【かわいい鹿と触れ合える】東大寺の見所をわかりやすくガイドします

国内旅行

奈良市を代表する観光名所で、世界遺産にも登録されている東大寺。

日本史の教科書でもお馴染み、大仏殿のあるお寺として有名な観光地です。

奈良時代から変わらず鎮座し続けているこの大仏は、奈良の象徴として崇拝されています。

 

この東大寺には、連日多くの観光客が訪れていますが、訪れる人のほとんどが、

  • 入場料を払って大仏殿の見学
  • 南大門周辺にいる鹿に鹿せんべいをあげる

だけで終わっている人は多いのでは無いでしょうか?

僕からすれば、それだけで観光を終えてしまうのは凄くもったい無いです!!

 

東大寺は、奈良時代に聖武天皇の命によって創建された歴史ある寺院。

広大なその敷地は、国宝の建物や宝物の宝庫で、綺麗な芝生の上を鹿がのんびりと過ごす心落ち着く風景が見れるのです。

今回の記事では、東大寺全体の見所をエリアごとにガイドしていきます。

東大寺は大仏だけではありません!

もしそう思っているのであれば、是非この記事を読んで東大寺の魅力を知ってみてください。

それでは行きましょう!

 

東大寺までのアクセス紹介

今回紹介する東大寺は、アクセスも簡単で迷うことはありません。
近鉄奈良駅から、若草山の方向に向かって歩いていけば、徒歩15分ほどで到着します。
道中にある世界遺産の興福寺や、奈良公園にいる鹿を眺めながら歩いていれば、すぐに到着します。
地図上では遠く見えますが、意外に距離を感じませんでした。
JRの奈良駅から行く場合は、少し東大寺まで距離があるので、歩くのは少し大変になります。
道中は登り坂なので、体力に自信の無い人には少し大変と言えるでしょう。
奈良駅からは、奈良交通バス「市内循環線」、または奈良公園方面のぐるっとバスに乗れば、大仏殿んの駐車場がバス停になっているので便利です。
ルートは3つあり、東大寺方面には赤いバス青いバスが向かいます。(オレンジのバスは東大寺起点の春日大社方面行き)
ぐるっとバスは料金が100円均一なので、観光に便利。
1日乗車券も、もれなく500円で販売しています。
1日ゆっくり奈良市を観光したいなら、おすすめのバスです。

東大寺の見所① 大仏殿

東大寺とは何?と聞かれて、真っ先に思い浮かぶのはこの建物ではないでしょうか。
752年に創建された、東大寺の象徴かつ世界最大の木造建造物として知られている建物で、中には巨大な大仏が鎮座しています。
小さくてわかりづらいかもしれませんが、巨大な灯籠が大仏殿の前にあるのがわかるでしょうか。
こちらは、日本最大にして最古の灯籠「八角灯籠」です。
正直気づく観光客は少なく、あまり注目されていませんでしたが。
こちらが奈良大仏です。
時の聖武天皇が飢餓や疫病をこの世から無くしたいという思いから、造立されました。
その大きさは15mにも及び、存在感も含め圧巻の一言です。
大仏様の周囲には、仏像や天平彫刻の最高峰の作品とされる四天王の像が安置されていて、東大寺の貴重な展示品を間近で見ることができます。
今は通ることができませんが、大仏の左側には大仏の鼻の穴と同じくらいの大きさの穴が柱にあり、この穴を潜ると頭が良くなる御利益があるとのこと。
この場所は修学旅行の生徒達には特に人気があって、見事潜り抜けた子はたちまち拍手喝采で皆んなのヒーローになっていたのを思い出しますね。
大人だとちょっと難しいと思うのですが、たまに潜り抜ける人もいるので関心してしまいます。
東大寺の貴重な宝物を展示している、東大寺ミュージアムの入口にある大仏の手のレプリカです。
大きさは本物と全く同じ。
右の手のひらを出しているのは「おそれるな」と相手を励ます意味があり、左の手のひらが上を向いているのは、人々の願いを受け取るという意味があります。
大仏殿を見学するには、拝観料が必要です。
大仏殿単体の拝観料は
大人(中学生から) 600円
小学生       300円
大仏殿と東大寺ミュージアムのセットの入場券も販売していて
大人(中学生から) 1,000円
子供        400円
で販売しています。
大仏殿の見学時間は、
  • 春と夏  7時30分〜17時30分
  • 秋と冬  8時00分〜17分00分

となっているので、お間違いなく。

 

東大寺の見所②  東大寺南大門

東大寺の入口のような役割をしているのが、この東大寺南大門です。
この場所に来ると、東大寺へやって来たんだなーと感慨深くなりますね。
南大門は、日本最大級の25.46mの高さを持つ山門です。
平安時代に、強風により倒壊してしまいますが、鎌倉時代に重源上人(ちょうげんしょうにん)によって再建され、以来800年近く変わることなくこの場所にあり続けているとのこと。
800年前に建てられたものですが、実際に見てみると全く古さを感じることはありません。
とにかく保存状態が素晴らしく、鎌倉時代に建てられたとは思えないくらいでした。
南大門の左側には阿形(あぎょう)、右側には吽形(うんぎょう)の金剛力士像が向かいながら構えています。
高さ8.4mの日本最大の木彫り像は必見です。
南大門周辺には、お土産店や飲食店が軒を連ねています。
鹿も多く、時々お土産屋さんに乱入するのを見ることができますよ。

東大寺見所③  二月堂とその周辺の建物

東大寺大仏殿の東側にあるこの二月堂。
旧暦の二月(三月)に奈良に春の到来を告げるお水取りこと修二会(しゅにえ)が行われる場所として知られています。
練行衆が、火のついた松明を持って回廊を練り歩く姿は圧巻の一言。
奈良時代から、1000年以上に渡って続けられている伝統行事で、人々の幸福を願って行われる東大寺最大の行事です。
写真右手にある長い石段を登っていけば、無料で本堂の回廊を見学することができます。
二月堂の本堂の所にやってきました。
建物の保存状態は、こちらも高いクオリティーをキープしています。
ちなみにこの建物は、江戸時代に再建されたものです。
訪れただけで、癒され清々しい気持ちになること間違いなしですよ。
この本尊は、大観音と小観音の2つが祀られています。
中に入って見ることはできず、外から拝むだけです。
本尊には、ベンチや畳のある休憩所も設けられているので、歩き疲れたらゆっくりここで休みましょう。
ちなみに、本堂は24時間開放されているので、その気になれば深夜や明け方にも自由に入れます。
観光客に開放しているお寺で、こういった所は珍しいですね。
本堂の所からは、このように奈良市を一望できます。
写真奥の方にあるとんがった屋根が、大仏殿です。
手前に見えるいくつかの建物は、東大寺の創建に関わった良弁上人の座像が祀られている開山堂
毎年12月16日の良弁上人の命日に合わせて、1日だけの一般公開が行われています。
石段を降りた所には、まるで昔にタイムスリップしたような光景が広がっていました。
ここからは、二月堂の近くに点在する僕のおすすめの国宝を、4カ所紹介していきます。

国宝その1  鐘楼

別名「奈良太郎」と呼ばれているこの鐘楼。
鐘の大きさは、日本最大級と言われています。
国宝にも指定されているこの鐘楼は、
  • 京都の知恩院
  • 京都の方行寺

と共に、日本三代名鐘として知られています。

毎年大晦日には、除夜の鐘が突かれる場所として知られ、一般の方も混ざって鐘をつけることができるのです(先着順)。

鐘の高さは4m、重量は26トンという見た目とは裏腹にとてつもない大きさの鐘は、見るものの度肝を抜いています。

普段は鐘を突くことはできませんが、鐘楼の中に入るのは自由ですので、鐘の大きさをこの目で確かめてみましょう。

それにしても、屋根の立派さには驚かされます。

国宝その2 三月堂(法華堂)

二月堂の隣にそびえるのが、法華堂。
通称三月堂といいます。
740年頃に建立されたこの寺院の中には、奈良時代の国宝の仏像が10体祀られていて、天平彫刻の宝庫としても有名。
東大寺にある中で、最も古い建物としても知られています。
この建物は2棟式になっていて、奈良時代に建てられた正堂と、鎌倉時代に建てられた礼堂が2つに繋がっている珍しい建物なのです。
最初の頃は、正堂と礼堂が隣り合わせの寄棟(よせむね)造りの建物でしたが、鎌倉時代に平重衡(たいらのしげひら)の乱で東大寺が壊滅的な被害を受けた時に、礼堂が入母屋(いりもや)造りに改築された時に、2つの建物が1つになり現在まで至っています。

国宝その3 三味堂(四月堂)

三月堂の向かいにある四月堂。
三月堂よりもこじんまりとしていますが、れっきとした国宝の建物です。
二重の屋根が特徴的な四月堂は、本来は三味堂という名前ですが、毎年四月に法華三味会(ほっけさんまいえ)という法要が執り行われることから、四月堂と呼ばれるようになりました。
四月堂の中には、十一面観音菩薩立像が本尊として祀られていて、自由に拝めることが可能になっています。
小さいから、そこまで人も多くなく、中をゆっくり拝むことができますよ。

国宝その4 勧進所と戒壇堂

大仏殿の西側の方に行くと、観光客の数はどっと少なくなって、静かで落ち着いた雰囲気になります。
芝生の上で、鹿がのんびりと草を食べる、牧歌的な空気の漂う所にあるのが、勧進帳と戒壇堂です。
写真に写っているのは、勘進帳。
1567年の三好・松永の乱によって焼失した大仏殿再建に全力を尽くした光慶上人(こうけいしょうにん)が、復興の為の寺務所として建てたものです。
勧進というのは、寺を建立する時に寄付を募ることをいいます。
通常は中に入れませんが、毎年10月5日に勧進所内にある国宝の仏像が、一般に公開されています。
勧進所の隣にあるのが戒壇堂。
754年に唐招提寺を建立した鑑真和尚によって、聖武天皇は戒を授かり、翌年日本初の受戒の場とし建立されたのが戒壇堂です。
江戸時代に3回焼失して、現在の建物は江戸中期に再建されたもの。
現在は、耐震化工事の影響で拝観することはできません。
戒壇堂の隣の千手堂は拝観が可能。
拝観料600円で内部を見学できます。
見所は、鑑真和尚像と千手観音菩薩像です。

東大寺見所④  手向山(たむけやま)八幡宮

東大寺の敷地内ではありませんが、こちらの手向山八幡宮は東大寺にとって重要な神社でもありますので、ここで紹介します。

ここは東大寺の守護神として、大分県宇佐市にある宇佐八幡宮から分社された神社です。
主祭神は応神天皇、仁徳天皇、仲哀天皇
三月堂の隣にあり、参拝客もそれほど多くなかったので、のんびりと参拝できました。
毎年2月の節分には、無形文化財にも指定された五穀豊穣を祈願するお祭り、御田食祭が行われます。
能面をつけた踊り手が能を舞って、感謝を伝えるお祭りです。
手向山八幡宮の近くには若草山の登山口があり、春日大社からも徒歩10分ほどの場所にあります。
道すがらには、旅館やお土産店が連なる通りもあるので要チェックです。

東大寺の見所⑤ 鹿への正しい餌やりの仕方

奈良公園周辺には、おびただしいくらいの鹿がいて、我が物顔で暮らしています。
県内を走る奈良交通バスのマークにもなっている鹿は、他県の人が思い浮かべる奈良県のイメージとして、必ず思い浮かぶ存在ではないでしょうか。
奈良の鹿は、れっきとした野生動物であり、神として崇拝されているのです。
奈良にこれだけ鹿が多くいる理由は、春日大社の主神の建御雷鳴(たけのみかずちのみこと)が茨城の鹿島神宮から、白い神鹿に乗ってやってきたという伝説から、以降春日大社では鹿を神として扱おうことになり、以降奈良では鹿が神として崇拝され、大事にされてきました。
明治時代ごろには、密猟や病気などで数が著しく減少していましたが、程なく「奈良の鹿愛護会」が明治の中頃に発足。
以降は愛護会や市民の働きがけで手厚く保護され、奈良観光にとって欠かせない存在となっています。
鹿と直に触れ合ってみたい!と思ってみたら、迷わずこの鹿せんべいを購入しちゃいましょう!
奈良公園内を見渡していると、大きなパラソルをよく見かけます。
それが、鹿せんべいの売り場なので、気軽に声をかけて購入してみてください。
鹿せんべいの価格は200円。
10枚重ねで、上の写真のように十文字の証紙で巻かれて売られています。
これは、鹿愛好会公認のせんべいという意味で、売り上げは鹿の保護に使われるとのこと。
材料は米ぬかと小麦粉で作ったシンプルなもので、人間は食べれないことはありませんが、基本的に食べるものではありませんので、口にはしないように。
ひろたか
ひろたか

少し口に入れてみたけど、何も味がしませんでした。

鹿せんべいを購入した途端に、せんべいを食べるために待ち構えていた鹿が一斉に寄ってきます。

噛みつくくらいの勢いで襲いかかってくるので、最初は誰でもパニックになるでしょう。
ここからは、鹿せんべいの与え方を解説します。

東大寺 鹿せんべいの与え方

最初は、鹿がせんべいの存在に気付かないように、せんべいを鞄の中に隠し、ゆっくり紙を剥がしていきます。
紙を剥がしたら、1枚ずつ鹿に与えていくというのが僕のやり方です。
証紙は、鹿が食べても大丈夫なように作ってあるので、間違って食べても問題はないです。
せんべいを与える時は、ゆっくり下がりながらせんべいを口の辺りまで持っていって与えましょう。
この時、怖がってはいけません。
鹿はせんべいを食べたくてしょうがないのですから、素直に食べてくれますよ。

せんべいを持ちながら、鹿を焦らせて餌をわざと与えないようにする光景をよく目にしますが、このような行為は絶対にしないように!

挑発されていると鹿は思い込み、攻撃を仕掛けることがあります。

実際、鹿に突き飛ばされて怪我をする観光客は毎年必ずと言っていいほどいて、
野生動物ですから簡単に骨折させるパワーはあるので要注意です。

また、鹿の近くで紙を持っていると、うっかりその紙を鹿が食べてしまうことがあります。
鹿が病気になる恐れもあるので、鹿の近くではパンフレットなどをなるべく広げないようにしましょう。
(以前訪れた時に、修学旅行の学生が持った紙を、突然鹿が食べてしまったのを見たことがあるので注意!)

手持ちのせんべいが無くなったら、両手を上げて
ひろたか
ひろたか

もうせんべいないよー。

とアピールしてください。
そうすると、鹿はあなたの下を去っていきます。
もし、鹿に慣れてなくて不安であったら、興隆寺や奈良国立博物館周辺にいる鹿達にせんべいを与えてみてください。
ここにいる鹿達は、基本人間に慣れていて大人しく、激しく餌をせがんでくることはありません。
初心者は、まずそこから挑戦してみましょう。
ある程度慣れてきたら、今度は東大寺南大門周辺や春日大社の方の鹿にも触れ合ってみてください。
こちらの鹿達は、せんべいを見ると同時に噛みつかんとばかりに襲いかかってきて、恐ろしさを感じる時があります。
ある程度奈良に来ている人向きですね。
何度奈良に来ても、鹿達は本当に可愛いです。
奈良を訪れたら、ルールとマナーをしっかり守って、鹿と気軽に触れ合ってみましょう。
奈良観光の忘れられない思い出になること間違いなしです!

まとめ

今回の記事では、東大寺の見所と鹿とのふれあい方法を解説していきました。
東大寺は見所が多く、1日中回っても飽きない場所です。
東大寺を楽しむなら、
  1. 大きな大仏を拝んで
  2. 二月堂から景色を見つめて
  3. きらびやかな仏像を拝んで
  4. 鹿に鹿せんべいを与える
このパターンで楽しんでいってください。
何百年から変わらない建造物と空を眺めながら、のんびりと過ごして見るのはいかがでしょうか?
自然と融合したその美しい姿に、きっと心奪われること間違いなしです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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