仙台にあるユアテックスタジアム仙台ってなんだか綺麗なスタジアムだけど、実際どうなんだろう?
今回の記事では、このような悩みに答えていきます。
Jリーグベガルタ仙台の本拠地として知られるユアテックスタジアム仙台ですが、実際どのようなスタジアムか、気になっている方も多いのでは無いでしょうか?
今回は、仙台を代表する球技専用スタジアム、ユアテックスタジアムの座席の解説と見どころをまとめました。
スタジアムの周辺にも見どころが満載なので、観戦に行く際の参考にしてみてください。
目次
ユアテックスタジアム仙台 基本情報
Jリーグベガルタ仙台の本拠地として知られているユアテックスタジアム仙台は、1997年に球技専用のスタジアムとして誕生しました。
最大の特徴は、ピッチからスタンドまでの近さと特徴的な屋根です。
スタンドの傾斜が良い感じなので、どこから見てもピッチ全体を見渡せるのでストレスがありません。
また、屋根に覆われている環境で音の反響が良く、サポーターの声がダイレクトにピッチに伝わりやすい設計となってますので、かなりの臨場感を感じることができます。
ユアテックスタジアム仙台 アクセス情報
アクセス方法はとても便利で、仙台市営地下鉄南北線「泉中央」駅から徒歩4分という便利な場所にあります。
仙台駅からの所要時間は、約15分ほどです。
車で行く場合は、東北自動車道の泉ICから車で7分で、駐車場は七北田公園内の駐車場を利用できますが、駐車できる数はそれほど多くありませんので、なるべく公共交通機関でアクセスすることをおすすめします。
泉中央駅の隣にある「八乙女」駅からも、七木田川の橋を渡って徒歩8分ほどで到着できます。
バックスタンドやアウェイスタンド側から入場する場合は、こちらからアクセスしても辿り着くことが可能です。
ユアテックスタジアム仙台 入口
早速ここから、ユアテックスタジアム仙台を紹介していきましょう。
スタジアムの入り口は、この写真の北東、北西ゲートと、バックスタンドの東北、東南ゲート、アウェイサポーター入場口の南ゲートの計6ヶ所となっています。
入場ゲートは、ベガルタ仙台の黄色いカラーに染まっていました。
このゲートの向かい側には、フードコートやイベントブースがオープンするスペースとなっています。
なお、メインスタンドの裏は関係者用駐車場となっていますので、その横は通り抜けできません。
反対方向へ向かいたい場合は、必ずバックスタンド側から行くようにしましょう。
スタジアムコンコース
こちらがスタジアムのコンコースです。
開放感があり、歩きやすい通路でした。
売店も多く、安くて美味しいフードが目白押しです。
メインスタンドの真横には仙台市営地下鉄南北線の線路があって、コンコースから電車を見ることができます。
こちらが地下鉄の車内から見たユアテックスタジアム仙台です。
七北田川の橋を渡った瞬間、巨大なスタジアムが姿を現す光景はサッカーファンなら興奮すること確実と言えます。
地下鉄の中からスタジアムのコンコースの様子が窺えるのは、おそらく日本でここだけと思うので必見です。
メインスタンド
最初に紹介するのは、メインスタンドです。
正直、日本にあるサッカースタジアムの中でもかなりレベルの高いスタンドだったので、じっくり紹介していきましょう。
こちらが座席です。
ユアテックスタジアム仙台では、ほぼ全ての座席がこの椅子を使用しています。
お尻の部分が窪んでいるので、長時間座っていてもあまり腰に負担がかかりませんでした。
なので、安心して観戦を楽しめます。
センターサークルの前の特等席から見た景色です。
この辺はSS指定席と呼ばれる席で、価格も5,200円と高額になります。
さらに中心にある一部の席は、そこは7,000円のSSS指定席という特等席です。
スタンドとピッチは高低差がありますが、それを感じさせないくらい一体感を感じる素晴らしい設計と眺めでした。
メインスタンド北側から見た眺めです。
少し上の方に行った方が、試合を見やすいように思えました。
このように、真上からでもピッチ全体を見渡せるので、観戦には最適です。
反対の南側から見ても、観戦時に見辛くてストレスを感じることはありません。
このゾーンはS指定席と呼ばれ、価格は4,200円です。
高いか安いか、感じ方は人それぞれだと思いますが、じっくり試合を見たい方にはおすすめの席となります。
メインスタンドではこの他に、角の席がA指定席として販売されていました。
こちらの価格は3,200円で、試合も比較的見やすくお得な席です。
A指定席は、南側にもあります。
アウェイサポーターの応援席の目の前なので、ベガルタ仙台の応援が聞こえにくいのが難点ですが、観戦の快適度は変わりません。
この日は少なかったですが、ベガルタとアウェイチームのサポーターが一緒に座れる「ミックス席」でもあるので、アウェイサポーターでも座ることは一応可能です。
バックスタンド
続いては、バックスタンドの紹介です。
バックスタンドのチケットを持っている方は、スタンド後方の東北、東南ゲートから入った方が早くスタンドに辿り着きます。
ユアテックスタジアム仙台では、サポーター応援エリアがバックスタンド の東北側に位置している独特なシステムです。
ここは全て自由席となってますので、とにかく声を出して選手をサポートしたいと考えている方には最適の座席となってます。
センターサークルの真ん前からみた眺めです。
日本のサッカースタジアムの中でも、5本の指に入るほどの景色でした。
バックスタンドの上段から見た景色です。
ここは皆さん座っている人ばかりなので、座りながら落ち着いて見たい人には最適の席となります。
こちらは、向かい側のメインスタンドのS指定席と同様に、4,200円で購入可能です。
前列から眺めた景色です。
こちらはA指定席で、価格は3,300円となります。
ちなみに、A指定席の上段には3〜5人がけのテーブル付きボックスシートになっていました。
サイドスタンド北側
続いて、サイドスタンドを紹介します。
サイドスタンドの北側は、ベガルタ仙台の応援席です。
メインスタンド側の角の席は、声出し不可の座席となっていて、それ以外は声出しOKの席というシステムになっています。
価格は2,800円と、バックスタンドのサポーター応援エリアより安い金額になっています。
こちらでも、普通にサポーターのチャントがされていますが、なぜ分かれているのかはわかってません。
サイドスタンド南側
続いては、南側ゴール裏のサイドスタンドです。
ここは北側より200円チケット代が安く(2,600円)、比較的リーズナブルな価格で観戦できます。
こちらのスタンドは、全席自由となっています。
サイドスタンドながら、向かい側のゴールネットの揺れもはっきり判別できるので、観戦時にストレスを感じることはありません。
こちらの角の席も、南側ゴール裏席となっています。
アウェイ側スタンド
最後に紹介するのは、アウェイ側指定席です。
南スタンドのメインスタンド寄りにあり、チケットの売れ行きによって広さは変化します。
なおこの場所は、コンコースに壁が造られるので通り抜けができません。
なので、こちらのスタンドに入る時には南ゲートからしか入場できませんので、注意しましょう。
南口入口は、七北田川と地下鉄南北線の線路の向かい側の階段です。
泉中央駅からだと、わざわざバックスタンド側から回らなければならないのが面倒になります。
なので、地図の右にある橋を渡って徒歩10分ほどのところにある、地下鉄八乙女駅を使うこともおすすめです。
ユアテックスタジアム仙台 周辺の見所
市営地下鉄泉中央駅から徒歩4分という抜群のアクセスに恵まれたユアテックスタジアム仙台ですが、スタジアム周辺には見所も多く、試合前後に訪れるのにおすすめな場所が多くあります。
ここからは、そんな周辺の見所を紹介しましょう。
泉中央副都心
七北田川の河川によって形成された階段上の地形である「河岸段丘」を利用して開発されたのが、地下鉄泉中央駅前の泉中央副都心です。
試合前後に買い物などができるスポットが集中していますので、試合観戦には恵まれた環境にありました。
郵便局やカフェのある駅ビルを中心に、
- セルバテラス
- セルバ
- アリオ
と3つのビルがあります。
しかし!
悲しいことに写真真ん中に写っているアリオは、2024年の1月31日を持って閉店することになりました。
ここの地下にはスーパーがあって、お弁当や自社製品の飲料を安く買えるので便利だったのに、来年どうなってしまうか心配です。
B1階のレジのスタッフは、試合日にベガルタのユニフォームを着て仕事をしていたのに好感がもてました。
七北田公園
続いて紹介するのが、ユアテックスタジアム仙台のある七北田公園です。
スポーツ施設だけでなく、写真のように緑に囲まれた美しい公園で、まさに「杜の都」にふさわしい公園でした。
公園内には、このような巨大な芝生広場がありました。
昼間の試合の試合前後にリラックスして過ごすには、最適の公園と言っていいでしょう。
園内には大きな池や、階段上の噴水など見所も豊富です。
公園内には、無料で見学できる植物園がある都市緑化ホールがありました。
それほど広いスペースではないですが、天候を気にせず色々な植物を見ることができます。
館内にはカフェもあって、のんびりするにはちょうどいい場所です。
この植物園内には、NHKの朝ドラ「らんまん」で有名になったスエコザサが展示されています。
植物学者の牧野富太郎博士が、仙台市の広瀬川付近で発見したアズマザサの変種形のササです。
長年支えてくれた妻の寿恵子への感謝の意味を込めて名付けられたスエコザサは、七北田公園の園内にも生えています。
まとめ
今回は、Jリーグベガルタ仙台の本拠地として知られるユアテックスタジアム仙台の座席や、周辺の見どころについて解説してきました。
ユアテックスタジアム仙台はピッチとスタンドの距離が近く、コンパクトサイズなのでサッカー観戦には最適なスタジアムです。
地下鉄の駅から近く、スタジアムのある七北田公園は緑あふれる美しい公園で、サッカー観戦以外にも見所は豊富となってます。
ぜひ一度、スタジアムに足を運んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!