ベトナム・ハノイのレールストリート完全ガイド|初心者でも安心!

ベトナム

ベトナムの首都ハノイの人気スポット「レールストリート」は、ベトナム国鉄の列車が通る線路の横にカフェが並ぶ、ハノイの人気観光スポットです。

身体スレスレを電車が走るのを体験できる人気スポットですが、初めて来る人にとっては本当に安全なの?」「どうやったら見学できるの?」「何時に電車が来るの?等色々気になる部分は多いと思います。

この記事では、レールストリートのアクセス方法や見学のタイミング、安全に楽しむための注意点など初心者にもわかりやすく解説します。

特別なハノイ旅行を満喫したいと思ったら、ぜひ参考にしてみてください。

ハノイ・レールストリートとは?

ハノイの「レールストリート」とは、旧市街のフンフン通りやディエンビエンフー通り沿いに位置する、全長約850メートルの細い路地です。

この通りの最大の特徴は、住宅やカフェが線路のすぐ脇に密集して建ち並んでいるところで、この狭い線路の上を1日数回ベトナム国鉄の列車が通過します。

ここでは線路脇に立って通過を見ることが可能で、でんさyわずか数十センチの距離を轟音とともに走り抜けるかなりスリリングな体験ができます。

近年では列車が通過する迫力ある光景がSNSでも話題となり、観光スポットとして注目を集めるようになりました。

通り沿いには名物のエッグコーヒーを味わえるカフェやお土産店がオープンし、観光名所として整備が進んでいます。

2022年頃から、安全上の観点から一部エリアには入場口ができて入場者を制限しています。

レールストリートへのアクセス

レールストリートは、ベトナム国鉄を代表する駅であるハノイ駅の近くにあります。

ハノイ駅からレールストリートの入口までは徒歩で約10分、旧市街の中心にあるホアンキエム湖からは徒歩約16分で到着できます。

ただし初めて行く人にはちょっとわかりにくい道なので、迷うのが心配な場合はGrabアプリからタクシーやバイタクを呼んで行くようにしましょう。

もし近い距離からレールストリートへ行く場合は、バイタクを呼べば車より安い金額で済みますよ。

レールストリートの基本情報

ここからは、レールストリートの基本情報を詳しく解説します。

電車の通過をスレスレで見られるのが魅力のレールストリートですが、事前にカフェの営業時間や列車の通過スケジュールなど、基本情報を把握しておく必要があります。

これからレールストリートの訪問を考えている方は、こちらを参考にしてください。

レールストリートを通過する電車とは?

レールストリートを通過する電車は、ベトナム国鉄が運営するベトナム統一鉄道です。

ハノイ〜ホーチミン間を結ぶベトナム国鉄のメイン路線として知られていて、総延長は1,726kmに及びます。

ただしスピードはかなり遅く、ハノイからホーチミン間は約30時間、ダナンまでは約15時間ととてつもなく時間がかかります。

そのため移動方法としては飛行機やバスより一般的でなく、のんびり旅行をしたい人向けの乗り物です。

レイルストリートの営業時間

レールストリートにあるカフェやお店は、店舗によっても異なりますが夜22時頃まで開いています。

最後の電車通過時間は19時頃ですが、カフェのある場所以外の線路は生活道路でもあるので、歩くだけなら24時間通行可能です。

ただし夜は足元が暗く、かつレールの上なので転びやすいので、なるべく人通りが多くて明るい場所を歩きましょう。

列車の時刻表

こちらは、ハノイ旧市街北部のロンビエン駅の時刻表です。

レールストリートを通過する電車は、1日に5本が通過します。

こちらの時刻表を参考にすると、レールストリートを通過する列車の到着時刻は以下のようになります。

ハノイ発ハイフォン行き 15:00、18:00
ロンビエン発ハノイ行き 11:50、17:35、18:57

1日でレールストリートを列車が通過するチャンスは、以上の5回です。

ただしこちらは2024年6月の情報なので、いずれ変更の可能性はあります。

またベトナム国鉄は遅れる場合がありますので、この時刻表はあくまで参考程度に抑えておきましょう。

ハノイレールストリートの入場方法

ここからは、レールストリートの入場方法を解説します。

実はレールストリートから間近で電車を見るなら、専用の入口から入らなければなりません。

カフェが集中するエリアに行きたいと思ったら、以下の解説を読んで参考にしてください。

①入場方法

レールストリート内に入場する場合、踏切のところにあるゲートから線路内に入らなければなりません。

入口にはスタッフのような人物が立っているので、「線路の中に入りたい」と伝えれば無料でレールストリート内に入れます。

以前はどこからでも自由に入れましたが、安全上の観点から現在では決まった入口からでしか入場できません。

スタッフにカフェへ誘導してもらう

レールストリートに入るには、ストリート内で営業しているカフェを利用する必要があります。

踏切の入口に立っているスタッフに「レールストリートに入場したい!」と声をかけたら、スタッフにカフェまで誘導してもらいましょう。

その際「どのカフェに入る?」と尋ねられますので、空いているカフェを適当に探して利用するカフェを伝えます。

スタッフはカフェの店員に利用することを伝えてくれますので、そのまま席に座って注文しましょう。

後は、ドリンクや食事をしながら電車の到着を待てば大丈夫です。

レールストリートでの楽しみ方

ここからは、実際にレールストリートにおいて楽しめることを紹介します。

レールストリート内で楽しめることは、以下の3つです。

  1. レールストリート内のカフェ
  2. 電車の通過を間近で見学
  3. レールストリート散策

これからレールストリートを訪れる予定のある方は、ぜひ参考にしてください。

①レールストリート内のカフェ

レールストリート内には観光客向けのカフェがたくさんあって、ドリンクを飲みながら電車の通過を間近で見られます。

カフェはたくさんあるので、空いているところがあったらすぐに座りましょう。


こちらがカフェで注文したカフェラテです。

ベトナムはコーヒーのおいしい国としても知られているので、カフェではおいしいコーヒーが飲めます。

他にも食べ物やアルコールも注文できますので、気軽にランチやディナーを楽しんでみましょう。

②電車の通過を間近で見学

レールストリート最大の見どころは、電車の通過を間近で見学できるところです。

列車の通過時間が近づくと、管理するスタッフが線路に入らないようにと観光客を安全な場所へ誘導します。

スタッフの支持に従い、安全な場所に立って電車を待ちましょう。

電車と人との距離は、もう手を伸ばせば触れてしまうくらいの距離です。

電車はスピードを出さずに走行するので、安全な場所に退避すれば問題ありません。

編成がかなり長いので、電車が通過する時間は予想以上に長いです。

私が訪れた時間は午後3時頃だったので、その時間に到着していれば確実に電車の通過を見られます。

電車のダイヤは変更する可能性もあるので、詳細はゲートにいるスタッフ、または近くのハノイ駅に行って時刻表をチェックしましょう。

③レールストリート散策

カフェで列車の通過とコーヒーを堪能したら、レールストリートを散策してみましょう。

レールストリート内には、カフェだけでなくお土産を売る雑貨店などがあって、買い物を楽しめます。

レールストリートにはお店だけでなく一般の住宅もあって、ベトナムの庶民生活を見られたりします。

線路の横に普通に住宅があるという、日本では中々見られない光景を見られますので、足元に気をつけてゆっくり散策してみましょう。

レールストリートでの注意点

ここからは、ハノイレールストリートでの注意点を解説します。

特に気をつけるべき点は、以下の2つです。

  • 列車接近時はスタッフの指示に従う
  • 貴重品の管理には気をつける

レールストリートを訪れる前に、ぜひこの注意を読んでおきましょう。

列車接近時はスタッフの指示に従う

列車が接近する際は、安全のために必ずスタッフの指示に従ってください。

迫力ある写真を撮りたいために電車に近づきたくなる気持ちはわかります。

しかし線路に近づくと、列車の安全な運行の妨げになるだけでなく、大きな事故にも繋がります。


列車を撮影する際は、カフェの敷地に立って安全な場所で撮影してください。

電車が近づくとスタッフが線路にいる人に声をかけて誘導しますので、その際は速やかに安全な場所へ移動しましょう。

貴重品の管理には気をつける

レールストリートでは、貴重品の管理に十分ご注意ください。

敷地は狭く、特に週末は多くの人で混雑するので、万が一に備えて対策しておく必要があります。

人混みに紛れて、犯罪を企む人物が紛れ込んでいてもおかしくありません。

またカフェでくつろぐ際も、荷物は必ず目の届くところに置きましょう。

不用意に放置すると、盗難のリスクが高まります。

大切な旅行を台無しにしないためにも、常に周囲への注意を忘れずに過ごしましょう。

ハノイレールストリートはハノイ初心者でも安心して楽しめる

今回は、ベトナムの首都ハノイにあるレールストリートの楽しみ方と入場方法を紹介しました。

ハノイ旧市街にあるレールストリートは、ベトナム国鉄の線路沿いにあるカフェなどが立ち並ぶ道で、通行する列車を間近に見られることで人気の観光地として知られています。

レールストリートに入るにはカフェの入店が必要となり、踏切にある入口からでないと入場できません。

通過する電車はそれほど多くないため、事前に通過する時間を調べて訪れるようにしましょう。

間近で通過する電車は迫力満点ですので、ハノイに訪れたらぜひ足を運んでみてください。

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