【ジョージレストラン】那覇の家庭的なレストランで洋食を堪能しました

沖縄

那覇にあるお得な値段で食べることができるレストランを知りたい!

沖縄に行ったら、美味しいタコスが食べたい!

この記事では、このような要望に答えていきます。

最初に結論を言ってしまうと、これらの条件を全て満たすお店は、那覇市辻地区にあるジョージレストランというお店です。

このレストランは1954年のアメリカ統治時代にコザ(現沖縄市)にオープンし、その2年後に現在の那覇市辻地区に移転。
以降この地区を代表するレストランとして、地元の人や観光客から高い評価を得ている洋食レストランです。

今回は、そのジョージレストランではどの様なものが食べられるのかを紹介していきます。
那覇へ行ったら必ず行くべき洋食店なので、ぜひチェックしてください。

 

 

ジョージレストラン アクセス

ジョージレストランがあるのは、那覇市の中心街から少し離れたところにある辻地区というところです。

県庁や国際通りからはかなり離れていて、かつかなり入り組んだ地区なので、初めて訪れる人は迷いやすいかもしれません。

ちなみに、ゆいレールの旭橋駅からは徒歩15分ほどです。

旭橋駅からは、

① サンシャイン通りを真っ直ぐ歩いて行き、セブンイレブン那覇西2丁目店が見えたら右に曲がる。

②上之蔵大通りをひたすら真っ直ぐ歩いて行き、西武動物病院のところを左に曲がる

③左に曲がってすぐに、ジョージレストランが見える

これが、旭橋駅からジョージレストランまでの道のりです。
地図で見ると難しく感じますが、慣れれば簡単に到着できます。

もし歩きたくない場合は、那覇バスの三重城行きの1、2、3、5、15、45のバスに乗車して「上之蔵」バス停で下車すればすぐに着きます。

ひろたか
ひろたか

5番バスは国際通りを経由し本数も多いので、初心者におすすめです。

ジョージレストラン 外観

 

 

こちらが、ジョージレストランの外観です。

いかにも昔ながらの洋食屋さんという雰囲気を出していますね。
入口が少し小さく、少し入りにくい感じはありますが、地元の人達が気軽にランチを食べにくるレストランなので、気負う必要はありません。

 

 

店の周囲は閑静な住宅街と、庶民的なスーパー「辻スーパー」とステーキハウス88がありました。

さらに奥に進んでいくと、地元だけでなく全国的に有名な男性が好む風俗街があります。
夜は暗くて雰囲気が悪そうに感じますが、特別治安が悪いというわけでは無いので大丈夫です。

 

ジョージレストラン 店内の様子

 

 

店内はこの様になっています。

欧米にある庶民的なレストランの様な内装で、店内には静かなジャズが流れるお洒落で良い雰囲気でした。
テーブルは全部で7つほどあって、僕は今回窓側の席に着席しました。

 

 

テーブルの模様がなんだか大理石の様な模様をしていたり、ソファーに白いカバーがかけられたりと、新しい内装ながら古い昭和の要素も混ざっています。

 

ジョージレストラン Aサイン

 

 

ジョージレストランの壁には、この様な赤いAマークの額が飾ってありました。

これは、「Aサイン」というアメリカ統治時代の沖縄の飲食店営業許可証です。

 

Aサインは、1953年に設立された米国風紀取締委員会が独自に制定したサインのことで、「A」とは「approve(承認)」の頭文字の意味を指します。

このサインは、米軍関係者やその家族が安全に飲食店や風俗店を利用できるように、米国風紀取締委員会が定めた厳しい衛生検査をクリアしたという証明書でもあり、衛生面でも最高の優良店という意味です。

そのため、このサインを持っているお店は、「Aサインバー」と呼ばれ、沖縄の象徴になりました。

ひろたか
ひろたか

事実、Aサインバーのおかげで沖縄の衛生状況は著しく向上しました。

1972年の沖縄返還によってAサインは事実上廃止となりましたが、ジョージレストランのように古くからやっているお店は、今でも当時の名残りを残すためにAサインを店舗に飾っていたりします。

ジョージレストラン メニュー

 

 

それでは早速、ジョージレストランのメニューを紹介していきましょう。
最初のおすすめ料理は、タコスです。

沖縄は昔からタコスを扱うお店が多く、その中から独自の料理としてタコライスが開発されました。

タコライスとは、タコスの具材をご飯にのせた料理のことで、発祥は沖縄県金武町(きんちょう)です。

タコライスは300gで750円というかなりリーズナブルな金額です。

スパゲティもパン付きで700円台と、お財布的にもかなりお得なのではないでしょうか?

 

 

続いてメインディッシュのメニューです。

ピザにステーキ、サンドウィッチやハンバーガーといった、アメリカのレストランを彷彿させるバラエティーに飛んだメニューが自慢です。

ランチの種類は、

  1. Aランチ(1,000円)
  2. Bランチ(750円)
  3. Cランチ(500円)

というかなりリーズナブルな料金でした。

これだけ充実していると、どれから食べていいのかわからなくなってしまいますね。

ピザに関してはテイクアウトも利用できますので、旅行の場合はホテルの部屋で食べて楽しむこともできます。

 

 

デザートとドリンクメニューがこちらです。
ワインの種類が豊富なのが目につきますね。

さらにデザートとしてアップルパイがメニューに入っていました。
メニューには、

「出来上がりまで15分程度かかります」

と書かれていました。

焼くのに時間がかかるのはわかりますが、どんなアップルパイができるか気になるところではありますね。

 

ジョージレストラン Aランチ

今回僕が注文したのは、先程紹介した3種類のランチセットの中で、1番ボリュームのありそうだったAランチを注文しました。

Aランチの中身は、スープとサラダ、ライスがついていて、

  • トンカツ
  • フライドポテト
  • エビフライ
  • ハム
  • ひとくちサイズハンバーグ

とボリューム感あふれるおかず満載のランチセットで、また値段もお手頃なのでコスパも抜群です。

早速どういったものか紹介していきましょう。

ジョージレストランAランチ 前菜とスープ

 

 

最初に出てきたのは、スープとサラダで、スープはクリームシチュー風味の味です。
そういえば、僕が訪れた沖縄のステーキレストランで出されたスープは、いずれもクリームシチュー仕立てのスープが提供されました。

沖縄ではよくあることなんでしょうか?
スープはちょうど良い暖かさで、ほっとするような味でした。

ジョージレストランAランチ メインディッシュ

 

 

ある程度スープとサラダが食べ終わったタイミングで、今度はこちらのメインディッシュが出てきます。

大きいサイズのトンカツの上には、エビフライと沖縄でよく食べられているハム、そして小さいサイズのハンバーグにミックスベジタブル、フライドポテトと、ランチメニューの中では1番ボリュームのあるメニューです。

これで1,000円という価格なのですから、ランチセットとしてはかなりお得であるといえますね。

 

 

トンカツはこのような感じになっています。

衣は薄く、肉も柔らかくて食べやすかったです。
ケチャップとソースがありますので、それを上手く使って美味しく食べましょう。

 

ジョージレストラン タコス

 

 

今回はAランチと一緒に、タコス(1個200円、3個500円、5個750円でパン付き)を注文してみました。

タコスはメキシコ生まれの料理ですが、沖縄ではB級グルメの1つとして人気のある食べ物で、沖縄本島内にはたくさんのタコス屋さんがあります。

ひろたか
ひろたか

そのタコスの材料を白米の上にのせたのが、沖縄名物のタコライスです。

タコスは値段もお手頃なので、気軽に味わうことができます。

食感も歯応えがあって、ひき肉とレタスのかみ合わせが最高に良かったです。
お好みで、チリソースをかけてみましょう。

チリソースは、見た目は辛そうに見えますが、汗をかくほど辛くはありません。
ソースをかけたことで、より味が引き締まるので必ずかけましょう。

 

ジョージレストラン  営業時間

営業時間は、月曜を除く11時から22時までの営業となっています。
月曜日は定休日ですので、訪れる際は注意しましょう。

もしかしたら、急に休みになったり夜の営業はしないということがあるかもしれませんので、気になる様でしたら事前に電話をして確認しましょう。

まとめ

今回は、那覇市の辻地区にある洋食レストラン、ジョージレストランについて紹介してきました。

沖縄にAサインバーのあった時代から営業していた歴史の古いレストランで、

  • ピザ
  • タコス
  • ハンバーガー
  • ステーキ
  • アップルパイ

とメニューは豊富です。

ランチタイムに行けば、500円〜1,000円台でボリューム感一杯のランチセットを食べることができます。

中心街からは遠いですが、必ず満喫できるレストランなので、那覇に訪れたらぜひ食べに行ってみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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