九州最南端にある国際空港、それが鹿児島空港です。
福岡空港に次ぐ九州で2番目に大きい鹿児島空港は、東京や大阪、名古屋といった大都市だけでなく、
- 種子島
- 屋久島
- 奄美大島
- 徳之島
といった鹿児島の離島にアクセスする上でも重要な空港です。
大きい空港とは言うけれど、鹿児島空港ってなんかあるの?
今回の記事では、鹿児島空港で時間を潰せる空港施設を紹介します。
鹿児島空港の国内線ターミナルは、実は見所が多く、
- 天然温泉を使用した足湯
- 市民ギャラリー
- 飛行機に関する展示が豊富な博物館
といった施設があります。
今回の記事では、鹿児島空港で時間潰しに利用できるおすすめ空港施設を、国内外25空港に訪れた経験のある私松井ひろたかが紹介しましょう。
地方空港の中でも見所の多い空港なので、是非参考にしてください!
目次
鹿児島空港へのアクセス
鹿児島空港は、鹿児島市から30キロほど離れた霧島市にあります。
鹿児島市から遠く離れているように見えますが、空港の近くに九州縦貫自動車道の入り口があるので、意外と早く鹿児島市内にアクセス可能です。
道路のアクセスが良いこともあって、宮崎、熊本、福岡までの高速バスも空港から出ているので、他都市へ行くこともできるので便利ですね。
鹿児島市内へは、バスを利用します。
30分おきに運行していて、鹿児島中央駅、天文館前まで運行。(一部は県庁前、鴨池港行き)
料金は1,300円です。
所要時間は40分ほど。
また鹿児島県内の主要な町へもバスで行けるので、目的地別にうまく使いましょう。
いわさきコーポレーション
各路線の運行状況は随時更新しております。運行情報はこちら
鹿児島市内線 | 南国交通株式会社
鹿児島空港連絡バスの鹿児島市内線の時刻表、運賃、バス停留所のご案内です。鹿児島空港連絡バスは予約制ではない為、時間に余裕を持ってご乗車頂きますようご協力をお願い致します。
鹿児島空港 見所を紹介
こちらは、鹿児島空港の保安検査場入り口です。
最初にも書きましたがかなり規模の大きい空港で、東京、大阪便を中心に多くの便が運行していますので、利用者はかなり多い印象を受けました。
就航中の航空会社は、
JAL 、ANA、IPEX、スカイマーク、FDA、ソラシドエア、Peach、J-Air、日本エアコミューター
です。
地方の空港としては、かなり多くの会社が就航しています。
ここからは、鹿児島空港にある見所を3つ紹介していきます。
鹿児島空港の見所 その1 航空展示室 SORA STAGE
空港2Fの保安検査場の入り口から見て右側に行くと、青を基調としたお洒落な入り口の「SORA STAGE」という施設があります。
ここでは、飛行機に関する展示や鹿児島空港の歴史を紹介する博物館で、入場料無料でどなたでも拝観することが可能です。
飛行機好きの方にとっては、まさに天国のような所です。
館内は狭いですが、展示物は充実しています。
入り口の階段を登って3Fに行くと展示スペースです。
写真右側には、飛行機の開発の歴史を解説した展示が、模型と一緒に展示されています。
日本の航空開発の歴史や、エンジンや翼の変換の歴史を学ぶことが出来るので、とても勉強になるのでじっくり見ていきましょう。
写真左側は、鹿児島空港の歴史を年代ごとに紹介しているスペースです。
現在の空港が1972年に完成する前の鴨池空港の写真や、現在の空港が完成からどのように発展していったのかを一眼で知ることが出来ます。
鹿児島空港の滑走路やターミナルの歴史や、就航路線がどのように拡大していったのかといった事が、当時の貴重な資料を通じて見れるので、こちらも要チェック。
ここでは、鹿児島空港に就航している国内外航空会社と、旅客機の種類を紹介しています。
航空会社の簡単な歴史と、会社の塗装が施された飛行機の模型が展示されていて、大人でも子供でも楽しめる場所ですよ。
飛行機は、ボーイングやエアバス、そしてコンコルドも展示しています。
飛行機好きにはたまらないスペースですね。
他にも、飛行機好きの人にとっては、テンションの上がる展示があるんです。
それがこのパタパタボードこと反転フラップ式案内表示機です。
これは実際に鹿児島空港で使われてたものを、そのまま展示して公開しています。
10分ごとに実際に動きます。
下のところを見ると、昔懐かしいJASやエアーニッポンの表示もあって、40代より上の人にはすごく懐かしく思えるでしょう。
パタパタボードは県営名古屋空港近くのエアポートウォークでも見れます。
パタパタボードの向かいには、実際の飛行機のエンジンの目と尾翼が展示されています。
なかなか近くで見れるなんてないですね。
お子様向けですが、フライトシュミレーターもあります。
料金も安く、ゲーム感覚で楽しめますよ。
そしてこれは、CAの訓練用に改造された飛行機の機体です。
この中には、自由に入って見学出来ることになっています。
座席には自由に座れるので、休憩におすすめ。
飛行機に乗る予定が無くても、乗った気分になれますよ。
展示スペースからそのまま展望デッキに行けるので、飛行機の離発着を見学しましょう。
晴れた日は新燃岳、韓国岳(からくにだけ)、高千穂山といった霧島連山が見れます。
写真の飛行機は右からPeachとソラシドエアです。
東京から鹿児島空港へは成田(Peach)羽田(ソラシド)両方からアクセス出来ます。
鹿児島空港の見所 その2 エアポートギャラリー鹿児島
国内線ターミナル2Fにある、市民ギャラリーです。
毎回2週間ほどのサイクルで、地元鹿児島の芸術家による展覧会が開かれていて、無料で見学出来ます。
この日は、陶器に関する展示をやっていました。
正直あまり人は多くないので、人混みから逃れたいならここに来ることをおすすめします。
鹿児島空港の見所 その3 天然温泉足湯 おやっとさあ
国内線ターミナルを出た所の博多行きバス停の前に、天然の温泉を使った足湯があり、旅行者の疲れを癒してくれます。
おやっとさあというのは、鹿児島の方言で「ご苦労様」という意味です。
お湯が湧き出ている石の山は、桜島や霧島連山をイメージして作られたものとのこと。
泉質は、ナトリウムの炭酸水素塩泉で、少しぬるめの湯でした。
鹿児島は、火山が多いこともあって温泉が多い県です。
無料で利用出来て、体がホカホカに温まりますので、訪れたら是非利用してみてください。
タオルを持っていなくても、旅行案内所でオリジナルタオルが販売しています。(1枚200円)
なので気軽に楽しめますよ。
まとめ
今回は、鹿児島空港のおすすめの見所として、
- 航空展示室 SORA STAGE
- エアポートギャラリー鹿児島
- 天然温泉足湯 おやっとさあ
を紹介しました。
空港に足湯や航空博物館がある事に僕自身も驚きましたね。
鹿児島空港を訪れる機会があったら、是非訪れてみてはいかがでしょうか?
ちょっとした飛行機の待ち時間に時間を潰せておすすめです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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