【搭乗記】FDAは乗り心地も快適でコスパ良しの航空会社でした

航空機

静岡県の富士山静岡空港や、愛知県の県営名古屋空港を拠点としている航空会社としてお馴染み、FDA(フジドリームエアライン)を皆さんはご存知でしょうか?

国内線専門の航空会社で北は札幌千歳丘珠と、南は鹿児島に就航していて、しかもかなりお手頃な価格で飛行機旅行を満喫できるということで、密かな人気を集めている航空会社です。

大手航空会社の様に大きな飛行機は所有してませんが、快適な座席と確かな温かいおもてなしが好評なので、普段あまり飛行機に乗らない人でも安心して利用できます。

 

今回は、そんなFDAの搭乗記を書きながらFDAの魅力について解説していきますので、この機会にぜひその魅力を知ってみてください!

 

 

FDAとはどんな航空会社か?

 

FDAとは、(F=フジ、D=ドリーム、A=エアライン)の略で、2008年に会社設立、2009年に静岡県牧之原市に開港した富士山静岡空港、愛知県豊山町にある県営名古屋空港、長野県の松本空港を拠点としながら計17都市を結んでいる航空会社です。

静岡市清水区に本社を置く物流会社「鈴与」の傘下にある会社で、国内線専門のリージョナル航空会社として、手軽に地方へアクセスできる航空会社として定着しつつあります。

2022年12月現在、

富士山静岡〜札幌(新千歳、丘珠)、熊本、出雲、福岡、鹿児島
県営名古屋(小牧空港)〜青森、花巻、山形、新潟、出雲、高知、福岡、熊本
神戸〜青森、花巻、新潟、松本、高知
福岡〜新潟、松本
といった路線が運行されていて、東海地区や関西地区から地方の空港を結ぶ路線がほとんどです。
また、旅行会社と提携してのチャーターフライトも数多く運行しているので、普段就航していない地方空港やハブ空港でバッタリ遭遇することもよくあります。
初日の出フライトなど、イベントも積極的に開催していて地域に密着した航空会社でもあるFDA。
一体どんな機材を使用しているのか見ていきましょう。

FDAの使用機材

 

FDAで使用している機材は、ブラジルのエンブラエル社で製造されたE175のみを使用しています。

エンブラエル社というのは、一般的には広く知られていない航空会社かもしれませんが、実はあのボーイングやエアバスに次ぐ世界第3位のシェアを持つメジャーな航空会社なのです。

ひろたか
ひろたか

FDA以外に日本では、JALの子会社であるJ-AIRでもエンブラエル社の飛行機を使用しています。

FDAの最大の特徴は、飛行機によって機体の色が異なることで、その数は全部で16色。

なので搭乗の際、

今度はどんな色の飛行機なんだろう?

というのを想像するのも楽しみの一つです。

 

こちらは、県営名古屋空港に駐機していた緑色の機体です。

 

 

同じく名古屋空港で見かけた青色の飛行機です。
青空と上手くマッチングしていますね。

 

 

こちらはピンクの機体です。

機体には、「ちびまる子ちゃん」のイラストがプリントされていて、フライト中には必ず静岡市清水区のエスパルスドリームプラザ内の「ちびまる子ちゃんランド」の紹介アナウンスが流れます。

他にも、地域の特徴を活かしたカラーの飛行機もあるので、あなたのお好みカラーの飛行機を自由に見つけてみましょう。

FDAの予約方法

 

FDAの航空券の予約は、全てFDAのHPで完結できます。

  1. 乗りたい路線と日程を検索して、空席状況と料金を確認する
  2. お好みの料金体系を選択し、名前やメールアドレスなどの個人情報を入力
  3. 支払い方法を選択(クレジットカードか、コンビニ決済)
  4. 座席指定する場合は、好きな座席を選ぶ
  5. 予約を確定して、コンビニ決済の場合は支払いのための番号がメールアドレスに送られてくるので、指定の期限までに支払いを済ませる。
支払い完了後、払込み受領書が渡されるので、当日まで大切に保管しましょう
といった方法で、簡単に予約&支払いができるようになっています。
支払いをするコンビニは自由に選択できますが、HP上で他のコンビニに変更したり、クレカ支払いに変更可能です。

FDAのお得な割引

これまでFDAでは、

  • ひょいとE割り
  • ドリーム割り
  • フレックスドリームス

という3つの料金形態がありました。

この割引制度が2022年10月30日から新たに統合されて、これまで以上にシンプルな料金体系になりました。

新しい割引運賃は、

  • Dreamプライス(Web限定、変更不可)
  • Dreamフレックス(変更可能)

の2種類になりました。

Dreamプライスの方が安いので、行きたい場所があるなら早めに手配するようにしましょう。

FDAのチェックイン方法

 

FDAのチェックイン方法は実に簡単です。

搭乗当日にこちらの自動チェックイン機械の前に行き、事前にFDAから送られてきたメールに記載されている予約番号を入力すれば、自分が搭乗する飛行機のデータが表示されるので、問題無ければOKボタンを押しましょう。

下の方から搭乗券が出てくるので、それを手に入れればチェックイン完了です。

 

その後、預け荷物がある場合はこちらのチェックインカウンターで荷物を預けましょう。

手荷物は、大手キャリアと同様に最大20kgまで無料で預けることができます。

ただし、20kgをオーバーすると1kgごとに600円加算されてしまうので、重量には気をつけましょう。

手続きが終了したら、保安検査を通って飛行機の出発を待ちましょう。

FDAの機材紹介

 

ここからは、FDAの機内の様子を紹介していきます。

FDAの機内は最大96席しかないので、そこまで広いわけではありませんが、機内は快適に過ごすことができる様になっているので、何の心配もありません。

早速、機内がどの様になっているか解説していきましょう。

FDAの座席

 

FDAの座席は、この様になっています。

2✖︎2のシート体型で、2人で同時に座るとかなりの狭さを感じました。

外見は硬い素材に見える椅子ですが、革製の椅子ということで座り心地は良かったです。

国際線仕様の飛行機よりは硬めとはいえ、程よい硬さなので2時間程度のフライトでしたら快適に過ごせる座席でしたね。

 

前との座席の間隔は、拳1つ分でした。

間隔もそこまで広いわけではありませんので、大柄や背の高い人は少し窮屈かもしれません。

座席の前には、機内誌と安全のしおりなど、飛行機では普通に備わっている品が置かれていました。

FDA 機内サービス

 

FDAの機内サービスは、路線によって様々なスタイルとなっています。

主に就航地域の名産を中心としたお菓子がサービスされ、しかも無料で提供されるので利用者にとってはかなりありがたい気分になれること間違いなしです。

静岡空港発着の便では、搭乗の際に静岡市にお店を構える「馬場製茶」が提供するお茶味の飴が配られたり、小牧市のパンメーカー「COMO」のパンが早朝便で提供されたり、県営名古屋空港発の便では名古屋名物「ういろう」などが提供されます。

また便によってはコーヒーがサービスされる時もあり、浜松のコーヒーメーカーとして有名な「トミヤコーヒー」のコーヒーが提供されることも。

 

こちらが、今回僕が搭乗した名古屋発高知行きの飛行機内で提供された物です。

高知行きの飛行機ということで、お菓子は期間限定で高知銘菓の「人のやさしさ」がサービスされました。

ひろたか
ひろたか

こちらは2022年12月の期間限定でした。

 

また、高知発名古屋行きの飛行機では、シャトレーゼで定番の焼き菓子「梨恵夢」が提供されました。(シャトレーゼでは安い価格のお菓子です)

そして、飲み物としては緑茶のパックが提供されますが、これは静岡県島田市に本社を置く大手製茶会社「ハラダ製茶」のお茶です。

 

静岡発の飛行機だけで無く、それ以外の便でもハラダの緑茶が配布されます。

こうしたお菓子を味わえるのもFDAの魅力の一つと言えますので、搭乗の際は楽しみにしましょう。

まとめ

今回は、静岡や名古屋を拠点とする国内線限定の航空会社、FDA(フジドリームエアライン)について紹介してきました。

地方への旅行に利用するには大変便利で、料金が安い上に荷物や機内サービスも大手航空会社ばりのサービスが行われますので、きっと満足していただけること間違いなしです。

チェックインなどの手続きもシンプルなので、初めて飛行機を利用する方にも便利なFDA。

ぜひ旅行の際に利用してみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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