【美しい夜景を見るのにおすすめ】札幌藻岩山展望台のアクセスを紹介

北海道

札幌を代表する夜景スポットして高い人気を誇る藻岩山。

展望台から見える夜景は美しく、日本では「日本3大夜景」の1つとして知られていて、自然に溢れた藻岩山は北海道らしい自然を見れることでも有名です。

そんな展望台へのアクセスは一見難しそうに思いがちですが、

①札幌市電
②無料シャトルバス
③ロープウェイ
④ミニケーブルカー

の4つを利用して、簡単に展望台までアクセスできます。

今回は、札幌の藻岩山の美しい夜景と展望台までのアクセスについて詳しく紹介しましょう。

 

藻岩山までのアクセス紹介

札幌市の南西側にある藻岩山。
自然に溢れてスキー場もある藻岩山の近くに行くなら、札幌市電を利用して行くのが便利です。

札幌市中心街の「すすきの」電停から路面電車「外回り」に乗車して約25分、「ロープウェイ入口」電停で下車しましょう。

反対方面の「内回り」に乗ってもOKですが、所要時間は約30分と、「外回り」より少々時間がかかります。

「ロープウェイ入口」電停で下車したら、歩いて10分ほどで藻岩山ロープウェイの乗り場に行くことができます。

ただ、その道中は起伏の激しい坂になっているので、歩いて行くにはかなりハード。

なので、ロープウェイ乗り場までは電停近くのバス停から発着している無料シャトルバスを使ってアクセスしましょう。

ロープウェイ山麓駅行き無料シャトルバス

「ロープウェイ入口」電停のすぐ近くには、このようなバスロータリーがあります。

ここは、藻岩山のロープウェイ山麓駅まで無料でアクセスできるシャトルバスの乗り場です。

場所は電停のすぐ近くで、「cafe Lon」というカフェの前にあります。

 

こちらが、シャトルバスの時刻表です。

基本は15分に1本の運転で、平日は17時15分以降から、土日祝は午前10時から午後21時までの運行となっています。
GWと7、8月の土日祝、お盆休みには21時30分と45分にも運行されるので便利です。

そして、こちらがシャトルバスです。

綺麗でお洒落なラッピングが施されたマイクロバスでした。

この通り小さなマイクロバスなので、1度に乗れる人数は限られています。
定員になるとバスは発車し、再びバス停で待つことになりますので注意しましょう。

シャトルバスは、こちらの「ロープウェイ山麓駅」に到着します。

帰りも時刻が決まっているので、タイミングが合わないと乗れなくなってしまうので気をつけましょう。

ただ帰りの場合は下り坂なので、歩いても余裕で電停まで帰れます。
暗くなる時間帯は混雑が予想されるので、できれば明るい内に早めに到着しましょう。

藻岩山山頂までの道のりを紹介

 

藻岩山の山頂へ向かうには、

  • 藻岩山ロープウェイ
  • ミニケーブルカー

と2つの乗り物に乗車しなければ、行くことができません。

まず最初に、山麓から中腹へ向かう藻岩山ロープウェイについて紹介しましょう。

山麓駅でチケットを購入

先程紹介した山麓駅に着いたら、建物内のエレベーターに乗って4階を目指しましょう。

そこには上記のようなチケット売り場があるので、ロープウェイとミニケーブルカーのチケットを購入します。

チケット窓口は、ロープウェイの出発時刻に合わせてオープンするので、山麓駅にロープウェイが到着するまでは列で待ちましょう。

ひろたか
ひろたか

藻岩山はとにかく虫の多い山です。
列に並んでいると大きな蛾や蜂が駅の中に入り込むこともあるので注意しましょう!

チケット売り場には、藻岩山の展望台のライブ映像があり、景色がどのようになっているのかを予め確認できます。

チケット価格

こちらが、ロープウェイとミニケーブルカーの時刻表です。

山頂までの運賃は、ミニケーブルカーと合わせて往復大人2,100円になります。
中腹駅までは往復大人1,100円です。

ちなみに、札幌市民は大人1,100円と通常2,100円よりかなり安くなっています。

正直、札幌市民がうらやましいですね。

もいわ山ロープウェイ

こちらが、もいわ山ロープウェイです。

定員は66名で、藻岩山の中腹駅まで約5分間の空中散歩を堪能できます。

 

こちらは、ロープウェイの時刻表です。
15分に1本の運行ですが、繁忙期には増便します。

ロープウェイは、

  • エゾリスをモチーフにした金色
  • 蝦夷フクロウをモチーフにした銀色

の2台があって、藻岩山の自然にマッチングした色となってます。

ひろたか
ひろたか

エゾリス、蝦夷フクロウ共に藻岩山に生息しています。

 

ロープウェイは、かなりのスピードで進んでいきます。

ロープウェイの中から見た札幌市の景色です。

そしてこちらが、ロープウェイの中から見た藻岩山です。
藻岩山は深い緑が生い茂った山で、貴重な動植物の生息地としても知られています。

山麓駅を出発して5分後、ロープウェイは中腹駅に到着しますので、降りる準備をしましょう。

中腹駅

こちらが、ロープウェイとミニケーブルカーが発着する中腹駅です。

藻岩山の中腹に位置するこの駅の外には駐車場が広がっていて、車で来た方はロープウェイに乗らずして中腹駅に到着できます。

この後は頂上まで、藻岩山ミニケーブルカーに乗車するので、この入口で待ちましょう。

そしてこちらが、ミニケーブルカーの時刻表です。

ロープウェイと同様に、15分おきの運行となっています。
夏の観光シーズンは混雑するので、増便します。

夏の観光シーズンは、待ち時間が30分近くになる恐れもありますので、余裕を持って出かけましょう。

藻岩山ミニケーブルカー

こちらが、中腹から山頂までを結ぶミニケーブルカーです。

まるでゆりかごのような車体をした、2両編成の未来型スタイルの乗り物で、その外観はケーブルカーらしくありません。

 

このケーブルカーはスイス製の車両で、定員は1両30名で、合計60名です。

森の中を駆け抜けていくように走るミニケーブルカーは、季節ごとに色々な景色を見せてくれます。

車両はこんな感じです。

山頂までの所要時間は約2分と、かなり短い乗車時間となりますが、昼間に乗車すれば北海道の自然を満喫できます。

ただし、夜の場合は真っ暗で何も見えません。

山頂駅

山頂駅に到着してケーブルカーを降りたら、こちらの階段を登って山頂の展望台へ向かいましょう。

混雑している時は、このように大行列ができます。
夜景を見る時間帯は、帰りのケーブルカーは大変混雑しますので、帰りの時間も計算して見学しましょう。

ミニケーブルカーの料金

ミニケーブルカーのみの料金は、

往復:大人700円 子供350円
片道:大人350円 子供180円
となります。
車で中腹まで来た場合は、ミニケーブルカーを利用して山頂へアクセスしましょう。

ロープウェイとミニケーブルカーの運休日

ロープウェイとミニケーブルカーには、毎年決まった運休日があります。

それは、3月下旬から4月の終わりにかけてで、この時期は年次整備点検が行われるので、ロープウェイとミニケーブルカーに乗ることはできません。

また、悪天候の場合にも運休する場合があります。

確実に藻岩山を訪れたいのであれば、4月を避けるようにしましょう!

藻岩山山頂 展望台

 

こちらが、藻岩山の頂上にある展望台です。

展望台の真ん中には、「幸せの鐘」というモニュメントがそびえ立っています。

モニュメントの下には釣鐘があり、夜空に向かって鐘を鳴らすのが定番です。
夜景が美しいことから、札幌を代表するデートスポットとしても有名な藻岩山は、2012年7月1日に「恋人の聖地」として認定されました。

「恋人の聖地」とは、日本全国に100近く制定されているロマンチックスポットで、NPO法人地域活性化支援センターが、「観光地域の広域連携」をすることを目的に選定しているもので、選定委員会デザイナーの桂由美さんをはじめとする著名人が名を連ねてます。

鐘の回りには、このように南京錠が掛けられていて、多くのカップルがここで永遠の愛を誓います。

ひろたか
ひろたか

南京錠は、展望台の自販機で販売していました。

しかし藻岩山最大の魅力は、展望台から見る美しい夜景です。

藻岩山 夜景

こちらが、藻岩山の山頂から見た夜景です。

藻岩山の最大の見所と呼ばれるこの夜景。

  • 長崎の稲佐山
  • 神戸の六甲山
  • 函館の函館山

と日本で有名な夜景スポットはいくつかありますが、藻岩山も間違いなく上記の夜景に匹敵するトップクラスの美しさです。

ところで、夜景の光を眺めていると街全体が黄色く光っていることがわかりますでしょうか?

実は、札幌市の街灯の7割はナトリウム灯を使用しているからです。

これは、雪の降る日でも視界がはっきりと見えるためだとのこと。

だからこそ、これだけの美しい夜景に見えるんですね。

そんな札幌市の街灯ですが、近い将来LEDの街灯に変えていくそうなので、この美しい独特の夜景が観れるのもあと数年ではと囁かれています。

なので、もし写真のような夜景を見たいなら、できる限り早めに観に行くべきです。

ここからは、藻岩山から見える札幌市の夜景を紹介していきます。

藻岩山から見える夜景

まずはこちらの夜景です。
ナトリウム灯の影響もあって、空が黄色く光っているのが印象的でした。

こちらは、札幌市の中心街の景色です。

豊平川は夜でもはっきりわかりますが、よく目を凝らさないと大通公園や札幌駅がどこにあるかわかりません。

こちらは、藻岩山の近くの円山公園周辺の景色です。

左側にある山が「円山」で、その反対側には北海道神宮や円山動物園、円山公園といった自然溢れる観光名所があります。

こちらが札幌ドームや羊ヶ丘展望台周辺を写した写真です。

夜になると、流石に札幌ドームの姿は確認できませんでした。
写真右奥の小高い丘のような場所が、おそらく羊ヶ丘展望台でしょうか?

写真手前には、中腹駅利用者専用の駐車場があります。
車で藻岩山を登るには、真駒内公園から北の沢地区を通って、藻岩山観光自動車道をひたすら登って行くというかなり険しいルートです。

余談ですが、中腹駅の隣には藻岩山スキー場があり、冬場にはスキーヤーで賑わいます。

【おすすめ散策スポットを紹介】札幌羊ヶ丘展望台をのんびり散策しよう

こちらは、札幌市の自然溢れる郊外の真駒内の夜景です。

 

札幌の夜景は、自然と街の光が芸術のように美しくマッチングしています。

札幌市街地の反対側の景色です。

自然溢れる盤渓山の景色が広がっていました。

 

このように札幌市の夜景は美しく、あまりの素晴らしさについつい時間を忘れて見入ってしまいます。

ただ、ミニケーブルカーとロープウェイの運行は22時(夏場は延長の場合あり)までです。

ついつい夜景に夢中になって、乗り損ねることの無いようにしましょう。
また夏場は混雑するので、すぐに乗れない場合もあります。

なので、帰りのこともしっかり頭に入れて展望台へ向かいましょう。

まとめ

今回は、北海道札幌市を代表する観光名所の藻岩山展望台への

  • 交通アクセス
  • 展望台から見える美しい夜景

について紹介してきました。

美しい自然を見れるロープウェイに、黄色く光る圧巻の美しい夜景を見れる藻岩山。

札幌に観光に行くなら、必ず行くべき場所です。

季節を問わず楽しめますので、ぜひ訪れてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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