静岡市の中心部に位置する駿府城公園は、広大なお堀に囲まれた都市型公園です。
市民の憩いの場として広く愛されている駿府公園内には、大名の庭園を彷彿させるような大きな庭園、紅葉山庭園があります。

静岡市の中心部の観光って、どこへ行けば良いの?
そう思っているのであれば、こちらの紅葉山庭園を訪れてみてください。
この記事を読めば、紅葉山庭園の見所が一目でわかります。
- 静岡市に生まれ、静岡市に住んで35年
- 子供の頃から駿府公園で遊んでいて、駿府公園の隅から隅まで知っている
という私、松井ひろたかが解説していきます。
紅葉山庭園のある駿府城公園も、観光名所としてとても見応えのある場所なので、これを機会に知っていただけたら嬉しいです。
それでは、まいりましょう!
目次
駿府城公園とはどんな所なのか?

- 静岡まつり(毎年4月)
- 大道芸ワールドカップ(毎年11月)
- ふじのくに世界演劇祭(毎年5月)
- SUNPU博(1989年)
- フェスタしずおか(1972年〜1999年、2017年、2019年)
といったイベントでは、公園内が中心会場として使用されています。
駿府城公園 紅葉山庭園(もみじやまていえん)

駿府城公園 紅葉山庭園 里の庭


駿府城公園 紅葉山庭園 海の庭
静岡の名勝を再現した紅葉山庭園。
写真真ん中の緑の山、どう考えても富士山ですね。
この場所では、駿河湾から見える富士山、というイメージを表現しています。
池の周りの白い石が海岸、写真左の松の木は名勝三保の松原をイメージした松です。
もう少し近い所から見た松の木です。
地形の曲がり具合とかを見ると、確かに三保の松原の景色に類似していますね。
駿府城公園 紅葉山庭園 山の庭

しばらくその場に立っていると、マイナスイオンの影響でしょうか、心がリラックスできました。
駿府城公園 紅葉山庭園 山里の庭
こちらは、富士山をイメージした山で「築山」という山です。
以前、熊本市の水前寺成趣園でも同じような富士山を見ましたが、水前寺よりは若干小ぶりな造りとなっています。
築山から、茶室を見た景色です。
真下を流れる川は、静岡市を流れる安倍川をイメージして造られたとのこと。
茶畑をイメージした植え込みとマッチングしていて、静岡の山岳部が精密に再現されていました。
池に移るビルと庭園のマッチングがいいですね。

駿府城公園 紅葉山庭園 茶室と立札席

お茶を注文せずに、休憩するだけでも大丈夫です。
一般の方の茶席や、生花の会がしばし行われるここ紅葉山庭園の茶室は大きく分けて2つ。
- 数寄屋造りの建物で庭も美しい雲海
- 5畳半の小間である静月庵
という2種類の茶室があります。
僕が訪れた日は、貸し出しが行われていて中を拝見することができませんでしたが、予約に空きのある時間帯なら入って見学が可能。
美しい庭園を眺めながら、静岡茶を味わうというのも中々風流なものなので、是非一度お試ししてみてください。
紅葉山庭園 入場料とアクセスの紹介
今回紹介した紅葉山庭園の営業時間と休業日はこちら。
営業時間 9時〜16時30分(最終受付は16時)
毎週月曜日と年末年始(12月29日〜1月3日)
月曜日が祝日の際は営業。翌日の振替休館はありません。
入場料は大人150円、子供50円と格安です。
紅葉山庭園のある駿府城公園は、静岡市街の中心に位置しているので、最寄駅までのアクセスは容易です。
JR静岡駅から徒歩約15分。
静鉄新静岡駅からは徒歩10分ほどで到着します。
静岡駅から15分も歩いて行きたくない!という場合は、静岡駅からしずてつジャストラインのバスに乗って、県庁・静岡市役所葵区役所前バス停で下車すれば、徒歩5分です。
運賃も100円で、本数もたくさんあるので便利ですよ。
まとめ
今回は、静岡市の駿府城公園内にある、紅葉山庭園の見所について紹介していきました。
地元の人達は、訪れる機会の少ない場所ですが、入場料もお手頃で見応えのある庭園です。
庭園は静岡市内の有名な景色を見事に再現していて、広々とした園内は散歩がてらに楽しめます。
駿府公園を訪れてみたら、是非足を運んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。