【エアプサン搭乗記】成田と釜山を結ぶエアプサンは快適な飛行機でした

航空機

少しでも安い価格で飛行機に乗って韓国へ行きたい!

こんな思いを持っている方は、実は多いのではないでしょうか?

そんなあなたにおすすめの航空会社が、今回紹介するエアプサンという航空会社です。

韓国を代表するLCC(ローコストキャリア)の航空会社として名高いエアプサンは、成田空港や関西国際空港といった日本の空港から、釜山の金海国際空港やソウル仁川空港へ直行便を提供しています。

今回は、そんなエアプサンの魅力と搭乗記を紹介していきますので、エアプサンがどんな航空会社か気になった方はぜひ参考にしてみてください!

エアプサンってどんな航空会社?

エアプサンとは、韓国第2の都市である釜山を拠点としているLCCの航空会社です。

韓国のナショナルキャリアであるアシアナ航空の系列会社で、2007年の8月に会社設立。

日本に就航し始めたのは2010年で、最初は関空、福岡〜釜山線の運行でした。

そして現在は、

  • 東京(成田)
  • 大阪(関空)
  • 札幌(新千歳)
  • 福岡

から

  • 釜山(金海空港)
  • ソウル(仁川空港)

の2都市を結んでいます。

韓国国内では、順調に路線網を伸ばしている航空会社で、東アジアは日本をはじめ

  • 中国(西安、青島など)
  • 台湾(台北、高雄)

東南アジアは

  • ベトナム(ダナン、ニャチャン)
  • マレーシア (コタキナバル)
  • フィリピン(クラーク)
  • タイ(バンコク)
  • モンゴル(ウランバートル)

を結ぶなど、多方面にアクセスして便利な航空会社です。

エアプサン 予約方法

エアプサンの航空券は、公式HPから簡単に購入可能です。

順番としては、最初にHPにアクセスした後、

  1. 航空路線の検索
  2. 航空券の種類を検索
  3. ログインする(会員のみ)
  4. 名前など、個人情報の入力
  5. 機内食の予約や座席指定(必要な場合のみ)
  6. クレジットカード情報の入力

といったように、他のLCCの航空会社の予約方法とそこまで変わりはありません。

ここでは簡単に、エアプサンの予約方法を紹介します。

① 航空路線の検索をする

まずは、乗る飛行機の検索をしましょう。

  • 日にち
  • 人数
  • 片道か往復か

を選択して検索すると、現在発売されているチケットの予約状況や価格が表示されます。

② 航空券の種類を選択する

エアプサンの航空券は全部で4段階のランキングに分かれていて、これらの追加サービスのことを「バンドル」と言います。

出発2日前までに購入したチケットなら選択可能ですが、前日購入の場合には選択不可能となりますので、注意しましょう。

ここから、バンドルの種類を紹介していきます。

SMART

機内に持ち込める手荷物が15kg以内で、座席指定(レギュラー座席)をする場合はこのパンドルとなります。

1番安い金額のチケットで、スーツケースやキャリーバック無しの軽い荷物で旅をしたい方におすすめです。

SMART UP

受託手荷物は15kgと座席指定(全座席)は変わりませんが、エアプサンラウンジというラウンジが利用可能となります。

ただし、このラウンジは釜山の金海空港のみで、仁川空港にはありませんので悪しからず。

SMARTスペシャル

SMARTのグレードアップ版のチケットで、エアプサンラウンジは利用できませんが、基本受託手荷物がMAX23kgになるので、大きい荷物を持って行くにはおすすめのチケットです。

ただし、重さが超過してしまったらチェックインカウンターで調整が必要となりますので注意。

SMARTプレミアム

エアプサンで荷物の重量をあまり意識せず、座席指定もできてかつ機内食も食べたいと言う贅沢な空の旅を楽しみたいなら、こちらの SMARTプレミアムを迷わず購入するのがおすすめです。

追加料金で+4,000円は軽く超えるので、時期によっては他の航空会社(チェジュ、ジンエアーなど)の方が安くなってしまう恐れがあるのがデメリットとなります。

大手航空会社と同じサービスを受けたい方や、初めてLCCを利用すると言う方におすすめの料金プランです。

ひろたか
ひろたか

僕も搭乗した際には、こちらを選びました。

荷物の重量を気にしないでいいのは、かなりのメリットです!

③ ログインをする

お好きな航空券のバンドルを選んだら、「ログイン」の画面が出てきます。

エアプサンでは、「FLY SMART」という会員システムがあり、お得な航空券の購入や、利用によるスタンプの積算など、様々な特典が利用可能です。

「FLY SMART」の会員の場合は、会員IDとパスワードを入力し、そうで無い場合は「非会員でログイン」に進み、メール、Line、kakao、Googleのいずれかでログインします。

今回は、「非会員でログイン」での購入方法で解説をしていきます。

ログイン時には、運賃規程(払い戻しに関する情報、危険物、手荷物、国際取引約款)に同意するのも忘れないようにしましょう。

④ お客様情報を入力

名前、性別、携帯電話、メールアドレス、認証コードを入力して、全て入力を終えたら次に進みます。

⑤ 機内食購入と座席指定

エアプサンはLCCの航空会社なので、機内食が無料で出てくるわけではありません。

機内食は全て有料となっていて、予約時に事前購入が可能です。

主なメニューは、

  • フライドチキンカレー
  • ホットドック
  • ハムチーズサンドイッチ
  • チキンナゲットオムライス
  • キムチチャーハン
  • 焼肉丼
  • チーズトッポッキ
  • ビビンバ

といった豊富なメニューが揃ってます。

価格は1,200円〜2,500円です。

また、スナックやドリンク、カップラーメンなどのライトミールも有料で購入でき、これらの料金は、大体2,000ウォン(約2,000円)〜4,000ウォン(約4,000円)になります。

これらの飲食物は全て事前購入で、機内での購入はできません。

⑥ クレジットカード情報の入力

最後に、購入時に使用するクレジットカードの情報を記入すれば、購入が完了します。

購入が完了したら、登録したメールアドレスに予約完了の知らせと航空券の予約番号が書かれたメールが届きますので、出発当日まで大切に保管しておきましょう。

手荷物規定

エアプサンの機内持ちこみ手荷物の規定は、以下の通りです。

  • 3面合計115cm(横55/縦20/高さ40cm)、重さ10kg以下の手荷物1個に限り無料で機内持ち込みができます。
  • 機内持ち込みの手荷物として不適切な手荷物は必ず委託手荷物として預かる必要があります。
    搭乗口委託際には超過手荷物料金がかかります。
  • 座席をお持ちではない幼児の場合、幼児補助器具(ベビーカー、歩行器など)に限り1個持込が可能です。

エアプサン公式HPより引用

チェックインカウンターでもこのように表記されていましたので、十分に気をつけましょう。

なおスーツケースなど、チェックイン時に預ける荷物は国内線、国際線共に最大15kg、長さは103cmまでとなっていて、それをオーバーすると超過料金を支払わなければなりません。

SMARTをパンドルを選んだ場合、スーツケースを預けることはできませんので注意しましょう。

また荷物の3辺の和が203cm、最大重量が32kgを超える大きい荷物に関しては、予約の際に必ず申請する必要があります。

その際には、超過料金とは別に1,000円(10,000ウォン)の手数料を支払わなければなりません。

成田空港 チェックインカウンター

こちらは、成田空港です。

今回の記事では、成田〜釜山間の機内に搭乗した際の様子を解説していきます。

出発の2時間前にはチェックインカウンターに足を運びましょう。

エアプサンのチェックインカウンターは、成田空港から搭乗する場合第1ターミナルの南ウイングです。

ひろたか
ひろたか

LCCだから第3ターミナルと勘違いする方もいるかもしれませんが、エアプサンはピーチと同様に第1ターミナルからの出発となりますので、くれぐれも間違えないように!!!!

エアプサ のチェックインカウンターは、基本的に南ウイングのBカウンターを使用しています。
釜山行きだけで無く、ほぼ同時刻に出発するソウル仁川空港行きも同じカウンターです。

チェックインの方法

チェックイン方法は、大手航空会社と同様です。

第1ターミナル南ウイングのチェックインカウンターに行って、予約完了のメールをグラウンドスタッフに見せて荷物の確認など、必要な手続きを行えばチェックインが完了します。

なおチェックインの際には、帰りの航空券のEチケットを見せる必要がありますので、忘れないようにしましょう。

 

帰りもエアプサンを利用するなら問題ありませんが、別の航空会社を利用する場合は帰りの飛行機の予約メール等を見せれば問題ありません。

 

手続きが終了したら、保安検査場に向かって制限エリアに入り、指定されたゲートに向かいましょう。

エアプサン  飛行機

こちらが、今回紹介するエアプサンの飛行機です。

機体はエアバス321neoで、基本的にエアプサン機材はこちらで統一されています。

エアプサンは成田空港からは、釜山の他に、ソウル仁川空港にも直行便を設けていて、釜山は約2時間、ソウルへは約3時間で到着です。

 

ここからは、エアプサンの機内がどんなものなのか見ていきましょう。

座席

こちらが、エアプサンの座席です。

エアプサンのカラーである青を基調とした座席で、多少狭く感じますが座り心地は抜群でした。
奥行きもあり、2時間のフライトだったら問題無くくつろげるクオリティーです。

機内は3✖︎3のナロー式の座席でした。

ちなみに、機内の乗客のほとんどは韓国の方の方が目立っている感じです。
どちらかと言えば、日本人より韓国人の利用の方が多いかもしれませんね。

余談ですが、夏場には冷房ということで窓の上からドライアイスのような冷気が出てきます。

異常では無いので、ご安心ください(笑い)。

前との座席の間隔はこんな感じです。

拳2つ分で特別広くはありませんが、それでもギリギリ脚を伸ばすことができました。
ちなみにLCCなので、モニターは設置されていません。

座席の前には、機内情報誌や免税品のカタログがありました。

機内情報誌は全編韓国語です。

エアプサン 有料機内食

エアプサンでは、機内食が事前予約となっております。

離陸後30分〜40分後に、CAさんが予約した乗客の元に機内食を持ってきてくれますので、受け取って食べましょう。

ひろたか
ひろたか

以前は機内食が無料でした(涙)

今回注文したのは、こちらのキムチチャーハンです。(約1,500円)

野菜とベーコンを煮た物と、ハンバーグのような肉が上に置いてあり、キムチの辛さはそこまで強くなく、日本人の口に合っていて美味しい料理でした。

コスパ的にはそこまで良いというわけではないですが、それでも何か食べれるだけましと考えましょう。

昼食や夕食時のフライトに乗る際に予約するのがおすすめです。

ちなみに機内食と一緒に水はついてきますが、ドリンクは基本的に有料となってます。

何か飲み物を飲みたいなら事前に予約するか、空港ロビーで事前に購入しておきましょう。

エアプサン 金海空港到着

成田空港を出発して約2時間、あっという間に釜山の金海空港に到着しました。

入国審査は韓国人と外国人が別となっていて、他の飛行機が到着した場合は大変な混雑が予想されますので、必ずそれを頭に入れておきましょう。

また、入国審査で提出する入国カードの記入も必要です。

入国カードは、お願いすれば機内でCAさんからもらえます。

釜山の金海空港は、韓国第2の都市の空港とは思えないほどシンプルな空港で、迷うことはほぼありません。

ターミナルから歩いて3分ほど行ったら、市内へアクセスできる軽電鉄線の駅があります。

国内線に乗り継ぐ場合は、国際線ターミナルの隣に国内線ターミナルがあります。

歩いて5分ほどの距離なので、便利です。

このように、釜山金海空港は韓国初心者にも使いやすい空港となっています。

まとめ

今回は、韓国を代表するLCCの航空会社、エアプサンについて紹介してきました。

一見予約などが難しそうに思える韓国のLCCですが、HPから簡単に予約ができ、チェックイン方法もレガシーキャリアと同様なので、初めてLCCを利用する方でも問題ありません。

成田や関空、福岡、新千歳から安くて気軽に釜山やソウルに行けますので、韓国旅行の際にはぜひエアプサンを選んでみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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