【パタヤ行きバス】バンコクから行くならエカマイからがおすすめ

タイ

バンコクの東南に位置し、世界でも有数のリゾートスポットとして知られているパタヤ。

 

バンコクの中心部や、空の玄関口であるスワンナブーム空港から高速バスで簡単にアクセスできるので、1年を通じて世界中から多くの観光客が訪れる人気のバカンススポットです。

高速バスって言っても、乗るには結構ハードルが高いんじゃないの?

アクセスは簡単ですが、この様な不安を持っている人は多いのではないでしょうか?

今回は、バンコクからパタヤへアクセスできる高速バスの乗り方や、バスについて解説します。

結論から言いますと、バンコクからパタヤへ行くのであればバンコクのエカマイバスターミナルから出ているパタヤ行きバスがおすすめです!

 

バスターミナルやバスの切符の買い方、バス車内などを詳しく解説していきますで、パタヤへ観光へ行く際の参考にしてみてください。

 

 

バンコク エカマイバスターミナル

 

パタヤに向かう高速バスの乗り場は、スクンビット通り沿いのエカマイ地区にあるこちらのエカマイバスターミナルから発着します。

場所はこちら。

BTSのスクンビット線のエカマイ駅(トンロー駅の隣)で下車して、2番出口の階段を降りたすぐのところにあります。

ひろたか
ひろたか

バンコクの東側にあることから、「バンコク東バスターミナル」とも呼ばれてます。

 

このバスターミナルは、パタヤだけでなく

  • チョンブリー
  • サラケオ
  • ラヨーン
  • トラート

といったバンコクの東側にある街を結ぶバスや、小型のミニバスとしてお馴染みロットゥーがこのバス停から発着しているバンコクのバス交通の拠点の一つです。

 

ターミナル内には、日本のキオスクを彷彿とさせる売店がいくつか営業していました。

飲み物やスナック等、バスの中で簡単に食べられるものを中心に販売されています。

 

ちなみに、バスターミナル内にはエアコンが効いた涼しい場所はありません。
時々吹き荒れる自然の風に頼って涼みましょう。

トイレはありますが、個室内に紙はありませんのでそのつもりで。

 

どうしてもこの環境がしんどいと感じた場合は、バスターミナル隣のエカマイゲートウェイというショッピングモールが隣の隣にあるので、そこに足を運びましょう。

ここには、

  • すきや
  • シャトレーゼ

など、日系のお店やカフェがありますので、バスを待つ時間にここで涼みながらバスを待つという手もありますので、覚えておきましょう。

パタヤ行き高速バスの乗り方

 

さて、エカマイバスターミナルに到着したら早速バスのチケットを購入しましょう。

写真にあるのが、エカマイバスターミナルのバスチケット窓口です。
タイ語が目立ちますが、外国人のために英語表記もきちんと出ています。

この窓口を見ると、

いきなりタイ語ばかりで不安だ!

と、初めて利用する方は思わずビビってしまうかもしれませんが、実はパタヤ行きのチケットを購入するのはとても簡単なのです。

 

高速バスでパタヤを目指す場合は、バスターミナルに着いたら脇目もふれずにこちらの28番窓口へ行きましょう。

窓口の上側に、パタヤまでの料金が書いてあって、その料金は119バーツ(約440円)と日本のバスと比較したらかなり安い金額です。

左側に、「10:00」と表記されていますが、これは次に出発するバスの時刻を表記していて、次のバスは10時に出発しますよ〜という意味になります。

もし直前にやってくるバスが予約で満席になってしまった場合、座ることができる後のバスに回させてしまうことが稀ですがありますので、注意しましょう。

どうしても乗りたい時間帯のバスがある場合は、バス会社のHPにアクセスをして、オンラインで予約することも可能です。

その際、手数料として10バーツが料金に加算されますので注意しましょう。
バス会社のサイトはこちらです。(英語サイト)

バスのタイムスケジュールとパタヤまでの所要時間

 

バンコク〜パタヤ間の高速バスは、朝の6時〜夜の21時頃までの毎時1時間おきの運転となっています。

渋滞に巻き込まれなければ、約2時間で到着するこちらのバス。

もしパタヤからバンコクに行く際は、スクンビット通りに入れば道すがらのBTSの駅の近くで降りることができます。

その際は、事前にドライバーに「この場所で降ろしてほしい」とリクエストしておきましょう。

ひろたか
ひろたか

ドライバーは英語が話せませんが、降りたい地名を連呼すれば大体通じます。

この場合、乗客からのリクエストが無ければ、そのままエカマイバスターミナル直行となりますので注意してください。

バンコクの大動脈の道路として有名なスクンビット通りは、時々大渋滞が発生して、全くバスが動かなくなることもあります。

この場合、中々エカマイまでたどり着けない可能性があるので、もしスクンビット通りのBTSの駅前で誰かが降りたら、その人達に続いて降りてしまいましょう。

降りてそのままBTSの駅に向かい、BTSに乗ってしまえば、アソークやナナ、シーロムに簡単に戻ることができます。

プナウィティ駅、バンチャック駅、オンヌット駅で降りるのは特におすすめです。

大きい荷物をバスの真下に預けている場合は、必ずドライバーに荷物を降ろしてもらう様に頼むのを忘れずに!

ロットゥーの乗り方

 

エカマイバスターミナルにはもう一つ、ロットゥーという白いライトバンのミニバスでも、パタヤへ行けます。

 

ロットゥーに乗る場合は、この場所で切符を購入しましょう。

高速バスとはライバル関係にあることから、少しでも客を集めようと窓口のスタッフは必死になっています。

この写真の左側の窓口のお兄さんは、穴から手を出してうちわの様なものを凄い勢いで振り回し、

パタヤ!!!!パタヤ!!!!!パタヤ〜〜!!!!!!

と大声で叫んでいました(笑)。

あれじゃ観光客はドン引きするだけです(笑)。

 

そんなロットゥーですが、メリットもあります。

 

バスの場合はバスターミナルまでと行先が決まってますが、ロットゥーは自由かつお客さんが行きたい場所へ連れて行ってくれるなど、柔軟性の高いのがメリットです。

逆にデメリットは、ある程度お客さんが乗らないと出発しないので待たされる場合が多いことでしょうか。

なので、ロットゥーのドライバーやスタッフは、一度ついた客を逃したく無いので、

早く乗れ!!!早く乗れこの野郎!!

と大声で煽ってくるので、初めてタイへ行く人にとっては多少のトラウマを植え付けられる可能性があります。

とはいえ、それはある意味ご愛嬌の部分もあるので、許してあげましょう。

また料金も、140バーツ(約520円)から160バーツ(約590円)と、バスと比べたら少し高いです。

ただ、目的地がはっきりしている場合はそこまで確実に乗せてくれるので、まあ妥当な金額と言ってもいいかもしれません。

高速バスに乗り込む

 

 

この青いバスが、パタヤへ向かう高速バスです。

バスの車体に「パタヤ」と書いてあるのと、パタヤ行きは必ずバスターミナルの1番停留所に止まるので、迷うことはほぼありません。

ひろたか
ひろたか

1番バス停の表記にも「パタヤ」と記載されてますが、ごく稀に別のバス停に止まる場合もあります。

大きい荷物がある場合は、ドライバーに荷物を預けてチケットを見せた後、バスに乗り込みましょう。

バスは指定席となっていますので、乗り込んだら自分の席を探して椅子に座ります。

バスの車内

 

こちらが、パタヤ行き高速バスの座席です。

外見はゆったりしているように見えますが、座り心地は良いとは言えません。

 

前の席との間隔がこの様になっています。

あまり広くはありませんが、小型旅客機よりも余裕はある感じでした。
大体拳2つ分です。

テーブルはありませんが、フットレストがついているのは良い点では無いでしょうか?

 

座席に座る前に注意したいのは、チケットに「21」と書いてある場合は、この様に席の後ろに「21」と記載されている席に座るのが正解になります。

鉄道や飛行機の様に、窓の近くに席番号が記載されている訳ではありません。
初めて乗車する人は大抵勘違いしやすいので、間違えない様にしましょう。

ちなみに、バスの後ろにはトイレも完備されていました。

しかしとにかく汚いので、利用する際は覚悟して使いましょう!!

バスによっては、壊れて使えない可能性もあるので、そこは頭に入れておいてください。

2時間の短い道中なので、途中のトイレ休憩はありません。
後、バスの車内はかなり冷房が強く効いていて寒いです。
僕はメガネをかけているのですが、バスの冷房が効きすぎていた結果、バスを降りた瞬間に一瞬でメガネが曇ってしまいました。
おそらく冷房の強さは、ドライバーのさじ加減で決まるかもしれません。
正直冷房が強い場合は、2時間冷蔵庫の中にいる様な感じで半ば拷問の様な感じになります。
冷え性などが気になる人は必ず羽織るための長袖を持っていきましょう。

バンコク〜パタヤ間の高速バスのルート

 

エカマイターミナルを出発したバスは、スクンビット通りを真っ直ぐ行き、BTSのウドンサック駅を通過したらジャンクションを左に曲がって、上の写真の高速バスの営業所兼バス停に立ち寄ります。

ちなみに場所はこちらです。

チケット窓口はありましたが、暇そうだったので利用客はほとんどいないかもしれませんね。

 

バスは行きも帰りも、スワンナブーム国際空港南側の高速道路を走行します。

乗客は、全員がパタヤまで向かう訳ではなく、途中のチョンブリーやレムチャバンの街中で下車する人も何人かいました。

パタヤ バスターミナル

 

バンコクを出発して約2時間、バスはこちらのパタヤバスターミナルに到着します。

通称北パタヤバスターミナルと呼ばれるこのバスターミナルは、パタヤビーチから徒歩30分とかなり距離がありますので、ちょっと不便ですね。

バスターミナルから中心街への行き方は後に解説するとして、ここではバスターミナルの詳細をお仕えします。

 

こちらが、バンコク行きのバスの停留所です。

巨大扇風機の真下ですので、多少は涼しさを感じます。
ターミナル内には、お土産やスナック、飲み物を販売する売店がありました。

バスターミナルの向かいにはセブンイレブンがありましたが、周辺には特に目立った飲食店はありません。

以前はターミナル内にファミリーマートがあった様ですが、いつの間にか閉店した様です。
ターミナルの奥にはトイレもありましたが、利用にはなぜか3バーツ(約12円)かかりました。
エカマイバスターミナルのトイレは無料だったのに、この差は一体何なのでしょうか?
ちなみにこのバスターミナル、エカマイ行きだけでなく国鉄バーンズー駅近くにあるモーチットバスターミナル(通称北バスターミナル)行きのバスも発着しているので、間違わない様にしましょう。
乗り場の上の方にも大きく「バンコク エカマイ」と書かれているので、間違うことはまず無いと思います。

パタヤ中心街への行き方 ソンテオ

バスターミナルからパタヤの中心街へ行くには、
  • タクシー
  • バイクタクシー

に乗るという方法がありますが、最も安くて簡単な手段は写真の様なソンテオです。

ソンテオという乗り物は、小型または中型トラックの荷台に屋根と座席を取り付けただけのシンプルな乗り物で、タイの地方ではバスの様な公共交通機関として利用されています。

写真のソンテオは赤いですが、パタヤを走っているソンテオは青色の車体です。

 

ソンテオの車内はこの様な感じで、本当にシンプルな乗り物です。

 

乗り方は、

  1. ドライバーに乗りたい意思を伝えてソンテオに乗車する
  2. ある程度の人数が集まったら出発
  3. 車内にボタンがあるので、降りたい場所が近くなったら押す
  4. ソンテオを降りて、ドライバーに直接料金を手渡しする

という流れです。

コツさえ掴めば、何も難しいことはありません。

 

ちなみに後ろはこの様な感じなので、混雑している場合は入口のステップに立って乗車しなければならない場合もあります。

まあまあスピードが出るので、初心者はむやみに立たない様にしましょう。

 

ソンテオは、バスターミナルを拠点として
  1. 海沿いのビーチロード
  2. パタヤウォーキングストリートを左折
  3. pattaya sai song Rd(通称セカンドロード)を左折
  4. バスターミナルに戻る

という様なルートを通っていきますので、目的地が近づいたら適当に下車しましょう。

ちなみに帰りは、ルートの道に立ってソンテオが近づいたら手をあげて停車させるというタクシーと同じやり方で乗車します。

ただ、違うルートを行く車も混ざっていたり、満席の場合は止まってくれない可能性もあるので注意が必要です。

止まってくれた場合も、必ずドライバーに行き先を尋ねるようにして、間違った方向に行ってしまわ無いように気を付けましょう。


 

まとめ

今回は、

  • バンコク〜パタヤ間の高速バスの乗り方
  • パタヤバスターミナル〜パタヤ中心街へのソンテオの乗り方

を取り上げてみました。

バンコクからパタヤまでのバスは、1時間に1本と本数も多く、簡単にバスチケットも購入できるので何も難しく考えることなくパタヤまで行けます。

起点となるエカマイバスターミナルのアクセスも良いので、使いこなせれば大変便利なバスなので、バンコクとパタヤ両方を満喫したい方はぜひ利用してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

タイトルとURLをコピーしました