【ハノイロッテセンターの見どころ】展望台から見えるハノイ市の景色がヤバい

ベトナム

ベトナムハノイへ旅行に行くけれど、ちょっと変わったところに足を運んでみたい。

この記事では、このようなご希望に応えていきます。

ベトナムの首都ハノイの新市街には、ハノイ市随一の高層ビルとして知られる「ロッテタワー」があるのをご存知でしょうか?

その高さは272mあり、最上階には展望台があって、ハノイ市内を一望できる知られざる隠れスポットとして有名です。

今回の記事では、ハノイ新市街にあるハノイロッテセンターの展望台の見どころと景色について、詳しく解説していきます。

ハノイロッテセンターへのアクセス

ロッテセンターは、ハノイの新市街と呼ばれるビジネス特区にあります。

アクセスで便利なのはタクシーで、ハノイ旧市街から渋滞に巻き込まれなければ約15分、ノイバイ国際空港からは約40分でアクセス可能です。

バスを利用する場合、ロンビエンバスターミナルからE05のバスに乗って約10分、旧市街からバスで行く場合は32番や34番、35番のバスに乗れば到着できます。

旧市街からバスに乗る場合は、メリアハノイというホテルの近くにあるバス停から乗るのが便利です。

バスは複雑で難しいと思ったら、いつでもどこでもタクシーを配車可能なGrabアプリを利用して行きましょう。

ハノイロッテセンター

ハノイロッテセンターは、2014年にオープンした韓国最大の財閥で、お口の恋人として知られているロッテグループによって建設された高層ビルです。

高さは272mというハノイ市内でも最大級の建造物で、ハノイ新市街でも指折りの名所として親しまれています。

館内には、韓国にてお土産購入スーパーとして知られるロッテマートや、ロッテホテル、ロッテ百貨店と買い物から観光までを満喫できるスポットです。

ビル内を歩くとまるで韓国にいるような雰囲気で、おまけに涼しいエアコンが効いているので快適に買い物や観光を満喫できます。

ロッテセンター展望台

そんなロッテタワーの屋上には、ハノイ市内を一望できる展望台があります。

展望台は63階にあって、ベトナムの首都ハノイの街の構造を一望できる施設です

展望台へのアクセスは、まず正面入口の前にあるこちらのエスカレーターで地下階へ行きましょう。

営業時間は9:30〜22:30なので、夜には夜景の美しいハノイを満喫できるスポットです。

ここからは、展望台の入口から展望台までの道のりについて解説していきましょう。

ロッテマート

エレベーターを降りて行ったら、そこにはロッテリアと韓国旅行好きにはお馴染みロッテマートがありました。

ここは本場韓国のロッテマートと同様に、ベトナムのお土産が安く買えてかつ品揃えも豊富なので、近隣のホテルに宿泊している方には買い物に最適です。

また銀行の支店やATMもあって、外貨をベトナムドンに変えられます。

入場ゲート

エレベーターを降りた左手あるこちらのゲートが、展望台への入口です。

まるで近未来へ繋がるトンネルのような感じで、展望台への期待感を感じさせる外見でした。

奥の方へ進んで行くと、入場券売り場がありますので、チケットを購入します。

チケット購入

こちらが、展望台のチケット売り場です。

展望台へのチケットは、こちらで購入しましょう。

チケットは以下の2種類です。

  • 展望台を見学するだけのチケット
  • 1ドリンク付きのバリューチケット

それぞれのチケット価格はこちらです。

バリューチケット 通常チケット
大人(12歳以上) 280,000ドン(約1,640円) 230,000ドン(約1,340円)
子供(3歳〜12歳未満) 220,000ドン(約1,290円) 170,000ドン(約990円)

バリューチケットを購入すれば、展望台のスカイラウンジで好きなドリンクを1杯飲めます。

両方のチケット価格は、日本円で300円しか変わりませんので、展望台に行くならバリューチケットを買った方がドリンクが飲めるのでお得です。

暑い季節にはありがたいサービスなので、できればバリューチケットを購入しましょう。

入場ゲート

チケットを購入したら、こちらの入場ゲートを通って入場しましょう。

チケットの左側にバーコードがありますので、こちらを端末に当てればゲートを通過できます。

バリューチケットを購入した場合、チケットがドリンクの引換券になりますので、くれぐれも失くさないようにしましょう。

エレベーター

展望台へは、こちらのエレベーターでアクセスします。
エレベーターホールには、ベトナムらしくランタンが天井に装飾されていました。

エレベーターに乗ったら、最上階である63階のボタンを押せば、高速で上昇して行きます。

エレベーターの天井には、ハノイの名所をフィーチャーした映像の演出が、音楽と一緒に流れてきました。

こちらは、ロンビエン橋です。

こちらは、ロッテタワーの完成までをイメージした映像です。

そんな映像を見ていたら、あっという間にエレベーターは展望台のある63階に到着します。

ロッテタワー展望台の見どころ

ハノイスカイ展望台の展望台には、どのような見どころがあるのでしょうか?

実はこちらの展望台には、これだけの見どころがあります。

  • スカイウォーク
  • スカイギャラリーバー
  • スカイラウンジ
  • チマチョコリ貸し出し
  • VR体験

ここからは、これらの見どころについて詳しく解説していきます。

スカイウォーク

まず紹介するのが、こちらのスカイウォークです。

ハノイ市の絶景を背景に記念撮影ができるスポットで、ガラスにはインスタ映えをさせるためなのか羽がデザインされてました。

スカイウォークの最大の目玉は、床がこのように透けているところです。

まるで空を飛んでいるような気分になる、貴重な経験ができます。

強化ガラスの足場ではありますが、思わず落ちてしまうのではという恐怖感にさいなまれて、高いところが苦手だと中々足を踏み入れるのも難しいかもしれません。

なおガラスの上に立つ場合は、必ず靴を抜いて上がりましょう。

この場所から下を眺めると、270mの高さがどれだけ高いのかがはっきりわかりますね。

スカイウォークは反対方向にもう一つあって、こちらはガラスにハードがデザインされていました。

ハートゾーンから見た、真下の景色がこちら。

隣のビルを見下ろせる、かなり貴重な経験ができます。

最初は中々足を踏み入れるのに勇気がいりますが、慣れてしまえばかなり楽しい体験でした。

平日でしたらそれほど混んでませんので、比較的自由に撮影可能です。

スカイギャラリーバー

スカイギャラリーバーは、ベトナムのクラフトビールをはじめとしたアルコール類を満喫できます。

昼間はほぼお客さんもスタッフもいない状態ですが、夜に夜景を見ながらアルコールを味わうにはおすすめです。

スカイラウンジ

スカイラウンジでは、ハノイの景色を満喫しながら食事やドリンクが味わえます。

バリューチケットを持っている場合、カウンターでチケットを見せてドリンクを1杯注文しましょう。

今回僕は、アイスカフェラテを注文しました。
こちらかなり量も多く、飲みごたえがあります。

白を基調としたソファーと、大理石風のテーブルに座りながらドリンクを飲めば、何だかセレブになったような気分になりました。

余談ですが、スカイラウンジの角には白いミッフィーが3匹いました。

記念撮影スポットとしても、スカイラウンジは最適です。

チマチョコリ貸し出し

展望台では、1時間大人40,000ドン(約240円)、子供30,000ドン(約180円)で韓国の伝統衣装のチマチョコリの貸し出しができます。

ただいくらロッテが所有するビルとはいえ、わざわざチマチョコリをベトナムで着る必要はあるのでしょうか?

ソウルの世界遺産として知られる、昌徳宮周辺の貸衣装屋さんで行っているサービスだと思うのですが、なぜベトナムで着る必要があるかは疑問です。

外国人の感覚で考えると、観光のためにチマチョコリをわざわざ展望台で着ることはないと思いますが、おそらく現地在住の韓国人が特別なお祝いの時に着るのでは?というのは僕の勝手な推測です。

この日は誰も利用してませんでしたが、利用者がどんな理由で着るのかちょっと気になりますね。

VR イカルス

展望台では、今流行りのVR(バーチャルリアリティ)ゲームが体験可能です。

こちらでは、イカルスというリアリティーゲームが体感できて、シートに座った状態でVR眼鏡を取り付けてプレイできます。

ただ誰もプレイしている人はおらず、サポートする係員も見かけませんでした。

平日120,000ドン(週末160,000ドン)で体験できるそうですが、気になる方は体験してみましょう。

VR MISSONX

展望台にはもう一つ、MISSIONXというゲームもありました。

こちらはグラスを付けて、銃を持って目の前に現れる敵を倒すゲームです。

料金は平日100,000ドン(約580円)、休日は120,000ドン(約700円)ですが、イカルスと同様に見向きもされません。

VRメガネや装甲、銃なども置かれてましたが、担当スタッフが受付にいないのでできるかどうかわかりませんでした。

もし気になった方は、ぜひ挑戦してみましょう。

ロッテセンター展望台から見える景色

ここからは、ロッテセンター展望台からの景色を解説していきましょう。

360度ハノイ市を一望できる展望台からは、以下の4つの景色を満喫できます。

  • 新市街
  • 西湖
  • 旧市街
  • 市内西部

一体どんな景色が見えるのか、早速見ていきましょう!

新市街

まずはロッテタワー周辺の、新市街の眺めです。

写真を見てもわかりますが、新市街には広めの湖がいくつかありました。

ハノイは元々湖の多い土地柄ですが、この都会と自然が混ざった雰囲気がハノイ新市街の魅力です。

キンマー通りと呼ばれる新市街のメインストリート周辺には、日本食レストランや日本風ホテルが多く営業しています。

ちなみに旧市街方面を見ると、2021年に完成したハノイメトロが走っているのが見えました。

現在新市街ではハノイメトロの新路線が工事中で、完成すれば旧市街からもアクセスがしやすくなり、今後ますますの発展が期待されます。

西湖

こちらは、風情のある景色で知られる西湖周辺の景色です。

展望台から見ると、西湖がどれだけ大きい湖かがよくわかります。

西湖の面積は約526haと広大ですが、その大きさを実感したいなら展望台から眺めてみるのがおすすめです。

観光地として知られるチャンクオック寺院も、この場所からはっきり見えました。

旧市街

続いて、ハノイ市の中心街の旧市街方面の景色です。

上から見下ろしてみると、街には並木が多く生えていて、自然に溢れた街であることが理解できます。

特にホーチミン廊や世界遺産のタンロン城跡周辺は木で覆われていて、見ているだけで涼しい気分になりました。

ただここから眺めてみても、旧市街の様子はよく見えず、ホワンキエム湖もはっきり見えません。

市内西部

こちらは、ハノイ市内の西部の景色です。

はるか向こうには、タワーマンションなどの高層ビルが次々建設されていて、ベトナム経済の発展ぶりが理解できます。

低い建物の間に、ニョキニョキと色々なビルが立ち並ぶ光景は何だか不思議な光景です。 

まとめ

今回は、ハノイ新市街にあるロッテタワー最上階にある展望台の見どころを解説しました。

高さ272mにある展望台からは、ハノイ市内の景色を360度一望できます。

カフェでドリンクを味わいながら景色を満喫したり、透けた床ガラスの上で記念撮影ができるなど、見どころは満載です。

ロッテタワー内には、ロッテ百貨店やロッテマートなど、ショッピングを楽しむには最適のスポットが揃っていますので、ハノイを訪れたらぜひ足を運んでみましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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