【アシアナ航空エコノミー搭乗記】韓国まで快適に過ごせる航空会社

航空機

皆さんは、韓国旅行に行く時にどの航空会社を利用しますか?

もし快適に、荷物の重量の心配もせずに機内食を食べて満喫したいと思うなら、1番のおすすめはアシアナ航空です。

だけど、どんな航空会社かちょっと不安なんだよな〜。

そう思ったあなたは、ぜひこの記事を読んでアシアナ航空がどんな乗り心地なのかを確かめてみてください。

今回は、韓国を代表する航空会社であるアシアナ航空の搭乗記をお送りします。

アシアナ航空の歴史

大韓航空と共に、韓国を代表する航空会社として知られるアシアナ航空が創立したのは実は意外に早く、1988年です。

韓国では、それまで大韓航空の独占状態でしたが、この88年に韓国政府による民間航空機の運行の促進を求める意味で誕生しました。

錦湖(くも)アシアナグループと呼ばれる、現代(ヒュンダイ)財閥の傘下の中堅財閥によって運営されています。

就航当初は国内線のみでしたが、1990年には成田〜ソウル間の定期便を就航し、1991年にはバンコクまでの国際線が就航されたことで本格的に国際線に進出しました。

2003年にはスターアライアンスに加盟し、2007年には子会社としてエアプサン 、2015年にはエアソウルと2つのLCCの航空会社を運営するようになります。

しかし近年は、財閥の不祥事や競争激化による経営難で多額の負債を抱え、2019年には売却騒ぎを起こしてしまいます。(2020年にこの方針は撤回)

2020年には、何とライバルの大韓航空と合併?するという衝撃的なニュースが発表されましたが、それから3年経過した現在でも具体的な動きはありません。

なんだかんだで2023年現在、アシアナ航空は変わらず運行されてますが、これからの動向が気になるところです。

ソウル仁川国際空港第1ターミナル チェックイン

今回紹介する路線は、ソウル仁川空港発名古屋セントレア空港行きの飛行機です。

アシアナ航空は、仁川空港の第1ターミナルから出発しますので、電車やリムジンバスを利用する際には必ず第1ターミナル駅で降りるようにしましょう!!

なお、アシアナ航空をはじめ韓国の航空会社を仁川空港から利用する場合は、こちらのソウル駅地下にある空港鉄道「A’REX」の乗り場にあるカウンターで、チェックインができてしまいます。

ひろたか
ひろたか

ここで預けたスーツケースは、あら不思議!と言わんばかりにしっかりと名古屋セントレアに届いてました!

さらにはここで出国審査もできるので、大変ありがたいです。

身軽なままで電車に乗ることができますので、アシアナ航空を利用するならぜひ活用しましょう。

アシアナ航空 使用機材

こちらが今回搭乗したアシアナ航空の飛行機です。

今回は、仁川空港発名古屋セントレア行きに搭乗しました。
使用機材は、LCCの航空会社などで使用される、A321の飛行機です。

ソウル〜名古屋間の飛行時間は、何とわずか1時間半という短さなので、これくらいの機材がちょうどいいとのことでしょうか?

ひろたか
ひろたか

国内線の名古屋〜札幌線や、名古屋〜那覇、石垣線よりも飛行距離は短いです。

早速、機内の紹介をしていきましょう。

座席

こちらが、アシアナ航空のA321の飛行機の座席です。

シートピッチは79cmと、大型のA350や、B777の84cmのシートピッチと比較すると若干小さめで、大柄の人には少し窮屈かもしれません。

ちなみに、東京成田や関空行きはワイドボディ機を使用していますが、名古屋行きはほぼ全てナローボディーのA321の機材を使用します。

ひろたか
ひろたか

名古屋行きの扱いなんて、所詮そんなもんなんでしょうか?(悲)

前との座席の間隔はこのような感じです。

拳2つ分で、ギリギリ足を伸ばせるくらいの間隔なので、それほどゆとりがあるわけではありません。

下の入れ物には、免税品のカタログとイヤホンがありました。

ちなみに座席左下を見てみると、充電用のコンセントがありますが、プラグの穴が韓国仕様なので、Cタイプのプラグは忘れず準備しましょう。

肘掛けはこのようになっています。

イヤホンを差し込む穴は、先端部分にありますのでそこに差し込みましょう。

機内エンタテイメント

アシアナ航空A321には、個人モニターがついていませんでした。
だからと言って、機内エンタテイメントを楽しめないわけではありません。

実は、スマホを置くための小さいテーブルが、大きいテーブルの上にありました。

この上にスマホを置いて、予めダウンロードしてきた動画を見れば、モニターを見ているのと同じように快適に動画を楽しめます。

また、座席の上にはこのように幾つものモニターがあって、イヤホンを通してモニターの映像の音声を聴くことが可能です。

このモニターは、着陸直前にフライトマップを表示したり、離陸前に安全ビデオを流す役割を果たしています。

またアシアナ航空では、「OZ Wi-Fi」という独自のワイヤレスエンタテイメントシステムを採用していて、スマホからWi-Fiに接続すれば映画やドラマなどをスマホから見ることができます。

上の棚に、写真のような接続方法の説明が書かれた案内書がありました。

これによって、自身のスマホで映画などの機内エンタメを楽しむことができます。
ただし、映画は合計4本のみとそれほど作品が多い訳ではないので、悪しからず!

また、スマホで動画を見る際には、必ず自前のイヤホンを使用して、周りの乗客に迷惑がかからないようにしましょう!!

トイレ

トイレは、前方に1ヶ所、後方に3ヶ所あります。

前方の方はビジネスクラスの乗客専用で、エコノミークラスの乗客は基本的に後方のトイレを使用するのが基本です。

中は普通で、石鹸は1種類のみでした。

食事直後や離陸直前は混み合いますので、早めに済ませましょう。

アシアナ航空 機内食

続いては、機内食の紹介です。

夕方便の機内食は、メインディッシュと箱が渡されました。

メインディッシュはこちらです。

白米と野菜に、あんかけ風の牛肉ソテーというシンプルな料理でした。

箱の中身はこんな感じで、左から水、カボチャ、パンでした。

ちょっと炭水化物多めですね。

味は問題ありませんが、ドリンクにコーヒーやティーが無かったのが難点です。

短いフライトだからかもしれませんが、スカイマークやスターフライヤーでも普通にコーヒーが提供されるので、ちょっと違和感を感じました。

なお、機内食は朝便の場合は異なる可能性がありますので、今回紹介したのはあくまで参考程度に抑えておいてください。

セントレアに到着

仁川空港を出発してわずか1時間半、飛行機は名古屋中部国際空港(セントレア)に到着しました。

名古屋〜ソウル間のアシアナ航空のフライトは1日2本運行されていて、セントレア発は昼と夕方、ソウル発は朝と今回紹介した夕方便が運行しています。

ただし、機材は全て小さいA321です。

大きい機材でソウルに行きたいなら、成田や羽田、関空を利用しましょう。

まとめ

今回は、ソウル〜セントレアを結ぶアシアナ航空の搭乗記を、簡単ですが紹介してきました。

韓国を代表する航空会社であるアシアナ航空は、名古屋発は小型の機材を使用するものの、わずか1時間半〜2時間という短いフライトで目的地に到着できます。

時期によっては、価格がLCCより安い場合もありますので、気軽に韓国旅行をしたいならぜひアシアナ航空を利用してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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