宮崎の玄関口「宮崎ブーゲンビリア空港」は、単なる通過点にするにはもったいないほど、魅力的なスポットが充実しています。
南国の花々が彩る外観や、滑走路を間近に望む展望デッキ、さらには個性が光る館内スポットから快適なカードラウンジまで、その見どころは多彩です。
本記事では、空港へのアクセス方法から、旅の合間にぜひ立ち寄りたいおすすめの過ごし方までを詳しくご紹介します。
目次
宮崎ブーゲンビリア空港へのアクセス方法

宮崎ブーゲンビリア空港へのアクセス方法には、以下の3つがあります。
- 鉄道
- バス
- タクシー
ここからは、それぞれの特徴を詳しく解説します。
鉄道でのアクセス

宮崎空港から市街地までは、JRでのアクセスが可能です。
JR宮崎駅から宮崎空港行きの電車に乗れば、10分〜15分で空港に到着します。

ただし、空港方面の電車は日中2本のみの運行なので、利用前には必ず時刻表の確認が必要です。

なお一部列車は、にちりんやひゅうがといった特急電車も空港へ向かいます。
こちらは本来特急券が必要になりますが、宮崎〜宮崎空港間は乗車券のみで利用が可能です。
そのため、わずかな時間ですが背もたれ付きの椅子で快適にくつろげます。

宮崎空港駅で下車したら、そのままターミナル方面に真っ直ぐに進みましょう。
改札を出て階段を降りれば、空港ターミナルはすぐ目の前です。
バスでのアクセス

空港までは、バスでのアクセスも可能です。
2026年現在、以下の路線が運行しています。
| 行き先 | 運行間隔 | 運賃 |
| 宮崎駅前(1番のりば) | 20分おきの運行(所要時間25分) | 490円 |
| 宮交シティ(1番のりば) | 1時間に1〜3本の運行(所要時間10分) | 310円 |
| 日南飫肥(おび)(2番のりば) | 1日6本(所要時間1時間40分) | 2,010円 |
| 都城(3番のりば) | 1時間に1〜2本程度(所要時間1時間) | 1,760円 |
| 宮崎シーガイア(4番のりば) | 1日5本運行(所要時間25分、土日祝のみ) | 930円 |
路線バスは、時間に余裕がある場合や、都城または日南方面へ行くには便利です。
これらのバスは、地元民も利用する普通の路線バスです。
大きい荷物がある場合は、電車またはタクシーを利用するのをおすすめします。

空港でのバス停は、このようになっています。
タクシーでのアクセス

急いで空港に向かいたい場合や、朝早い便を利用するならタクシーが便利です。
宮崎市街から空港までの所要時間は、道路状況にもよりますが約15分から20分かかります。
料金は、2,800円〜3,100円程度です。
宮崎ブーゲンビリア空港の外観を彩る南国の花

宮崎市街地から約5kmの場所に位置する宮崎ブーゲンビリア空港は、施設内に花がたくさん咲いています。
「ブーゲンビリア空港」という愛称が付けられた同空港では、南国をイメージさせるブーゲンビリアの花が外観を彩っていることで有名です。
ここからは、これらの魅力を解説していきます。
空港名の由来にもなったブーゲンビリアとは

ブーゲンビリアは、中南米原産のオシロイバナ科の花です。
赤・ピンク・白・紫・黄色など鮮やかな色合いを長期間咲かせることから、世界各地で親しまれています。
宮崎の温暖な気候や温かいおもてなしの精神の1つと考えられ、空港のシンボルとして選ばれました。

空港には数多くのブーゲンビリアが植えられていて、専門のスタッフによって大事に育てられています。
このブーゲンビリアは、宮崎交通グループの創業者で「宮崎観光の父」と呼ばれた、故・岩切章太郎氏が普及に努めた花です。
岩切氏は苗を県民に配布するなど、長年普及活動に務めました。
空港には1960年代から植樹され、ブーゲンビリアは宮崎空港のシンボル的な花として愛されています。
見頃の時期とその他の花

ブーゲンビリアの見頃は、5月頃です。
宮崎空港では、正面玄関近くや駐車場周辺でブーゲンビリアを見られます。
特に正門前のブーゲンビリアは美しく、長年多くの観光客を魅了してきました。
宮崎空港では、ブーゲンビリアだけでなく以下の花も見られます。
- ハイビスカス
- ヤブラン
- ハマユウ
- グズマニア
- アガパンサス
- アジサイ
バスヤード近くのウェルカム広場には、ビロウ樹が植えられており、南国気分を盛り上げます。
宮崎ブーゲンビリア空港の展望デッキで飛行機を楽しもう

宮崎ブーゲンビリア空港には、飛行機の離着陸を見られる展望デッキがあります。
ここからは、展望デッキの詳細を詳しく解説しましょう。
展望デッキの基本情報

宮崎ブーゲンビリア空港の展望デッキは、4Fにあって無料で入場可能です。
空港は宮崎市内から近い場所にあるので、宮崎の市街地もはっきり見られます。
営業時間は、以下の通りです。
7:00〜21:00(冬季8:00〜20:00)
暗い時間も開放しているので、宮崎市内の夜景も眺められます。

展望デッキのアクセスは、エレベーターか3階にあるこちらの階段を利用しましょう。
離着陸を間近で見られる

展望デッキからは、離着陸を間近で見られます。

宮崎ブーゲンビリア空港では、飛行機は1日約60便以上が離着陸するので、いつでも色々な飛行機を見学可能です。
滑走路は一本のみで、ターミナルからも近い距離であることから、展望デッキから迫力ある爆音を聞けました。
エアプレインパーク

宮崎空港の展望デッキには、小型飛行機が展示されています。
こちらの小型飛行機は、かつて航空大学校で訓練機として使用されたビーチクラフトC90Aキングエアです。

展望デッキには、訓練機が宮崎へ来るまでの歴史も紹介されていました。

この飛行機は、仙台空港で東日本大震災の津波を逃れた飛行機として知られ、現在では飛行機の魅力を伝えるためにこの場所で一般展示されています。
コクピットの見学も可能で、10:00〜18:00まで無料見学が可能です。
パイロット服を着て記念撮影もできますので、飛行機の魅力を存分に楽しめます。
宮崎ブーゲンビリア空港内のおすすめスポット

宮崎ブーゲンビリア空港内には、以下のようなおすすめスポットがあります。
- 温水洋一さんのブロンズ像
- 宮崎神話を描いたステンドグラス
- もしもしコーナー
- パタパタ案内板
- トイレ表記
宮崎空港に行く予定のある方は、ぜひ参考にしてください。
温水洋一さんのブロンズ像【1F】

宮崎空港の1階ロビーのベンチには、何と本人そっくりに造られた俳優温水洋一さんの銅像がありました。
温水さんは宮崎県都城市出身で、プロモーションの一環として2019年から設置されています。
晴れた日には正面玄関に設置されるベンチと銅像ですが、この日は1階ロビーに設置されていました。
銅像の温水さんは足を組んでベンチに座っていて、この日は12月なのでサンタのコスプレを披露しています。

近くで顔を見ると、本当に温水さんそっくりでした。

頭の薄さも、忠実に再現されています。
生え方はどこまで本当なのかわかりませんが、見事な再現度です。

記念撮影スポットとして最適ですので、ぜひ足を運んでみてください。
2.日向神話を描いたステンドグラスと仕掛け時計

宮崎ブーゲンビリア空港のオアシス広場は、日向神話を描いた美しいステンドグラスが見られる広場です。
2019年に完成したこのステンドグラスには、「古事記」や「日本書紀」に登場する八百万神(やおろず)の神が描かれています。
3階にはタッチパネルが設置され、ステンドグラスに書かれている神の詳細やゆかりの地を知ることができます。
また、毎時0時になったら、ステンドグラスの下にある「夢かぐら」という仕掛け時計に注目しましょう。
時間になると、日本神話を彷彿とさせるからくり人形が出現し、音楽に合わせて踊ります。
3.もしもしコーナー

制限エリアと制限外エリアのガラス越しに2つのアナログ電話が設置されていて、もしもしコーナーと呼ばれ親しまれています。
通常制限エリアに入ると、もうお見送りの人との会話はできません。
しかしここに来れば、ガラス越しに電話をして会話が可能です。
もしもしコーナーは半世紀の歴史がある宮崎空港名物で、さまざまな別れのドラマを演出してきました。
無料で利用できるので、大切な人との別れの時に利用してみてはいかがでしょうか。
4.パタパタ案内板

宮崎ブーゲンビリア空港では、現在でも昔懐かしいパタパタ案内板が見られます。
通称「反転フラップ式案内表示機」と呼ばれていて、長年親しまれてきた宮崎ブーゲンビリア空港の名物です。

しかし2026年1月に、出発ロビーにあったパタパタ案内板が、保安検査場再整備を理由に運用終了になりました。
ただ、完全にパタパタ案内板が無くなった訳ではなく、以下の場所では引き続き見られます。
- 到着ロビー
- 搭乗ゲート
しかしこれらも、部品の調達などの問題から、近い将来撤去される可能性は高いです。
どうしても見たいと思ったら、早めに訪れることをおすすめします。
5.トイレ表記

宮崎ブーゲンビリア空港を訪れたら、トイレの表記に注目してみましょう。
宮崎ブーゲンビリア空港では、空港のトイレマークにゴルフやサーフィンなどスポーツのイラストを採用しています。
春〜夏はサーフィンやフラダンス、秋〜冬はゴルフとその季節に相応しいデザインになります。
細かい部分ですが、空港を訪れたらぜひ注目してみてください。
宮崎ブーゲンビリア空港のラウンジ「ひむか」

宮崎ブーゲンビリア空港には、フライトまでの時間を快適に過ごせるブーゲンラウンジ「ひむか」があります。
指定されたクレジットカードと搭乗券を提示すれば、ドリンクを飲んで過ごしたりコワーキングスペースとして利用可能です。
ここからは、ブーゲンラウンジ「ひむか」の詳細を解説します。
ブーゲンラウンジ「ひむか」の基本情報

カードラウンジ「ひむか」は、1階ロビーの西エリアにあります。
利用には、当日利用可能な搭乗券と利用できるクレジットカードの提出が必要です。
ラウンジ利用には時間制限があって、入場してから2時間まで利用できます。
カードを持っていない場合は、以下の料金で利用可能です。
| 大人(13歳以上) | 1,100円 |
| 子供(4歳以上13歳未満) | 550円 |
地域住民のコワーキングスペースとしても利用可能で、上記価格に+550円を支払えば、1日中利用できます。
利用できるクレジットカードの種類

カードラウンジで利用できる種類は、以下の種類のゴールドカードであれば利用可能です。
- VISA
- JCB
- MUFG CARD
- DC
- Nicos
- TS CUBIC
- MICARD
- PayPayカード
- Life CARD
- Orico
- UC
- au PAY カード
- VIEW CARD
- アプラス
- ダイナーズクラブ
- 楽天カード
- JACCS
- dカード
- セゾンカード
これらのカードは、一部対象外の場合もあります。
カードが利用可能かどうか知りたい場合は、受付に確認しましょう。
ラウンジ内の施設

ここからは、ラウンジで受けられるサービス内容を紹介します。
ラウンジ内は明るい雰囲気で、パソコン作業をするには最高の環境です。
木目調の机には、椅子1つに対してコンセントとUSBケーブルがあります。

こちらは、1人で集中して作業したい人向けの机です。

ゆったりとくつろいで座りたいと思ったら、ソファ形式のこちらの座席に座りましょう。
席は仕切りで分けられていて、1席1つコンセントとUSB充電が可能です。

こちらは、ドリンクサービスのコーナーです。
ラウンジ内では物を食べることが禁止されているので、食べ物は用意されていません。

冷蔵庫には、宮崎名産の日向夏ドリンクと、宮崎生まれの乳製品として知られるヨーグルッペもありました。
これらのドリンクは、全て無料で飲むことができます。
宮崎ブーゲンビリア空港のグルメ・お土産

宮崎ブーゲンビリア空港には、宮崎名物のグルメを楽しめる飲食店や、お土産店が充実していることで有名です。
ここからは、空港内にある飲食店とお土産が揃うショップを解説します。
宮崎名物グルメが楽しめる飲食店

宮崎ブーゲンビリア空港では、チキン南蛮・宮崎地鶏・冷汁などの名物料理を楽しめる飲食店が多く軒を連ねています。
空港の飲食店は、主に2階と3階にあります。

こちらは2階のカフェカンナです。
カレーやケーキなどの飲食や、コーヒーなどのドリンクが充実しています。

こちらは、「おもてなし夢かぐら」。
宮崎地鶏やチキン南蛮などの宮崎料理を味わえ、宮崎を出発する直前に宮崎料理を食べたいと思ったらおすすめのお店です。

こちらのビューラウンジマリィリアでは、飛行機を眺めながら高品質のコーヒーを味わえます。

1Fフロアには、宮崎名物のフルーツを味わえるジュースバーがありました。

中でも、マンゴーや日向夏を使ったソフトクリームは絶品です。
他にもラーメンや寿司、そばなどのお店もあるので、お気に入りのお店を探してみましょう。
宮崎限定のお土産が揃うショップ

宮崎ブーゲンビリアでは、宮崎限定のお土産が揃うショップも充実していました。
主に2階に集中していて、旅行中などに買い忘れたと思ったら、すぐに購入できます。

2026年現在、空港には全部で8店のお土産屋があります。
宮崎名物のお土産なら何でも揃っていますので、じっくり買い物を楽しみましょう。
宮崎ブーゲンビリア空港は見どころ豊富で利用するのにおすすめの空港!

今回の記事では、宮崎県における空の玄関口、宮崎ブーゲンビリア空港の見どころやおすすめスポットを解説しました。
空港には魅力的な施設が豊富で、飛行機を待つ時間を十分に満たしてくれます。
また、市街中心街から約5kmとアクセスも抜群で、鉄道やバスで簡単にアクセスできるのも魅力的なポイントです。
空港周辺には、ブーゲンビリアを中心にたくさんの花が咲いていて、見頃の5月には多くの観光客を魅了しています。
宮崎を観光される方は、ぜひ宮崎ブーゲンビリア空港を利用してみてくださいね。
