garden

 

 

2021年10月にオープンした新しいイオンモールで、写真でもわかるようにノリタケの森の隣にあるので、ノリタケの森を散策した後に訪れるのに最適です。

 

1Fから3Fまであり、館内には様々な見所があります。

そういうわけで、早速階ごとに見所を紹介していきましょう!

 

イオンモール Nagoya Noritake Garden  1Fフロア

 

 

1Fは、主にブティックや飲食店のお店が中心です。

ノリタケの森の中にあるショッピングモールということで、館内には自然に近い木材の色や緑色を壁に多用していました。

 

 

こちらはレストラン街です。

名古屋地区、または東海地区に初進出したお店が多く、午前11時の早い段階からいくつかのお店で行列ができていました。

 

 

こちらは、「キミハン」の愛称でお馴染みの「君のハンバーグを食べたい」という洋食のお店です。

今年の3月に、東京の西新宿にオープンするや否や連日行列のできる大人気のお店となって評判の高いこちらのお店。

名古屋地区でもその人気は知れ渡っているようで、開店前から長蛇の列ができる人気ぶりでした。

 

 

そしてこちらは、福岡発祥の天ぷらの名店「博多天ぷらたかお」です。

同じ福岡の天ぷら専門店「ひらお」、「だるま」と共に福岡の天ぷらの名店として全国にお店を構えるたかお。

この度、東海地区に初出店となりました。

 

1つ1つ天ぷらを揚げて出すというスタイルなので、席が開くのに時間が掛かるのと、カウンター席中心なので、開店前から大行列ができます。

以前横浜のお店も見たことがありますが、やはり大行列ができていました。
なのでもし食べたいなら、早めに並んだ方が良さそうです。

 

イオンモール Nagoya Noritake Garden  2Fフロア

 

 

続いて、2Fを紹介します。

2Fには無印良品やユニクロといった、ショッピングモール定番のお店が出店していました。

 

 

2Fで1番の目玉は、やはりこちらのTSUTAYA BOOKSTOREでしょう。

店内は1Fから2Fに繋がっていてとても広く、本の種類も充実しています。
写真は1Fで、ビジネス書や文庫本など大人向けの品揃えで、静かに本を選びたい人にはおすすめです。

 

 

TSUTAYA書店の店内には、階段があって2階の売り場に直接アクセスができます。

その階段のところには、度肝を抜かれるほどの巨大な本棚がありました!

 

 

この角度から撮影すると、その美しさが際立ちますね。

本棚のインパクトは高く、階段ではお客さんがこぞって写真撮影をしている姿が目立ちました。
ちなみに本棚にある本は偽物で、紙でできたフェイクの本です。

 

 

2Fの売り場では子供向けの絵本や学習書、文房具が多く目立ってました。

こちらの書店のコンセプトが、

日本で一番、子どもと行きたい、子どもが行きたい書店

ということで、子供の知的好奇心を注ぐ為の子供向け学習書も多く揃っています。
家族連れで訪れるにはぴったりの本屋さんですね。

2Fにはスターバックスもあるので、大人もゆっくりくつろげますよ。

 

 

2Fにはこの他に、レストランも数件あります。
東海地区初出店のスープカレーの店「Rojiura Curry SAMURAI」もあり、こちらも長い行列ができてました。

 

イオンモール Nagoya Noritake Garden  3Fフロア

 

 

続いて3Fです。

この階にはフードコートがあります。
一部の机には充電用のコンセントがあって便利です。

主に3Fは、英会話教室や料理教室、フィットネスや病院といった医療系、文化系テナントが中心でした。

 

他にも家族連れや友人同士で楽しめる施設として、ナムコのゲームセンターがあります。

 

 

3Fで1番の見所と言っていいのが、こちらのコニカミノルタプラネタリウム満天NAGOYAです。

日本で初のLEDドームシステムによるプラネタリウムシアターで、プロジェクターによる映像以上にきめ細やかで臨場感のある星の光をゆったりとした席で眺めることができます。

天文ショーは40分近くに渡って上映され、2作品が交互に上映されるスタイルです。

料金は

寝転んだままで鑑賞できるプレミアムシートとオーロラシート  4,200円(2名から)
一般席 大人(中学生以上) 1,600円  子供(4歳以上) 1,000円

となっています。

 

 

一通り楽しんだら、テラス席に行ってみましょう。
2Fと3Fにあるこちらのテラス席は、ノリタケの森と名古屋市を一望できます。

 

 

そして3Fのテラス席の隣には、コワーキングスペース Basis Pointがありました。

高級感あふれる雰囲気で、料金はドリンク飲み放題で30分220円、延長15分で220円、1日最大で2,640円となっています。

 

 

スペース内には、作業に集中しやすいように壁で区切られている机もありました。
全ての机にコンセントもあるので、充電もできるのがありがたいですね。

 

 

1時間550円で借りれるBoxシートもあります。
グループで使用するにも便利です。

 

ノリタケの森 イオンモール Nagoya Noritake Gardenのアクセス

 

ノリタケの森は、名古屋駅からも栄からもアクセスはとても簡単です。

名古屋駅と栄を通る名古屋市営地下鉄東山線の亀島駅(名古屋駅で高畑行きに乗って次の駅)から、JRと名鉄の高架下を潜って徒歩6分で到着できます。

名古屋駅からも徒歩12分ほどで到着できるので、交通の便はかなり良好。
道中にある名古屋ルーセントタワーのL4出口までは、地下道を通って行けるので、天気の悪い日や暑い日や寒い日には地下道を通って行くのをおすすめします。

この他に、名鉄名古屋線の栄生駅からも徒歩11分でたどり着くことが可能。
駅前にあるトヨタ産業技術館を横切って歩けばすぐにイオンモールの建物が見えてきます。

まとめ

今回は、2021年10月にオープンした名古屋の新名所、イオンモールNagoya Noritake Gardenと自然あふれる公園でおなじみのノリタケの森の見所をそれぞれ紹介してきました。

名古屋駅からも近く、自然あふれるノリタケの森の中にたたずむショッピングモールということで、とても居心地が良く、楽しい時間を過ごすことができます。

プラネタリウムや大型書店など、1日いても飽きない魅力的な場所なので、名古屋に訪れたらぜひ足を運んでみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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