【台湾のLCC】タイガーエア台湾の乗り心地と予約方法について解説!

台湾

台湾を代表するLCC航空会社としてお馴染み、タイガーエア台湾は安い金額で台湾へ行ける航空会社として知られています。

しかしあまりにも格安のため、

乗り心地ってどんな感じだろう?

と気になっている方は多いのではないでしょうか?

今回は、タイガーエア台湾の

  • 予約方法
  • 乗り心地

について詳しく解説していきます。

タイガーエア台湾の歴史

タイガーエア台湾は2013年に創設された台湾のLCC航空会社で、現在はチャイナエアラインの傘下にある会社です。

かつてシンガポールにあったタイガーエアウェイズというLCC航空会社が、チャイナエアラインと合弁して設立された会社で、2016年から正式にチャイナエアラインの子会社となります。

2017年にタイガーエアウェイズは、シンガポールのLCCとして知られるスクートと合併して、タイガーエアの名前は完全に消滅しました。

しかしタイガーエアの名前は「タイガーエア台湾」としてそのまま残り、やがて2021年には商標権を購入したことで、そのままタイガーエアの名前が残ることになったのです。

現在タイガーエア台湾は、日本国内18箇所の空港から運行されていて、地方都市からでも気軽に台湾へ渡航できる航空会社として知られるようになりました。

LCCということで価格も安く、できる限り安い値段で台湾へ行きたい方にはおすすめです。

タイガーエア台湾 チケット購入

タイガーエア台湾のチケットは、公式HPから簡単に購入できます。

運賃の予約は、フライト出発予定時刻の4時間前まで受付可能です。

HPのトップ画面にあるフライト検索で、往復か片道を入力したあと、出発地と到着地を入力して検索すれば運賃が表示されますので、希望するフライトを選びましょう。

その後の流れは、以下の通りです。

  1. 料金タイプを選択
  2. 個人情報の入力
  3. 荷物の種類を選択
  4. 食事の選択
  5. 座席指定
  6. 支払い情報の入力

予約の流れを以下で解説しますので、実際に予約する際の参考にしてください。

料金体型の選択

タイガーエア台湾では、全部で3つの料金体型が用意されています。

  • Tigerlight
  • Tigersmart
  • Tigerpro

これら3種類の料金体型について、詳細を解説していきましょう。

Tigerlight

tigerlightは10kgまでの手荷物機内持ち込みが可能な料金体型で、最も安い料金で搭乗できます。

しかしこちらは、手荷物預かりと座席指定ができません。

荷物が軽めて、かつ安さにこだわって乗るならおすすめですが、長期滞在や荷物を多く持っての旅行にはおすすめできません。

Tigersmart

Tigersmartは、10kgまでの手荷物機内持ち込み可能に加え、預け入れ荷物が20kgまでと座席指定が無料で利用可能です。

最も一般的な料金体型のため、ほとんどの方がこちらの料金体型を選択します。

Tigerpro

Tigerproは、Tigerlightのサービスに加えて、全ての座席が無料で指定可能です。

また、食事と予定変更が1回まで無料になります。

基本料金よりかなり高くなりますが、快適な旅を満喫したいと思ったら、迷わずこちらを選びましょう。

Tigerproは、Tigerlightのサービスに加えて、ミールサービスと予定変更が1回まで無料になる料金体型です。より快適な旅を満喫したいと思ったら、おすすめの座席となります。

個人情報の入力

続いて利用者名や生年月日、パスポート番号やメールアドレスなどの個人情報を入力しましょう。

なお台湾は、パスポートの残存期間が滞在日数分あれば、入国は可能です。

台湾はパスポートの有効期限は比較的フレキシブルですが、念の為有効期限は確かめておきましょう。

荷物の重量を選択

次に、預け荷物の重量を選択します。

20kgまでなら無料ですが、それ以上は以下のように追加料金がかかるので、注意が必要です。

  • 25kg=500円
  • 30kg=2,000円
  • 35kg=3,400円
  • 40kg=5,200円

+1,000円で、預け荷物の優先返却サービスが利用可能となります。

食事の選択

機内食を希望の場合は、5種類のメニューから料理を選べます。

価格は2,000円と少し高めです。

ベジタリアンメニューあり(2,100円)
機内食が必要なければ、選択する必要はありません。

座席の選択

TigersmartとTigerproの場合は、座席を選択します。

なおタイガーエア台湾では、座席の種類が次の3つに別れています。

  • Tigerquicker
  • Tigercomfort
  • Tigerbuddy

こちらの詳細について、ここから詳しく解説しましょう。

なおこれらの座席の種類は、各座席のヘッドカバーに記載されています。

Tigerquicker

Tigerquickerは、前方2列目〜4列目までの座席です。

到着後、できる限り早く機内から出たいと思っている方には、おすすめの席となります。

Tigerproの料金体型で購入すれば無料で指定できますが、それ以外は指定の際に+1,700円必要です。

Tigercomfort

Tigercomfortは、最前列の席と非常口の横の12〜13列の座席で、足元が広く快適に過ごせるのが特徴です。

Tigerproの料金体型で購入すれば無料で指定できますが、それ以外は指定の際に+3,100円かかります。

Tigerbuddy

前方の席と非常口席以外の席は、全てこちらのTigerbuddyという名前の座席です。

TigersmartとTigerproであれば、全ての席が無料で座席を選べます。

Tigerbuddyの中から好きな席を自由に選べますので、希望の席がある場合は必ず選択しましょう。

支払い方法

支払いは、クレジットかペイデイという決済サービスの2種類です。

カードの情報などを記入して、右下の「支払い」をクリックすれば予約が完了します。

支払い後は予約完了のメールがメールアドレスに送られてきますので、大事に保管しておきましょう。

タイガーエア台湾 チェックイン

こちらが、台北桃園空港のタイガーエア台湾のチェックインカウンターです。

桃園空港からチェックインする場合、第1ターミナルの7番カウンターと決まっていますので、間違えて第2ターミナルの方へ行かないように気をつけましょう。

チェックインカウンターは、出発の45分前になると閉まってしまいますので、できれば出発の2時間〜3時間前までに並びましょう。

ひろたか
ひろたか

時期によっては混雑する場合もあるので、なるべく早めに空港に到着しましょう!

タイガーエア台湾では、出発48時間前からモバイルチェックインも可能ですが、空港にあるこちらのQRコードをスキャンしてセルフチェックインも可能です。

こちらは、日本行きであれば全てのフライトで利用できます。

モバイルチェックインを終わって、預ける手荷物が無い場合はそのまま保安検査に行っても問題ありません。しかし手荷物を預ける場合は、スマホの航空券をスタッフに見せて、カウンターに並ぶようにしてください。

チェックインが終わったら、チケットに記載されている搭乗時間までに必ず搭乗口へ行くようにしましょう。

タイガーエア台湾 機材

タイガーエア台湾の機材は、全てエアバス社のA320を使用しています。

明るいオレンジ色と白の機体は美しく、遠目から見ても映える機体でした。

ここからは、タイガーエア台湾の座席などの機材や設備について解説します。

座席の解説

こちらが、タイガーエア台湾の座席です。

座席数は180席で、3✖︎3の座席配置でした。

前との座席間隔はこんな感じです。

拳1.5個分くらいで正直そこまで広くありませんが、2〜3時間のフライトならまだ耐えられる狭さでした。

前方には下の方に小物入れがあり、ペットボトルは問題なく収納できます。

上部には安全のしおりや機内情報誌が置かれていて、個人モニターは取り付けられていません。

座席の斜め横には、USBケーブルがあって充電も可能です。

タイガーエア台湾 機内雑誌

タイガーエア台湾の機内情報誌は、こちらのTiger talesという雑誌です。

こちらには、就航先の旅行情報が台湾語と英語で紹介されています。

Tiger talesは公式HP上で、バックナンバーを閲覧できますので、気になる方はこちらもチェックしましょう。

こちらはTiger shopという雑誌で、機内で販売されている免税グッズが紹介されています。

タイガーエア台湾 機内販売

続いて、タイガーエア台湾の機内販売の紹介です。

機内販売のメニューは、こちらの「Tiger bites」という雑誌に掲載されています。

こちらは、搭乗後に注文が可能なメニューです。

飛行機に乗った後、急にお腹が空いたりなどしたら、こちらから選びましょう。

 

なお機内販売の商品は、クレジットカードで支払いが可能です。

こちらはソフトドリンクです。

最低70元(約280円)から購入可能ですが、空港で購入したドリンクも持ち込み可能ですので、あまり購入する方はいないかもしれません。

機内では、このようなアルコールも販売していました。

台湾とタイ、ドイツのビールに加えてキリンビールの一番搾りが飲めます。

 

チューハイも販売されていて、なぜか「はくとう」や「オレンジ」は日本語表記でした。

これは日本人観光客を意識してのものでしょうか?

軽食を食べたいと思ったら、こちらのカップラーメンやスナックがおすすめです。

カップ麺はお店で買うより高めですが、「日式」と書かれたラーメンが中心なので、日本人にも食べやすい味かもしれません。

他には、インスタントですがコーヒーも販売しています。

もしお金に余裕があったら、ぜひ注文してみましょう。

タイガーエア台湾 機内食

タイガーエア台湾では、有料で機内食を販売しています。

価格は2,000円で、全部で5種類です。

機内食は、安定飛行になってから約15分くらいで座席に提供されます。
かなり早めに届くので、そのつもりでいてください。

CAさんが予約をした本人確認をしてきますので、終わったら機内食を受け取りましょう。

機内食を受け取る際には、アーモンドのお菓子とアップルジュースが同時に提供されました。

今回僕が選択したのは、こちらの魯肉飯風の料理でした。

本来機内食には、デザートやサラダやパンが付け合わされますが、LCCは見ての通りメインディッシュしか提供されません。

それでも味はかなり美味しく、あっという間に完食してしまいました。

 

値段はかなり割高ですが、昼食または夕食の時間帯に機内で過ごす場合はおすすめです。

タイガーエア台湾 搭乗してみて

結論から言って、タイガーエア台湾はとても快適で乗り心地の良い航空会社でした。

機内は狭いですが、座席の座り心地もよく快適であるので、3時間近くかかる日本〜台湾のフライトであったら全く問題になりません。

予約もWebサイトから簡単にできて、まるで高速バスに乗る時の感覚でいつでも気軽に予約可能です。

ただし、僕の乗ったフライトがたまたまだったのかもしれませんが、乗客は台湾人が9割を占めていて、日本人の姿はほとんど見当たりませんでした。

乗客の年齢層も低めだったことから、タイガーエア台湾は少しでも安く日本へ旅行したい台湾の若者が多く利用する航空会社なのかもしれません。

日本人が少なめということで、行き帰りの飛行機でも異国情緒を満喫したい方にはおすすめです。

 

まとめ

今回は、台湾のLCC航空会社として知られる、タイガーエア台湾の乗り心地と予約方法について解説しました。

タイガーエア台湾は、日本の地方航空にも多く乗り入れているため、気軽に台湾に足を運べる航空会社です。

航空チケットも時期によってはかなり安く購入可能で、予約もWebサイトから簡単に予約ができます。

乗り心地も良く、台湾の人も日本への旅行の際にかなり利用されているようで、信頼度も高く安全な航空会社です。

ぜひ台湾に行く際には、タイガーエア台湾を利用してみましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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