静岡市の静岡ホビースクエアはコスパ最強の模型専門博物館でした

静岡ガイド

静岡は模型の製造が盛んな街です。

県内にはいつくもの製造工場があって、そのクオリティーは世界に認められています。

毎年5月には、「静岡ホビーショー」が開催され、新作の模型を見るために日本はもとより世界からも多くの関係者が詰めかけることでも有名です。

 

そんな静岡で生産された模型の素晴らしさを、無料で紹介している博物館が、静岡駅の前にあります。

それが、静岡ホビースクエアです。

館内には、静岡に工場のある会社の模型が所狭しと並んでいて、模型好きにはたまらない場所となっています。

一度訪れてみたら、

本当に無料で良いの?

と思うくらい、展示物の充実ぶりに驚愕することでしょう。

この記事では、そんな静岡ホビースクエアとはどんな所なのかを、

  1. 静岡出身
  2. 静岡に住んで30年以上

の私、松井ひろたか紹介していきます。

静岡市の隠れた穴場で、気軽に訪れることが出来ますので、この機会に是非参考にしてみてください!

 

 

 

静岡ホビースクエアとはどんな所なのか?

静岡は豊かな森林に恵まれていて、戦前から木製模型の生産が盛んに行われていました。
時代の流れと共に、木製からプラスチック製の模型に変貌していった後、田宮模型を初めとした多くの企業がプラモデルの開発を始め、やがて高い評価を得るようになったのです。
こうして静岡は今や模型生産の全国シェアの大半を示すようになり、「模型の首都」とも言われるほど日本だけでなく世界的にも評価を得るようになりました。
そんな静岡で生まれた模型の素晴らしさを、内外にもっと紹介したいという思いから、2011年の6月に静岡ホビースクエアはオープンしました。
ひろたか
ひろたか

今年の6月で、オープンから10周年を迎えました!

ホビースクエアの入口には、当館がオープンするまでの静岡の模型産業の発展や、静岡市の歴史が年表で示されています。

この年表、かなりの情報量なので読み応えがありました。

というわけで、静岡ホビースクエアの見所を、実際の展示順に見ていきましょう。

静岡ホビースクエア  ラウンジとミニ四駆サーキット

 

ここが静岡ホビースクエアの入口。
ザクとガンダムが、入口でお出迎えしてくれました。
入口の前はラウンジになっていて、簡単なプラモデルと無料の観光情報誌が置いてありました。
ラウンジには、
  • スズキのバイク
  • 白いハーレーダビットソン

が展示されていて、訪れた人の目を引いています。

入口に入って最初に目に入るのが、広い絨毯の上に置かれたミニ四駆のサーキットです。

 

ここでは、主に企画展が開催される所ですが、訪れた日はこのようにサーキットが置かれ、300円で自前のミニ四駆を走らすことができるようになってました。

 

静岡ホビースクエア  モデラーズスクエア

モデラーズクラブとは、模型サークルのことです。
このブースでは、静岡市にあるモデラーズクラブの人達によって製作された傑作のプラモデルを展示しています。
零戦や戦車、そして戦艦とそのクオリティーの高さには驚くばかりでした。
僕自身、市内にある模型店はいくつか知っていますが、モデラーズクラブのことは全く知りませんでした。
僕の身近で、これだけ盛んに行われているとは知りませんでしたね。
そして壁に飾られている絵は、ボックスアートと呼ばれているもの。
プラモデルのパッケージに描かれている絵のことで、その完成度はプラモデルの売れ行きを左右するくらい大事なものとなっています。
近年は、クオリティーも上がってきて、ボックスアートの展覧会も開かれているみたいです。
イラストレーターのこだわりがふんだんに詰まったボックスアート、お見逃し無いように!!

静岡ホビースクエア  青嶋次郎が開発した飛行機部品

静岡に本社を置く模型会社、AOSHIMAの創業者で静岡で最初の民間飛行士でもあった、青嶋次郎氏が自ら製作した飛行機の部品が展示されています。
青嶋次郎は、1924年に「青嶋飛行機研究所」を設立。
飛行機の開発に全力を注いだ結果、市民の後押しもあって安倍川の河川敷に飛行場が設置され、次郎はそこから自らの飛行機を飛ばして全国へ足を運び、飛行機の啓蒙活動をしていました。
しかし昭和になって、飛行機が自由に飛ばせない時代になったことで、次郎は新たに木製模型の開発に全力を注ぐようになりました。
その評価は内外から高い評価を受け、瞬く間に学校教材として普及していったのです。
現在のAOSHIMAの模型の原点は、飛行機の開発にあったんですね。
ホビースクエアには、エンジンとプロペラ、操縦室の計器の一部が展示されています。
生涯大空への夢を持ち続けた、青嶋次郎の情熱を、是非ここで体感してみてください。

静岡ホビースクエア  模型メーカーの出店展示

ここからは、静岡で生産されている模型の数々を、企業ごとに展示しているコーナーになります。
豊富で多彩な展示物から、静岡の模型技術の高さを実感でき、僕のような模型のことがよくわからない人でも楽しめるようになっているので、時間を気にせず楽しんで見ていきましょう。

静岡ホビースクエア  特産協コーナー

静岡の伝統工芸品の技術の伝承やPR活動を行う静岡産業界の中核組織、静岡特産工業協会のブースです。
江戸時代に、浅間神社や久能山東照宮を建設することで、時の将軍徳川家光は全国から腕のある職人を集めました。
完成後その職人達はそのまま温暖な静岡に残り、彼らの技術はその後長い月日をかけて継承され、今の産業の発展に繋がっていったのです。
これによって静岡は今、数多くの伝統工芸品が点在する街になったのです。
静岡市の伝統工芸品は全国的にも有名で、特に
  • 駿河竹千筋細工
  • 家具
  • 仏壇
  • 雛人形
  • 漆器
  • サンダル

といったものは技術的にも高評価を得ています。

このコーナーでは、協会に加盟する団体で造られた製品の紹介をしています。

この日は印刷工業組合による、個性的なパッケージ品やオリジナルグッズを展示していました。

個性的で、可愛らしい製品ばかりでしたね。

 

こちらのブースでは数ヶ月ごとに、展示品の入れ替えをしています。

どの協会の製品が見れるかは、来てからのお楽しみです。

 

静岡ホビースクエア WoodyJOE

 

静岡市駿河区にある模型会社です。
Woodyという名前の通り、木製の建造物や船などの模型を製造しています。
ホビースクエアでは、写真のように木で作った有名な歴史的建造物を展示しています。
写真手前にあるのは、平等院鳳凰堂と法隆寺ですね。
左側には、首里城や彦根城、姫路城も展示してあります。
どれも精巧に造られていて、本物にそっくりで思わず見入ってしまいました。
こちらは、静岡の駿府城です。
色々な資料をもとにして、細部まで巧みに作られた駿府城。
静岡市民でも、本来の駿府城の姿を知っている人はほとんどいないので、
ひろたか
ひろたか

こんな感じなのか!!

と思わず驚いてしまいました。

いつか静岡に駿府城を再建したいという思いから、この駿府城が製作されたみたいです。

静岡の伝統工芸は、駿府城から発展していったので、模型で再現されるというのは必然だったということですね。

それにしても立派な城。

再建されたら、静岡に多くの人が押し寄せるかもしれませんね。

リンクはこちらから。

静岡ホビースクエア  EBBRO(エブロ)

 

ミニカーを製造している会社です。
  • 乗用車
  • F1等のレーシングカー
  • 軍用車
  • クラッシックカー

といったように、幅広いジャンルを扱っています。

今風の車や、昔懐かしい車もあって、思わず

ひろたか
ひろたか

こんなのあった!!

と心の中で叫びながら興奮して見つめてしまいました。

読者の皆さんの年代にもよりますが、とても懐かしい気分になれてしまうブースです。

 

ちなみに、静岡市の浅間神社目の前の通りの浅間通りには、オフィシャルショップの「EBB

ROギャラリー」があります。

最新製品が豊富にあって、店の外観は一面ミニカーで埋め尽くされているお店です。
ホビースクエアで見て興味を持ったら、是非こちらにも足を運んで見てはいかがでしょうか?

静岡ホビースクエア   HASEGAWA

焼津市に本社があり、飛行機や戦艦の模型を中心に、幅広い模型を製造している会社です。
模型の細部まで忠実に再現することをポリシーにしていて、その再現性は内外から高い評価を得ています。
上の写真は戦闘機や旅客機です。
日本海軍の戦艦大和と、局地戦闘機の紫電改の模型です。
実際に目の前で見ればよくわかりますが、細部まで本当に細かく造られているのがわかります。
戦艦や船の模型です。
大きいスケールから小さいスケールまで、妥協することなくこだわって製造されていることがよくわかります。
この他にも、別ブランドで鉄道模型も製造しています。
詳細は下記のリンクを参考にしてください。

静岡ホビースクエア  青島文化教材社

静岡初の民間飛行士、青嶋次郎が立ち上げた「青嶋模型飛行機」が前身の老舗模型会社です。
「創造のプラモデル 」をモットーに、自動車や船、航空機やフィギュア等、幅広いプラモデルを製造してきました。
静岡ホビースクエアで展示してあるのは、主に自動車のプラモデルです。
スーパーカーや乗用車など、幅広い車を見ることができます。
モデルカーシリーズの展示です。
こちらには、ある年代の方々には懐かしい乗用車のプラモデルが並んでいます。
日産の昔のセドリックやスカイラインも展示されていて、懐かしさを感じました。
ハーレーダビットソン等、バイクも展示されていました。
こういうのを見ていると、自分自身が乗っている姿を想像しちゃうんですよね。(僕だけかもですが)
しかし車体が美しい。
青島では、他にもたくさんのプラモデルを販売しています。
気になる方はこちらのリンクへ。

静岡ホビースクエア  バンダイ

ガンダムやスーパー戦隊、仮面ライダーのおもちゃを販売、製造する、日本でも有数の模型メーカーです。
静岡市との関係は深く、2006年にガンプラ(ガンダムのプラモデル)を製造する工場が旧清水区から葵区に移転し、その特徴的な工場の外観などから「ガンプラの聖地」と呼ばれ多くのファンに親しまれています。
そんなわけで、展示物のほとんどはガンプラでした。
静岡の工場で生産されたガンプラのプラスチックモデルです。
その展示されている数に圧倒されてしまいました。
映像装置には、プロモーション映像がひたすら流れていて、ファンの人の心を高揚してくれる演出がされているのが印象的でしたね。
正直、僕はガンダムのことはほとんどわかりません(笑)
そんな僕でも、時間を忘れて見入ってしまうくらい、迫力のあるものでした。
こちらはSDガンダムの展示です。
2019年から始まったSDガンダムシリーズとして展開されているもので、カラフルに色づけされたガンプラが数多く展示されてます。
SDガンダムとは、2等身で表現され、より低年齢層向けに制作されたガンダムのことで、S=スーパー、D=デフォルメの略です。
こちらは、仮面ライダーやドラゴンボールのキャラクターフィギュアの展示です。
このフィギュア、よく東京の秋葉原や中野のブロードウェイで販売しているのをよく見ます。
バンダイでは、スーパー戦隊シリーズや仮面ライダー関連のグッズなどの制作も長年手がけていることで有名です。
男女問わず、子供の頃バンダイの商品で遊んでた人はかなり多いのではないでしょうか?
静岡ホビースクエアの展示物の充実さでは、間違いなくバンダイが1番でした。
正直、入場料無料でこれだけの展示を見れるのは、凄いことです。
ファンや子供達にとってはたまらない場所ですね。
バンダイホビーセンターに関して詳しく知りたい方は、下記のリンクを参考にしてください。

静岡ホビースクエア  田宮模型

模型の会社って何処?と尋ねられて、まず頭に浮かぶのが田宮模型、という人は多いのではないでしょうか?
ミニ四駆やラジコンカーで知られ、静岡いや世界を代表する模型会社として有名なのが、最後に紹介する田宮模型です。
子供の頃、ミニ四駆で遊んだことのある人も多いと思うので、今回紹介した会社の中でも、知名度としては抜群かもしれません。
静岡で生まれ、世界で高い評価を受けている田宮模型が誇る製品を、ここでは数多く見ることができます。
こちらは、今も昔も少年の憧れであるミニ四駆です。
僕の子供の頃に発売が開始されたミニ四駆。発売から30年近くが経過し、その外見などの発達に驚くばかりでした。
田宮模型といえば、やっぱりミニ四駆の会社というイメージが強いですね。
コロコロコミック(小学館)でミニ四駆漫画が連載されていたり特集されているのも大きかったかもしれませんね。
ミニ四駆は今でも全国規模の大会が行われていて、大人達も加わって密かなブームとなっているみたいです。
こちらはラジコンカーの展示です。
ミニ四駆が世に出る前は、田宮といえばラジコンカーというイメージがありましたね。
静岡県には、田宮が運営するラジコンサーキットが静岡市と掛川市にあり、多くのラジコン好きが静岡に集まってラジコンを走らせていて、ラジコンの聖地といってもいいくらいです。
この展示スペースでは、オフロードカーとレーシングカーのラジコンが展示されています。
左側に写るくまモンがプリントされたラジコンが可愛い(笑)
田宮模型は、ミリタリーモデルや戦艦の模型も高い評価を得ています。
大きいスケールの戦艦も展示されていて、どれも細部まではっきりと作られていて驚きです。
田宮が作っているのは、何もミニ四駆やラジコンや乗り物系のプラモデルだけではありません。
こちらは、ハンドメイドホビーと呼ばれるもので、樹脂粘土を使って作られた本物そっくりの食品を作り出すことから、「フェイクスイーツ」「スイーツデコレーション」とも呼ばれています。
こうしたものを田宮が制作していることは知らなかったので、驚いてしまいました。
間近で見たら、樹脂で出来ていると分かりますが、遠目から見ると本物に見えてしまいますね。
静岡ホビースクエアでは、定期的にスイーツデコレーションの制作体験イベントを開催しています。
機会があったら、参加してみてはいかがでしょうか?

静岡ホビースクエア  オフィシャルショップ

 

 

静岡ホビースクエアの出口の所にあるのが、こちらのオフィシャルショップです。

ホビースクエアで展示されていた企業の模型商品や、静岡の伝統工芸品、またはプラモデルの部品までが販売されていて、プラモ好きにはたまらない品揃えになっています。

 

ちなみに、こちらで販売されている部品や工作用品も、田宮やHASEGAWAで開発され販売されています。

プラモデルだけでなく、そういった細かい部品もたくさん開発しているので、お店に行って見たらチェックしてみて下さい。

 

静岡ホビースクエア  アクセスと営業時間

静岡駅前の目の前にあるので、アクセスは大変便利です。
JR静岡駅南口を出て徒歩1分の所にあるサウスポット静岡というビルの3階に、ホビースクエアはあります。
駅前のぺテストリアンデッキに上がって、表記に従ってビルの2階から入っていけば、エスカレーターがあって、そのままホビースクエアにの入口に直接アクセスできるので便利です。
ひろたか
ひろたか

この方法で行くと、駅を出てからずっと屋根の下を歩けるので、雨の日でも傘をさす事なく到着できますよ。

初めて来た方でも迷う事なく行けます。

静岡ホビースクエアの営業時間は次の通り

平日 AM11時〜PM18時
休日 AM10時〜PM18時
毎週月曜日は休館。
ただし、月曜日が祝日の場合は営業、翌日が休みになるので注意です。

まとめ

今回は、静岡駅前にある模型の博物館、静岡ホビースクエアを紹介していきました。
正直この施設、地元でも知っている人があまりいないのが実情です。
これだけ展示が豊富な施設が、無料で楽しめるというのが知られてないというのは、非常にもったいないことではないでしょうか?
今まで知らなかった静岡の模型やプラモデルの魅力を学べる、有益な施設なので、時間を作って遊びに行っても損はしません。
コスパに優れたこの静岡ホビースクエア、模型に興味のある方はもちろん、興味のない方でもハマって楽しめる場所であることは間違い無いので、一度訪れてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうござました。
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