初めて韓国に行くんだけど、言葉がわからないからホテルとか不安だな。
今回は、このような悩みにお答えしていきます。
韓国には日本でお馴染みの東横INNホテルが数多く進出していて、韓国第2の都市である釜山には4つのホテルがあることで有名です。
しかも従業員は日本語が話せて、日本の東横インと変わらないサービスが提供されますので、安心して韓国滞在を満喫できます。
今回の記事では、Korail釜山駅の目の前にある東横INN釜山駅1の宿泊記をまとめましたので、釜山旅行でホテルをお探しの方はこの機会に参考にしてみてください!
目次
東横INNの韓国展開
日本全国に展開するホテルチェーンで、お手頃な価格で宿泊できることで高い人気を誇る東横INN。
すでに日本では不動の地位を築いているホテルチェーンですが、実は海外でも多くのホテルを展開しています。
その中でも、韓国には各主要都市に多くホテルをオープンする熱の入れようで、
- ソウル3件(2023年9月に東大門近くに新たにオープン)
- 仁川1件
- 太田1件
- 大邱1件
- 蔚山1件
- 昌原1件
- 釜山4件
と、首都のソウルだけでなく地方都市にも展開しています。
日本と全く同じサービスとお部屋が提供され、しかもスタッフは日本語を話すことができますので、初めて韓国を訪れる方や、言葉に不安のある方でも安心して利用できるホテルです。
東横INN釜山駅1 アクセス情報
今回紹介するホテルは、釜山駅の目の前という便利な場所にある東横INN釜山駅1というホテルです。
釜山にある東横INNの中で1番便利なホテルで、地図を見てもわかるように何と釜山の玄関口である釜山駅の目の前という最高の立地にあります。
こちらは、ホテルの部屋から撮影した外の写真で、右側の大きなガラス張りの建物が釜山駅です。
なので鉄道を使って韓国旅行を考えている方には、最高の立地と言って良いでしょう。
ホテル自体も20階建てという、日本でもあまり見かけない高層ビルの大型ホテルで、日本人だけでなく色々な国籍の方に利用されている釜山市を代表するホテルです。
空の玄関口である金海空港発のリムジンバス(2023年現在運休中)も停車したり、地下鉄の駅もすぐ近くなのでどこへ行くにも便利な場所となってます。
金海空港発のリムジンバスも停車したり、地下鉄の駅や福岡へアクセスできる釜山港からも近く、どこへ行くにも便利な立地です。
最寄りの地下鉄駅は1号線の釜山駅で、4番または6番出口を出て徒歩4分です。
地下鉄1号線に乗れば、繁華街の西面やチャガルチ市場などに乗り換え無しでアクセスできます。
東横INN釜山駅1 ロビー
こちらが、東横INN釜山1の入口です。
日本と違って、正面の入口の自動扉は扉のボタンを押さないと開きません。
初めて来た方は、たいていそれに気づかず扉の前で困惑します(僕もそうでした)。
チェックイン
日本と同様に、まずはフロントでチェックイン手続きをします。
フロントの皆さんは韓国の方ですが、誰もが日本語がペラペラです。
一瞬「ここって日本の東横INN?」と驚愕してしまうほど、日本語で完璧に会話が成立してしまいました。
なので、外国だからとたじろぐ必要も無く、日本で東横INNを利用する時と同じ感覚で利用しましょう。
なおチェックインの時には、パスポートが必要となりますので忘れずに。
日本の住所を書く際には、無理して英語で書く必要は無く、日本と同じ書き方でも問題ありません。
なお、日本で発行した「東横INNクラブ」のポイントもたまりますので、お持ちの方は必ず出してください。
チェックインを終えたら、日本と同様の部屋番号が書かれたカードキーが渡されます。
さらにありがたいことに、チェックイン後にスタッフから水と石鹸をもらえました。
これは日本では無いサービスですね。
荷物を預かって欲しい場合は、フロントに言えば番号が書かれたカードを貰って預かってもらいましょう。
日本と同様に、入口の前にネットをかけられて無造作におかれます。
ランドリー
ランドリーは1階のエレベーター横にあり、洗濯は2,000ウォン(約200円)、乾燥は1,000ウォン(約100円)です。
ただし、洗濯機と乾燥機がそれぞれ2台しか無く、すぐに使われてしまうのが難点なので、空いているのを見つけたら早めに利用しましょう。
洗剤は1階の自動販売機でも販売しています。
洗濯機を利用する場合は、必ず事前にフロントに伝えるようにしましょう。
ちなみに、そのことを伝える貼り紙が何だか違和感ありました。
「洗濯物がある場合はですね、フロントにおっしゃってください」
この場合は、「〜ですね」と「おっしゃってください」の使い方が間違っていて、「〜ですね」はいりません。
そして「おっしゃってください」ではなく、「お知らせください」の方が自然だと思います。
あっ、すいません、日本語教師の経験があるので、ついつい取り乱してしまいました(笑い)
さらに余談ですが、ランドリーのところには会員カードの告知の横になぜか行方不明者を紹介するポスターがありました。
これを見た時は、かなり驚いたのは言うまでもありません。
ホテルだから万が一現れそうだから、という意味でしょうか?
中には10年以上行方をくらましている人もいて、韓国社会の闇を見てしまいました。
もし彼らを見かけたら、警察に繋がる112番に電話しましょう。(無理だろ!)
アメニティ置き場
韓国では、日本と同様にアメニティグッズを部屋に置くことができなくなりました。
2024年には完全にその制度が整備され、アメニティ系の品が無料で無くなるそうです。
なので寝巻きが必要であれば、こちらの棚からもっていきましょう。
これも日本と同様で、日頃から東横INNを利用している方にはお馴染みですね。
コーヒーやくしもこちらに置いてあります。
充電用コード
フロント前には、ご自由に使えるスマホやパソコンの充電コードがありました。
日本ではあまり見たことないタイプの充電器でしたが、もし充電したいなら自由に使って問題ありません。
隣には、無料で使用可能なパソコンもありました。
自動販売機
こちらは自動販売機です。
ドリンクや乾き物の飲食物以外にも、洗濯で使用する洗剤や歯ブラシや髭剃りといったアメニティも売っていました。
日本と違い、韓国では歯ブラシや髭剃りは無料で支給されません。
なので、歯ブラシが無い場合はここで2,000ウォン(約200円)で購入する必要があります。
歯磨き粉付きなので、そこまで高いなとは思いませんでした。
アルコール販売
フロント前では、アルコールが販売されいる冷蔵庫がありました。
料金はビールが500mlが2,500ウォン(約250円)、350mlが2,000ウォン(約200円)です。
さらに韓国らしく、マッコリも販売していました。
マッコリは瓶で11,400ウォン(約1,140円)です。
部屋の中でゆっくりマッコリを味わえますので、ぜひ堪能してみましょう。
東横INN釜山駅1 シングルルーム
続いて、韓国の東横INNのシングルルームについて解説していきましょう。
こちらがベッドになりますが、日本のホテルとほどんど感触は変わりません。
はっきり言って、大きさから柔らかさまでほぼ同じでした。
参考までに、こちらは日本の中部国際空港近くの東横INNのお部屋です。
掛け布団が異なりますが、使っているベッドや机は日本も韓国もほぼ一緒でした。
なので、日本のホテルに滞在するのと同じ感覚でリラックスして問題ありません。
さて、この他の設備はどのようになっているのでしょうか?
デスク
デスクの上には電話やコンセントがあって、こちらも日本と全く同じ構図です。
冷蔵庫の位置まで全く同じでした。
こちらも日本と同様に、机の上のところに本棚が設置されています。
置いてある本は、東横INNの創業者が書いたビジネス書と、新約聖書で、日本と全く同じでした(ただし韓国語)。
本のある位置も日本のホテルと全く同じということで、正直驚きです。
余談ですがコンセントは、日本式の100Vの穴と韓国式の220Vの2つがあります。
部屋で充電する際には、プラグを変える必要がありませんので、ありがたいサービスですね。
テレビ
テレビに関しては、ご覧のチャンネルから自由に見ることができます。
日本語のNHKプレミアムも見れました。
英語チャンネルもありましたが、スポーツ中継はほぼ韓国語による放送です。
ただし難点は、リモコンがエアコンと共に全てハングル語で表記されていることです。
テレビはまだ電源とチャンネル、音量のみを使用するのでなんとかなります。
しかしエアコンのリモコンは全てがハングル文字なので、意味を理解していないとどこを動かしたらいいかわからないとパニックになること確実です。
なので、チャンネル表の上にエアコンの操作方法が日本語や英語で記載されていました。
これを読めば、間違うことなくエアコンを動かせる、はずです。
バスルーム
バスルームも、日本の東横INNとほとんど変わりません。
洗面所にあった備え付けのアメニティは無くなってしまいましたが、壁に取り付けられているシャンプーとリンス、ボディーシャンプーは同じように備え付けてありました。
トイレもウォシュレット付きなので、意味安心して利用できますね。
東横INN釜山駅1 朝食
朝食時間は6時半から9時までで、場所は2階です。
正直言うと、朝食会場がえらく混雑しています!
あまりに人が多すぎて、奥にある会議室の様な部屋も開放するなど、規模の広さと会場の広さが一致していません。
朝食の時間帯は、宿泊者が2階に集まってエレベーターが中々来ない場合もありますので、できるなら余裕ある早めの時間帯を利用して朝食会場に向かいましょう。
それでは、朝食メニューには一体どんなものがあるのでしょうか?
早速見ていきましょう。
おすすめ朝食メニュー
と言うわけで、おすすめの朝食メニューを紹介します。
まず左にあるのが、卵粥です。
韓国料理を食べすぎて、胃がもたれた時には最適で、韓国の東横イン好きから密かに愛されています。
こちらは、白菜キムチのスープです。
野菜不足を補うには、最適と言って良いでしょう。
こちらは、韓国の餃子として有名な饅頭です。
ソウルの明洞でも有名店があるように、韓国の国民食の1つが朝食で食べられます。
こちらは、韓国流のウインナーソーセージです。
右側の丸いものも実はソーセージですが、変色したうずらの卵だと思ってしまいました。
韓国では、こういったソーセージが食べられているのでしょうか?
そして、韓国の食卓に欠かせない食材、キムチです!
東横インでは、白菜と大根の2種類がありました。
韓国では、食堂でお代わりし放題のお店があるくらいキムチは食事に欠かせないもので、ホテルの朝食でも例外ではありません。
日本の感覚では抵抗を感じるかもしれませんが、朝食のキムチも食べてみると中々いけます。
1日の活力として、必ずキムチを補給していきましょう。
そして、1番のおすすめはこちらの牛乳です。
なんで牛乳なんだよ!
と言いたくなると思いますが、なぜか理屈抜きにすっきりして美味しい牛乳でした。
不祥事を起こす前の雪印牛乳のパッケージにそっくりで(笑)、なんだか親近感が湧きます。
思った以上に飲みやすく、思わず2本飲んでしまいそうなくらいのおいしさでした。
ここで紹介した以外にも、デザートやサラダ、パンといった定番の朝食メニューも用意されています。
個人的には、日本の東横INNも朝食にキムチを取り入れれば良いのにと思いました。
そのくらい、朝のキムチは最高でおすすめです。
東横INNに宿泊する機会がありましたら、ぜひ朝食をご堪能ください。
まとめ
今回は、韓国釜山駅前にある東横INN釜山駅1の宿泊記を書いていきました。
韓国にいながら、完璧な日本語の話せる韓国人スタッフがいて、しかも日本の東横インとほぼ変わらないサービスを受けることができますので、はじめて韓国に行くので言葉の不安を抱えている人には最高のホテルです。
日本のホテルに滞在するのと変わらないくらい快適でしたので、気になった方はぜひ韓国へ行って体験してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。