【地元民お気に入り】福岡の屋台で食べることができるおすすめ料理とは?

九州

福岡の屋台で飲んで楽しみたい!でも、なんだか近寄りがたいんだよな。

今回の記事では、このような悩みを抱えている人にお届けします。

九州最大の都市、福岡の名物であり最大の楽しみの一つといえば屋台グルメですよね?

豚骨ラーメンやちゃんぽん、豚バラやおでんなど味は一級品で、

えっ、本当に屋台で作っているの?

と思ってしまうほどクオリティーの高い料理が目白押しです。

 

またお酒と料理に舌包みを打ちながら、見知らぬお客さんと知らぬ間に意気投合して盛り上がることができるのも、屋台の醍醐味と言えますね。

今回の記事では、僕が実際に福岡の屋台を梯子して選んだ、福岡屋台のおすすめ料理を紹介していきます。

一見観光客が近寄り難そうに見える屋台ですが、従業員もお客さんもみんなフレンドリーなので、すぐ打ち解けること間違い無しです。

それでは、早速参りましょう!

 

 

 

福岡の屋台 その簡単な歴史

 

 

屋台といえば福岡。
そのイメージが定着しているほど、屋台は福岡の街に自然に馴染んでいます。

福岡に屋台が誕生したのは、戦後間もない昭和20年代の頃。
元々人と語り合ったり、お祭り騒ぎが好きな博多っ子の気質に合っていたこともあって、その数は急速に拡大していき、最盛期の昭和40年〜50年頃には400軒もの屋台が福岡にありました。

 

しかし、一気に屋台が増えすぎたこともあって、屋台は「1代限り」という特殊なルールが完成。
このルールが出たのがきっかけで、屋台を辞めてしまうところも多く、現在は100軒近くに落ち込んでいるとのこと。

それでもなお、屋台は福岡の象徴として変わらず高い人気を誇っています。

 

福岡屋台 屋台のある地区って何処?

 

 

屋台へ行こうと思ったら、早速お店について調べてみましょう。
福岡の屋台は、そのほとんどが同じ場所に集中して店を構えています。

福岡市にある代表的な屋台街は3ヶ所。
ここからは、屋台のある代表的な地区をそれぞれ紹介していきます。

ぜひ参考にしてください!

福岡屋台のあるエリア その1  中洲地区

 

 

福岡随一の歓楽街として有名な中洲。
このエリアには、現在20軒以上の屋台が店を構えています。

那珂川と博多川が合流するデルタ地点にある清流公園と、国体通りの春吉橋周辺に屋台がたくさん並んでました。

 

福岡屋台のあるエリア その2  渡辺通り周辺

 

天神地区のメインストリートにあたる渡辺通りには、多くの屋台が軒を連ねています。
こちらは主に、上記の渡辺通り4丁目交差点の近くに集中していて、三越や大丸といった高級デパートのまん前に店を構えてました。

デパートの向かい側が屋台というのは、他県の人から見たらなんだか不思議な感じですね。

 

この他に同じ渡辺通りを南下して、BiVi博多というショッピングセンターの前にも屋台が数軒あります。

 

福岡屋台のあるエリア その3    昭和通り沿い

 

地下鉄天神駅や、福岡パルコ、新天地商店街の近くの昭和通りには、屋台街になっていて、老舗の屋台も多くここに店を構えています。

また、ショッピングセンターのミーナ天神の隣にある福岡中央郵便局の前にも、数件ほど屋台がありました。

 

この他に、長浜地区や博多駅前、大濠公園の方にも屋台が2〜3件あります。
色々回ってみて、あなた好みの味を探してみましょう。

 

福岡屋台に行ってみた その1 秀ちゃん

 

 

ここからは、僕自身が実際に訪れて選んだおすすめの屋台を紹介します。
最初のお店は、「秀ちゃん」です。

従業員は若い人が中心で、活気にあふれるお店でした。

早速、僕が個人的におすすめの料理を紹介していきましょう!

 

秀ちゃん おすすめ料理①  おでん

 

 

まずはこちら、屋台料理の定番のおでんです。

全部で何種類の具があるのかはわかりませんが、種類は豊富にありました。
食べたい具を直接言って取ってもらうことも可能ですが、僕は盛り合わせで注文。

スタッフのお任せで、具を5〜6個ランダムにすくってもらうスタイルです。
基本何が食べれるかは、運次第ですね。

福岡のおでん出汁は、うどんと同様に西日本地区特有の薄味。
僕自身普段から静岡おでんの濃い出汁ばかり食べているので、最初は戸惑いましたが、口の中に上品な出汁の風味が広がって、思わず病みつきになってしまいました。

出汁まで完璧に飲み干したのは、言うまでもありません。

秀ちゃん おすすめ料理②  もつ鍋

 

 

続いて紹介するのは、もつ鍋。

もつ鍋と言っても本格的な鍋で作るものでは無く、一人前分の小さい鍋にスープを入れてコンロで煮込んで作るスタイルのもつ鍋です。

はっきり言って、秀ちゃんの中で1番のおすすめと言ってもいいくらいの美味しさでした。
実際もつ鍋を注文する人は多く、かなりの人気メニューだったみたいです。

とにかく、モツの歯応えとスープの風味が最高でした。
スープが染み込んだ野菜もこれまた美味。

これだけで軽く3〜4杯はいけてしまうくらいの美味しさに、僕はすっかりハマってしまいました。

 

秀ちゃん おすすめ料理③  豚バラ

 

 

最後に紹介するのは、豚バラです。

福岡は、日本一焼き鳥店の多い県として知られていますが、その焼き鳥店でなぜか皆豚バラを注文します。

確かに焼き鳥も人気ですが、福岡で焼き鳥を食べに行くと言えば、「豚バラを食べに行く」と言われるくらい、福岡ではポピュラーな食べ物です。

 

豚バラはこのように厚みのある豚バラ肉だけ串に刺さったもので、満遍なくふられた胡椒が味のアクセントを引き出していました。

さらに豚バラに欠かせないのが、お酢の混ざったキャベツです。

大阪で有名な串カツも、キャベツが欠かせない食べ物ですが、豚バラも同様にキャベツが重要な存在となっています。

ひろたか
ひろたか

肉を食べた後にキャベツを食べると、口がスッキリするんですよね。

お店によっても違うと思いますが、キャベツは大阪の串カツと同様に無料で食べ放題となっています。

 

福岡屋台に行ってみた その2  おかもと

 

 

次に紹介するのは、渡辺通りのBiVi福岡の前に店を構える「おかもと」です。
まずはこちら、連続ですいませんが豚バラを紹介します。

秀ちゃんで出てきたものとは違い、こちらは塩味がメインの味でした。
脂身が美味しく、ビールと一緒に食べたら最高の味です。

 

 

次に紹介するのが、焼きラーメンです。
焼きラーメンとは、細麺に蒲鉾、野菜や豚肉などを混ぜて豚骨スープで炒めて作った福岡独自の麺料理。

豚骨ラーメンも有名ですが、こちらの焼きラーメンや

  • ちゃんぽん
  • 皿うどん

といった多彩な麺料理を屋台では味わうことができます。

野菜のシャキシャキ感と、少々固めの麺が豚骨スープにいい感じに絡んで、箸の止まらない美味しさでした。

福岡に行ったら、ぜひ食べておくべき一品です。

 

福岡屋台 簡単なルールの紹介

 

 

福岡の屋台には、昔から決まっているルールがいくつかあります。
屋台を気持ちよく利用するためにも、ルールをしっかり事前に覚えておきましょう。

① 屋台の営業時間

屋台の営業開始時間は、大抵18時頃です。
雨や店主の都合により、お休みする可能性もあります。

夕立の時は、開店時間が若干遅くなったりもするので、お店の人に気軽に聞いてみましょう。

② 長居し過ぎはNG

これは、屋台のルールで1番大事なことかもしれません。
屋台は狭く、お客さんが座れる席には限りがあり、店側もできる限り多くのお客さんに楽しんでもらいたいですから、自分だけ長く席を独占するのはやめましょう。

③席は譲り合う

屋台が混雑してきたら、スタッフに席を移動してくださいと頼まれることもよくあるので、快く応じましょう。
お客さん同士が気持ちよく屋台を利用するためにも大切なことですね。

④注文は一人一品から

これは福岡屋台の暗黙のルールですが、注文は、必ず一人一品で頼むことと決まっています。
2人で訪れた際、一つの皿をシェアして食べるのはマナー違反とのこと。

お店によって、注文のルールが違ったりするので、必ず注文前にスタッフに確認するようにしましょう。

⑤トイレの位置は必ず確認

当然ですが、屋台にトイレはありません。
必ずスタッフに、場所を尋ねておくようにしましょう。

⑥飲み過ぎ厳禁

屋台は、深酒をするところではありません。
周りの人と楽しく飲むのが基本。
不要なトラブルを避けるためにも、お酒は飲み過ぎないようにしましょう。

以上の6つの注意事項を守って、楽しく屋台で食事を楽しんでくださいね。

 

まとめ

今回は、簡単ではありますが福岡の屋台について

  • 歴史
  • おすすめ料理
  • マナー

という主に3つの観点から紹介していきました。

福岡の屋台は、一見すると入りにくそうな感じではありますが、観光客も大歓迎なので、何も遅れることはありません。

福岡の人達は、とても気さくな人達ばかりなので、屋台で飲み食いしていると思わず知らない人とも話に花が咲いたりして、いい旅の思い出を作れることは間違い無いです。

福岡に行ったら、ぜひ屋台料理にチャレンジしてみてください。
絶品の味ばかりなので、必ず満足できますよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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