【東京羽田空港から台北松山空港へ】チャイナエアライン搭乗記

台湾

台湾旅行を考えているんだけど、おすすめの航空路線って無いかな?

今回の記事は、このように台湾旅行をお考えの方に読んでいただきたい記事です。

 

日本から約3時間のフライトで気軽に訪れることのできる台湾。

その台湾の空の玄関口といえば桃園市にある桃園空港が有名ですが、それよりも台北市内にある松山空港行きの航空機に乗れば市内までのアクセスが容易でとても便利です。

その航空機は羽田空港からの発着となりますので、出発にあたり都心からのアクセスも抜群なので、桃園空港から行くよりも便利なルートとなります。

この路線を飛ぶ航空会社が、台湾を代表する航空会社として有名なチャイナエアラインです。

果たして、チャイナエアラインとはどんな航空会社なのか?

今回は、羽田発台北松山空港行きのチャイナエアラインの搭乗記をまとめましたので、ぜひ台湾旅行へ出かける際の参考にしてみてください。

 

チャイナエアライン 簡単な歴史

 

今回紹介するチャイナエアラインは、

  • エバー航空
  • スターラックス

と共に台湾を代表する航空会社として知られています。

日本からも、

  • 東京(成田、羽田)
  • 関空(大阪)
  • 中部(名古屋)
  • 新千歳(札幌)
  • 福岡
  • 那覇(沖縄)

といった主要空港以外にも、広島や鹿児島、石垣といった地方空港からの発着便もあるので、日本から利用しやすい航空会社です。

チャイナエアラインが創業したのは1959年のこと。

台湾空軍の退役軍人によって設立された航空会社で、最初の国際線は台北〜サイゴン(現ホーチミン )でした。

その後徐々に路線を拡大していき、1967年に東京、大阪、那覇路線で日本初就航を果たします。

1972年の日中国交正常化に伴う外交上の理由から、1978年の成田空港開港によって多くの外資系航空会社が成田空港に就航するようになる中、チャイナエアラインはそのまま羽田に残り、現在の羽田空港第3ターミナルができる前にあったプレハブの小さい国際線ターミナルから発着していた唯一の航空会社として知られるようになりました。

ほんの20年近く前までは、羽田発ホノルル行きのチャイナエアラインが運行されていて、安い運賃と羽田から行ける利便性から多くのハワイ好きに支持されていた航空路線でした。(僕も搭乗経験あり)
かつては1994年に名古屋空港(現県営名古屋空港)、99年には中正空港(現桃園空港)、2007年には那覇空港で重大事故を起こすなど、一時はネガティブなイメージのあった航空会社でしたが、現在では安全性も向上し、快適に過ごせる航空会社です。

チャイナエアライン 羽田〜台北松山路線

 

今回紹介する路線は、東京羽田空港と台北松山空港を結ぶ路線です。

1日に3本も運行していて需要も多く、目的地の台北松山空港は台北市内中心部に位置するので、桃園空港と比較しても台北市内へのアクセスが良いことから、

空港から台北市内のホテルへの移動の負担を減らしたい!

という方にはおすすめの路線となります。

ひろたか
ひろたか

この他、エバー航空やANA、JALの羽田発台北行きも、全て松山空港に就航する路線です。

先程も紹介したように、チャイナエアラインは羽田を拠点としていた時期が長かったので、

羽田空港は特別だ!

という思いが強かったのでしょうか?
まあこれは僕の憶測ですが。

羽田から台北松山空港までの飛行時間は約3時間となりますので、あっという間に到着してしまいます。

ではここから、チャイナエアラインの機材や機内の様子に関して紹介していきましょう。

機材

 

羽田〜台北松山路線で使用されている機材は、こちらのエアバス社A330になります。

A330は、羽田線だけで無く成田や関空、セントレアなど多くの主要空港から発着する路線で使用されている機材で、エコノミークラスの座席は2✖︎4✖︎2です。

機材や外観の塗装は日によって異なりますが、基本的に古い機材となってますので、注意しましょう。

エコノミークラス

 

こちらが、チャイナエアラインのエコノミークラスです。

正直言って、ごく普通のエコノミークラスで特に物凄い特徴があるというわけではありませんが、約3時間の飛行時間を快適に過ごすことができます。

写真の席は窓側の席で、このように2席分設置されているので、片方の席が空いているからといって横になって休むには少し窮屈な感じです。

 

こちらは、真ん中の4人がけのシートです。

窓の外の景色が見えないのと、通路側以外の座席に座った場合はトイレに行く際に隣の乗客の前を通らなければならないので、ちょっと気まずくなるのがデメリットです。(窓側の座席も同様ですが)

なのでトイレが近い人は、できる限り通路側の席を事前に指定しておくことをおすすめします。

満席の場合は座席指定ができないので、通路側にあたってしまった場合は仕方ないと思いましょう。
ちなみに、前の座席との間隔はこんな感じでした。
拳2つ分の広さで、一応足を伸ばすことは可能です。
前にある小物入れには、安全のしおりが入っていました。

以前はここに機内情報誌が入っていましたが、現在ではHPからオンラインでも読めるようになりましたので情報誌はありません。

なお、機内情報誌は公式HPのこのページからpdfで読むことができます。

ビジネスクラス

 

今回の搭乗では利用しませんでしたが、こちらがチャイナエアラインのビジネスクラスの座席です。

2✖︎2✖︎2のシートで、シェル型のシートを採用しています。

当然ながら、エコノミークラスとは違い後ろを気にせずゆったりとシートを倒すことができて、しかも斜めになるので東京〜台湾間の空路を快適に過ごすことが可能です。

 

飛行時間はわずか3時間ですが、エコノミーより上質のサービスを求めている人や、朝一番の飛行機で到着までゆっくり休みたいという方にはおすすめとなってます。

ちなみにビジネスクラスの料金ですが、閑散期であればエコノミークラスが5万円弱なのに対し、ビジネスクラスの座席は約11万円で購入可能です。(スカイスキャナー調べ)

当然日系の航空会社と比べてもリーズナブルなので、ちょっと航空券を奮発したい方は選択肢として入れても良いかもしれません。

機内エンターテイメント

 

続いては、機内エンターテイメントの紹介です。

日本を発着するチャイナエアラインのA330には、ほぼ確実に写真のサイズ27cmのパーソナルモニターが完備されています。

古くて小さいモニターで、画面の見え方もアナログテレビを見ているような感じでした。

最新のB787(ドリームライナー)にあるような、大きくて綺麗な画面のモニターとは異なりますので、期待しすぎてガッカリしないようにしましょう。

チャンネルの選択は、モニターの下のリモコンを動かして使用します。
左側のボタンを押せば固定されているリモコンが外れますので、直接リモコンを持ってモニターを操作しましょう。

ひろたか
ひろたか

リモコンを使用しなくても、画面にタッチするだけで操作することもできます。

 

チャイナエアラインの機内エンターテイメントの基本構成は、ご覧のようになっていました。

映画ではハリウッド映画はもちろん、台湾や韓国の映画も見ることができます。
数はそれほど多く無いですが、日本の映画も見ることができて、2023年5月の段階では、

  • シン・ウルトラマン
  • 耳をすませば
  • 総理の夫

を見ることができました。

他にもドラマや音楽、ドキュメンタリーなど幅広いジャンルのエンタメを見れるので、約3時間のフライト時間はあっという間に過ぎていきます。

ひろたか
ひろたか

個人的におすすめなのはテトリス!(笑)
フライトの間は暇なので、やり込んでいるとあっという間に時間が経過しますのでおすすめです。

 

飛行機がどの位置にいるかを確認したり、フライト時間がわかるフライトマップももちろん利用できます。

今回搭乗した飛行機では、写真のように機内の外の様子を写したカメラの映像を見ることができ、パイロット目線の映像などを見れますので、離着陸時にぜひ迫力ある映像を確認してみましょう。

上の写真は、台北松山空港に着陸する前台北の街並みの映像です。

チャイナエアライン 機内食

 

こちらが、羽田発台北松山行きの機内で提供された機内食です。

魚とチキンという、国際線の機内食ではほぼお馴染みの2択で、僕は今回当然?のようにチキンを選択しました。

ひろたか
ひろたか

あくまで僕の推測ですが、こういう時には皆チキンの方を選ぶ人が多いように思えます。

メニューはご飯の上に、バーベキューソースのようなものをかけた照り焼きチキンと茹でたブロッコリーと人参、もやしやほうれん草などを和えたものにフルーツとパンという組み合わせでした。

正直機内食の味には満足でしたが、もう一品くらいおかずかミネラルウォーターのようなサービスがあればもっとよかったと思います。
まあ、フライト時間が短いのであまり贅沢は言えません。

ちなみに、今回搭乗したフライトは羽田発14時30分のフライトで、機内食は離陸して30分後に提供されます。

なので、この時間のフライトに搭乗して機内食を味わいたいのであれば、出発前にあまり昼食を食べ過ぎないようにしましょう。

トイレ

 

トイレは、エコノミークラスの場合真ん中に4つ、後ろに2つ完備されています。

写真は真ん中の窓側にあるトイレですが、古めの機材なので写真を見ると古い感じがしてしまいますが、広くゆとりのあるトイレでした。

気流が悪くて機内が揺れる際には、トイレが利用できなくなり、かつ飛行時間が約3時間と短いので、トイレに行く際にはよくタイミングを計って行きましょう。

台北松山空港

 

羽田空港を出発してから約3時間で、飛行機は台北市内の中心部に位置する松山空港に到着します。

地図を見てもわかるように、台北松山空港は台北市内の中心部にある空港で、市内まで公共交通機関で簡単にアクセスができるのでとても便利な空港です。

 

現在、羽田空港を発着するフライトは全てこちらの松山空港を結んでいます。

桃園空港が電車で市内まで40分、車で1時間かかるのに対し、こちらはタクシーや電車を利用すれば15分ほどで台北駅や中山などの市内中心部へアクセスが可能です。

またコンパクトな空港なので、ターミナル内で迷うこともあまりありません。

なので初めて台湾へ行く人や、できる限り早くホテルに到着したいという方は、ぜひ羽田〜台北松山間の飛行機をおすすめします。

まとめ

今回は、台湾を代表する航空会社のチャイナエアラインが運行する羽田空港〜台北松山空港路線の搭乗記を書いていきました。

東京都心に近い羽田空港と、台北の中心にある松山空港というアクセスしやすい空港同士を結ぶこの路線は、台北に到着してからすぐに市内中心部に到着できるので、初めて台湾に観光する方にはとても便利な路線です。

時期によっては、桃園空港を発着する飛行機より安い場合もあるので、台湾に旅行をお考えの方はぜひ利用してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました