【座席ごと紹介】ノエビアスタジアム神戸はサッカー観戦に最高の環境

サッカー

神戸市にある巨大なサッカースタジアムといえば、ノエビアスタジアム神戸。

こちらのスタジアムは、

  • ヴィッセル神戸(Jリーグ)
  • INAC神戸レオネッサ(WEリーグ)
  • コベルコ神戸スティラーズ(ラグビー)

の本拠地としても知られています。

 

ノエビアスタジアムに行きたいんだけど、どんな風に試合が見えるの?
試合の見やすい席ってどこなんだろう?

この記事では、こんな心配をしている方々に対し答えていきます。

やっぱり初めて訪れる場合は、どこで座ってみたらいいのか等、色々と不安になりますよね。

 

今回の記事では、そんなノエビアスタジアムの座席の種類と、それぞれの座席からどのように試合が見えるのかをじっくりと解説していきます。

これを読めば、ノエビアスタジアム神戸に行く際の予習になるので、是非参考にしてくださいね!

 

 

 

ノエビアスタジアム神戸へのアクセス

 

ノエビアスタジアム神戸までのアクセスは、とても簡単です。

神戸市の中心部から行く場合、神戸市営地下鉄海岸線夢かもめに乗車します。
三ノ宮から行く場合は、「三宮花時計前駅」(西神山手線の三宮駅とは違う駅です)、または隣の「旧居留地大丸駅」から乗車して約10分の「御崎公園駅」で下車してください。

ハーバーランドの方から行く場合は、「ハーバーランド駅」から新長田行きに乗車して約5分で「御崎公園駅」に到着します。

2番出口を出て、左に向かって徒歩4分でスタジアムに到着です。

三宮側の1駅隣の「和田岬駅」からも、同じく徒歩4分で到着するのでそちらを利用してもOK。
ただし、帰りは混雑が予想されるので余裕を持っていきましょう。

ノエビアスタジアムの簡単な歴史

 

こちらがノエビアスタジアム神戸です。
神戸市兵庫区の御崎公園の中にあり、正式名称は「御崎公園球技場」
ノエビアとは、神戸市に拠点を置く化粧品メーカーで、2013年にネーミングライツを取得し、現在の名前になりました。
戦前この場所には、カネボウ工場があったのですが、空襲により消失。
そして終戦から4年後の1949年に、神戸競輪場が開場しました。
この競輪場の売店や車券売り場の従業員や警備員など、職員のほとんどが暴力団員で、かつ組同士の抗争が行われるなど、とっても愉快で楽しい競輪場でしたが、市民から廃止を望む声が続出し、1960年に閉鎖されることに。
その後、1970年にこの場所に神戸市立中央球技場が完成します。
この球技場は、日本で最初にナイター設備を完備した球技場として知られるようになり、サッカーやラグビーで関西を代表する球技場となりました。
1978年に開催されたサッカーワールドユースのグループリーグとベスト8の試合でも使用されました。
その後、2002年のサッカー日韓W杯の誘致のために大規模な改修工事が行われ、2001年に現在の屋根付きスタジアムになりました。
これまで2002年のW杯の他に、サッカー日本代表の試合、2019年のラグビーW杯の会場としても使用されるなど、今や日本を代表する球技場の1つとなったノエビアスタジアム神戸。
早速どんなスタジアムか見ていきましょう。

ノエビアスタジアム神戸 御崎公園内の見所

 

 

ノエビアスタジアムは、屋根付きのスタジアム。

 

 

こちらは愛知県にある豊田スタジアムですが、ノエビアスタジアム神戸も同じような屋根を持ち、あらゆる天候に対応可能な機能的スタジアムです。
スタジアムが建つ御崎公園には大きな広場があって、試合前にくつろぐには最適の場所でした。
写真手前の深緑の部分が人工芝になっていて、そこに座ったり寝転んだり、サッカーをして遊ぶなど、思い思いのスタイルで遊べるようになっています。
公園内を散策すると、昔神戸の街を走っていた市電の車両が保存されていました。
あまり僕も神戸市電に関して詳しく無いのですが、現在走っている神戸市営地下鉄と同じ色の車体だったんですね。

ノエビアスタジアム神戸  スマートシステム

ヴィッセル神戸の試合時に限るのですが、スタジアムの入場券と売店の会計は、全て現金では無く電子決済、クレジットカードでの支払いとなるので要注意。

 

ヴィッセル神戸のメインスポンサーは楽天で、スタジアムのキャッシュレス化を進めています。

チケットの方も紙チケットは使用しておらず全て電子チケットで、購入の際はチームのHPからチケットサイトにアクセスし、パスワードとメールアドレスの登録をしましょう。

楽天トラベル等を使用していて元々会員だった場合は、楽天トラベルで使用しているパスワードがそのまま使用できます。

支払いには、

  • クレジット決済
  • コンビニ支払い

の両方が可能。

さらに楽天ポイントも使用できるので、使用ポイント分チケットが安くなる特典があります。

ひろたか
ひろたか

楽天会員でポイントを多く貯めていた僕にとっては、大変ありがたいシステムでした。

 

チケットを購入したら、QRコードが発行されるので、試合当日は楽天IDをログインしてQRコードを出します。

 

 

入口には、無人の端末機がこのように設置されているので、QRコードを読ませてスタジアム内に入場しましょう。
特に難しいことはありません。

スタジアム内外の売店の支払いは、クレジットカードだけでなく楽天Edyも使用可能です。

Edy持ってるんだけど、チャージするの忘れた!

そういう時は、スタジアム内にEDYに現金チャージできる機械がいくつかあります。
現金を投入して、Edyをかざせば簡単にチャージできるので、それを利用しましょう。

 

 

ノエビアスタジアム神戸  座席の紹介

 

 

 

こちらがノエビアスタジアム神戸のピッチとスタンドです。
球技場というだけあって、ピッチとスタンドの間の距離がとても近いですね。

基本試合前は自由にスタジアムを移動でき、ホームサポーター席のチケットがあればアウェイサポーどこへ移動しようが問題ありません。(アウェイサポーター席を除く)

というわけで、ノエビアスタジアム神戸の座席に関して、順に解説していきましょう。

 

ノエビアスタジアム神戸  ビッグスタンド下段席

 

 

こちらが、通称「ビッグスタンド」と呼ばれるバックスタンドの下段から見た景色です。

この日は入場制限の関係で、前列にカバーがかけられていて、これ以上先に行くことができませんでした。
しかし、タッチラインとスタンドまでの距離がとても近いことがここからでもよくわかります。

 

 

ビッグスタンドの椅子はこのようになっています。
全ての椅子にカップホルダーがついていて、背もたれも高いので観戦するには最高の場所です。

 

 

写真を見てもわかるように、ビッグスタンドという名前ということで、かなりの高低差があります。
ここからは、スタンドの上段部分を見ていきましょう。

 

ノエビアスタジアム神戸 ビッグスタンド上段席

 

 

ビックスタンドの上段席から見たピッチの様子です。

階段がかなり急になっているので、下からここまで上がるのはかなり大変だというのは覚悟していてください。

それでも、傾斜がきついこともあって試合はとても見やすかったです。
戦術など、選手の動きを色々確認したいのであったら、ここに座ることをおすすめします。

ノエビアスタジアム神戸  ビッグスタンドコーナー側席

 

 

こちらはコーナーフラッグの前の席。
選手の攻防や、コーナーキックが間近に見れる迫力ある席です。

写真に写っている席はサポーター指定席で、他の角の席は真向かいのメインスタンド席とビックスタンド北側席(写真は南側)にあって、それぞれ

  • メインS指定席(ホームアウェイミックス)
  • FC指定席(ビッグスタンド)

という名称になっています。
チケット価格もお手頃なので、初めて訪れる人にはおすすめの場所の一つです。

ノエビアスタジアム神戸 メインスタンド下段

 

 

今度はメインスタンドを紹介していきましょう。
こちらが、メインスタンドの下段からピッチを見た景色です。

真ん中の席は、ヴィッセルシートという最高値の席で、基本的にメンバー限定の席になっているためそれ以外のチケットを持つ人は入場不可能になってます。

また、ピッチの目の前に座っている観客が確認できるかと思いますが、こちらは「THE PITCH」と呼ばれる特別席で、席の他に食事、サイン入りレプリカユニフォームがもらえるという大変豪華な席です。

こちらは、18,000円と高額で、筋金入りのヴィッセルファンのための席となっています。

ノエビアスタジアム神戸 メインスタンド上段

 

 

こちらが、メインスタンドの上段部分になります。

ここにたどり着くまでの階段は少ししんどいですが、眺めは抜群で快適に試合が観戦可能。
一般席はサイド側で、真ん中の方は記者席になっているので注意。

 

 

メインスタンド上段席の椅子です。

ビッグスタンドの椅子と、そこまで違いはありません。

 

ノエビアスタジアム神戸 サイドスタンドホーム側

 

 

今度は、サイドスタンドを紹介していきましょう。
写真の席が、ホームのヴィッセル神戸のサポーターが陣取るサイドスタンドです。

前から9列目くらいまでは、仮説スタンドのようになっていて、こちらはサッカーの試合時にだけ設営されます。

 

 

サイドスタンドの上段から見た景色です。
適度な傾斜で見やすく、ゆとりのある造りでした。

1番安い価格の席ですが、全席にカップホルダーがついているのは魅力的ですね。

 

 

仮説スタンドから見た景色がこちら。
反対サイドも見やすいですが、驚いたのはゴールとスタンドとの距離の近さです。

ゴール前の競り合いがはっきりと確認できて、大迫力の席と言えるでしょう。

 

 

最前列はこちら。
文句無しの特等席ですね。

思いっきり応援するなら、迷わずここに来るべきです。

 

ノエビアスタジアム神戸 サイドスタンド アウェイ側

 

 

続いてアウェイ側のサイドスタンドを紹介していきましょう。

対戦チームによって位置は変わりますが、基本的に左側から3ブロック分の席がアウェイチームの応援席です。

それ以外は、基本的にヴィッセル神戸サポーターが座る席となります。

 

 

そのアウェイ側サイドスタンドから見た景色がこちら。
こちらの席には、反対側のように仮設席は設置されません。

アウェイサポーター席の入場ゲートは、このサイドスタンドの裏側にあります。

ノエビアスタジアム神戸 デメリット

 

このように、見る人に優しく、アクセスが抜群なノエビアスタジアム神戸ではありますが、2つほどデメリットがあります。

①チケット代がかなり高い
②芝生の状態が悪い

これらの問題を順番に解説していきましょう。

 

ノエビアスタジアム神戸デメリット①  チケット代が高い

ヴィッセル神戸の試合を見に行こうかと思ったら、まず最初にチケット代に注目してみてください。

メインスタンド ヴィッセルシート 10,000円
その他のメインスタンド 6,000円〜8,000円
ビッグスタンド 4,500円〜6,000円
サイドスタンド 3,000円

となっていて、他のスタジアムと比較してもかなり強気の価格設定となっています。

参考までに、ジュビロ磐田の試合のバックスタンドの1番安い価格は3,300円
湘南ベルマーレの試合のバックスタンドの最安値は3,500円、メインスタンドは3,900円です。

他のスタジアムと比較しても、かなり高額だということがわかりますね。

これは元スペイン代表のイニエスタや、日本代表の大迫祐希選手、日本代表経験者の酒井高徳、山口蛍、武藤嘉紀、槙野智章といった有名な選手が所属していることが関係しています。

彼らの高額な年俸が高くなっているので、それを補うために入場券が高くなっているのです。

でもこれだけのスター選手を見れるなら、価値のある金額といえます。

ひろたか
ひろたか

これだけ高額なチケットなので、安い席はすぐに売り切れてしまいます。
なので、早めの手配を心がけましょう!

ノエビアスタジアム神戸デメリット②  芝生の状態が悪い

 

これに関しては、正直プレーする選手側の問題ではありますが、ノエビアスタジアムは屋根がある関係上試合日以外は屋根を閉じていることも多いため、芝生に日差しがあまり当たりません。

それが原因で芝生の根付きが悪くなってしまい、ピッチが芝がめくれボコボコになってしまいました。

以前は夏場の試合は芝生を保護するため、神戸市須磨区にあるかつての本拠地の、ユニバー記念競技場を使用していました。

 

やがて試合に支障をきたすようになり、選手やサポーターからの不満が出始めて、スタジアム側は改修を決意。
2018年に天然芝と人工芝を織り交ぜた「ハイブリッド・ターフ」を導入しました。

ところが今度は、芝生が滑りやすくなってしまい、試合中転倒する選手が出てくる有様に。

そんなわけで、芝生対策にはまだまだ手を焼いているようです。

改良を続けて、安心できる芝生になってほしいものですね。

 

まとめ

今回は、ノエビアスタジアム神戸の座席の見やすさや、入場チケットに関する解説をしてきました。

神戸市のサッカー、ラグビーの聖地として名高い存在となったノエビアスタジアム神戸。
ヴィッセル神戸の試合のチケットが多少高額なのは難点ではありますが、ピッチとスタンドとの距離が近く、迫力ある試合が見れるスタジアムです。

遠距離から訪れるだけでも十分に価値のあるスタジアムなので、ぜひ気軽に足を運んでみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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