【巨大滑り台が楽しめる】藤枝市の蓮華寺池公園で自然を満喫しよう

静岡ガイド

静岡県の中部に位置する藤枝市。

自然が豊かで住みやすいところとして人気が高いこの街には、緑豊かで大きな池がある市民に愛されている公園があります。

それが、蓮華寺池公園。
藤枝市を代表する観光名所でもあり、市民にとっての憩いの場でもある公園です。

そんな蓮華寺池公園にここ数年、大きな変化が起こりました。

2015年にスターバックスが公園横にオープンし、翌2016年には子育て支援施設のれんげじスマイルホールが立て続けにオープンしました。
極め付けは2020年に4年近くに渡って改修工事が行われていた公園名物「巨大滑り台」が完成。

これによって、家族連れで来られる方が増加し、週末は驚くほどの賑わいを見せている今注目の公園です。

 

週末は自然の中でゆっくりしたいなー。

というお考えの方、

もしそう思ったなら、迷わず蓮華寺池公園をおすすめします!

園内にはこの他に

  • 博物館
  • 展望台と古墳群
  • ボート乗り場

と多くの見所があり、1日いても飽きない公園です。

この記事をきっかけに、蓮華寺池公園を知っていただけたら嬉しいので、是非参考にしてみてください!

それでは、早速行きましょう。

 

 

 

 

蓮華寺池公園のアクセス方法と駐車場

 

蓮華寺池公園へは、車でのアクセスが便利です。

  • 公園最寄りの静清バイパス藪田インターから車で8分
  • JR藤枝駅から車で15分
藤枝市の中心街にある公園なので、迷うことなくアクセスが可能になっています。
蓮華寺池公園の駐車場は、2カ所あります。
第1駐車場

1つ目の駐車場は、藤枝市郷土博物館・文学館の横にあります。

ファミリーマートの裏側の道を入って、坂を登っていった所にあり、約200台収容可能になってます。

藤枝市郷土博物館、文学館の目の前なので、そちらを訪れたい場合は便利な駐車場です。

 

第2駐車場

スターバックスコーヒーと、れんげじスマイルホールの隣にある駐車場です。

蓮華寺池公園の正面口の前なので、公園をじっくり周りたいならこの駐車場に駐めるのをお勧めします。

こちらは約300台収容可能です。

 

ただいずれの駐車場も、週末になると大変混雑します。
早い時間から駐車場は満車になってしまう恐れがあるので、車を止めることが出来なくなるかもしれません。

特に第2駐車場は、スターバックスのオープンが影響してか駐車するのも大変な状況です。
週末に訪れる場合、それも頭に入れながら余裕を持って出かけましょう。

 

公共交通機関で行く場合、JR藤枝駅から中部国道線のバスに乗車してください。

「蓮華寺池公園入口」バス停で下車して、徒歩5分です。

 

バス停の位置はこちらです。
最初は少しわかりにくいかもしれませんが、バスを降りてすぐの小道を左に曲がって歩いていけば、すぐに蓮華寺池が見えてきます。

 

蓮華寺池公園とはどんな公園か その見所を紹介

 

 

 

こちらが蓮華寺池です。

周囲1.5kmに及ぶこの池は、桜やツツジ、花菖蒲、蓮、シャクナゲといった季節の花が咲き乱れ、訪れた人たちを和ませてくれます。

中でも有名なのが、藤枝市の市の花で春に青く咲き乱れる藤の花です。
池の周囲には多くの藤棚があり、春になると美しい花を咲かせます。

 

4月の終わりの藤の花が咲く頃に、藤まつりが開催されます。夜間には藤の花のライトアップもありますよ。

この写真は、10月下旬に撮影されたものです。
蓮華寺池の半分は、このように蓮で覆い尽くされています。

夏になると池一面に蓮の花が咲き乱れるので、そちらも見ものです。

池の周囲は、ウォーキングやランニングをする人で毎日賑わっています。
藤枝市民にとっては、トレーニングだったり健康増進に貢献している公園でもあるのです。

なお、池の周囲を歩く際は、反時計回りに進むのがルールですので要注意です!

広い蓮華寺池公園には、様々な見所があります。
ここからは、訪れたら行くべき蓮華寺池公園の見所を紹介していきましょう。

 

蓮華寺池公園の見所①   藤枝市郷土博物館・文学館

 

第1駐車場の隣にあるこちらのレンガ調の建物が、藤枝市郷土博物館・文学館。

郷土博物館では、藤枝市の歴史にまつわる資料が数多く展示されていて、藤枝市の知られざる歴史を学べる博物館です。
一方の文学館は、藤枝市出身の著名な作家の生涯や貴重な資料が展示されています。

 

企画展や歴史にまつわる公開講座も定期的に行われています。

 

ホーム|藤枝市ホームページ

 

常設展の入場料は大人200円で、中学生以下は無料です。

特別展が行われる時は、別料金になります。

 

 

 

博物館の外には、小さな蒸気機関車が保存状態の良いまま展示してありました。

今から50年前に廃止された、藤枝から相良を通って袋井まで結んでいた静鉄駿遠線で使用されていた軽便鉄道です。

運転席の中に入って、警笛を鳴らして遊ぶこともできます。
小さい子供さんが、楽しそうに鳴らしているのが印象的でした。

 

蓮華寺池公園の見所② ジャンボ滑り台

 

お次は、蓮華寺池公園で僕がもっともおすすめしたい場所です。

それがこちらの巨大滑り台。

公園の小高い丘に設置されているこの滑り台、遠いところからでもはっきり見えるほど目立つ色をしていて、蓮花寺池と並んで公園の象徴として人気のある遊具です。

黄色の3色の滑り台があります。

長らくこちらの滑り台は、リニューアル工事を行っていましたが、2020年の10月に工事が終了。

最も頂上にあり、3つの滑り台の中で最長である77mの青い滑り台がリニューアルされて登場しました。

芝生も新たに整備されたことで、滑り台の青色が綺麗に映えていました。

滑り台のスタート地点へ行くには、左側に見える階段を登って丘の頂上まで行かなければなりません。
なかなか急な階段で大変でしたが、頂上に到着。

せっかくなので、滑り台を実際に滑ってみることにしました。

 

ローラー式の滑り台なので、大人の大きさでもかなりのスピードが出ます。
いやどちらかというと、大人の方がスピードが出やすいかもしれない、となんとなくですが感じました。

滑り台から見る蓮華寺池と藤枝市の景色は素晴らしかったです。

さらに調子に乗った僕は、その後にあった赤い滑り台にも挑戦しました(笑)

 

 

こちらの滑り台は、ローラーでは無く木製のタイプでした。

そのためでしょうか、あまりスピードは出ません。

 

ただ急な坂に差し掛かった時に、滑り落ちていくときはまあまあのスピードが出ました。

 

滑り台の利用者の大半は子供達で、大人は大体子供と一緒に滑るという感じです。

 

大人が滑ってはいけないと言うルールはありませんので、恥ずかしいから躊躇する必要は一切ありません!

もし蓮華寺池公園を訪れる機会があるなら、トライして行かなければ損です。
ぜひ記念に1つ滑っておきましょう。

 

蓮華寺池公園の見所③  野外音楽堂

 

 

公園の奥の方には、かなり立派な野外音楽堂があります。
ここでは、音楽やその他イベントを開催する場所ではありますが、僕はイベントとして利用されているのを見たことがありません。

数は多くありませんが、長椅子の座席もありました。
一応ステージには自由に上がれます。

ステージに立つと結構気持ち良かったです。
ここで歌ったりしたら最高ですね。

 

音楽堂の裏には、綺麗な小川の流れる泉の広場がありました。

この小川の周辺には、毎年5月から6月にかけて蛍が現れるみたいです。

 

野外音楽堂と泉の広場の近くには、人口の滝がある滝の広場がありますが、
2020年11月現在リニューアル工事中で入ることができません。
2021年の春ごろに、遊歩道付きの新たな広場に生まれ変わるとのことですが、どうもまだ完成してないみたいです。

 

蓮華寺池公園の見所④ 富士見平展望台と若王子(にゃくおおじ)古墳群

 

 

滝の広場の横にある山道を行くと、山の中のハイキングコースに入って行きます。
標高110mに及ぶ山道を登って約15分で頂上に到着すると、藤枝市や駿河湾の美しい景色が広がっていました。

この頂上には、若王子(にゃくおおじ)古墳という古墳群が広がっています。

4世紀から5世紀の間に建てられた20個近い円墳がそこにありました。

古墳がこれだけ1つの箇所に密集しているという大変珍しいみたいです。

 

この古墳の中からは、数々の出土物(鉄剣、勾玉)が出てきました。

ひろたか
ひろたか

ここで発掘された1部の出土品は、先程紹介した藤枝市郷土館に展示されています。

しかし、美しい景色でした。

ここから見える景色は、山登りの疲れを綺麗に吹き飛ばしてくれます。

 

こちらの写真は、藤枝市から焼津市にかけての景色です。

海沿いに見える山は高草山。奥には伊豆半島が見えました。

 

 

藤枝市の山側の景色です。
この日はうっすらとですが、富士山を見ることができました。

冬の空気の澄んだ日には、かなりはっきりと見えるのではないでしょうか。

この展望台の名前は富士見平と言います。
富士山が見えることにちなんで、名付けられたみたいですね。

しかし、この場所までは結構急な登り坂が続くので、マジでキツかったです。
決して無理をしないようにして下さい!

 

蓮華寺池公園の見所⑤ スワンボートを楽しむ

 

 

 

 

蓮華寺池ではスワンボートで遊ぶことができます。(手漕ぎボートもあり)

3人乗りボートは1,050円、4人乗りボートが1,200円です。

 

チケットは、乗り場の向かいのレストランで販売しています。

 

制限時間は30分で、時間が経過すると乗っているボートの番号がアナウンスされ、スタッフから「時間です」と指示されますので、速やかに乗り場へ戻りましょう。

ここの難点は、蓮華寺池の半分が蓮で埋め尽くされている関係で、ボートを動かせる範囲がちょっと狭い感じがするということでしょうか。

でも4人まで乗れるので、家族連れでのんびり楽しむにはおすすめのスポットです。

 

スターバックス蓮華寺池公園前店

 

 

最初にも紹介しましたが2015年、蓮華寺池公園の横にあの世界的コーヒーチェーンのスターバックスがオープンしました。

このスタバのオープンによって、蓮華寺池公園の入場者は増加の一旦を辿るようになったと言っても過言ではありません。

僕が訪れたのが日曜日ということもあって、スタバの裏の駐車場には入る車で長蛇の列ができていました。
もしもドライブスルーなんてあったら、周辺住民にかなり迷惑な状態になっていたでしょう。

 

とはいえさすがは天下のスターバックス。
お店自体はWiFiも使用できて、快適な環境した。

テラス席もあるので、公園で遊んだ後にのんびりくつろぐにはぴったりの場所と言えます。

 

このスターバックスの横には、れんげじスマイルホールという体育館のような建物があります。

ここは、子供の健康増進と子育て支援のために作られた施設であり、

  • プレイゾーン
  • スポーツゾーン

 

の2つのゾーンがあります。

 

プレイゾーンの方では、子供の身体能力を伸ばすことを考えたアスレチック型の遊具で遊べて、スポーツゾーンの方では、子供向けや大人向けの運動教室が開かれています。

運動教室は予約すれば気軽に参加可能です。

 

プレイゾーンは料金無料、予約不要で楽しめてしまいます。

そんなわけでこの施設は完成以降大人気で、スターバックスと共に駐車場混雑の要因となっていました。
あくまで子供向けの施設ではありますが、家族連れにおすすめの施設です。

興味ある方はこちらのHPを参考にしてみてください。

キッズパーク – 「キッズパーク」は藤枝市が設置する運動に特化した子育て支援施設です。

 

まとめ

今回は、藤枝市の蓮華寺池公園を取り上げました。
僕の中では、蓮華寺池公園は静岡県の数ある公園の中でも、トップクラスに美しい公園です。
週末家族でゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか?
  • ランニング・ウォーキングができる巨大な池
  • 丘に設けられた巨大な滑り台
  • 藤枝市の歴史を知れる博物館
  • 伊豆半島や富士山を眺めることができる展望台
等等、見所がたくさんある公園なので、遊んでいたらあっという間に1日が過ぎていきます。
藤枝に足を運ぶ機会がありましたら、ぜひ1度訪れて見てください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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