最近大阪の伊丹空港がリニューアルしたみたいだけど、どうなってるの?
伊丹空港のカードラウンジを利用したいんだけど、どんな雰囲気なの?
この記事は、こういった疑問を持っている方にお届けします。
大阪府の豊中市にある大阪伊丹空港。
かっては国際空港として大阪の空の玄関口の役割を長年勤めてきましたが、1994年に関西国際空港がオープンして以降、国内線専用として新たに生まれ変わりました。
元々国際空港だったこともあって、設備は充実しています。
そして最近、大幅なリニューアルを行い、それまで以上に快適で使いやすい空港に生まれ変わりました。
飛行機に乗る人はもちろん、飛行機に乗らずに見学しに行くだけでも楽しい空港です。
この記事を読んで、大阪に訪れた際の参考にしていただければ嬉しいです!
それでは、まいりましょう!!
目次
大阪伊丹空港 アクセス方法の紹介
伊丹空港へのアクセスで最も簡単な方法は、大阪モノレールです。
門真市から大阪伊丹空港までを結ぶ全長21.2kmのモノレールで、主要駅で地下鉄や阪急電車と接続しているので大変便利です。
大阪府内からは、
- 阪急宝塚線の蛍池
- 大阪メトロの千里中央駅
- 京阪電車の門真市
- 阪急京都線の南茨木駅
からモノレールに乗り換えることができるので便利です。
京都方面からも、阪急京都線を利用すればスムーズに空港に行けます。
バス路線も大阪だけでなく、関西地区を細かく結んでいるので便利です。
大阪府内を結ぶ主なバスがこちら
- 関西国際空港
- 梅田
- 難波
- 天王寺
- 上本町
- 新大阪駅
- USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)
- 池田、伊丹、宝塚(路線バス)
大阪府外の路線も充実してます。
- 神戸
- 姫路
- 西宮
- 三田方面(予約制)
- 有馬温泉(予約制)
- 淡路島(予約制)
- 京都
- 奈良
- 和歌山(予約制)
この他に、山陰、中国地区や徳島まで行くバスもありますので参考までに。
大阪伊丹空港 ANA専用南ターミナル
大阪伊丹空港は2つのターミナルがあって、航空会社ごとに分かれています。
モノレールの駅から見て左側に見えるのが、ANAとIBEX(アイベックス)航空の専用ターミナル、通称南ターミナルです。
ANAやIBEXの飛行機を利用する際は、こちらのターミナルでチェックインします。
リニューアルの影響で、ターミナルはすっかり様変わりしました。
どういう風に変わっていったのか、これからじっくり見ていきましょう。
まずこちらがANAのチェックインカウンターです。
以前と比べて、天井が広く綺麗な設計になりました。
チェックインカウンターの前にある、自動チェックイン機です。
最近は、わざわざチェックインカウンターで手続きしなくても、簡単にチケットが発見できるようになりました。
予約番号などの必要事項を入力すれば、すぐにチケットが出てきます。
自動チェックイン機は、このようにたくさん設置されているので、混雑時でも問題ありません。
わからないことがあれば、近くのスタッフに聞いてみましょう。
ちなみに、当日の搭乗券もこの機械で購入することができます。
大きい荷物を預ける時は、スタッフのいるカウンターでも通常通り預けることができますが、最近はこのような自動手荷物預け機が登場しました。
利用できるのは、すでに搭乗手続きが済んだ人が対象になります。
チケットのQRコードを読み取ると、荷物に取り付けるタグが出てきますので、それを自分で取り付けて機械の中に荷物を入れれば完了です。
人の手を借りなくても、荷物を置くだけで自動的に重さを計測して回収されていく優れものの機械です。
人との接触を避けたり、人件費のコストを削減するために設置されたものでしょうか。
いずれにしても、簡単に手荷物が預けられるので、急いでいる時とかにはおすすめです。
チェックインを終えたら、2階に上がって保安検査場へ行きましょう。
保安検査場も、今回のリニューアルによって大きく様変わりしています。
空港の保安検査は、1人ずつ荷物をトレイに入れてX線に通したりゲートを通過したりする仕組みですが、人によってはトレイに物を入れたりするのに時間がかかる場合があったりして、混雑時には時間が掛かるという問題が生じていました。
なので伊丹空港では今回のリニューアルで、新しくスマートレーン方式というシステムを新たに導入しています。
これにより、一度に3名の乗客が同時に検査をできるようになり、検査場の混雑緩和に成功しました。
実際に通過してみたら、トレイがベルトコンベアで運ばれていくので人の手で引っ張ったりする必要が無くなったので、乗客の負担が減ってスムーズに人が流れていくので楽でしたね。
出発機の案内板もリニューアルされて、とても見やすかったです。
大阪伊丹空港 中央ターミナル
南ターミナルから北ターミナルに繋がる中央ターミナルには、このようにお土産屋さんやレストランがたくさん軒を連なっています。
今回のリニューアルによって、レストランやショップの数は倍以上に増えました。
街中にある空港ということで、ショッピングモールへ行くような感じで空港を訪れることができます。
内装も綺麗になって案内表示もわかりやすくなったのがよくわかりますね。
残念ながら、取材当時は大阪が緊急事態宣言中ということで、いくつかの店は閉まってました。
大阪伊丹空港 JAL北ターミナル
モノレール駅から見て右側にあるのが、JAL専用の北ターミナルです。
JAL又は天草エアラインに搭乗する際は、こちらのターミナルに行きましょう。
こちらがチェックインカウンターです。
天井の高さは南ターミナルとほぼ同じですね。
天草エアラインに搭乗する際は、写真奥の方に専用のチェックインカウンターがあります。
南ターミナルと同じく、ここからチェックインを済ませて、2階の保安検査場へ向かってください。
ANAにあった自動手荷物預けの機械は、JAL側にはありませんでした。
羽田空港や新千歳空港には設置されていますが、伊丹空港へ導入されるのは2021年秋頃の予定とのことです。
大阪のJAL派にとっては完成までもう少しの辛抱ですね。
大阪伊丹空港 展望デッキ
到着口のある中央ターミナルからエレベーターで4Fに上がると、展望台にいくことができます。
飛行機の離着陸を見ながら、のんびりと過ごせる空間です。
伊丹空港の展望デッキはこのように、広々としてゆとりのある設計になってます。
地面も木目調で、座るスペースが多く作られ飛行機を見るための環境が整えられていました。
こちらも、ターミナルビル同様にリニューアルを終えたばかりです。
このようにベンチや植え込みも多く設置してあって、ゆったりと飛行機が見れます。
伊丹空港は住宅地の中にある空港なので、近隣住民にも空港を楽しんで欲しい、という思いから展望台のリニューアルが行われました。
家族連れの利用者の為に、このようなキッズスペースもあります。
柵の中には、子供達が喜びそうな遊具が置かれていて、子連れでも楽しめる空間になっていました。
飛行機に乗らなくても、のんびり公園にいく感じで気軽に行ける感じで楽しめるので、訪れた際は是非足を運んでみてください。
大阪伊丹空港 カードラウンジ ラウンジオーサカ
伊丹空港にあるカードラウンジです。
中央ブロックの3Fにあります。
パーテンションが左右にあるので、作業に集中できる環境になってます。
Wi-Fi環境も抜群でした。
左側にあるマシーン、どこの空港のカードラウンジでも見かけるような気がするのは僕だけでしょうか?
右側のマシンでは宇治抹茶オレとクラムチャウダーが出てきます。
大阪伊丹空港 制限エリア内
飛行機のエプロンに向かう前に、写真のようなフードコートが新たにオープン。
- たこ焼きくくる
- ラーメンどうとんぼり神座
- 道頓堀今井のうどん
- コリアンダイニング鶴橋白雲台
- 寿司魚がし日本一
といった関西では名の知れた名店の料理が味わえます。
内装もおしゃれで、フライト前にちょっとお腹を満たしたいと思った時便利ですね。
北ターミナルと南ターミナルにあるお店はそれぞれ違うので、事前にHPで確認してください。
まとめ
今回は、リニューアルが完了した大阪伊丹空港を紹介しました。
僕も実際に利用してみましたが、とても機能的な空港で利用しやすい空港でした。
大阪へ旅行したい方で空港を使う機会があるのであれば、是非利用してみてください。