【誰でもできる】地域の日本語ボランティアへの参加方法を教えます

日本語教育

最近日本も国際化が進んで、急激に街の中で外国人の姿を見る機会が多くなってきました。

色々な目的で来日している彼らですが、1番悩んでいるのは言葉の問題

彼らは日本社会に1日でも早く馴染みたいため、とにかく日本語をたくさん話してみたいと常日頃から思っています。

 

そんな彼らに、日本人との交流や勉強の機会を与えているのが、地域で開催している日本語ボランティア教室です。

外国人と交流してみたいんだけど、日本語を教える資格もないし、彼らの母国語も話せないし…。

このように思っている人も多いのではないでしょうか?

結論を言うと、日本語ボランティアは資格や外国語のスキルが無くても、誰でも気軽に参加できます。

この記事では、日本語ボランティアの参加方法や授業スタイルを

・日本語教師養成講座420時間修了
・市内の日本語ボランティア教室で3年間教師として活動中

の僕が解説します。

3分ほどで読めますので、国際交流に興味のある方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

 

日本語ボランティア 生徒はどんな人達なのか?

 

 

ボランティア教室にやってくる生徒さんは、その地域によっても特色が違いますが、

  • 技能実習生として働く人
  • ビザを取得して、日本で就職している人
  • 日本語学校へ通っている留学生
  • 高校や英会話教室で英語を教えている先生
  • 長く日本に暮らしているけど、なかなか日本語が話せない人
  • 介護施設で働く実習生

などこちらはあくまで僕がこれまで出会った人達ではありますが、様々な生徒さんがそれなりの理由を持ってやってきます。

変わったところでは、

  • 何十年も日本に住んでいるが日本語が話せない高齢の方
  • 最近日本に家族で移住したのだが日本語が話せず困っている

というような生徒さんもいました。

僕がこれまで出会った生徒さんは本当にいい人ばかりで、日本語の上達に情熱を注いでいる人達ばかりです。

なので、未経験者でも積極的に話しかけていけば、すぐに馴染むことができるので安心してください。

ここまで読んで日本語ボランティアに参加したいと思ったのなら、次の章をチェックしてみましょう。

日本語ボランティア 参加方法

まず最初に、住んでいる街の市役所にある国際交流課みたいなところがあったらそこに電話をかけるなどして、日本語を教えているボランティア団体がどれだけあるのか、気軽に質問してみましょう。

 

この他にも、「日本語ボランティア、○○○(地域名)」で検索すると、いくつかボランティア団体の名前がヒットするので、色々調べてみましょう。

あとは、

  • どこで開催されているのか?
  • いつ開催されているのか?

を確かめて、電話またはメールで参加したいという意思を示しましょう。

そして、最初は自分に合っているかどうかを確かめるという意味で、見学をしてみることをおすすめします。

参加するからには、楽しく教えていきたいですよね?

主催者にアポイントを取れば見学は自由ですので、しっかり確認するようにしましょう。

 

ひろたか
ひろたか

無償ボランティアなので、団体の掛け持ちをしたりするのも個人の自由ですので、積極的にアポイントを取っていきましょう。

日本語ボランティア 最近の日本語ボランティア事情

これまでのボランティア活動では、特定の教室に集まって勉強するというのが当たり前でしたが、昨今の情勢から新たなスタイルでの授業が行われるようになってきました。

また、教える経験のない人に対しての無料講座も自治体によっては開かれています。

  • 自分の住んでいる地域にボランティア団体が存在しない
  • ボランティアの会場が自宅から遠い
  • 教えるスキルがないので、どうやって教えたらいいかわからない

こういった悩みを抱えているなら、ぜひ参考にしてみてください。

日本語ボランティア オンライン授業

最近では、オンラインによる日本語ボランティア教室も盛んに行われています。

ZoomやSkypeをを使用して授業をやるので、他県や海外に住んでいる生徒に直接教えることが出来るので、住んでいるところにボランティア教室が無くても参加できるのが最大のメリットです。

また、自分のパソコンを使用して授業を行うので、授業を行う時間帯も自由に選べます。
授業スタイルも、1対1やグループレッスンなど、Zoomの機能に合わせて幅広く対応できるのも良い所です。

オンライン授業のボランティアは、主にNPO団体によって運営されています。
通信環境が整っていれば参加が可能なところもあるので、まずはリサーチしてコンタクトを取ってみましょう。

教えるスキルを向上させたいなら、こちらにもチャレンジしてみるのもいいですよ。

 

日本語ボランティア 国際交流協会主催のボランティア講座

 

うーん、そうは言っても未経験OKって言われてもやっぱり不安だな。

そう思ったのであれば、国際交流協会主催のボランティア講座を開催している自治体があるので、もしあればそれに参加してみましょう。

ひろたか
ひろたか

僕の住んでいる静岡市では、この講座に参加すれば国際交流協会で開催しているボランティアに参加できる資格が得られました。

開催時期がまちまちだったり様々ですが、毎回専門の先生を呼んで日本語教育にためになるお話を聞けたり、参加者と課題にそったディスカッションをしたり、未経験者でも臆せず参加できる講座となっています。

ひろたか
ひろたか

最近ではオンライン講座でも開催しているところもあるので、毎回特定の場所に通わなくても講座を受けることができますよ。

ほとんどの講座は定員制になっているので、自治体のHPをまめにチェックしていないと見逃す恐れがありますので注意しましょう。

僕はこの講座に参加したおかげで、異なる価値観を持つ人と多く知り合うことができて、とても楽しい時間を過ごせました。

 

ひろたか
ひろたか

実際にこの講座の最中に知り合った人から、日本語の家庭教師の仕事をオファーされたり、主催するボランティア団体へ見学に来ませんか?と誘いを受けたこともありました。

このように、参加することにメリットの多いボランティア講座。

ボランティアに参加しなくても、ここで学ぶことは有意義な経験になると僕が強く保証いたします。

 

他にも、日本語指導が必要な外国人児童に対する日本語指導のボランティアもあります。
こちらの方は、国語算数などの学校で行っていることを教えることもあるので、ある程度教師の経験であったり、場合によって教員免許が必要になるかもしれません。
外国人生徒は年々増加していますが、教師も不足しています。教師の経験を持っている方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

日本語ボランティア 授業はこうする

 

 

日本語ボランティアの授業スタイルは、

  • 教室の規模
  • 生徒さんの目標
  • 教える側のレベル

などによって様々で、特にこれと決まっているわけではありません。

今回は、僕の経験上に基づいて解説しますので、あくまで参考程度に受け取ってください。

 

ボランティア団体によっては、オリジナル教材を用意して授業をしたりする所もあるみたいですが、僕が参加している日本語ボランティア教室は、教材を作らずに生徒側が普段使用している教材を持ってきて、

今日はこれをやりたい!

と最初に先生に言ってから授業を始める自由なスタイルです。

生徒さんのほとんどは日本で働いているので、ある程度日本語が話せるということで、自由に日本語で会話するスタイルが基本となっています。

時々、生徒さんの方から「みんなの日本語」などの教材を自分で持ってきて、

ここの項目を教えて欲しい!

と頼まれることもありました。

先生の方も、独自に新聞などの読み物やスマホを教材として使用したり、全く話せない学習者のためにコインを使用して数を教えたりするなど、創意工夫で色々な教え方をしています。

 

また、毎年7月と12月に開催される日本語能力試験のテスト勉強をしたいので教えて欲しいと言う生徒さんも多く、テストの時期が近づくとみんな教材を持ってきて熱心に勉強していました。

実際に僕も最高レベルのN1を教えたことがありますが、日本人でも難しい問題が多く、事前に入念な予習と分析が必要になってくるので、ある程度教える経験のある人の方が有利と言えます。

 

ひろたか
ひろたか

N5〜N3あたりまでだったら、初心者でも教えることは可能ではあります。

 

ボランティアに参加してくる生徒さんは、仕事以外の日常で日本語を話す機会が少なく、

もっと日本語を話してみたい!

と強く願っている人が多いです。

 

教えるスキルが足りてなくても、まずは生徒さんたちと気楽に日本語で話すことから始めてみましょう。
それだけでも、十分学習者のためになりますよ!

日本語ボランティアに参加するメリット

ここからは、日本語ボランティアに参加するメリットをいくつか紹介します。
僕が思うメリットはこちら

・外国人と仲良くなれて、運よく知り合いになれたりもする
・日本語を教えていくことで、やがてそれが自分のスキルとなっていく
こちらを順に解説していきましょう。

日本語ボランティアのメリット①  外国人と仲良くなれる

日本語ボランティアでは、多くの外国人がやってきて、実際に会話などをして交流することができます。

気が合ったりした時には、友達になって連絡先を交換したりなど、思わぬ形で交友範囲が広がったりできるのがボランティアのメリットです。

僕の所属する団体で一緒に活動している人も、生徒さんと仲良くなって休日に色々なところに出かけているなど、積極的に交流しているとのこと。

 

ひろたか
ひろたか

僕も知り合った生徒さんとバンコク旅行の日が偶然一緒になって、バンコクの街を一緒に歩いたことがありました。

このように、思わぬ繋がりができるのも、日本語ボランティアのメリットです。

日本語ボランティアのメリット② 教えることでスキルが身に付く

無料で行うボランティアですが、一応生徒さんに教えるということなので、経験すればするほど教えるスキルは向上していきます。

ここで学んだスキルは、将来日本語学校で日本語教師になる人や、他の仕事でも間違いなくプラスに働く経験となるので、日本語教師志望でなくても経験して損はないです。

 

日本語ボランティアに参加するデメリット

逆に、日本語ボランティアに参加することでデメリットが生じることもいくつかあります。

・無償で参加することになるので、時間を消費してしまう
・平日の、特に昼間開催が多い
これらを解説していきましょう。

日本語ボランティアのデメリット① 無償での参加なので、時間を消費する

ボランティアなんだから当たり前といったら当たり前なんですが、どんなに長く活動に参加しても、報酬は発生しません。

そのため、苦労しただけ見返りを求めたりするような人には、日本語ボランティアは合わないと僕自身は思います。

本当に、生徒さんの為を思って楽しんで活動できるのか、よく考えてから参加してみてください。
間違いなく、ボランティアで学んだことは将来なんだかのプラスになります。

日本語ボランティアのデメリット② 平日の、特に昼間開催が多い

これは僕自身の経験によるものなんですが、ボランティア活動を始めようと団体を探してみたら、ほとんどが平日開催でしかも昼間の時間帯にやっているという団体がかなり多かったです。

僕は平日の昼間は仕事をしているので、平日の夜か週末と活動時間は限られています。
凄く良さそうな団体だなと思っても、時間が合わない為に断念することもありました。

週末開催している団体もありますが、そればかりではないというのが悩みの種です。

 

まとめ

今回は、地域の日本語ボランティアの参加方法や、授業内容などを簡単ではありますが紹介させていただきました。

将来日本語教師を目指している方はもちろん、地域に住んでいる外国人と気軽に交流してみたいという人も、気軽に参加することができるのが日本語ボランティアです。

少しでも参加したい気持ちがあるなら、自治体のHPなどで確かめたりして気軽に参加してみましょう。

あなたの視野が、今まで以上に広がることは間違い無しです!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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