改装工事で仮設ターミナルでの営業!阿蘇くまもと空港は使いやすい?

国内旅行

こんにちは、ひろたかです。

熊本の空の玄関口である阿蘇くまもと空港。

  • 東京(羽田、成田)
  • 大阪(伊丹、関空)
  • 名古屋(中部、小牧)
  • 天草
  • 那覇

を結んでいます。

そんな熊本空港。現在大規模な改修工事を行っていて、2023年の春のオープンを目指しています。

この影響で、2020年4月から仮設の建物を使用して運営している状態です。

 

仮設の建物になって、不便になっているんじゃ?と思う方もいるかもしれませんが、

結論としては、全く問題無く利用可能です。

仮設の建物という事で、少し変な感じはしましたが、空港として必要な機能は改修前と変わらず動いているので、心配はありません。

 

この記事では、仮設の建物で運営中の阿蘇くまもと空港のレビューをしていきます。

将来完成する新しい熊本空港ターミナルについても解説していますので、新ターミナルについて1人でも多く知って頂けたら嬉しいです!

 

阿蘇くまもと空港の改修工事と新ターミナルについて

阿蘇くまもと空港は、2016年に発生した熊本地震によって、ターミナルビルが使用できなくなるなど、多大な被害を受けてしまいました。
これを機に、地震発生の2年後の2018年には、新ターミナルの建築が計画され、2020年の4月に旧ターミナルビルは改修工事の為に閉鎖。
現在は、新ターミナルビルの完成まで仮設の建物による運営が行われています。
新ターミナルの完成は2023年春の予定。
新ターミナルは、それまで別々だった国内線と国際線の両ターミナルを一緒にして、お互いの乗り換えがスムーズになる予定です。
その他にも、こんな計画があります。
1、国内初の滞在型ゲートラウンジを設けて、搭乗するまでの時間を楽しんでもらう。
2、災害に強い耐震構造の建物にする。
3、商業施設を建設する。国内外全ての飛行機利用者だけでなく、飛行機を利用しない方にも楽しんでもらえる空港を造り、地域に密着した空港を目指す。(イベントスペースも建設)
ちなみに滞在型ゲートラウンジとは、保安検査通過後の制限エリア内の商業施設のことです。
それまでの、ただ飛行機を待つだけの場所というイメージを変えて、乗客に飛行機を待っている間の時間も楽しんで貰うための施設を目指しています。
このターミナルが完成すれば、新たな熊本の名所となり、九州でも指折りの空港になる事は間違い無いですね。
今から楽しみです!

阿蘇くまもと空港 チェックインカウンター

さてここからは、阿蘇くまもと空港の施設を紹介していきます。
こちらは、チェックインカウンター。
手前からANA、ソラシドエア、JALと天草エアライン、FDA、Jetstarといった感じで並んでいます。
天井にも案内板があって、決して広く無いスペースなので、迷うことはありません。
左側にあるのが保安検査場の入り口です。
検査場がカウンターの目の前なので、急ぐ時には便利ですね。

阿蘇くまもと空港  フードコートと土産売り場

チェックインカウンターの向かい側にあるのが、サテライトビルと呼ばれているフードコートと土産物店のフロアです。
土産物店では、熊本名物の
  • 馬刺し
  • 辛子蓮根
  • 誉の陣太鼓

といった食べ物系のお土産から、くまモングッズまで仮設の建物ではありますが、売り物は充実していました。

 

フードコートは、わずか3店舗の営業ですが、熊本名物を存分に味わう事ができます。

熊本名物の

  • 馬刺し
  • だご汁
  • 辛子蓮根
  • 熊本ラーメン
  • 太平燕

に舌鼓を打てます。

熊本の味を忘れないために、最後にここで食べて行くのもいいんじゃないでしょうか?

フードコートの支払いは、交通系ICや楽天ID、Waonでも可能です。

阿蘇くまもと空港 搭乗待合エリア

阿蘇くまもと空港国内線の搭乗待合エリアです。
天井を見ると、いかにも仮設の建物の雰囲気がありますね。
出発便が重なると、人が多くなって少しせせこましい感じになるかもしれません。
フロアには、タリーズコーヒーとお土産店がありますよ。

阿蘇くまもと空港 ラウンジ「ASO」

阿蘇くまもと空港のカードラウンジ ASO」の紹介です。
注意して欲しいのは、このラウンジは保安検査前に無く、制限エリア内にあるので間違えないように。
僕は静岡空港の時の感覚が残っていて、保安検査場の周辺を探しまくってしまいました(笑)
このラウンジは、土産屋さんの奥にあり、初めて利用する方にはちょっと分かり辛い所にあるので、注意が必要です。
使用できるカードは、ANAとJALの航空会社のラウンジ利用資格を持つカード所有者と、対象クレジットカードのゴールド会員以上のランクの方が利用できます。
本来でしたら、ANAとJAL共に専用ラウンジが空港ターミナルにあったのですが、改修工事中という事で現在はASOラウンジだけ使用可能です。
使用できるカードリストは、こちらのページを参考にしてください。
それでは、ラウンジの中を見ていきましょう。
こちらがラウンジの中です。
座るスペースが多いですね。
モニターには、熊本の観光案内などの映像が流れています。
コンセントのある机もあって、スマホやパソコンの充電をするにもいい場所です。
Wifiはまあまあでしたね。
スマホは問題なくサクサク繋がりましたが、Macのパソコンはイマイチでした。
このラウンジの難点は、トイレがラウンジ内に無く、わざわざ外に出ていかなければならないという所ですね。
トイレに行くたびに、受付の方に言わなければならないので、トイレの近い人は結構きついです。
こちらは、ドリンクコーナーです。
ジュースとお茶類は、コカコーラ系の飲料ですね。
コーヒーは、アメリカンやカフェラテ、ココア、イタリアンコーヒー、カフェモカが飲めます。
ドリンクマシーンの前には、氷とティーパックもあり、アイス系のコーヒーや紅茶も飲めるので、中身は充実していますね。
ビールサーバーです。このビールを飲むには、ビールメダルが必要になります。
受付の方で、ビールメダルをもらってそのメダルを投入口に入れれば、機械が動く仕組み。
ANAとJALのカードを持っている方は無料で飲めます。
その他の方は、一杯目は無料、2杯目からは350円かかるので受付でメダルを購入しましょう。
ビール好きなら、ANAかJALのカード持っておいた方がいいようです。
ASOラウンジは、純粋にカード所有者対象のラウンジです。
カードを持って無い人は、入ることは出来ませんので気をつけてください。

阿蘇くまもと空港までのアクセス

主要なアクセスは、バスです。
空港から市内までを結ぶリムジンバスが2番乗り場から出ています。
1時間に1本ほどの運行で、尚且つ市内中心部から空港までの所要時間が長いので、時間に余裕を持って利用しましょう。
西武車庫を起点に熊本駅、桜町バスターミナル、通町筋、水前寺、県庁前と空港までの道すがらの停留所に停車していきます。
以下所要時間と料金です。
停留所 所要時間 運賃
県庁前 25分 600円
水前寺 30分 610円
通町筋 44分 700円
桜町バスターミナル 50分 730円
JR熊本駅 60分 800円
この他に、益城インターや熊本グランメッセ、味噌天神、河原町にも停車します。
目的地に合わせて乗車下車しましょう。
熊本県内のアクセスなら、阿蘇方面や八代方面行きのバスもあります。
県外に行くのであれば、宮崎の高千穂や延岡行きのバスや大分の湯布院、大分、別府行きのバスがあります。
九州の空港バスは、他県を結ぶ路線が駅だけでなく空港にもアクセスする路線があるので、その点では便利ですね。
この他に、JR豊肥本線の肥後大津駅からは空港ライナーと呼ばれる無料のシャトルバスが運行しています。
30分に1本の運行で、予約は必要ありません。
所要時間は約15分。
  • 肥後大津駅まで行かなければ乗ることが出来ない
  • ワゴン車なので、大人数や大きな荷物が沢山あるときつい

というデメリットはありますが、空港まで無料でアクセスできる所は心強いですね。

まとめ

今回は、阿蘇熊本空港の仮設ターミナルの紹介と、将来の新ターミナルの紹介をしました。
仮設ではありますが、阿蘇くまもと空港は変わらず営業していて、全く不便さを感じませんでした。
エリアが狭いので、迷うことはありませんので、安心して利用してみてください。
国内線と国際線が一体になった新ターミナルの完成まであと2年です。
素晴らしい空港になるかもなので、こちらの完成も楽しみにしましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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