大阪に旅行に行きたいんだけど、少しでも安くてお得なホテルに泊まりたい!
西成のあいりん地区のホテルが安いんだけど、泊まっても大丈夫かな?
この記事では、こんな疑問に答えていきます。
大阪市西成区にある、通称「あいりん地区」には、宿泊料の安いホテルが多く、旅行者にとって大変ありがたい地域です。
居心地の良いホテルはたくさんありますが、今回はなんば戎ホテルというホテルを紹介します。
駅から近く、設備も新しいので周辺の雰囲気を気にすることなく快適に宿泊できるホテルです。
そんななんば戎ホテルがどんなホテルなのか?
というのを、今回この記事でレビューしていきます。
今回は、ホテル周辺にある面白い見どころもいくつか紹介しますので、宿泊する際の参考にしていただけたら幸いです。
目次
なんば戎ホテル アクセス方法
なんば戎ホテルは、とてもアクセスの良いホテルです。
- JR新今宮駅の東出口から徒歩4分
- OsakaMetro御堂筋線、堺筋線の動物園前駅の6番出口から徒歩4分
- 南海新今宮駅から徒歩5分
と最寄り駅の近くにあり、難波や梅田、心斎橋や天王寺からも電車で1本でアクセスできます。
駅を出たら、ローソン萩之茶屋一丁目店のある通りに入って、2つ目の曲がり角にさしかかったら到着です。
なんば戎ホテル 外観
こちらが、今回紹介するなんば戎ホテルです。
周辺が少し汚いビルに囲まれているので、かなり目立つ存在の建物でした。
黒色と赤い色、それに「NANBA EBISU HOTEL」とカラフルな看板が遠目からも一際目立っています。
綺麗な外見の建物で、入口も入りやすくなっているので、西成初心者の方にもおすすめなホテルです。
なんば戎ホテル フロント
こちらがなんば戎ホテルのフロントです。
写真ではフロントにシャッターがしてありますが、撮影したのは午前中。
こちらのフロントは、午後3時から午後10時までのオープンとなっているので、チェックインは必ずフロントが開いている時間に行うようにしましょう。
チェックインの方法は、フロント前にあるこちらのタブレットを使用するので、とてもスムーズに行われます。
こちらがタブレットですが、チェクインする場合は左の「チェックイン」というボタンを押して必要事項を入力すれば、簡単にチェックインできます。
この際、
- 部屋の番号
- 部屋の鍵を開ける4桁の番号
が表示されますので、必ずそれをスマホで撮影し、滞在中残しておくようにしましょう。
特に鍵を開けるための4桁の番号は重要なので、間違って消去しないように十分に気をつけてください。
チェックアウトの際も簡単で、チェックアウトのボタンを押して部屋番号を入力すれば、簡単にチェックアウトができます。
なお、午後10時以降はスタッフがいなくなってしまうので、入口の自動ドアの方にも鍵がかけられてしまいます。
チェックインの際に、自動ドアを開けるための4桁の番号をスマホで写真に写すように言われるので、必ず写すようにしましょう。
番号がわからないと、問答無用で閉め出しをくらうので、気をつけてください。
最初は戸惑うこともありますが、慣れれば全く問題ありません。
ちなみにフロント前には、このような境内がありました。
戎ホテルということで、大きな戎さんと賽銭箱、そして鐘が飾られてます。
商売繁盛の意味を込めて、この名前がついたのでしょうか?
なんば戎ホテル 荷物預かりについて
チェックアウト後の荷物預かりに関しては、少し不便な点もあるので注意しましょう。
先程も解説したように、チェックアウト時の午前中にフロントスタッフはいませんので、何もしないままだと荷物を預けることができません。
なので、荷物を預かってもらいたい時は、前日にその件をフロントに伝えておけば、翌日の清掃スタッフにその事が伝達されますので、預ける荷物をそのまま部屋に置いておけば清掃スタッフが荷物を保管してくれます。
チェックアウトの前日に、スタッフに荷物の件を伝えるのを忘れないようにしましょう。
なんば戎ホテル シングルルーム
こちらが、なんば戎ホテルのシングルルームです。
床は畳敷になっているので、ドアのところで靴を脱いで部屋に入りましょう。
思った以上に広めの設計となっていて、スペースもかなり余裕がありました。
荷物を置く場所も多く、荷物が多い人にとってはありがたい設計になっています。
枕元は、このようになっています。
部屋の電気は、全て3つあるつまみで明るさをコントロールでき、ベッドに寝ながらでも操作可能です。
コンセントも2つついていました。
机はこのようになっています。
この部屋はちょっと変わった造りになっていて、机とベッドが離れているという独特のスタイルで、机からテレビを直接見れないような設計になっていました。
机で作業中に、テレビに気を取られないようにするためのホテル側の配慮なのでしょうか?
机の向かい側にバスタブがあるという、あまり見られない設定なので、最初はちょっと驚くかもしれません。
机に座ると、このような感じです。
机は低いですが、パソコン作業をやる上で特に支障はありませんでした。
ただ椅子が柔らかいので、人によっては合わないというのがあるかもしれません。
机のところには、
- 金庫
- ドライヤー
- ポット
があり、一通りの設備はあるので困ることはありません。
机の上には、コンセントが2つ設置されていました。
ユニットバスはこちらになります。
シャンプーやボディーソープ、石鹸や歯ブラシといったアメニティーは揃っていました。
ちなみに、冷蔵庫を開けてみるとミネラルウォーターが一本入っていました。
これはかなりありがたいサービスですね。
なんば戎ホテル シングルルーム リネン類とゴミ袋の交換方法
ベッドの上には、
- タオル(手拭い、バスタオル)
- バスマット
- 浴衣
が置いてありました。
連泊する場合は、チェックアウト時間の午前10時までに使用済タオルを部屋の外に置いておけば、清掃スタッフが新しいタオルや浴衣をドアノブにかけてくれます。
タオルが入った袋には、ゴミ箱に使用するビニール袋も入っていました。
ゴミを処理したい際は、タオルと同様にゴミが入ったビニール袋を部屋の前に置いておけば、処理してくれます。
以前宿泊した沖縄那覇の、リビングイン旭橋駅前と同様のやり方です。
なんば戎ホテル サニーコインランドリー
残念ながら、なんば戎ホテルにはコインランドリーが設置されていません。
じゃどうしたらいいの?
なので、ホテルの近くにあるコインランドリーを使用しましょう。
ホテルから1番近いコインランドリーが、写真のサニーコインランドリーです。
こちらは朝の6時から夜の21時まで営業しています。
ちょっと入りにくい外見ですが、洗濯機と乾燥機はしっかりしています。
乾燥機のメーカーは、昔懐かしいSANYOでした。
洗剤も50円で販売していますので、洗濯物を持ってくるだけでも洗濯はできます。
営業時間が過ぎると、洗濯が残っていても強制的に店は戸締りされるので、洗濯の時間帯には気をつけましょう。
なんば戎ホテル 周辺の面白スポット
なんば戎ホテルの周辺には、なんとも面白いスポットが多いです。
西成のあいりん地区ということで、強烈なインパクトのある場所ばかりなので飽きる事はありません。
場所によってはUSJより愉快な場所なので、行く時の参考にしてみてください。
あいりん地区自体について知りたい方は、こちらの記事を参考にしましょう。
なんば戎ホテル周辺 面白スポット① 通天閣
大阪の象徴でもあり、心の故郷と言われる通天閣です。
周辺にはジャンジャン横丁と呼ばれ、串カツを出す居酒屋がたくさん点在しています。
高さ87.5mの黄金展望台からは、大阪市内が一望できます。
その上にある高さ94.5mの特別展望台は、屋外にあって、目玉はこちらの跳ね出し展望台「TIP THE TSUTENKAKU」です。
床がガラス張りで、この上ないスリルを味わえます。
2022年5月には、地上3階から滑り落ちるアトラクション、「TOWER SLIDER」がオープン。
現在も少しずつ進化を遂げています。
なんば戎ホテル周辺 面白スポット② 入船温泉
次に紹介するのは、ホテルから徒歩1分のところにある入船温泉という銭湯です。
「ゆ」という巨大な文字が目立つこちらの銭湯は、あいりん地区の住人や旅行者にとって欠かすことのできない銭湯です。
一見入りにくそうな雰囲気もありますが、様々な料金パターンがあるので、手ぶらで訪れることもできます。
手ぶらで来る場合の料金は、普通入浴で大人490円、貸しバスタオルとタオルで計150円、+シャンプー、リンス、ボディーソープが各50円ずつ、計690円なのでそこまで高くはありません。
ちなみに、先程紹介したコインランドリーサニーの管理もしているので、洗濯で何かトラブルがあったら番台の方へ相談に行きましょう。
なんば戎ホテル周辺の面白スポット③ まんぷく
なんば戎ホテルの向かい側にある、お弁当屋さんのまんぷくというお店。
- かけうどんが200円
- カツカレーが400円
- のり弁当が300円
- カレーライスが300円
という破格の安さなので、あいりん地区の住人にとってはありがたい存在となっています。
他にも80円〜200円台で様々なお惣菜がたくさん売られているので、気になったら覗いてみましょう。
なんば戎ホテル周辺の面白スポット④ カラオケ居酒屋
あいりん地区には、写真のような派手な看板を出したカラオケ居酒屋というお酒を飲みながらカラオケを楽しめるお店がたくさんあり、西成の象徴となっています。
お店の人のほとんどは中国系の小綺麗な女性で、ビールなどのアルコール類のドリンクや、つまみ系の料理が500円くらいで楽しめるので、今や西成経済を支える重要な存在です。
ちなみに、カラオケは1曲200円で歌えます。
お願いすれば、店員さんとのデュエットも可能です。
ただし、歌声が外に響くのでかなり近所迷惑ではあります。
外見は怪しいですが、店に入れば特に怪しくはなく普通の居酒屋。
なんば戎ホテルに宿泊する機会があったら、訪れたついでに体験してみましょう。
まとめ
今回は、西成区のあいりん地区に完成した最新ホテル、なんば戎ホテルの設備とその周辺の見所について紹介してきました。
今回僕は、大手宿泊サイトのアゴダから予約をして、1泊2,543円という破格の価格で泊まれたことから、宿泊費のコストを大幅に下げることに成功。
安く旅行するのであれば、かなり快適なホテルなので長期滞在にも最適なホテルです。
スタッフの方も凄く親切だったので、大阪に行った際は、ぜひ利用してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。