【コスパの良すぎる博物館】東武博物館は東京の穴場スポットです

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東京都墨田区東向島。

東京スカイツリーに近く、下町のど真ん中に位置するこの街には、小さいながらも展示物が充実している博物館があります。

それが、今回紹介する東武博物館です。

東武鉄道の東武スカイツリーラインの東向島駅の目の前にあるこちらの博物館は、

  • 昔東武鉄道で活躍していた懐かしい鉄道が展示
  • シミュレーションを体感しながら、鉄道について学べる
  • 東武鉄道の華麗なる歴史を知れる

と言った感じで、鉄道好きにとってはたまらない魅力満載の博物館であり、特に子供が喜ぶ見所が多く家族連れで訪れるにもおすすめの場所です。

この記事では、その東武博物館の見所を紹介していきます。

東武鉄道を知っている人でもそうでない人でも楽しめる博物館なので、この機会にぜひ知ってみてください!

 

 

東武博物館 アクセス紹介

先程も少し言いましたが、東武博物館のアクセスはわかりやすいです。

東武スカイツリーラインに乗って東向島駅で下車し、徒歩1分の高架下に入口があります。
北千住駅から8分、とうきょうスカイツリー駅から6分、浅草駅から10分ほどです。

博物館のある東向島地区は、墨田川と荒川に囲まれた昔からの下町でした。
東向島駅周辺はいかにも下町という雰囲気の街で、都会とは思えぬほどのんびりしています。

近くには、「向島百花園」という有名な庭園があり、観光地として有名です。

 

東武博物館とはどんな博物館なのか?

 

 

東武博物館は東武鉄道の創立90周年を記念して、1989年にオープンした博物館です。

東武鉄道の華麗なる歴史を紹介しながら、鉄道やバスなど公共交通機関をもっと親しんで理解してもらいたいという願いから誕生しました。

狭い敷地ではありますが、展示物はとにかく豊富です。
東武鉄道で昔使用されていた実物大の電車や、東武鉄道の歴史や電車の仕組みを、子供から高齢者までわかりやすく紹介しています。

東武博物館 入場料と営業時間

 

 

東武博物館の入場料は驚くほど格安です。

入場料は大人200円(交通系ICで支払う場合。現金で支払う場合は210円)、子供100円という破格の入場料金となっています。
この価格で閉館までいることができるのですから、かなりコスパの良い博物館であることは間違い無いです。

営業時間は午前10時〜午後4時30分(最終入場4時まで)
毎週月曜日(祝日の場合は翌日)と12月29日〜1月3日は休館になっています。

2021年10月現在、営業時間は10時〜15時30分(最終入場15時)となってます。変更する可能性もあるので、事前に調べてから出かけるようにしましょう。

東武博物館 1F展示室の紹介

 

 

博物館の入口はこちらです。
入口の上部に大きな看板もあり、駅には案内板も複数あるので、見落としたりすることはまずありません。

入口には自動券売機があるので、そこでチケットを購入して入場します。

東武博物館の1階では、過去に東武鉄道で活躍した車両を見学したり、列車がどのようにして動くのかを学んだりすることのできるフロアです。

それでは、1つ1つ展示物を紹介していきましょう。

 

東武博物館1階 東武開業時の車両

 

 

入口の前には、いきなりSLが君臨していました。
こちらは、B1型5号という英国産の蒸気機関車です。

東武鉄道が開業した際に英国から購入したSLで、車体は均整が取れていて保存状態抜群でした。
明治時代からそのままやってきたのか?と思うくらい綺麗な状態です。

1日に4回、汽笛を鳴らしたり車輪を動かすSLショーが開催されます。

 

 

運転席に入ることはできませんが、裏側に回ることができ車体を間近に見れます。

 

 

蒸気機関車の隣にあるのがこちらの車両。
こちらはデハ1型5系です。

木製の電車で、東武鉄道が浅草(現とうきょうスカイツリー駅)〜西新井まで電化された時に造られました。

 

 

こちらの電車は、裏側の方から車内に入ることができます。
全面木製の車内は、どこか不思議な温もりを感じました。

シートに腰掛けることもできるので、ノスタルジックな雰囲気に浸ってみましょう。

 

東武博物館1階  東武鉄道の発展の歴史

 

 

ここは、東武鉄道や路線網の歴史を学べるフロアです。

東武鉄道の開業から現在に至る年表や、年代別に記された路線図を見て東武鉄道がどのようにして路線網が拡大していったのかを知れます。

 

 

こちらの展示室では、東武鉄道の車両の歴史を写真と模型で紹介しています。

東武鉄道は、西の近畿日本鉄道に続き日本で第2位の営業距離を誇る鉄道会社。
昔からクオリティの高い列車を製造し、常に高い評価を受けてきました。

特急電車や通勤型電車に至るまで、東武鉄道の底力を知ることができます。

 

 

こちらは、一昔前に活躍していた通勤電車です。
東武といえば、今でもこの写真に写っている電車が真っ先に思い浮かぶ人もいるのではないでしょうか?

 

 

こちらは、現在活躍中の最新型の電車です。
右上の写真の電車は、東京メトロ半蔵門線に乗り入れる車両でお馴染みですね。

今や東武の特急はJR新宿駅にまで乗り入れるようになったり、Wi-Fi付きの特急(リバティ)や通勤用座席指定の列車(THライナー)が運行されたりと、次々と進化を遂げています。

今後どのように進化していくのか楽しみですね。

 

東武博物館1階  中庭の展示車両

 

 

1階には中庭があり、そこにもかって東武線で活躍した車両が2台保存されています。
こちらは5700系で、日光方面への特急電車として使用されていた車両です。

前方に銀の線が左右に3本ずつあり、それが猫のヒゲのように見えることから、「ネコひげ」と呼ばれ親しまれました。

こちらの電車は、車内を見学することはできません。

 

 

こちらは、東武線で最初に活躍した電気機関車で、イギリス製のED101形101号です。

貨物列車や団体列車など、多くの用途に利用された機関車でした。

 

東武博物館1階 鉄道の仕組みを学ぶスペース

 

 

ここは、子供向けのスポットで、シュミレーションを使用しながら東武鉄道の運転体験ができてしまいます。

こちらは、模型を使用しながら電車のシステムを学ぶことができるシミュレーターです。

 

 

そしてこちらのシュミレーターは、東武スカイツリーラインや東上線を実際の運転機材を使用しながら運転士の仕事を体感できるコーナーです。

実際の映像を使用しているので、リアルに運転している気分になれます。

 

 

こちらでは、実際に電車で使用されている台車やパンタグラフが展示されていました。
当たり前ではありますが、間近で見ると大きくて迫力がありますね。

 

 

こちらのパンタグラフは、目の前にあるコントローラーで実際に上下に動かすことができます。
パンタグラフの所には、電気をどのように流して電車が動くのかのメカニズムが説明が書かれてました。

なかなかできないことなので、この機会にぜひトライしてみましょう。

 

こちらは2軸ボギー無蓋貨車のトキ1形貨車です。

東武鉄道で最多の保有数を誇った貨車で、重量測定用として主に使用されてました。

貨車の上には、列車が脱線した際に使用される道具が展示してあります。

 

こちらには他にも台車やポイント、信号機と言った電車の運行に重要なものが展示されていて、普段は知ることのできない鉄道の仕組みを学べます。

 

東武博物館1階  鉄道模型パノラマショー

 

 

1階奥にあるこちらのジオラマは、東武鉄道沿線の関東平野をイメージして造られたもので、ジオラマ内には約180両もの東武鉄道の新旧車両が模型となって走っています。

ジオラマは細部まで綺麗に造られていて、模型も長い編成で走らせて本物に近い感じにしているなど、博物館の本気度が伺えましたね。

ここでは、午前に2回、午後に3回、約13分のパノラマショーが行われ、車両の特徴と1日の走行風景を紹介します。

子供達だけでなく、大人も思わず夢中になってしまう必見のショーでした。

東武博物館1階  時代を飾った車両一覧

 

 

ここまで紹介したように、東武博物館はとにかくたくさんの車両が展示されていて、

ひろたか
ひろたか

本当に200円でいいの?

と思ってしまうくらいの充実ぶりでした。

機関車以外は、実際に乗車することができて車内の様子も見学することができます。
というわけで、ここから東武博物館に展示してある懐かしの車両を見ていきましょう!

 

ED5015系 電気機関車

 

 

こちらの機関車は、池袋〜寄居間を結ぶ東武東上線の方で重宝された電気機関車です。

東武鉄道では、標準形の電気機関車として、14両あったうちの1つがこちら。
東武東上線での功労者といえるべき存在です。

 

キャブオーバーバス

 

 

キャブオーバーバスとは、ボンネットバスの前方を前の方まで伸ばして、エンジンの横に運転席を配置したバスのことを言います。

このバスは、長年東武バスの都市部路線の輸送で活躍しました。

 

 

バスの車内はこのようになっています。
運転席の真横にある膨らみが、バスのエンジン部分です。

僕はこれと似たような感じのバスを、タイのバンコクで見かけたことがあります。
エアコンの無いバスで、エンジン音がかなりうるさいバスでした。

このバスも似たような感じだったんでしょうか?

 

明智平ロープウェイのゴンドラ

 

 

中禅寺湖や華厳の滝、男体山を一望できることで知られている日光の明智山ロープウェイでかって使用されていたゴンドラです。

 

 

こちらがロープウェイの車内です。
至って普通のロープウェイでしたね。

 

1720系デラックスロマンスカー

 

 

こちらの車両は浅草〜日光、鬼怒川温泉を結ぶ特急「きぬ」、「けごん」で長年活躍した1720系車両です。
その特徴的なボンネットで、長きにわたって東武の顔として活躍しました。

ジュークボックスを備えたサロン室や、分散式クーラー、ビュッフェが設置された時代の先端を行く列車としても有名です。

ひろたか
ひろたか

この車両は博物館の外に設置されていて、外観を見るだけなら無料でいつでも見ることができます。

 

車内に入って、実際にシートに座ることもできます。
現役時代乗車したことはありませんが、今でも十分利用できる快適な座り心地でした。

 

 

足元には、大きめのフットレストが設置されてます。
前との席の間隔も広く、余裕のある造りに驚きました。

日光軌道203号

 

 

明治末から昭和の中頃にかけて、東武日光駅からいろは坂の入口に位置する馬返という駅まで、日光軌道という路面電車が運転されてました。

その時に使用されていた車両が、こちらの車両です。

1720系デラックスロマンスカーと同じように、車両は無料で路上から見学できます。

 

 

車内はこちらです。
椅子のカバーや吊革が、当時の面影を残してくれていますね。

 

 

こちらが、日光軌道の当時の路線図です。

日光駅や東武日光駅から、東照宮など観光地へも結んでいて、観光用列車として便利だったのでは?と僕は推測しました。

もしこの電車が今も存在していたら、日光観光はもっと便利なのではないでしょうか?
色々な想像が浮かんで、興味深かったです。

意外に復活したら便利なのかもしれませんね。

 

東武博物館 2階展示室の紹介

 

 

東武博物館は2階建になっていて、階段だけで無くパノラマショー横のスロープを歩いてもアクセスすることができます。

2階には休憩スペースがあり、自動販売機やお弁当を自由に食べれる休憩スペースが設置されていました。

2階も見どころ満載なので、ここから紹介していきましょう。

 

東武博物館2階  向島サテライト

 

 

 

東武博物館のある向島地区にある名所や魅力を紹介した展示室です。
この展示、地元へのリスペクトといったところでしょうか?

展示室の入口はご覧のように、電車の車内を再現したようになっていました。
こちらは東武8000系で使用されていたロングシートを、ベンチ用にしたものです。

本物の電車と同じく吊革もついていて、展示室の入口が電車の出入口になっていました。
シートは上質な造りで、休憩するには完璧な座り心地です。

 

 

向島は多くの著名な文豪によって愛された街でもあり、森鴎外や永井荷風、北原白秋という錚々たる顔ぶれがここ向島に住んでいました。

ここでは、文豪が住んでいた住宅跡の場所を紹介しています。

 

 

展示室の奥では、墨田区で作られている伝統工芸品も紹介しています。

 

 

博物館の近くには隅田川が流れています。
毎年4月に開催される早慶レガッタのゴール地点が向島地区であることから、レガッタに関する展示もあります。

 

東武博物館2階 鉄道ファンが喜ぶ展示物

 

 

「駅長室」と書かれたこちらの部屋には、かって東武鉄道の駅員さん達が使用していた機械や道具を展示してあります。

 

 

入口には、かって東武の駅で使用していた自動券売機が展示してありました。
上にある料金表は、東向島駅にあった料金表です。

自販機の横に、「とーぶカード」の券売機がありました。
昔から東武鉄道を利用していた人にとっては、なんか懐かしい感じになるのではないでしょうか?

今のような交通系ICカードが出る前は、こういったプリペイドカードを利用して電車に乗ることもありましたね。

 

 

展示室に入ると、その自動販売機がどのような仕組みになっているのかを知ることができます。

隣には定期券を発行する機械もありました。
駅名が書いてあるボタンを押していきながら定期券を発行するタイプの機械です。

 

 

右側にあるのは、機械が誕生する前、窓口で定期券を手売りしていた時代に使用していた定期券箱と駅名が表記されたゴム印です。

左側には、昔駅員室で壁にかけられていたであろう社訓が書かれた額が飾られてました。

 

古くからの鉄道ファンにとっては、たまらない品々が展示されてますので、見逃すことの無いように!

 

東武博物館2階  ウォッチングプロムナードと鉄道文化財展示室

 

 

次に訪れた展示室には、このような窓がついていていました。

 

 

近づいてよく見てみるとそこは東向島駅のホームが。
目の前には東武スカイツリーラインの線路が飛び込んできました。

ここは、電車の姿を真下から見学できる部屋です。

 

 

 

向側(北千住方面)の線路に電車が到着しました。

電車を真下から見下ろせる大迫力の景色が見れます。
なかなかこの目線から電車を見る機会はなかなかありません。

 

 

目の前に電車が停車するとこんな感じです。
車輪等が目の前に現れて、迫力ある姿を見ることができます。

ひろたか
ひろたか

通過電車の時刻表は壁に貼ってあるので、それを参考に電車を見てみましょう。通過電車のスピードを間近で体感できますよ。

 

 

ウォッチングプロムナードの奥には、東武鉄道で昔使用されていた貴重な道具や、記念列車で使用されたヘッドマークが展示されていました。

展示物の一部はかなり貴重で、保存状態を保つために写真撮影を禁止しているものもあるので、注意しましょう。

 

まとめ

かなり長くなりましたが、今回は東京都の東向島にある東武鉄道の歴史を紹介した東武博物館に関して一通り見所を紹介させていただきました。

  • 東武鉄道で活躍した車両
  • 東武鉄道の歴史
  • 列車の仕組み
  • 向島の歴史
  • ウォッチングプロムナード

というように、わずか200円の入場料で充実した展示物がある東武博物館。

1人でも、カップルでも、家族連れでも楽しむことができるので、一度足を運んでみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

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