【名物はやぶ金そばうどん】24時間運行の桜島フェリーは景色が最高

九州

こんにちは、ひろたかです。

鹿児島を代表する観光地といえば、そう桜島ですね。

鹿児島市から見える桜島は日本を代表する活火山で、火口からは常にガスが吹き出ていて常に噴火の危険と隣り合わせです。

そんな状況でも桜島周辺には普通に人が住んでいて、鹿児島市から通勤通学をする方も多くいます。

彼らにとっての重要な足となる物、それが桜島フェリーです。

鹿児島市から錦江湾を進み桜島まで結ぶフェリーは、人だけでなく車やバイクも乗せることが可能で、島民のために欠かせない生活路線になっています。

もちろん観光客にとっても、桜島周辺を観光するためになくてはならないフェリーです。

この記事では、この桜島フェリーについて紹介していきます。

簡単に紹介していくので、桜島にいく機会のある方は、是非参考にしてみてください。

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桜島フェリーの概要

桜島フェリーが営業を開始したのは、昭和9年(1934年)のことです。
大正3年(1914年)に起こった大規模な噴火(大正噴火)がきっかけで、住民は大きな被害を受けてしまいました。
それから住民の間で災害からの復興や、子供たちに満足な教育を受けさせるように鹿児島市にアクセスできる船が欲しいという要望が相次ぐようになり、大正噴火から20年後の1934年に集落所有の船を利用し、船の運行が始まったのです。
今では、桜島の住人にとって欠かせない生活路線となっており、5隻の船を使い毎日24時間休まず運行しています。
車も乗船出来るため、大隅半島の方から鹿児島市に早い時間でアクセスすることも可能です。
船の便数は、朝方が15分、昼間は20分、夜は30分、深夜が60分という間隔で運行しているのでわかりやすい時刻表となっています。
料金は
大人 200円
子供 100円
です。
なお、鹿児島市交通局が発行している2種類の切符
  • かごしまシティービュー1日乗車券
  • サクラジマアイランドビュー1日乗車券

にはフェリーの割引券がついていて、200円が160円に割引となります。

かごしまシティービューに関しては、こちらをあわせて読んでみて下さい。

初心者向けかごしまシティービューで行く鹿児島観光スポットを4つ紹介

 

桜島フェリーターミナル 鹿児島港と桜島港へのアクセス

鹿児島市の桜島フェリーターミナルは、かごしま水族館の隣です。
行き方は、鹿児島市電の市役所前、水族館口で下車して、錦江湾方面に徒歩7分歩けば到着します。
ターミナルに到着して、エレベーターに乗って上がって行くとそこがフェリー乗り場です。
桜島港側のフェリーターミナルは、桜島の西側にあり、観光の拠点です。
観光案内所や、軽食を出す喫茶店が営業しています。
桜島の西側の観光名所を循環するサクラジマアイランドビューや、桜島の東側にある観光名所の黒神埋没神社に向かう路線バスもここから出発します。
黒神埋没神社へ行くバスは、鹿児島市営バスなのでかごしまシティービュー1日乗車券が使えます。

桜島フェリー 乗船の仕方

こちらが、鹿児島港側のフェリー乗り場です。
上にあるのがフェリーの時刻表になっていますので、ここで直近の出航時刻を確認しましょう。
フェリーターミナルは、いかにも昭和的な雰囲気が残る場所になっていて、個人商店がいくつか立ち並ぶ独特的な所です。
尚、料金は鹿児島港側では徴収しません。全て桜島港側で徴収します。
1日乗車券についている割引券も桜島港で係員に渡します。
乗船時間になったら、この入り口を歩いて船に向かいます。
鹿児島市民の大事な足という事で、車も乗船可能です。
入り口のところで料金を払って、写真にある狭いスローブを走って船内に入っていきます。
見ただけでも狭く、雨の日なんかは慎重に運転しないと危ない気がしますね。
乗船中は、車のドライバーはたいてい自分の車の中で到着まで待機しています。
僕も車の場所に行って見てきましたが、あまりデッキの方には上がってくる人はいませんでした。
自動車航送の料金は、車長3m未満が1070円。そこから1mごとに値段が上がっていくシステムです。
車長は車検証に記載されています。
スタッフから乗船指示が出たら、船に乗り込みます。
ここからは、船内がどうなっているのか見ていきましょう!

桜島フェリー 船内の様子

客室内の様子です。
簡単な長椅子に座って、皆さんテレビを見ていますね。
なんとなく病院の待合室みたいな感じです。
客室の真ん中には、売店もありお菓子や飲み物、カップラーメンまで売っています。
ここに座っている方は、おそらく地元の方がほとんどではないでしょうか。
観光目当てで来られた方は、絶好の景色を見るために外のデッキにいます。
こちらがデッキです。
写真左手にある階段を降りると、先ほど紹介した客室に行くことが出来ます。
2つ大きいテーブルがあって、食事をしたい時にはありがたい設備です。
せっかく桜島フェリーに乗ったのだから、このデッキから錦江湾と桜島の景色をしっかりみておきましょう。
桜島フェリーから見える桜島の様子です。
穏やかな海として知られる錦江湾と桜島のコントラストは、とにかく絵になります。
約15分ほどの短い乗船で、しかも料金200円。
これだけコスパ良し、景色良し、本数多しというフェリーは、日本いや世界的にもなかなか珍しいのではないでしょうか。
写真を撮ったりして、思い思いに桜島フェリーを楽しんでみましょう。

桜島フェリー名物 やぶ金のうどん

船内には、地元の人に大人気なうどんそばの名店があります。
それがこちら、うどんそばのやぶ金です。
桜島フェリーの事を語る上で、触れない訳にいかないほどの有名店です。
桜島フェリー内で長年営業していて、そのうどんそばの素朴な美味しさから、テレビ等多くのメディアで取り上げられるほど有名になっていきました。
あの鹿児島出身の歌手長渕剛さんもここのうどんのファンみたいです。
今では、やぶ金でそばうどんを食べたいという理由で、桜島フェリーに乗る人もいるくらい人気があります。
フェリーに乗っている時間はわずか15分ですが、注文したらすぐに出てくるのですぐに食べれてしまいます。
料金は
  • かけそばうどん   450円
  • 月見そばうどん   550円
  • 天ぷらそばうどん  600円
  • 天玉そばうどん   650円
  • おにぎり、いなり  各200円

となっています。

今回僕は、600円の天ぷらうどんを食べてみました。

薄色のツユと海老天、柔らかめの麺がうまくマッチしていて癖になる美味しさです。
立ち食いそば形式で店内で食べることもできますし、デッキに出て食べる事も可能となっています。
桜島を見ながらうどんそばを食べて見るのも、なかなか良いものではないでしょうか。
桜島フェリーに乗る機会があったなら、話のタネに1度食べてみては下さい。
後味もよく、おすすめです。

桜島フェリーのまとめ

今回は、鹿児島市から桜島までを結ぶ桜島フェリーについて紹介しました。
桜島フェリーの魅力を3つにまとめると
① 乗船料が安い
② 錦江湾と桜島の景色が最高
③ 美味しいそばうどんの店がある 
といった所です。
わずか15分間の乗船ではありますが、乗り心地も良く快適に過ごせるので、鹿児島に行ったら必ず乗船する事をおすすめします。
桜島の雄大な景色は、鹿児島の滞在をきっと忘れえぬ物としてくれる事でしょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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