それが、今回紹介する駅前不動産スタジアムです。
Jリーグサガン鳥栖の本拠地として知られている駅前不動産スタジアムですが、
実際どんなスタジアムなんだろう?
と思っているサッカー好きの方は多いのではないでしょうか?
確かに、関東や関西など他地区からやって来る方にとっては、観戦環境の良し悪しというのは凄く気になるものですよね。
というわけで今回は、鳥栖市の駅前不動産スタジアムの座席やピッチの見え方について解説をしていきます。
これから観戦に行こうとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください!
目次
駅前不動産スタジアムのアクセス
駅前不動産スタジアムのアクセスは、Jリーグのスタジアムの中でも1、2を争うくらいの素晴らしさです。
こちらの写真は鳥栖駅のホームから撮影したスタジアムです。
スタジアムはこのように、JR鳥栖駅の目の前という便利な立地で、
快速電車で約32分
特急リレーかもめ、みどりで約22分
スタジアムへ向かう際の注意点として、JRの鳥栖駅の出口はこちらの一ヶ所しかありません。
なので、スタジアムへ向かう際にはファミリーマートの隣にあるこちらの歩道橋を渡って、スタジアムへ向かいましょう。
歩道橋の上から眺めたJR鳥栖駅と駅前不動産スタジアムです。
この写真からも、いかに駅からのアクセスが良いかというのがおわかりいただけるでしょうか?
橋を渡り終えたところには、このような広場があって飲食関係のキッチンカーが並んでいて、サポーターの憩いの場となっています。
メインスタンドのコンコースからも、JR鳥栖駅が見えて電車を眺めることができます。
これだけ線路が近いスタジアムは、JR阪和線の真横にあるヨドコウ桜スタジアムを彷彿とさせますね。
駅前不動産スタジアム 基本情報
駅前不動産スタジアムは、佐賀県鳥栖市にあるJリーグサガン鳥栖のホームスタジアムです。
現在の「駅前不動産スタジアム」という名前は2019年からで、福岡県久留米市に本社を置く不動産会社「駅前不動産ホールディングス」がネーミングライツを獲得し、この名前が付きました。
1996年にJR鳥栖駅構内の大規模な車両基地だった鳥栖機関区と操車場跡地に建設されたこのスタジアムは、完成当初当時JFLに所属していた現在のサガン鳥栖の前身のチームである鳥栖フューチャーズの本拠地としてオープンします。
ところがスタジアム完成の1997年、巨額の負債を抱えて鳥栖フューチャーズは消滅することに。
その後、鳥栖市民の賢明な存続活動のお陰で、佐賀県サッカー協会が主導となって新たに「サガン鳥栖」として再スタートを切り、99年にJリーグに加盟し現在に至ります。
JR鳥栖駅の目の前というアクセスの素晴らしさに加え、サッカー専用スタジアムということでピッチとスタンドの距離が近く、しかも程よく傾斜があるのでサッカーを観戦するには最適の環境です。
収容人数は約24,000人。
佐賀県のサッカーの殿堂として、佐賀県民から愛されているスタジアムです。
駅前不動産スタジアム メインスタンド
それでは、駅前不動産スタジアムとは一体どのようなスタジアムなのでしょうか?
まず最初に、メインスタンドから見ていきましょう。
こちらが、メインスタンドのコンコースになります。
売店も充実していて、かつ化粧室も洋式が整備されて清潔で使いやすかったです。
駅前不動産スタジアムのスタンドは、下段が2階、上段が3階となっています。
それぞれ順番に見ていきましょう。
メインスタンド2階
まずはメインスタンド2階から見ていきます。
この場所はチケットが無いと入れないので、このように外からの撮影になりますがご容赦ください。
やはりサッカー専用のスタジアムだけあって、ピッチとスタンドの距離が近いです。
ご覧のように傾斜が急な設計になってますので試合が見やすく、上段の席に行けば雨に濡れることなく試合を見ることができます。
この写真はアウェイ側の座席ですが、この場所にはアウェイサポーターの姿もチラホラといるので、アウェイサポーターが座るのもOKです。
続いて、階段を登ってメインスタンド3階を見て行きましょう。
メインスタンド3階
続いてメインスタンドの3階について解説しましょう。
3階へは、コンコースにある階段を登ってアクセスします。
こちらが、メインスタンドの3階から見た景色です。
ピッチを見下ろす感じになっていて、距離もあまり遠い感じがしません。
全体的に上手く設計されている気がします。
座席はベンチスタイルで、愛知の豊田スタジアムのように座席の前には安全のための鉄製の柵が設置されていました。
メインスタンドの座席を購入し、席を指定する際には気を付けることがあります。
上の写真にあるように、通路に降りる階段の近くの席を取ると、タッチラインの一部が隠れて見にくくなることです。
これがどうしても気になるという方は、なるべくこの辺りを避けることをおすすめします。
そして前との座席の間隔はあまり広く無いので、席を移動する際には迷惑がかからないように注意しましょう。
駅前不動産スタジアム バックスタンド
続いては、バックスタンドについて紹介していきます。
バックスタンドもメインスタンドと同様に、ピッチが見やすく最高の観戦環境です。
さてどのようになっているのでしょうか?
早速解説していきましょう。
バックスタンド2階
こちらが、バックスタンドの2階から見た景色です。
メインスタンドと同様に、チケットを持っていないと中には入れないのでコンコースからの撮影になりますが、メインスタンドと同様に傾斜が急で試合が見やすい設計をしてました。
メインスタンドよりチケット価格が安いので、試合に集中して観戦したい方には最高の席と言えるでしょう。
観戦環境としては、100点満点に近いです。
バックスタンド3階
バックスタンドの上階の3階席がこちらです。
メインスタンドの座席と、構造はほぼ同じでした。
ホーム側景色はこんな感じで、かつ屋根の真下となっていますので、雨に濡れる心配はありません。
中々快適な座席で、かつメインスタンドよりチケット代も安い場所なので、気軽にサッカーを観戦したい方にはおすすめの席です。
ただ、一部の座席にはこのように「条件付きの席」として柱が目線に入ってしまう座席があります。
この座席さえ無ければ、最高の環境と言えるカテゴリーです。
駅前不動産スタジアム サイドスタンド
最後に紹介するには、サイドスタンドです。
メインから見て左がホーム、右がアウェイのサポーター席となってます。
最大の特徴は、下段が全て立ち見席ということです。
全席自由席で、アウェイサポーターは下段に陣取るというのが基本スタイル。
清水のIAIスタジアム日本平より上段スタンドが高く設定されているのと、少し傾斜があるので試合はかなり見やすかったです。
どんな座席なのか見ていきましょう。
サイドスタンド下段
こちらは、ホーム側の下段サイドスタンドになります。
ここは自由席で、全席立ち見となってますので、応援に集中できる環境になってますので、声を出して思いっきり声援を送りたい方におすすめです。
上段の方へ行けば屋根の下で観戦できますので、雨でもポンチョを着る必要はありません。
サイドスタンド上段
サイドスタンドの上段席がこちらになります。
ピッチ全体が良く見えるので、見応えのある席です。
ただし、屋根はついて無いので雨天の日は雨に濡れるのは覚悟で購入しましょう。
サイドスタンド アウェイ側
アウェイサポーターが陣取る席は、メインスタンドから見て右手の下段になります。
席の構図は、先程紹介したのと同様です。
上段の席の方は、基本的にサガン鳥栖サポーターが着席する席になります。
浦和レッズなど、多くのサポーターが集まるチームの場合は上段の席もアウェイサポーターで埋まる場合もありますので、サガン鳥栖を応援する時は注意が必要です。
鳥栖駅名物 かしわうどんの中央軒
ここまでスタジアムについて一通り紹介してきましたが、最後に駅前不動産スタジアムを訪れたら必ず食べておきたいおすすめグルメを紹介しておきましょう。
それは、JR鳥栖駅のホームにある立ち食いうどんのお店「中央軒」です。
福岡県や佐賀県の方では、柔らかい麺に澄んだつゆが特徴のうどんがソウルフードとして高い人気を誇っていますが、中央軒は1956年に九州で初めて「立ち食いうどん」の営業を始めた由緒あるお店としても知られています。
このお店の名物が、こちらのかしわうどんです。(そばあり。税込390円)
煮干しと昆布で出汁をとった薄味のつゆに、九州独特の甘辛く煮た鶏肉の「かしわ」のかかったうどんは絶品でした。
しかも390円という破格の安さなので、サッカー観戦の前に食べていきましょう。
かしわうどんだけで無く、ごぼ天やエビ天、丸天(魚の練り物を揚げた天ぷらのこと)をトッピングしたものも味わえます。
なお全てのうどんそばには、かしわがトッピングされますのでお好みで楽しんでみましょう。
他にも稲荷すしやかしわ飯、焼麦弁当などのお弁当も販売していますので、鳥栖を訪れた記念に立ち寄ってみてください。
まとめ
今回は、佐賀県鳥栖市にあるJリーグサガン鳥栖の本拠地である駅前不動産スタジアムを紹介してきました。
- サッカー専用でピッチとスタンドの距離が近い
- JR鳥栖駅の目の前でアクセス最高
- 鳥栖駅で食べるかしわうどんが美味しい
というように、理想のサッカー観戦を演出してくれる最高の環境にあるスタジアムです。
佐賀県の誇りと言っても良い駅前不動産スタジアム。
九州を訪れたらぜひ訪れてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。