【改修中の藤枝MYFCのホーム】藤枝総合運動公園サッカー場を紹介

サッカー

静岡の藤枝にJリーグのチームがあるんだよなー。
興味あるけど観戦に行きづらそうだな。

この記事では、こう思っている方の疑問に答えていきます。
静岡県のJリーグチームといえば、
  • 清水エスパルス
  • ジュビロ磐田

が有名ですが、実は静岡県藤枝市にもJリーグのチームが存在するのを知っていましたか?

そのクラブは、現在J3リーグに所属するチームで、名前を「藤枝MYFC」と言います。

藤枝MYFCが本拠地としているのが、今回紹介する藤枝総合運動公園サッカー場です。

元々サッカーの盛んな藤枝の街に生まれたサッカー専用のグラウンドで、試合が見やすいスタジアムです。
今回の記事では、藤枝MYFCの試合の観戦ガイドと、藤枝総合運動公園公園について紹介します。
2009年に創設された藤枝MYFCは、あれよあれよという間にカテゴリーを上げていき、2014年にはJ3、2023年にはJ2に昇格するという快挙を成し遂げ、今勢いに乗っているチームです。
またチケットの価格も安く、これから初めてサッカー観戦に行くならお手頃価格で試合を見れます。
これから藤枝MYFCの試合を見たいと思った方は、是非参考にしてください!

藤枝総合運動公園のアクセス紹介

藤枝総合運動公園までは、車で行くのが便利です。
静清バイパスを谷稲葉インターで降りて、山の方に走ります。
セブンイレブンがある交差点に差し掛かったら、右に曲がりそのまま真っ直ぐ行けば総合運動公園の敷地内で、駐車場に到着です。
静岡市の中心部からだと大体約30分、藤枝駅から行けば大体10分ほどで到着できます。
2023年から、「軒先パーキング」というサイトから、駐車場の予約をすることができるようになりました。
総合運動公園内以外にも、近隣の駐車場を600円〜1,000円ほどで試合当日利用可能ですので、車でのアクセスの場合はこちらのHPから駐車スペースを予約して出かけましょう。
藤枝駅から志田温泉線のバスに乗って、「清水山入口」または「金吹橋」バス停で下車しても行けますが、徒歩15分ほどかかり、かつ坂道なので結構大変。
もしバスで訪れたい場合は、JR藤枝駅からシャトルバス(無料)が運行されていますので、そちらをご利用ください。
時刻表に関しては、試合の開始時間によって異なるので、事前に藤枝MYFC公式HPを確認していきましょう。

藤枝総合運動公園内の施設紹介

藤枝総合運動公園には、市民がスポーツを楽しむための施設が豊富にあります。
試合の日は有料になりますが、普段の日は無料で駐車場を利用することができます。
山の丘陵地をうまく利用した運動公園なので、運動を兼ねた散歩にはおすすめの公園です。
ここからは、そんな藤枝総合運動公園の主な施設を紹介していきましょう。

藤枝総合運動公園の施設①   駐車場

駐車場は、約500台分あります。
メインは、サッカー場の隣にある第1駐車場です。
他にも運動公園の反対側や、写真にある野球場専用の第5駐車場があります。
第5駐車場は、サッカーの試合当日は駐車可能ですが、サッカー場まで草が生い茂った坂を登るのがきついのと、雨の日は足元が土なので、ぬかるみ状態になって歩きづらいのが難点ですね。
他にも、少しサッカー場から離れた場所ですがグランドゴルフ場の駐車場も利用可能です。
運動公園内の第1駐車場は、早い段階で予約で満車になりますが、この駐車場は比較的試合が近い日になっても空車になっています。
場所はこちらです。
スタジアムまで歩いて10分ほどかかりますが、坂の中間に歩行者用トンネルがありますので、そこをくぐれば陸上競技場の前に出れますので、試合に行く際はそこを通っていきましょう。
ひろたか
ひろたか

駐車場前には自販機はありますが、トイレは鍵がかかって使用できません。

もしトイレを利用したいなら、陸上競技場のところのトイレを利用しましょう。

藤枝総合運動公園の施設② 人工芝サッカー場

藤枝総合運動公園には、メインのサッカー場の他にもサッカー場があります。
写真にありますが、人工芝の本格的なサッカー場でした。
ナイター照明付きで、夜でもプレーができます。
利用されていない時は、自由にグラウンドに入ってボールを蹴って遊ぶことができるこのグラウンド。
僕も実際足を踏み入れていましたが、天然芝に近い素材で足元に優しいグラウンドでした。
試合前に、時間を潰したい時にここで遊んだりするのもおすすめです。
藤枝総合運動公園には、この他に野球場と陸上競技場があります。
野球場は硬球軟球どちらも利用可という高水準の野球場。

陸上競技場も天然芝のスタンドが備わった本格的なものです。

このように立派な設備が整っている藤枝総合運動公園。
続いて、いよいよサッカー場の紹介をしていきましょう。

藤枝総合運動公園サッカー場 藤枝MYFC観戦ガイド

こちらがJリーグ藤枝MYFCの本拠地、藤枝総合運動公園サッカー場の正面口です。
正面に止まっているバスは、選手がスタジアム入りするときに乗ってくるバスです。
試合前と後には、サポーターが集まり選手のお出迎えとお見送りをしてます。
スタジアム正面の広場には、毎試合6,7軒ほどの飲食店が出店しています。
ポテトや唐揚げ、餃子やおにぎりといった軽食が中心になっていて、ガッツリと食べたい人には少し物足りない内容でした。
スタンドへの入場口は、この正面口の2ヶ所だけです。
ホーム藤枝MYFCのサポーターは正面から見て左側、アウェーサポーターは右側から入場してください。
コンコースには、軽食を売る飲食店と、藤枝MYFCの応援グッズが販売されています。

藤枝総合運動公園サッカー場 ピッチ

こちらが藤枝総合運動公園サッカー場のピッチです。
サッカー専用のグラウンドだけあって、ピッチと観客との距離が近く一体感を感じます。
今回僕は、ピッチ近くの前寄りの席に座りましたが、選手やベンチの声も聞きとれたり、プレーする選手が激しくぶつかる音もはっきりと聞こえました。
芝生も青々として美しく、サッカーの街藤枝市の誇りといっていいでしょう。
藤枝総合運動公園サッカー場は、毎年高校サッカー静岡県大会のベスト8とベスト4の試合会場としても使用されています。
2002年の日韓W杯の時には、セネガル代表が練習場としてここを使用しました。

バックスタンドとスコアボード

バックスタンドとスコアボードです。
スコアボードは簡素な電光掲示板で、映像設備はありません。
晴天の昼間は、スコアボードの字が太陽に照らされてしまうことがあり、はっきり数字が見えなくなるのが難点です。
選手の名前も表示できないので、バックスタンドにネームボードが掛けられてました。
視力が悪い人にとってはこれが見にくく、ここも改善の余地ありです。
そのバックスタンドは、完成以降ずっと芝生席でしたが、今後J1基準のスタジアムとなるべくバックスタンドの改修工事が2022年から行われています。
こちらは、2023年2月現在の藤枝サッカー場の様子です。
芝生席だったバックスタンドは土台が剥き出しになっていて、新しく座席のスタンドを作る工事が進行していました。
新しいバックスタンドは、2024年に完成予定となっています。
どんなスタンドになるか、完成が楽しみですね。
なお、スタンドの工事の影響で運動公園内の第1駐車場のスペースが狭くなっているので注意です!
スタジアムの外からは、スタンドに入れなくてもピッチ全体が丸見えになっています。
つまり、見ようと思えばタダで見れてしまいます(笑)
もちろん試合中は、ピッチが見えてしまうところに幕が引かれます。
芝生席はゴール裏には入場できますが、バックスタンド側はスタンド工事中なので入ることはできません。
ですから試合は
  • メインスタンド
  • 両サイド芝生席(メインから向かって左がホーム、右がアウェイ)
と2ヶ所での観戦になります。
そんなサッカー場に2022年、待望の大型映像装置が完成しました!
こちらが、2022年に完成した映像装置です。
メインスタンドから向かって右側に設置された映像装置は、選手の名前やスコアがはっきりと見えるようになったので、必要な情報がわかりやすく表示されるようになっています。
観戦環境は、確実に改善しつつありますね。

メインスタンド

こちらが、藤枝総合運動公園のメインスタンドになります。
メインスタンドの収容人員は、約5,000人
藤枝MYFCの試合では、メインスタンドに3種類の席があります。
  • 真ん中の屋根下でピッチ全体が見渡せるS自由席(背もたれつき) 2,500円
  • 真ん中の前列の方でピッチの雰囲気を間近で感じることができるSA自由席 2,000円
  • それ以外のサイド側の席であるA席 1,500円 
この他に、芝生席だけ座れるチケットもあり、料金はA席と同じ1,500円です。
S自由席以外では、屋根の真下に座れない可能性もあるので、雨の日はポンチョが必需品となります。
そういった部分を除けば、とても試合が見やすく選手とサポーターとの一体感を強く感じ取れるスタジアムでした。
何よりJ1の試合よりも安い価格でプロの試合を見れるのがいいですね。
2023年のシーズンは、同じ静岡の清水エスパルス、ジュビロ磐田もJ2に所属するようになったので、両チームが藤枝で試合をする際には、チケット価格が少し高くなりますので注意しましょう。
試合やチケットの関する情報はこちらから

サイドスタンド

 

最後に、サイドスタンドについて紹介します。

サポーターが応援を繰り広げる席で、芝生席と石の通路となっていて座席はありません。
メインスタンドから見て左側が藤枝MYFCのサポーター席、右側がアウェイサポーターの応援席となっています。

アウェイ芝生席への入場は、スタンド上段にあるゲートからとなっています。
非常に和やかムードで、立って声援を送るだけでなく芝生に寝そべりながらゆっくり観戦してもOKです。
料金も1,800円と格安で購入できるので、気軽に試合を見に行きたい方にはおすすめのスペースと言えるでしょう。
ちなみに、藤枝MYFCに熱い声援を送りたいけど応援グッズが無い!と嘆いた場合には、サポーター関係者が用意した無料の応援グッズ(旗等)が置いてありますので、自由に持って応援することができます。

藤枝総合運動公園 改修工事

2022年、長年サッカー場の象徴だった芝生席のバックスタンドは、2022年10月現在取り壊し工事を行なっています。
藤枝MYFCがJ2ライセンスを獲得したことで、サッカー場の改修工事を臨む声が多く出てきたことから、藤枝市はついにバックスタンドの改修工事を決断。
長年の課題であったバックスタンドは、約4000人を収容できる屋根付きスタンドになる予定で、完成は2023年の12月の予定です。
どんなスタジアムに生まれ変わるのか、本当に楽しみですね。

まとめ

今回の記事では、静岡県の藤枝市にある藤枝総合運動公園にあるサッカー場について解説しました。

Jリーグ藤枝MYFCの本拠地であるこちらのスタジアムは、より魅力的なスタジアムに生まれ変わるために、現在バックスタンドの改修工事を行なっています。

大型の映像装置も完成して、少しずつではありますがより魅力的なスタジアムに生まれ変わる途中のスタジアム。

ピッチとスタンドの距離も近いので、迫力ある試合を見ることができます。

ぜひ一度訪れて、その素晴らしさを堪能してみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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