【夕方から夜までの過ごし方】長崎市の稲佐山公園で夜景を満喫しよう

九州

長崎県の県庁所在地である長崎市には、観光都市ということでたくさんの観光地が市内に点在しています。

今回の記事では、その観光地の中でも特に人気が高く地元市民からもランドマーク的な存在として愛されている、稲佐山公園について紹介していきます。

 

長崎の市街地に堂々とそびえ立つ稲佐山の標高は333m。
この山の頂上から見下ろす港町長崎の景色は、芸術品ともいえる美しさです。

中でも夜景の素晴らしさには定評があって、2012年には香港、モナコと共に「世界3代夜景」の1つに、また2015年には神戸、札幌と共に「日本新3大夜景」に選べれるほどの評価を得るようになりました。

長崎に行ったら山の上まで行ってみたい!
山の上への行き方と楽しみ方を知りたい!

この記事ではこのような悩みにも答えていきます。

今回は、稲佐山公園に夕方に到着してから夜景を見るまで、僕が独自に考えたおすすめプランを紹介しますので、稲佐山公園を訪れる際の参考にしていただけたら嬉しいです。

それでは、まいりましょう!

 

 

稲佐山散策①  路線バスに乗る

 

まず最初に、日が沈むタイミングを考えて、路線バスに乗りましょう。

 

JR長崎駅から長崎バス5番系統のバスに乗って、終点「稲佐山公園」バス停で下車すれば、公園の入口は目の前です。

バスは30分に1本の運行で、長崎駅から約16分で着きます。(料金は190円)
道中は急な斜面のような道を一気に登っていくのに加えて、クネクネカーブが続くかなり過酷な道でした。

山の上に行くのと、長崎市が坂の多い街なので、これは仕方がないことなのですが。

ひろたか
ひろたか

稲佐山公園発の最終バスは21時39分頃。
バスで帰る場合は乗り遅れないようにしましょう。

ちなみに稲佐山公園があるのは山の8号目あたりで、頂上ではありません。
もし夜景の見れる展望台へ歩いて行くならば、登山道を歩いて10分ほどかかります。

ですがその前に、太陽が出ている間に稲佐山公園を散策していきましょう。

稲佐山散策② 稲佐山公園

 

 

稲佐山公園は、稲佐山の8号目に位置する自然公園で、園内には先程紹介したスロープカーの乗り場を初めとした見所がたくさんあります。

園内はツツジの名所としても知られていて、毎年4月にはツツジ祭りも開催されるほど自然や植物に恵まれた公園です。

実際に訪れたら、時間の経つのも忘れるほど楽しい公園でした。
ここからは、そんな稲佐山公園の見所を紹介していきます。

稲佐山公園野外音楽堂

 

まず最初に紹介するのは、こちらの稲佐山公園野外音楽堂。

こちらの音楽堂は、長崎を代表する野外コンサートの会場で、これまでに様々な音楽イベントがここで開催されてきた、長崎の音楽ファンにとっては聖地と呼ばれている場所です。

音楽堂の敷地内は、イベント開催がない場合自由に入ることができるので、思い切って中に入ってみました。

イベント時は、綺麗な芝生に寝転びながらライブを見れるんですが、この日は芝生が整備されておらず、芝生が長くしかも雨の影響で濡れていたので、寝転んだり座り込む事はできなかったです。

 

ステージに近づいていったら、ここまで潜入することができました。
ステージ裏には楽屋やリハーサル室が完備されているようで、地元の高校生が吹奏楽の練習かなんかをやっている音が聞こえてきました。

 

 

せっかくなので、ステージに立って見ました。

広い空に緑の芝生が最高に気持ちが良かったです。
ここに大観衆が埋まっているのを想像すると、なんだか興奮してきますね。

この会場の収容人数は約15,000人。

過去には地元長崎出身の福山雅治さんやさだまさしさんの他に、平井堅さん、MISHAさん、スターダストレビューがここでコンサートを開催しています。

ひろたか
ひろたか

福山雅治さんの楽曲、「約束の丘」は稲佐山をイメージして書かれた楽曲です。

ステージから右方向を見てみると、稲佐山展望台と頂上にある3本の電波塔がはっきりと確認できました。
こんな素晴らしい環境で、いつかコンサートを見てみたいものですね。

猿山と鹿苑

 

稲佐山公園の園内には驚くなかれ、鹿と猿(ニホンザル)が飼育されていました。

最初その存在を知った時には、

ひろたか
ひろたか

本当にいるのかよ?

と思って半信半疑で確認しましたら、本当にいました。
ちょっと分かりづらいですが、上の写真に写っているのは、紛れもなく鹿です!

 

さらに奥へ進んでいくと、本当にいましたニホンザル!
しかもこんなにたくさん!!

しかも猿山は、有料の動物園に負けず劣らずの立派な造りをしていました。

 

こちらでは、鹿と猿に餌付けをすることができます。
鹿苑の目の前に、餌と「ツノのお守り」とかなんとか言うお土産(500円)が売っている自動販売機がありました。

鹿の餌は奈良と同じ(でも、量は少ない)鹿せんべいで200円、野菜スティックが300円です。

猿の餌は猿山の前100円で購入します。

この日何故か鹿が近くに寄って来なかったので、猿に餌をあげることにしました。

 

餌を投げ入れると、猿が猛烈な勢いでダッシュしてきて餌を取って食べます。
同じところばかり投げるのも良くないと思い、色々なところに投げてみました。

が、遠投の才能がゼロの僕は山の上に餌を投げても中々届かず。
願いとしては小猿に食べてもらいたかったのですが、餌を掴んだのはほとんど大きい大人の猿でしたね。

若干不本意な餌やりになってしまいましたが、中々できない体験ができて大満足でした。
鹿も猿も無料で見ることができるので、稲佐山公園を訪れたらぜひ姿を見ていきましょう!

稲佐山散策③ スロープカー

 

 

2020年1月に、展望台までの新たな交通手段として稲佐山に開通したスロープカー。

 

 

稲佐山公園から展望台までを、スロープを辿って走る鉄道で、山頂駅までゆっくりとしたスピードで約8分かけて到着します。

こちら、午前9時から午後10時までの運行となっていますので、遅い時間帯に夜景を見に行く場合は最終に乗り遅れないように注意しましょう。
運行間隔は15分〜20分となっています。

スロープカーの料金はこちら。

片道 往復
大人 300円 500円
中高生 220円 370円
小学生、幼児 150円 250円

 

 

チケットを購入したら、スロープカーの到着まで待合室で待ちましょう。
スロープカーが到着したら、係員の指示で乗車します。

 

スロープカーは黒を基調とした、自然と調和するようにデザインされた車体でした。

 

こちらがスロープカーの車内です。
景色が見やすいように窓は大きめのサイズ、床は綺麗な木目調で落ち着いたたたずまいをしていました。

ひろたか
ひろたか

スロープカーのデザインは、フェラーリを手掛けたことのある工業デザイナーの奥山清行氏が代表を務める、KENOKUYAMA DESIGNによってデザインされたものです。

 

 

そして出発。
一見ジェットコースターのレールのように見えるので、結構早いスピードで動くのかなと思いがちですが、実際は景色を見せるためにかなりゆったりと進んでいきます。

スロープカーの外からは、長崎の美しい街並みを見ることができました。

 

 

スロープカーから見た長崎の海です。
この日は夕日が見えなかったですが、モヤがかかって幻想的な景色でした。

 

 

そんな景色を見ていたら、展望台の所にある3本の電波塔が見えてきました。
約8分という短い旅を終えて、山頂駅に到着です。

歩かずに山頂にたどり着くことができるので、とても便利でした。

 

ここから展望台までは「光の道」というLEDを使用したイルミネーションが輝く道を歩きます。
ここを越えれば展望台です。

さて、そろそろ日が暮れてきました。
というわけで、美しい夜景を見に展望台へ向かいましょう。

 

稲佐山散策④  稲佐山展望台

 

稲佐山展望台は長崎のランドマーク的存在で、昼夜問わず長崎市の美しい景色を360°一望することができる人気スポットです。

僕が展望台に到着したのは、ちょうど夕日が完全に沈んだ頃。
その時に撮影した長崎市の景色です。

「坂の街」と呼ばれる長崎市。
丘陵地に挟まれた独特な地形の街に、港の景色が合わさって美しさを際立てています。

手前には稲佐山ホテル、そして白い大きな長方形の屋根がJR長崎駅です。

展望台から見た稲佐山公園です。
長崎独特の山々の中にある野外音楽堂。

こうして見ると芝生が美しく最高の環境ですね。

 

長崎市街の反対側の景色がこちらです。
ここから天気が良ければ、五島列島が見えることもあります。

写真の真ん中には、水族館や海水浴場のある伊王島が見えました。

稲佐山公園展望台 長崎市の夜景

 

 

やがてあたりが暗くなって、夜がやってきました。

こちらが、100万ドルの夜景と謳われる長崎市の夜景です。
もう、言葉にするのが難しいくらい美しい夜景でした。

ふと長崎駅近くの坂の方に目を移して見ると、ハートマークの電飾が姿を現しました。

このハートマークは、長崎市が夜景の魅力を高めるために整備されたもので、ハート以外に星座の電飾も浮かびます。

このハートマークは、夜20時から21時50分の間の30分おきに約5分間点灯するようになっているので、見逃さないようにしましょう。

 

こちらは、グラバー邸や大浦天主堂のある山手地区の景色です。
山の上に光が敷き詰められているようで、実に幻想的な光景でした。

坂の多い長崎独特の地形が、この美しい夜景をさらに魅力的にしていますね。

 

 

こちらは、三菱造船所のある長崎市南部の景色です。
写真手前には、造船所の巨大クレーンが見えます。

写真奥にある大きな橋は、女神大橋という巨大な斜長橋で、2005年に長崎市南部と市街地を繋ぐ重要な交通手段として完成しました。
季節によって色が変化する演出が行われ、その度に美しい姿を見せることから、日本夜景遺産にも指定されています。

 

 

浦上方面の景色です。
もう街全体が巨大なイルミネーションっていう感じですね。

まあこのように、稲佐山から見る夜景はどこから見ても飽きる事はありません。
冬場は冷え込む可能性があるので、防寒対策をきっちりとしていきましょう。

稲佐山展望台 展望台の中

 

 

続いて、展望台の中がどのようになっているか見ていきましょう。
こちらは2011年にリニューアルされました。

 

 

展望台の中はこのようになっていました。
屋上へは、螺旋状のスロープの通路をひたすら上がっていけば到着できます。

1Fには、取材当時まだオープン前だった「INASA COFFEE」という新しい喫茶店があり、休憩スポットとしては最適です。

 

 

もう1つ、展望台には新しい名所が完成していました。
こちらは、地元食材を豊富に使用した料理を景色を見ながら味わえるレストラン「ITADAKI」です。

僕が訪れた時はちょうどプレオープンの日でした。
メニューなど、詳細はこちらのHPをご覧ください。

 

稲佐山展望台 稲佐山電波塔

 

展望台の横には、3本の巨大電波塔が建っていました。

この電波塔は、NHKと長崎の民放テレビの放送電波を、長崎県内に送信しています。

 

 

夜になるとこのようにライトアップされて、夜景の美しさに花を添えます。

こちらのライトアップは1年中、日没から午後10時まで開催。
季節においてライトの色が変化して、

  • 春(3月〜5月)は緑
  • 夏(6月〜8月)は水色
  • 秋(9月〜11月)はオレンジ
  • 冬(12月〜2月)は赤

という感じで光ります。
この時は7月だったので、水色に輝きました。

ひろたか
ひろたか

夜21時になると、世界3代夜景をイメージしたライトアップが行われ、長崎(青)、香港(赤)、モナコ(オレンジ)というように3色に分かれて光ります。

さて、長崎の美しい夜景を堪能したら、ロープウェイで山を降りましょう。

稲佐山散策⑤ 稲佐山ロープウェイ

 

 

美しい夜景を楽しんだら、ロープウェイに乗って下まで降りていきましょう。

ここからは、稲佐山で長年に渡り展望台までのアクセス手段として活躍している稲佐山ロープウェイについて紹介していきます。

往復で利用するのもOKですが、今回は片道だけの利用です。
ロープウェイの片道の所要時間は5分なので、割とすぐに山を降りることができます。

渕神社駅

 

夜なので少し分かりにくいですが、こちらがロープウェイの麓、渕神社駅です。

この駅は浦上川に架かる稲佐橋を渡って徒歩7分、三菱重工のグラウンドの向かいにある渕神社の中にあります。

神社駅は最近リニューアルしたんでしょうか、中々立派な駅舎でした。
駅の中には、お土産や売店もあり、休憩するにもベストなところです。

 

 

こちらが渕神社の本殿で、夜になるとこのようにライトアップされます。
しかし、渕神社の境内周辺は街灯が少なく暗いので、初めて訪れた人は迷うこと確実です。

入口は、境内を正面から見て右側にありますので、訪れる際は注意してください。
やがて三菱重工グランドが見えてきますので、その目の前にあるバス停「ロープウェイ前」でバスを待ちます。

21時30分頃までは長崎行きバスはあります。

そこから長崎バスの3、4系統に乗って約7分で長崎駅に到着です。(運賃は190円)

バスに乗り遅れてしまった場合は、徒歩17分もすれば長崎駅まで戻ることができます。

ちなみに、こちらがバス停から長崎駅までの地図です。

この他に渕神社からは、長崎市の主要5つのホテルを経由してロープウェイ乗り場までを結ぶ無料のシャトルバスも運行されていました。

19時〜22時まで往復で運行されているバスで、夜景を見に行く観光客のために運行されているバスです。
完全予約制で出発時間が限られているバスですが、当日予約も可能なので夜景を見たいと思ったら利用してみるのもいいかもしれませんよ。

ひろたか
ひろたか

ホテル経由での運転ですが、宿泊客限定のバスではありません。
予約すれば、誰でも乗車可能です。

当日予約のサイトはこちらから。

稲佐山ロープウェイの概要

 

こちらが稲佐山ロープウェイのゴンドラです。
定員は31名。
渕神社山頂までの間を約5分で結び、午前9時〜午後10時までの15〜20分間隔運行しています。

なので、夜景に見惚れすぎて最終運行を忘れてしまわないようにしましょう。

 

 

ロープウェイからも、このように美しい景色が見えます。
窓が広いので、景色を見渡すには最高の環境でした。

ちなみにロープウェイの料金体系は、このようになっています。

片道 往復
大人 730円 1,250円
中高生 520円 940円
幼児小学生 410円 620円

展望台にそのままアクセスしたいなら便利ですが、正直スロープカーよりも高い料金設定になっているのが難点ですね。

しかし、景色は抜群なので昼夜どちらに乗ってもおすすめなので、稲佐山に行く際は必ず乗車することをおすすめします。

毎年1回(大体6月中旬から下旬の間)、定期検査のために運休するので6月に稲佐山を訪れる際は注意しましょう。

 

 

 

 

 

まとめ

今回は、長崎のランドマークとして有名な稲佐山公園と展望台を紹介していきました。

頂上の展望台から見える世界3大夜景に指定されたほどの美しい夜景は、長崎を訪れたら必ず訪れなければいけない場所です。

それだけの価値は十分にあります。

 

また、自然豊かな稲佐山公園や

  • スロープカー
  • ロープウェイ

といった景色以外の見所も多く、昼間でも十分満喫できる場所です。

見所が豊富なので、ゆっくり時間をかけて訪問しましょう!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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