【予約必須】嵯峨野観光鉄道トロッコ列車で車窓から絶景を満喫しよう

鉄道

京都を代表する観光地として多くの観光客を集める嵐山。

その嵐山から、京都屈指の景観地として知られている保津峡の横を走る観光鉄道が運行しているのをご存知でしょうか?

それが、今回紹介する嵯峨野観光鉄道トロッコ列車です。

嵐山から京都府亀岡市までを結んでいるこのトロッコ列車は、四季ごとに様々な景色を見せる保津峡の美しい景観をゆっくり満喫できる列車として人気を博しています。

この記事では、

  • トロッコ鉄道の予約方法
  • トロッコ鉄道の駅の紹介
  • 駅周辺のアクティビティ

を中心に、嵯峨野観光鉄道の魅力を詳しく紹介します。

京都の中でも人気のある観光地なので、事前予約は必須です。
ぜひこの記事を読んで、嵯峨野観光鉄道を利用する際の参考にしてください!

 

嵯峨野観光鉄道 トロッコ列車の歴史

 

嵯峨野観光鉄道とは1991年に開業した、トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅を結ぶ観光鉄道で、1日7本(ピーク時は増便)を運行しています。

トロッコとは荷物を運ぶための小型貨車で、最高時速は25キロとゆっくりとしたスピードで走りながら保津峡の美しい自然の素晴らしさを満喫できる列車です。

全長7.3kmの距離を約25分で運行する嵯峨野観光鉄道。

 

実は嵯峨野観光鉄道が使用しているレールは、元々JR嵯峨野戦(山陰本線)で使用されていた線路を使用しています。

写真左が現在のJR嵯峨野線のレールで、右が嵯峨野観光鉄道のレールです。

1989年に電化および複線化のために使われないことになった旧線の線路をなんとか再利用できないかと考えた結果、観光路線として保津峡の景色を楽しめるトロッコ列車を作ろうということで話がまとまり1990年に整備が開始されます。

1年近く苦労を掛けて環境整備が行われ、1991年に開業。

トロッコ列車の中から保津峡の景観を満喫できることからたちまち大人気となり、現在では京都を代表する観光地の一つとして人気を博しています。

嵯峨野観光鉄道 トロッコ電車 車両紹介

 

こちらが、嵯峨野観光鉄道のトロッコ電車です。
現在トロッコ電車はこちらの1台だけで運行されています。

運転時間以外では、トロッコ列車は起点のトロッコ嵯峨野駅のホームに停車しているので、JR嵯峨野線のホームから自由に撮影が可能です。

どんな座席なのか紹介していきましょう。

座席の種類

 

トロッコ列車は全部で5両編成。
5号車は「ザ・リッチ号」と名付けられていて、ご覧のように窓が吹きさらしになっている車両です。

 

残りの1号車から4号車までは、座席や床が木でできた窓がある密閉式の車両となっています。

 

車内全体を見てもレトロ感満載で、エアコンは無く冷房は扇風機だけという設備でした。

1両の定員は60名ほどで、週末や長期休みの際には当日券を購入するのも難しい状況です。
なので、早めの購入をおすすめします。

 

座席表はこんな感じです。
進行方向は右が亀岡方面、左が嵐山方面になります。

嵯峨野観光鉄道 トロッコ列車乗車方法

 

さて、そんな嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車。
一体どのようにして切符を購入すればよいのでしょうか?

最初にお伝えしますが、トロッコ列車は全席指定席です。

当日空席がある場合は直接駅の窓口で購入可能ですが、週末や長期休暇の際には売り切れてしまう確立が高いので、確実に着席したい場合は前売り券を購入して行くことをおすすめします。

運賃は、どの駅から乗車しても大人880円、子供440円です。
往復運賃は用意されていませんので注意。

席が売り切れの場合は立ち席も利用可能ですが、車内が狭いので発売数には限りがあります。

乗車券予約方法

トロッコ列車の予約方法は、乗車予定の1ヶ月前から予約ができます。

大手の旅行会社でもツアーを利用して予約が可能ですが、個人でできる簡単な予約方法はJR西日本の予約サイト「e5489」が便利です。

ログインをして、「その他の特急、新幹線予約」の項目をクリックし、「トロッコ」と入力すれば嵯峨野観光鉄道の駅が表示されますので、後は画面に沿って選択していけば簡単に予約できます。

ひろたか
ひろたか

利用にはJーWESTネット会員登録が必要となります。
支払いはクレジットカードのみとなりますので注意。

乗車当日は、JR西日本のみどりの窓口に行き、

  1. 予約番号
  2. 電話番号
  3. 支払い用のクレジットカード

を見せれば切符が発行されます。

注意事項として、始発駅のJR嵯峨嵐山駅の窓口では発券できません。
それ以外の駅でチケットを発券するようにしましょう。

ひろたか
ひろたか

ちなみに僕は、京都駅のみどりの窓口で切符を発券しました。

トロッコ列車の時刻表

 

少し見づらいですが、トロッコ列車の時刻表です。

こちらはトロッコ嵐山駅の表示版ですが、基本1時間に1本の運行になります。
電光標示には、トロッコ列車の空席情報が定時されてました。

当日券は直前だと乗れない可能性がありそうです。
なので、確実に乗りたいと思ったら前売り券を購入すべきだと思いました。

基本的に10時台から16時台の運行になりますが、夏休み等には臨時列車で17時台にも運行する場合がありますので、乗車前には公式HPで確認をしましょう。

嵯峨野観光鉄道 トロッコ電車 駅の紹介

 

ここからは、嵯峨野観光鉄道の全4駅を紹介していきます。

それぞれの都合に合わせて切符が購入でき、どの駅で乗り降りしても問題ありません。
全4駅とも大変魅力に溢れた駅ですので、それぞれの駅にはどんな特徴や見所があるかじっくりと紹介していきます。

訪れる際の参考にしてください。

トロッコ嵯峨駅

 

最初に紹介するのは、嵯峨野観光鉄道の起点駅のトロッコ嵯峨駅です。

JR嵯峨野戦の嵯峨嵐山駅を出た左手にある、こちらのレンガ調の建物が駅舎になります。

この駅には併設して「ジオラマ京都JAPAN」という日本最大級のスケールの鉄道ジオラマが展示されている博物館も併設されていました。

 

こちらがトロッコ嵯峨駅の内部です。

トロッコ鉄道の乗車券だけでなく、保津峡の川下りのセット券もこちらで販売しています。

左奥が改札口で、自分の乗る列車が到着するまで待機し、係員の指示と共にプラットホームへ向かって乗車するという仕組みです。

 

こちらが、ジオラマ京都JAPANです。

入場料は、

大人 530円
子供 320円
となっていて、トロッコ列車の乗車券を見せれば110円割引となります。

 

入場すると、巨大な鉄道ジオラマがありました。
真ん中には歩道橋があって、ジオラマを上から眺めることもできます。

ちなみにこれが、歩道橋から見たジオラマです。
ここから見ると、そのスケールの大きさを実感できますね。

 

京都タワーや清水寺の模型があることから、このジオラマは京都の街をイメージして設計されているようです。

 

さらにはかつて東京〜九州間を走っていたブルートレインの機関車のEF66の先頭部分が展示されていて、運転席も見学できます。

かつて東京〜長崎間を運行していた「さくら」と東京〜鹿児島間を運行していた「はやぶさ」の看板は、ブルートレインを知っている世代にはなんとも言えない気分になれるでしょう。

 

機関車の隣には、これまた懐かしいヘッドマークがあるのでこちらも必見です。

 

駅構内にはこの他に、実物大のSLも展示されていました。

こちらはかつて特急列車を牽引して大活躍した「C58」です。

 

この他にもSLは展示されています。

手前はD51、奥はC56です。

 

このような小型の機関車も展示されていました。

 

大きな車輪も大迫力でした。

これらの蒸気機関車は無料で見学できます。

トロッコ乗車前にぜひ見学していきましょう。

トロッコ嵐山駅

 

トロッコ嵯峨駅を出発したトロッコ列車は、そのままJR嵯峨野線と併走して走ります。

そうして到着する駅が、2つ目に紹介する「トロッコ嵐山」駅です。

 

 

天龍寺から嵐山名物「竹林の森」を通って徒歩約7分ほどで駅に到着します。

 

一見迷いそうな道のりですが、竹林内には案内看板があちらこちらにあるので、迷うことはありません。

 

駅から5分ほど離れた竹林内には、俳優の大河内伝次郎の邸宅だった大河内山荘庭園がありました。

 

 

また、駅舎の目の前には写真の小倉池と御髪神社があります。

御髪神社は、日本でも珍しい髪の健康を願う神社です。

ハゲ、または薄毛などの悩みを抱える方は必ずお参りに行くべき神社なので見逃さないように。

このような見所が多いためか、トロッコ嵯峨駅よりもこちらのトロッコ嵐山駅から亀岡方面へ向かう人が多いです。

 

列車がホームに近づくと、改札が始まります。
駅員さんの指示に従い、プラットホームへと向かいましょう。

 

 

改札口から坂をひたすら下れば、こちらのホームに到着します。
切符を見て、自分が座る座席の番号を確認して、所定の位置に並びましょう。

 

トロッコ嵐山駅には、目の前にトンネルがあります。

そのため、先頭(嵯峨方面は後ろ)の1号車から3号車まではトンネルの中に停車するので、該当する車両に乗車する場合は1番先頭のところに並び、指定の席まで自分で移動することになるので気をつけましょう。

 

ちなみに、このような感じで停車します。

この嵐山トンネルを潜った先が、京都を代表する景観地としてお馴染みの保津峡です。

トロッコ保津峡駅

 

保津峡の美しい景色の眺めに夢中になっていると、いつの間にか駅に到着していました。
ここは京都随一の景観地、保津峡への入口の駅であるトロッコ保津峡駅です。

本当に山の中の駅っていう感じで、周囲には自然以外何もありません。
ただ、JR嵯峨野線の保津峡駅がここから歩いて10分くらいのところにあるので、一応JRとの乗り換えは可能です。

 

駅は無人駅ですが、ホームにはその代わり大小様々なタヌキの置物が設置されていて、乗客の心を癒してくれます。

駅で下車したら、タヌキ達と記念撮影をしてみるのもいいかもしれませんね。

保津峡の美しい景色

 

ここからは、トロッコ列車から眺める京都でも有数の景観地である保津峡の景色を見ていきましょう。

 

嵐山トンネルを出ると、車窓左手にこのような美しい景色が広がりました。
しばらくは左手にこのような景色が広がってますが、次のトンネルを潜ると今度はこの景色が反対方向に広がります。

往復でチケットを購入すれば、両方の景色を均等に楽しむことができるので、できれば往復で購入するのがベストです。

 

目の前に流れている川は桂川です。

時折急な流れになったり、緩やかになったり色々な表情を見ることができます。

 

 

景色を堪能してもらうために、トロッコ列車はゆったりと走行します。
撮影した日は4月の中旬。

桜の木には、桜の花がわずかながら残っていました。
秋になれば紅葉が美しく見えます。

 

ふと川を見てみると、船がやってきました。

保津峡川下りの船です。

 

タイミングが良ければ、このような写真が撮れます。

車内アナウンスで「手を振りましょう!」と指示が出るので、思い切って手を振ってみましょう。
おそらく、船に乗っている方も手を振って答えてくれるはず?です。

 

トロッコ電車に乗って感じましたが、かつての嵯峨野線の線路は単線でしかも入り組んだ状態なので、本当に不便だったんだなーと改めて実感しました。

写真の鉄橋とトンネルは、現在嵯峨野線が使用している線路ですが、正直雲底の差です。

でもこの線路が整備されたおかげで、亀岡から京都まで快速電車で20分で行けるようになりました。

トロッコ亀岡駅

 

最後に紹介する駅が、終点のトロッコ亀岡駅です。
終着駅に相応しく、立派な建物でした。

 

トロッコ亀岡駅が近づくと、再びJR嵯峨野線が横に姿を現します。

軽快なスピードで、あっという間に追い抜かれてしまいました。

 

やがて車窓には牧歌的な風景が広がり、列車はトロッコ亀岡駅に到着します。

 

 

そして列車はトロッコ亀岡駅に到着。

ホームが1本しかない駅で、嵐山方面へ向かう乗客と入れ替わったらそのまま嵐山へ引き返します。

 

 

トロッコ保津峡駅と同様に、大小のタヌキが歓迎してくれました。

 

 

駅を降りたら、このようなのどかな光景が広がっていました。

ふと遠くを見ると、何やら巨大な建造物が。

実はこれ、Jリーグ京都サンガFCのホームスタジアム「サンガスタジアムbyKYOCERA」です。
トロッコ列車の終着駅が亀岡市にあることから、トロッコ列車に乗ってスタジアムに足を運ぶサポーターも近年増加しています。

トロッコ亀岡駅からスタジアムのある亀岡駅に行くには、トロッコ亀岡駅から徒歩で8分のJR馬堀駅に行き、亀岡方面行きの電車に乗って隣の駅が亀岡駅です。

嵯峨野線の線路脇を歩けば、簡単に到着できます。

 

ふと見ると、駅前に馬車がいました。

こちらの馬車は、

  1. トロッコ亀岡駅から保津峡下りの船着場行き
  2. 河川敷周辺を歩いて戻ってくる

という2つのルートで運行してます。

9時35分〜14時35分まで共に1日6本の運行となります。

なので、トロッコ列車の到着と合わないと馬車は出発してしまい、また1時間待つことになってしまうので注意が必要です。

料金は船着場行きが大人1,200円、子供600円です。
(所要時間25分で、ちょうど船に乗れるように到着できます)

周遊コースは大人子供共に600円で、約15分程度で河川敷をゆっくりと周遊します。

 

静かでのんびりとした河川敷を、馬車に乗って乗るのも中々味わい深いものです。

 

まとめ

今回は、京都嵐山から亀岡までを結ぶ嵯峨野観光鉄道について詳しく紹介してきました。

嵯峨野観光鉄道とは、

  • 列車は全席指定席で週末はJR西日本のHPから予約必須
  • 嵐山〜亀岡を約25分で運行
  • 左右交互の景色を見たいなら、往復での購入がおすすめ
  • 駅の最寄りには見所満載(ジオラマ京都JAPAN、竹林、馬車)
  • どこから乗車しても大人880円、子供440円

となっており、京都を訪れるなら時間を作ってでも乗車する価値満載の路線です。

京都を訪れたら、ぜひ乗車してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


 

 

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